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長坂ファンのための掲示板 -小さなスーパーマン ガンバロン-


[No.1〜52]

No.52 (2000/05/19 14:23) title:T.Yoshikiさん、ありがとうございます
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

>T.Yoshikiさん、こんにちわ。いつも世間知らずの私にいろいろ教えて下さってありがとうございます。そしてそして、さすがですね。『白鳥第4小学校』の発見。私もBD7毎週見てますよ。そして、永久保存してますよ。でも、絶対そんなのみつけられない!!!BD7ってリアルタイムはガンバロンの前にあってましたよね。で、小林団長からオウムに心変わりして、けん玉見たさに見始めたガンバロンで、安藤氏にとりつかれて早何年。って、また暴走してすみません、ご〜し〜さん(笑)。

さてさて、早速検索して探してみま〜す。


No.51 (2000/05/14 10:31) title:白鳥台第四小学校
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

先日『少年探偵団』(BD7)の第17話「鬼のすむ教室」というエピソードを観ていたら、主人公たちの通っている学校名が
「白鳥台第四小学校」であることを発見! これは『ガンバロン』の天道 輝たちが通っている小学校と同じではありませんか!
「BD7」と「ガンバロン」は「同じ世界」の物語だった──!?

ナーンチャッテ。本当は、『ガンバロン』の第6話に登場した小学校の門柱のカンバンが『少年探偵団』の小道具の流用であったというのが
真相なわけですが、まさに偶然の「使い回し」が生んだロマンと言えるでしょう。

>Naoさん
ガチャガチャ・ゲット、おめでとうございます。スケルトンとは凄いですね。私の「ガンバロン」はノーマルなタイプですが、
塗装の関係か目が少々小さく見えてしまっていて、何だか知念里奈ちゃんみたいな顔になってます(笑)。

「コレクターズ・アイテム・ショップ」に関しては、私もどうやって検索したら良いかわからないんですよ。
一番可能性のあるキーワードとしては「アンティーク・トイ」ということになるのでしょうか? 
「模型屋さん」が母体になっているお店も多いみたいですね。


No.50 (2000/05/11 17:49) title:やっと、やっと、GETしました〜!
Name:Nao
Email:honchan@gariya.net


>ごーしーさん、T.Yoshikiさん、森川由浩さん、こんにちわ!ガンバロンのガチャガチャ、スケルトンの奴をやっとこさ手に入れました。昨日ボックス見たらたった一個しか残ってなくて、ダメもとでガチャったら、な〜んとガンバロン。うれし〜。でも、よ〜く見たら、えらくナイスバディですよね。足長いし、手も長いし、ウエストもきっちりしてるし、なんだか大人が変身したガンバロンって感じですね。でも、初のガンバロングッズなので、Macの上に置いてニヘラニヘラしてま〜す。
またまたビデオが見たくなってしまいました。

ところで、ごーしーさんが書いて下さったコレクターズアイテムショップなのですが、福岡にはどこかありますかね〜?以前親不孝通りという場所にあった店はなくなったのです。
どなたか知っていらしたら教えて下さい。
一応インターネットでも探してみたのですが、探し方が悪いのか該当するページに辿り着けませんでした。


No.49 (2000/04/27 01:54) title:死神博士=ワルワル博士?
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

>Naoさん
私はガチャガチャでGETしたんじゃなくて、ガチャガチャとかゲームの景品とかを売ってる店(この店はコレクターズアイテムショップという肩書きがついてますが・・・)で、5体セット1200円程で購入しました。
私、こういうガチャガチャの運がムチャ悪いもんで(?)、つい、こういうセット販売に頼ってしまいます。
ずっと昔のキカイダーのガチャガチャではハカイダー1体GETするのに何体カイメングリーンを入手したことか・・・(涙)
ちょっと古いものならだいぶプレミア価格がついたりしますが(キカイダーは5体セットで4000円くらいの値段がついてました(!))発売後すぐならそんなに高い値段はついてないようです。
ちなみにバロンシリーズ全5種のクリアレッドバージョンが2000円程で売っていましたが、これって限定版か何かなんでしょうか?
私、ガチャガチャ自体はまだ発見してないので、よく知らないのですが。
名古屋では大須あたり、東京では秋葉原、中野・ブロードウェイあたりでこの手の店を見かけましたが、他でも探せばあるでしょう。
金額がそんなに高くなければ、こういう店を利用するのも手でしょう。

