comact/project.htm

英語コミュニケーション活動研究
プロジェクト・ホームページ


  役に立つ公開情報   プロジェクトの記録
プロジェクトメンバー紹介 議事録・活動の記録
実践例の紹介 研究途中自由報告ページ
教科書分析 プロジェクト成果の出版
実態調査アンケート 出版原稿(メンバーのみ)
見たい情報のをクリックしてください。

●平成17年8月30日編集会議で決まったこと●

 以下のことを確認しました。
1、原稿締め切りまでに提出していただき、たいへんありがとうございました。ただ、長谷川先生・佐藤先生・三浦先生のファイルの一部が開けられませんでした。またメールで送ってください。
2、ページレイアウトについては、それぞれのタイトル部分は、三浦先生作の統一したものを原稿の頭にセンタリングで打ってもらう。その下に、2行、空の行を入れて、その下から原稿を打つ。
3、1ページは、1行に全角40文字、36行としてください。ワードの場合は、ページ設定であわせてください。こちらで治して、タイトルを「T2長谷川」(すべて全角)にしてあります。今度、完成版を送ってもらうときは、そのファイルを使ってください。
4、提出原稿に朱書きを入れたものを返却します。そこを訂正してください。不明な点はメールで問い合わせてください。

 これからのスケジュール
9月4日までに 提出原稿・FDの返却、修正原稿の依頼
          科研費用の依頼状を同封し、修正原稿とともに提出
9月30日までに 修正原稿2部と、FDを犬塚まで郵送で提出
           原稿を発送しましたというメールを犬塚まで送ってください。
           なお、念のためにそメールに原稿ファイルを添付してください。
           先回、FDが不調であったので、2通りにファイルを回収しておきたいと思います。
10月5日までに 犬塚が、修正原稿を束ねて、通し原稿とし、一部を三浦先生へ郵送
10月10日までに 三浦先生が、学術振興会に、科研費申請を提出

●プロジェクト成果の出版について●

執筆者の皆様へ
                                     8月7日 編集委員長犬塚、副委員長三浦

 早いもので8月も7日を過ぎました。我々の研究報告書ですが、原稿締め切りが8月20日となっております。先生方には、暑い中、しかもご多用中にもかかわらず、ご執筆ごくろうさまです。
 さて、実は原稿の書式について、まだ詰めてない点が2つありました。今頃になってお知らせして、お叱りを受けることとは存じますが、いずれ調整しなければならないことですので、ここにお知らせします。下記の改定執筆要領の、赤字部分です。ご確認の上、原稿に反映してくださるようお願いします。
 
1.本の題名:『英語コミュニケーション活動と人間形成』

2.ページのレイアウト
 原稿はA4坂、文字は12ポイント、40字×36行で作ったものを、B5サイズに縮小して印刷
 用紙の余白は、上下30ミリ、左右25ミリ
 出来上がりの冊子はB5版

3.見出しの記号はMLA式をベースに、大きい項目順に下記のようにする。
 T.
   A.
     1.
      (1)
        1)
          a.
            @
              i.
              ii.
            A
          b.
        2)
     (2)
    2.
   B.
 U.

4.文体は「である調」とする。
(例) 「―――である」「―――ではないだろうか」「―――する」「―――しない」「―――と思われる」「―――を参照されたい」

5.英文の書式
 ページ設定は和文書式をそのまま使います(つまりA4版、1行の和文文字数40字、1頁の行数36行)。英文フォントはCentury、文字サイズは10.5ポイントを指定してください。この書式で、半角で英文を打てば、自動的に一行のアルファベット数が85程度になるはずです(各行で1〜2字の変動がありますが、気にしないでかまいません)。和文のフォントは明朝体、文字サイズは10.5ポイント(つまり英文と同じです。

6.図表の入れ方
 図表や写真を入れたくて、うまくワープロに入れられない場合には、プリントアウト原稿に直接貼り付けてください。そして、ワープロファイルには、図表や写真を入れる箇所に         

ここに写真添付
(生徒が紙芝居を
やっている写真)