>森川 由浩さん
なるほど死神博士を改造してワルワル博士にですか。
結構イケるかも。(笑)
帽子つけて色塗り替えて、遠くから見たら(爆)それらしく見えるかも。
でも本格的に似せるとなると大改造が必要ですね。
でもあのガチャガチャ人形の素材って加工は難しそう。
やはりプラキャストか何かで複製しないときびしいだろうか?
死神博士を改造と言えば、昔ボークスというガレージキットメーカーから発売されていた1/6(たぶん)の死神博士のガレージキットの顔を流用すれば、1/6のビッグサイズワルワル博士が出きるかも(爆)
1/6なら他で流用できそうなパーツとかありそうですし、比較的容易かも。
ぜひやってみたいけど、とても時間ありませんし、それよりも技術がないです(涙)
昔、ハカイダーのガレージキット(ソフビ)とかは作ったことあるんですけどね。もう遠い昔の話ですが・・・。


No.48 (2000/04/26 21:42) title:天本さんなら…
Name:森川 由浩
Email:cuabm302@occn.zaq.ne.jp

>ごーしー様、Nao様、

ワルワル博士ではありませんが、同じ天本氏演ずるワルワル博士の原点でもある『仮面ライダー』の死神博士は、バンダイのHGシリーズで商品化されています。
腕に自信のる人なら、死神博士を改造してワルワル博士にするのもいいでしょう。
但し帽子は自作しないとならないでしょう。それと服の色も塗り替えないと。相当な技術がいります。
小生もやってみたいなとは思いますが、時間が無い。昔はガレージキットやプラモデル等よく作ったのですか。


No.47 (2000/04/25 12:21) title:まだなんです〜。
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

>ごーしーさん、T.Yoshikiさん、こんにちわ。
実はまだ、GETしてません。ごめんなさい。
だってだって、ガちゃガチャのボックス、かなりスカスカで、私の見る所によると、絶対にガンバロン入って無いって感じなんです。
補充されたらスグにチャレンジします。
あ〜、何だか取り残されてルって感じ。

ごーしーさん、そうそう天道輝をぜひぜひだしてもらわなきゃですよね。
でも、ワルワル博士と言えば、最近ヒットした『楽園』を歌っている平井賢(こんな字だったかな)の頭はさながらワルワル博士と思いませんか?歌は大好きなのですが、画面見ると笑ってしまうのは私だけ?


No.46 (2000/04/25 07:11) title:やっとGET。
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

・・・超遅レスですが;
>Naoさん、T.Yoshikiさん
私もやっとガンバロンとダイバロンのガチャガチャをGETしました。
かなりいい出来ですね。
特にガンバロンはお気に入りです。
欲を言えばワルワル博士とか天道輝くんとかを第2弾として出してもらえないもんですかねぇ。(笑)
あとはオソロシゴリラとかジャイアント・ゴリとかも・・・。


No.45 (2000/04/01 23:59) title:発見しました〜!!!
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

>Yoshikiさん、ありがとうございま〜す。
な〜んと我が家から徒歩3分のところにあるじゃあ〜ありませんか。も〜、うれし〜い。
しかし、そこは本屋さんなのですが、なぜかエロ本コーナーの前に設置されてまして、おじさまがワシャワシャいらっしゃって、近付けませんでした。クスン。
明日、午前中にでもいってみよっかな〜。
も〜、もっと設置場所考えて欲しいっすヨ。
明日は小銭をジャラジャラ持って挑んできます。
ゲットしたら報告致します。
ご〜し〜さんも、頑張りましょうね。


No.44 (2000/03/30 08:48) title:ユージン SR設置店情報
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp
URL:http://www.gacha-yujin.co.jp/shops/index.html