のように、配置を指定してください。

7.著書目次
(山梨大会以降に編集委員に連絡があったものを反映しています)(上記の見出し順序を反映しています)(赤字部分は、編集委員の希望ですが、最終判断は執筆者にお任せします)

T.理論編
 1.「Relating Soul to Soul―人間関係の育てあいとしての英語教育を今こそ」(三浦)
 2.「人間形成に関わる英語コミュニケーション活動原理の考察」(長谷川)
 3.「ヴィゴツキアンアプローチから英語コミュニケーションを捉え直す―ライティング指導を中心として」(佐藤)
 4.「英語コミュニケーションと音声指導」(各務)
  (1) コミュニケーションとしての音声指導の重要性
  (2) 日本語を生かした英語音声指導の順序
  (3) 「5つの音声記号」による効果的な音声指導法
U.現状分析編
 1.「中学生・高校生・大学生・教師・保護者の英語教育の目的意識調査」(永倉)
 2.「中学校英語教科書の分析(その1)―諸活動は人間形成に関わる英語コミュニケーション活動を志向しているか」(長谷川、犬塚、足立)
 3.「中学校英語教科書の分析(その2)―音声面はどうコミュニケーションと関係しているか」(各務)
 4.「自分が受けてきた英語授業はどのように人間性を高めたか―大学生の振り返りから」(三浦)
V.指導法編
 A.中学校の授業
  1.「英語の授業にプロジェクトを」(犬塚)
   (1)生徒を惹きつけるプロジェクトを持った授業単元
   (2)修学旅行レポート・プロジェクトの実践
   (3)卒業メッセージ・プロジェクトの実践
   (4)愛知万博プロジェクトの実践
  2.「英語で教師と生徒がインタラクションをとる方法」(足立)
  3.「英語で気持ちを込めて話す指導」(足立)
  4.「中学1年生でスピーチに取り組む」(足立)
  5.「歌(Clap your hands)によるコミュニケーション活動の展開」(長谷川)
 B.高等学校の授業
  1.「生徒の『今』に題材をとったオリジナル教材」(杉浦)
   (1)はじめに
   (2)日本の若者の特徴
   (3)授業例T 「怒りのスキット」をアサーティブに書き換える
     1)若者の怒りの表現
     2)自分たちの体験をスキット化した作品例(1年生)
     3)与えられた情況からスタートした作品例(2年生)
     4)スキットを振り返りアサーティブな対応に書き換える
     5)I-Messageになっているかを確認する
     6)ペアでI-Messageをつかった表現とそうでないものを比較
     7)考察
   (4)授業例2 「上級生が回答する『人生相談』」
     1)高校生の相談相手は誰か
     2)授業展開
     3)相談内容の例
     4)1年生に渡したプリント例
     5)考察
   (5)授業例3 「『消したいもの』ミニ国際比較で見えてくるもの」
     1)What would you erase if you had an eraser that could erase anything?
     2)アンケート集計結果のプリント
     3)生徒の意見
     4)第3者からの感想
     5)考察
   (6)まとめ
  2.「ダイアローグ・ジャーナル・ライティング実践」(佐藤)
  3.「ChatとRole Playの実践」(東)
  4.「リーディング授業でのコミュニケーション活動」(東)
 C.大学の授業
  1.「大学英作文でのinteractive writing projectの方法と実践」(三浦)
  2.「改良型Strategic Interactionを用いた大学スピーキング授業―Conflict Resolution能力を育てる確かなプロセスとは」(三浦)
  3.「短大生の『話せるようになりたい』にどう応えるか―主体的な学びと意味あるコミュニケーション活動による学生たちの変容」(永倉)
W.資料編(森)
  1.「日本のコミュニケーション理論書の概観」
  2.「出版されている中学校のコミュニケーション活動の実践報告の概観」
  3.「出版されている高校のコミュニケーション活動の実践報告の概観」