>Naoさん、ごーしーさん
上記のURLにアクセスして見て下さい。
全国のSRシリーズ(ガンバロンのガチャガチャ)設置店の
情報が見られます。


No.43 (2000/03/28 02:31) title:同じく発見できず(涙)
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

>Naoさん
こちら名古屋でもまだ発見できずにおります(涙)
というかまだそんなに真剣に探してないからかもしれませんが。
とにかくガンバロンとダイバロンはGETしたいですね。
早く探さねば。

>『書き込み順』の事教えて下さってありがとうございます。
あっ、結構知らない方いるようですね、書きこみ順。
二つも入り口があるというのはまずかったみたいですね。
ジャンル順はほとんど使う意味がないと思いますので、そろそろはずそうかな。
ジャンル順の入り口、私自身最近全然使ってないし・・・・・。


No.42 (2000/03/27 14:04) title:ガチャガチャ今だ発見できず...です
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

ごーしーさん、Yoshikiさん、こんにちわ。
Yoshikiさんはガチャガチャゲットできたんですね?いいな〜。昨日
も本屋さんとかゲーセンとか通り掛かる度に覗いて見てるのですが、
発見できません。
やっぱ福岡は東京に比べて遅出なのかな〜。
Yoshikiさん、『書き込み順』の事教えて下さってありがとうござい
ます。いやいやこれは便利ですね〜。って、知らないのは私だけか
しら。
最近、ガンバロンの第1回の放送分を友人たちに見せたんですよ。
最初はフォーリ−ブス見たさだった彼女達もすっかりガンバロンの
魅力に取り付かれ、今や信者と化しています。
私は引き続き布教活動を続けたいと思います。
やっぱりガンバロンはス、テ、キ!!!
引続きガチャガチャ情報お待ちしておりますです。


No.41 (2000/03/23 20:12) title:Yujin・SRシリーズ「バロン編」発売中!
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>Naoさん
トップページの「書き込み順」の所をクリックすると、全掲示板の更新状況が分かるので、
何か書き込みが有れば必ず覗きに来ますよ。「見てもらえ無い」ということは無いので安心してください(笑)。

というわけで、Naoさんの書き込みを読んでから、ガチャガチャを売っている所は無いかと気を配っていましたが、
本日、東京・中野のブロードウェイ・センターに寄った際、ついに株式会社ユージンの販売機
(「スリムボーイ」という名前らしい?)を発見。
バロンシリーズのSR(ミニ)フィギュア、現在確かに発売中である事を確認しました!

私は、このテのガチャガチャは(小さい頃以来)やったことが無かったのですが、
ガンバロンとダイバロン欲しさに、思わず1000円(5回分)つぎ込んでしまいました。困ったものです(笑)。


No.40 (2000/03/21 03:17) title:「ガンバロン」のガチャガチャ
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

>Naoさん
そういえば「ガンバロン」のガチャガチャは3月発売予定でしたね。
そろそろ店頭に並んでいるのだろうか?
結構予定が遅れることもあるようなのでまだ置いてないのだろうか?
まだチェックしていませんでしたので、今度チェックしてみます。
やはりガンバロンとダイバロン欲しさにやってしまうんだろうなぁ。困ったものです。(苦笑)


No.39 (2000/03/13 02:52) title:御無沙汰してま〜す
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

あの〜、久々にやってきてまた、質問なのですが、ガチャガチャ見つからないんですよ〜。福岡県でガンバロンのガチャガチャあるところ、どなたか知りませんか?欲しいよ〜!で、言い訳します。Mac君が壊れてしまってなかなかお邪魔できませんでした。Yoshikiさんの発言以来約一ヶ月、書き込み無いですね〜。これも見てもらえ無いのかな〜。淋しいな〜。
みなさ〜ん、お元気ですか?


No.38 (2000/02/13 15:06) title:登場人物紹介
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

●天道 輝(安藤一人)
年齢10歳。4月3日・6時47分6秒47きっかりに生まれた、太陽のように明るく爽やかな少年。
両親が仕事の関係でアメリカに滞在中で、家では執事のムッシュと二人暮らし。大科学者だった
祖父の遺言を受け、5つのパーツを装着して小さなスーパーマン・ガンバロンとなる。
 ※備考──輝が通う小学校は「白鳥台第四小学校」。第17話の劇中で語られる「湯川先生」という
  のが担任の名前らしいが、第5・6話に登場する女教師(大森不二香)を指しているのだろうか?

●ガンバロン(車 邦秀、久保勇一、声・中越 司)
身長143センチ、体重40キロ。天道 輝が「ガンバローン!」の掛け声とともに変身する小さな
スーパーマン。新幹線よりも早く、怪獣よりも強い。大きなビルも一っ飛びだ。
(詳しい能力は「ガンバロンの5つのパーツ」の項を参照のこと)
 ※備考──第14話からは声が天道 輝役の安藤一人自身に、また第27話の「御宿編」からは
  演技者が湯川泰男になった。

●デスク(古川清隆)
年齢11歳。輝が所属する子供新聞の豆記者グループ「少年タイムス」のリーダー。将来は東大を
目指す小学6年生で、オープニングから察するに特技はヨーヨー? 第21話のテストの答案から
「大場真一」という本名であることが分かる。

●アリス(河端未知、1〜13話)
年齢データ不詳だが、第5・6話で輝と同じクラスにいることから同学年=10歳であることが
わかる。大工の父を持つ「少年タイムス」の女性記者で、オープニングから察するに特技は輪投げ? 
のちに塾通いで多忙になり、途中から「タイムス」を脱退してしまう。

●チーコ(西島久美)
年齢6歳。アリスの妹で、おしゃまだけれど頑張り屋の女の子。独楽回しの名人でもある。
輝を「輝にいちゃん」と呼んで慕っており、彼とは半ば恋人関係(?)。

●ケンダマ(内海敏彦、1〜13話)
彼の年齢データも不詳だが、アリス同様、第5・6話から察するに年齢10歳。あだ名の通り
ケン玉の名人で、彼には小学1年生のジロウ(岩本 巧)という弟がいる。のちに父親の転勤で
九州へ行くことになり、アリスとともに「少年タイムス」を脱退してしまう。

●ロング(金月真美、14話〜)
年齢10歳。アリスに代わって「少年タイムス」のメンバーとなった、はりきり豆記者。9・13話で、
すでに街頭インタビュアーとしてタイムスの活動に参加していた? デスクに対して、ほのかな
好意を寄せている

●カッパ(谷部勝彦、14話〜)
年齢10歳。ケンダマに代わって「タイムス」のメンバーになったオカッパ頭の少年。運動神経抜群で
泳ぎの名人だが、精神面で少々もろさがあり「歩く」のは苦手。ちょっぴりオッチョコチョイという
一面も・・・・。

●西郷大造(石川 進)
「少年タイムス」のオーナーで、あだ名は「大将」。輝たちの新聞活動の拠点となる編集社
(編集車?)=ポンコツバスを提供した。ガソリンスタンドを経営する江戸っ子のガンコ親父で、
いざとなると巨大なスパナを武器にする。5年前の自分の誕生日に妻を亡くしている。

●西郷百合(原田真弓)
大造の一人娘で、「日報社」という新聞社に勤める美人記者。新聞記者が大好きという、父の影響を
受けたのかもしれない。「少年タイムス」の良きアドバイザーだ。
 ※備考──月刊「テレビマガジン」( '77年4月増刊号)の記事では名前が「西川ちかげ」となっており、
  設定製作段階ではそういう名前だったと思われる。

●磯間ガン助(深江章喜)
町の治安を守る警察署長で、通称「ヘソマガリ」署長。大将と同じ江戸っ子で、さらに輪を
かけたようなガンコ親父だ。輝たち「少年タイムス」が事件に首を突っ込むことを、あまり愉快に
思っていない。第18〜20話では、彼の姪・みどり(宗方みどり)も登場する。

●ムッシュ(黒部 進)
白いタキシードに身を包んだ天道家の執事。輝の秘密を知る唯一の人物で、天道邸の「コンピューター
司令室」からガンバロンの行動をサポートする。無口で「笑う」ということをしない男たが、底知れぬ
実力を秘めている。彼の愛車は、当時話題のスーパーカー「ランボルギーニ・カウンタックLP400」の赤。