8.原稿提出方法と締め切り
 原稿は、ワードで作成したファイルをフロッピーに入れ、ラベルに氏名と原稿タイトルを記入してください。また、プリントアウトしたものを3部同封してください。
提出先は: 〒447-0048 碧南市福清水町2‐70 犬塚章夫
締め切りは8月20日です。以上どうぞよろしくお願いします。

●これまでの歩み●

(1) プロジェクトの目的
 今日の学校教育における人間形成が直面する課題との関連の中で、今後ますます重視されてゆくと思われる「英語授業におけるコミュニケーション活動」のあるべき姿を理論的・実践的に研究・開発する。

(2) 主な研究項目
@英語コミュニケーション能力を育てるにはどのような「英語コミュニケーション活動」が有効か。
A今日の学校教育がかかえるコミュニケーション上の課題とは何か、英語コミュニケーション活動
はその課題にどう取り組みうるか。
B生徒・保護者・企業および教師は、英語コミュニケーション能力養成をどう観ているかの現状把
握。
C上記Bの現状把握に立ち、人間形成に関わる英語コミュニケーション活動の原則とタイプ分類、
典型例の集成と開発

(3) 研究期間
 2002年4月より2005年6月末まで

(4)研究会の運営
 年間3回程度の会合を中心とし、平常時は専用メーリングリストを利用して日常的に研究を交流する。メーリングリストの名称は「英語コミュニケーション活動研究」
(http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/englishcom@freeml.com)

(5)研究会の運営
  会長:三浦 孝(静岡大学教育学部)
 副会長(2003年7月から):犬塚章夫(刈谷市立依佐美中学校)
 会計:永倉 由里(常葉学園高校短期大学)
 編集委員:犬塚章夫(刈谷市立依佐美中学校)

(6) 研究会の会員
中学校教諭:足立智子(静岡県)犬塚章夫(愛知県) 中嶋洋一(富山県)
高校教諭:東 正一(石川県)、佐藤雄大(愛知県)、杉浦俊一(愛知県)
高等専門学校:鈴木基伸(愛知県)
大学:各務行雅(愛知県)、永倉由里(静岡県)、長谷川和則(静岡県)、三浦 孝(静岡県)、
    森 暢子(愛知県)

(7) 過去の発表題目
第33回岐阜大会発表(2003年6月)
「日本のコミュニケーション状況と英語教育の使命」三浦 孝(静岡大学)
「英語学習プロジェクト『修学旅行で日本一探し』の実践を通して」犬塚章夫(愛知・刈谷東中学校)
「コミュニケーション能力育成を目指したWriting指導―ヴィゴツキアンンアプローチにもとづいて」佐藤雄大(愛知・佐織工業高校)
「コミュニケーションと人間形背に関して及び中学校教科書の調査分析より」長谷川和則(静岡産業大学)

第34回富山大会発表(2004年6月)
「高校での英語コミュニケーション活動のあり方を考える」東 正一(金沢大附属中・高校)
「中学校英語教科書の分析」長谷川和則(静岡産業大学)犬塚章夫(愛知・依佐美中学校)、足立智子(静岡・浜名中学校)
「英語教育の目的とは何か―中がこう・高校の生徒と教師へのアンケート調査から」永倉由里(常葉学園短期大学)

第35回山梨大会発表(2005年6月)

●山梨大会の発表タイトル●
永倉 由里
 主体的な学びと意味あるコミュニケーション活動による学生たちの変容
 ー短大生の「話せるようになりたい」にどう応えるかー
各務 行雅
 中学校英語教科書の分析ー音声面はコミュニケーションとどう関連しているか
杉浦 俊一
 職業高校生の「今」を題材にしたオリジナル教材
森 暢子
 人間形成を目指す英語コミュニケーション活動を教えてくれる本