●ゴエモン(声・中江真司)
ムッシュが大旦那(=輝の祖父)の遺言だった壁のジグソーパズルを、3年がかりで完成したとき、
その後ろから現れた大電子頭脳。輝=ガンバロンが直面するあらゆる問題を分析し、アドバイスを出す。
ゴエモンは輝の祖父の遺志を受け継ぐ、言わば「心を持つ機械」。淋しい時、つらい時に輝を励ます
「親友」であり、また彼を厳しく育てる「父」でもある。

●ワルワル博士(天本英世)
年齢59歳(第12話で60歳となる)。優秀な頭脳を持つ町の発明家だが、平和が大嫌いという意地悪爺さん。
科学を、人を困らせることばかりに使う。カワユイ子供と梅干しが大好きで、逆に犬は苦手。
30年間愛用しているというシルクハットがトレードマーク。
 ※備考──設定=身長197センチ、体重89キロ。

●怪人ドワルキン(1〜26話・牧野好年、27話〜・伊藤雄治、声・飯塚昭三)
ワルワル博士が「魔法のマント」を着ると変身する怪人。このドワルキンの姿になると、ワルワル博士は
「ジキルとハイド」のごとく、一介の意地悪爺さんから精悍な悪の魔人と化す。平和や友情といったものを
憎み、人々を不幸のドン底に叩き込まんと、恐ろしい科学力を使って次々と悪事を敢行。巨大なトマホークを
武器に持ち、愛機「イジワルーン」に乗って空を飛ぶ。弱点は頭の角で、また泳げないという欠点も持つ。
 ※備考──設定=身長199センチ、体重89キロ。
  愛用のトマホークは・・・・
  @柄のドクロ・マークから催眠光線を出す。
  A警察犬の10倍の臭覚で相手を探す「逃亡者探知レーダー」を内蔵する。

●番頭ワルベエ(花巻五郎)
ワルワル博士に仕える助手で、ドワルキンの正体を知る唯一の人間。長身の博士とは対照的に、非常に小柄な
男だが、悪知恵に長けており油断ならない。語尾に「○○でゴワル」とつける妙な癖がある。
 ※備考──設定=身長160センチ、体重63キロ。


No.37 (2000/02/13 15:06) title:ガンバロンの3大メカ
Name:T.Yoshiki
Email:donmen@pop02.odn.ne.jp

ガンバロンは危機一髪のとき、バロンウィングを空に放り投げて「飛んで来ーい!○○」
(‥‥‥と聞こえるのですが、正確には何と言っているのでしょうか?)と叫び、
以下の3つのメカを呼ぶことができる。要請を受けた各メカは、ムッシュの手により
天道邸の「地下兵器格納庫」から発進し、現場に急行する。

●トブーン
全長3メートル、重量1トン、最高速度マッハ6。ガンバロンの声に反応して
動く愛機。小型だが、逆にどんな狭い場所でも垂直降下できるという利点を持つ。
 ※備考──当時、日本テレビが配った番組宣伝用のソノシートでは「ドブーン」と
  呼ばれている。察するに、当初はドブーン! と水にもぐる水中メカとして考案され、
  陸・海・空と3台揃う構想だったのではないだろうか?

●ヒライダー
全長15メートル、重量160トン、最高速度マッハ12。消火能力を持ち、建造物や
列車などを軽々と運ぶ万能爆撃機。パワーを全開にすれば宇宙航行も可能である。

●バクシーン
全長20メートル、重量350トン。ビル街を文字通り驀進する超大型戦車。
地中に潜ることができ、飛行能力も有る。

【スーパーロボット・ダイバロン】
ガンバロンの3大メカは、合体して巨大ロボット「ダイバロン」になることが出来る。
ヒライダーが「上半身」、バクシーンが「下半身」になり、さらにガンバロンが搭乗する
トブーンが「ジョイント」として腹部に飛び込むことで、全てのパワーがONになる。

●ダイバロン
全長35メートル、重量520トンの巨大ロボット。空を飛ぶことも可能で、最高速度マッハ10。
両胸から「ダイバロン・フラッシュ」という光線を放ち、両手首は着脱可能の「バロンパンチ」、
両肩のノコギリを飛ばして相手を倒す「ダイバロン・クラッシュ」など、全身に30以上の武器が
隠されている。
 ※備考──第24話で巨大化した狼男を倒す際、銀の弾丸を打ち出す「シルバー・スイッチ」
  なるものも装備されていることが描かれた。


No.36 (2000/02/13 15:06) title:感謝感激
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>ごーしーさん
私の投稿を、わざわざ立派なコーナーにまとめていただき有難うございます。
これを期に、前々からまとめていた「メカ紹介」と「人物紹介」を一気に仕上げました。
お手数ですがこれもコーナーに加えていただければと思います。これで、私の『ガンバロン』関係の
投稿は、とりあえず一段落というところです。

【参考文献】
・「小さなスーパーマンガンバロン」(日本テレビ放送網)
・「これが '77年のスター! 小さなスーパーマンガンバロン」(ビクターレコード)
・「全怪獣怪人大百科」(昭和53&54年度版・ケイブンシャ)
・「テレビマガジン」(講談社)


No.35 (2000/02/12 19:43) title:ガンバロンのページ、新設。
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

T.Yoshikiさん、本掲示板にて全話のあらすじ・解説や全ゲストデータ等数々の情報をどうもありがとうございました。
先ほどガンバロンのページを新設、そちらにそのデータを掲載させていただきました。(転載許可、ありがとうございました)
まとめて見るとかなり資料性の高いものとなっております。
感謝、感謝です。


No.34 (2000/02/04 10:01) title:ブルマァク哀歌!
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>森川さん
なるほど! 『ガンバロン』の時間帯変更には、そういう背景が有ったのですね。
確かに、ブルマァクはその末期にタカトク・トイスという玩具会社と提携する形でソフト人形などを発売していて、
商品に必ず「T.T」という文字が入っていたのを覚えています。

ガンバロンとダイバロンの10センチぐらいの小ぶりのソフト人形(マニア業界では「ミドルサイズ」と
言われている大きさの物です)を今でも持っていますが、この時期のブルマァクの人形って、
メチャメチャ出来が良いんです。他に、更にミニのサイズでドワルキンやオソロシゴリラも
出ていたそうですが、噂ではこれも相当イイ味出してるらしいです。正に、こういうのを「いい仕事」と言うのでしょうね。

「ジンクロン」という響きも、我々の世代にはとても懐かしいです。
このシリーズの「メカゴジラ」のCMを、よくテレビで見た記憶が有ります。


No.33 (2000/02/04 08:23) title:CSガンバロン放映秘話
Name:森川 由浩
Email:cuabm302@occn.zaq.ne.jp

先日迄ファミリー劇場にて放送された当作品、以前キッズステーションでも放送がありました。今から5年位前と4年前の二回放送されましたが、本放送当時の古いフィルムで変色が激しく、次回予告なしといったものでしたが、無事全32話放映されました。この頃はCSがまだスカイポート(ディレクTVの前身)の時代で、ケーブルTV局も今程開局しておらず、この頃の放送を録画しているファンは少ないでしょう。それだけでなく、こうしたチャンネルがまだキッズステーションとチャンネルNECOしかなかった時代ですから。ほんの数年のうちにCSメディアは急速な進化を遂げたという事ですね。


No.32 (2000/02/03 22:44) title:ガンバロン終了の秘密
Name:森川 由浩
Email:cuabm302@occn.zaq.ne.jp