●英語コミュニケーション活動研究グループの皆様●

ごぶさたしていますが、お元気でしょうか。3月は年度末処理やら新年度準備と、何かとおちつきませんね。先生方の中でも、異動になった方がおありかもしれません。
 さて、我々研究グループも、今年が最終年度となります。これまで2年間、人間形成に資するという観点から英語コミュニケーション活動のあり方を共同研究してきました。主に4つの分野で、成果を発信してきたと思います。それは:
1.コミュニケーション活動に於ける「意味」の明確化
2.生徒・教師・保護者はコミュニケーションに何を期待しているか
3.現行の中学教科書はどの程度コミュニケーション活動を志向しているか
4.現場での実践から練り上げられた「実際に機能する」コミュニケーション活動の具体
5.英語コミュニケーション活動に関する文献のreview
だと思います。
 私個人としては、1〜3についてはかなり完成できたと思います。最終年度は、特に4と5に力点を置きたいと思います(もちろん、これ以外の研究を軽んずるわけではなく)。過去1年間、英語教育関係の出版を見てきましたが、田中武夫氏の「自己表現を取り入れた英語授業」以外は、真新しいものはなかったと思います。それだけ、「英語コミュニケーション活動」というテーマは、言うは易く行うは難しの世界だと言えるでしょう。皆さん、フィニッシュをがんばりましょう。

第7回ミーティング議案書
日時:4月3日(日)午前10時〜午後4時
会場:豊橋ターミナルホテル会議室(詳しくは下記地図をご覧ください。)
議案:
(1)今年度の活動予定と、報告集出版に向けてのスケジュール
(2)各人の、昨年8月以降の実践・研究報告
(3)今年度山梨大会での発表者の選出
(4)平成16年度会計報告
(5)その他
なお、当日は1000円程度の宅配ランチを用意しています。

会場への地図

(↓過去の連絡)

●メンバーのみなさんへ連絡
  明日、8月29日の研究会、予定通りに実施します。

「英語コミュニケーション活動」研究グループ第6回ミーティング議案書
2004年8月29日 10〜16時 静岡市アイセル21第42集会室

アクセル21への行きかたは、JR静岡駅北口D乗り場から、静鉄バス県立総合病
院線に乗り12分、『アイセル21』で下車、バス停のすぐ前にあります。10時に間
に合うためには
JR静岡駅北口発 9:30発か9:39発にお乗りください。
詳しくはアイセルのホームページ(http://aicel.city.shizuoka.shizuoka.jp)を
参照してください。

議題1.平成15年度の会計報告

議題2.富山大会での発表を振り返って−何が達成され、何が課題として見えて
きたか−

議題3.英語コミュニケーション活動をめぐる近況報告
 各学校において、英語コミュニケーション活動は今どう受け止められている
か。各自は今どのようなことを志向し、どのような課題をかかえ、何を発見して
いるか。直接今後の発表には関わらないことであっても、これを話し合うことが
課題別研究の大きな意義ですので、お互いに近況報告を出し、話し合いましょう。


議題4.英語教育の目的意識調査アンケート結果の更なる分析
生徒・教師・保護者のアンケート結果が出揃ったところで、そこから何が読み取
れるかを、永倉先生の先の大会での報告をもとに、更に分析します。

議題5.報告集の執筆計画と出版準備
報告集は、後述のような出版企画書にして、出版社に打診してみましたが、「こ
の企画では売れる見込みが無い」とのことで、断られました。おそらく他の出版
社に持ち込んでも返事は同じだと思います。もともと、売れる本を書くつもりで
なく、自分たちの研究成果を発表するために企画しているものですから、初心を
曲げて内容変更することは避けたいと思います。したがって、科研費一本で行こ
うと思います。印刷屋の見積もりを取って、11月科研費申請の準備をします。

出版計画では、平成16年4月〜17年3月にかけて各自執筆し、平成17年3
月末には原稿締め切りとなっています。したがって、我々は既に各自が執筆に着
手していなければならないはずです。そこで、次回ミーティングでは、各自の執
筆部分について、素案でもいいので草稿またはアウトラインを提出してくださ
い。つまり、議題3の細目は次のようになります。

議題5の(1)科研費申請の方法について学習
議題5の(2)報告集の全体の構成について検討
議題5の(3)各自の執筆部分の草稿の提出と相互意見交流

議題6.次回ミーティングについて