本放送時の話ですが、『ガンバロン』のスポンサーは、玩具会社のブルマアクで、ウルトラマンシリーズの商品化で有名なメーカーだったものの、ウルトラ終了後ヒットに恵まれず、『ガンバロン』放映中に倒産、そのあおりを食らって製作体制は激変、時間帯は早朝(スポンサーの特につかない再放送枠)に変更、そのため一部地域では後半のエピソードが未放映になった地域もあるそうです。その一年後ウルトラの再ブームが起こったものの、その頃はバンダイがウルトラの権利を獲得して商品化、あと一年粘っていればブルマアクは倒産しなかったのではという残念な思いで一杯です。ブルマアクのウルトラ怪獣のソフビ人形は今、バンダイから復刻発売されてますが、ガンバロンは出ないでしょうね。ちなみに当時「超合金」に対抗してブルマアクも「ジンクロン」という名前で合金製の合体可能のダイバロンの玩具を発売していました。


No.31 (2000/02/03 00:15) title:ガ、ガ〜ン!!!
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

Yoshiki さん、こんばんわ。
貴重な情報ありがとうごさいます。
でも、残念ながら私は九州は博多に住んでおります。

けれど、東京のお友達にビデオをお願いしてみます。
きゃ〜、うれしいです。
本当にありがとうございます。

安藤君の芸歴は長いのですね〜。

また何かあったら、教えて下さいね。

それではまた...


No.30 (2000/02/02 09:53) title:ガンバロンの番宣
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>Naoさん
あの番宣放映には私も驚きました。本当にCSファミリー劇場に大感謝! という所です。
あれを見ると、日本テレビの『おはよう!こどもショー』を思い出しますね。(間のCMの時に、よく流れていました)

ところで<Naoさんは関東にお住まいの方ですか? ついこの間からテレビ東京で『破れ傘刀舟・悪人狩り』という
時代劇の再放送が始まったのですが、その第18話「小さな目撃者」というエピソードに安藤一人さんがゲスト出演してますので、
もし受信圏内であればお見逃しなく。('75年の作品なので、『ガンバロン』より2歳も若い輝くんですが・・・・。)


No.29 (2000/02/01 12:08) title:ごぶさたしてます
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

久々にきました。
ごぶさたしてます。
もう、ガンバロンの放送が終わってふぬけになってます。
昨日もボーッとビデオで、安藤君の太陽のような笑顔を眺めていたのですが、CSの最終回に以前の番宣サービスがあったじゃないですか。
その1本めのやつに、少年タイムスのメンバーとガンバロンが「見てね〜」みたいに手を振るシーンになぜか安藤君がいないんですよね。
どうして?ガンバロンが映っているから?そんなの寂しい。それだけなんですけど。
つまらない書き込みですみません。
でも、以前の番宣を流してくれるなんて、CSもイキな計らいをしてくれますよね。

書き込みしなくちゃ、この掲示板なくなっちゃう。
みなさん、お元気ですか?
また、お話しましょうよ〜(って、ず〜っと来てなかった私が言うのも何ですが)。


No.28 (2000/01/28 11:24) title:ガンバロン・全ゲスト
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

『小さなスーパーマン・ガンバロン』にゲスト出演者された方々のデータを、ここにまとめておきます。
( )内は役者さんの御名前で、敬称は略させていただきました。その当てはめについては消去法による所が多く、
またキャラクター名に関しても、漢字が分からないものはカタカナになってます。なにか間違いにお気づきの方は、ぜひ教えて下さい。

1・フォーリーブス/警官(大泉 滉、曽我廼家一二三)、オソロシゴリラ(三浦こういち)      
2・リリーズ動物病院・獣医(ザ・リリーズ)/警官(染野行雄)、オソロシゴリラ(三浦こういち)           
3・桂木ケイゴ博士(宇佐美 淳)/娘・冬子(立枝 歩)                     
4・先生(三木聖子)/オサム(小塙謙士)、インタビュアー(藤島ジュリー)            
5・晃月さやか(伊藤 司)、先生(大森不二香)、晃月テルミ(高樹容子)、警官隊(河原崎洋夫、田村純一、上田弘司)
6・ 〃            〃        〃                 〃
7・ケンダマの弟・ジロウ(岩本 巧)/紙芝居屋(山田禅二)                   
8・浜本選手(達 純一)/浜本の妻(亀井和子)、ユカ(中立奈美)                
9・北原レミ(小山麻美)/インタビュアー(金月真美)                      
10・タケル(薄田拓巳)                                     
11・ケイスケ(岩本和弘)、ケイスケの姉(芦葉京子)/医師(田川勝雄)              
12・ガードマン(団 巌、東 冶幸)                               
13・ミチヒロ(大小原 繁)、子供たち(渡辺真介、野田利明、南谷洋一)/インタビュアー(金月真美)
14・荒木編集長(鹿島信哉)、編集者(湯川泰男)/ジャイアント・ゴリ(三浦こういち)       
15・ジャイアント・ゴリ(三浦こういち)                             
16・※無し                                           
17・一条ミサ(世樹麻理子)、コウイチ(大野悌尚)/ユーレイ女(尾崎八重、山本恵子)       
18・チチ(フローラ・ブラウス)/磯間の姪・ミドリ(宗方みどり)                 
19・       〃          〃                           
20・       〃          〃                           
21・デスクの母(小山柳子)、松崎君(大栗正史)、平田君(藤木武司)、小山君(近藤克明)、
  他の塾生(中道 剛、高安真弓、阿部由起)
22・泥棒(松沢 勇、赤石富和)/現場監督(池上明治)、警官(原田昌樹)             
23・小泉シンゴ(菅原泰人)、その弟・太郎(寒竹洋介)/シンゴの母(那須のり子)         
24・田村アユミ(猪俣優子)、アユミの父(都家歌六)/狼男(竹田寿郎)              
25・ロボット・ドワルキン(小田島 隆)/警官(山本真一、金子雪生)               
26・ガン太(大栗清史)、その子分(鵜川貴範、木戸口康顕)
27〜32・※無し
 


No.27 (2000/01/23 16:00) title: 『ガンバロン』 御宿編の感想・2
Name:T.Yoshiki
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●第30話「あぶない!拳銃に狙われた四人」
 釣りの最中、勝手に単独行動を取ったカッパがドワルキンの罠にかかってしまった。
「少年タイムスの4人を、3時間以内に拳銃で射殺せよ。しかも輝、デスク、ロング、チーコの順番で殺し、
しくじった時は自殺しろ!」‥‥‥こう催眠をかけられたカッパは、ピストルを授かり解き放たれた。
ところが、第一のターゲットである輝になかなか接触できず、時間は刻一刻と迫っていく。4人が運良くその手を
逃れたとしても、その時はカッパが死ぬ時なのだ。どうする、輝──
 又してもカッパがメインの話。ドワルキンは、自分が持つトマホークの柄に付いているドクロ・マークの
目の輝きを催眠術に使います。その暗殺指令を実行するため暗躍するカッパと、催眠の現場を見てしまい
一同に知らせようとするチーコ、それを追うドワルキン、そして何も知らない輝たちが、一つの山の中で
別々に動き回り、誰と誰がいつ鉢合わせするかというサスペンス編。劇中、ドワルキンが酒瓶片手に登場する
シーンが有りますが、ひょっとしたら収録前夜にスタッフ一同が飲み食いした時のボトルをそのまま現場に
持ってきたのでしょうか!? ラストの石川進さん解説は「君たちは催眠術を真似するなよ!」(笑)。

●第31話「バクハツ!黄金のカブト虫」
 ドワルキンが、10年がかりで改良に改良を重ねた黄金色の「バクダン・カブト虫」。その甲に、ちょっとでも
触れれば大爆発が起こるのだ。「讃岐の森」の土中に眠るそれら3万匹は、3日後のドワルキンの誕生日、
彼が誕生したのと同じ時刻に一斉に活動を開始する! その事実を知ってしまったロングは、ドワルキンの
執拗な追跡を受ける。その時、偶然水の中に逃れたロングは、ドワルキンが自分を追って来なかった事から
「泳げない」という彼の意外な欠点に気づく──
 ロングが主役の話です。今回、ドワルキンのトマホークには「逃亡者探知レーダー」なる機能も有る事が判明。
それは警察犬の10倍の臭覚、つまり臭いで相手を探すという珍妙な物で、その凄まじい威力の前に(笑)もはや
逃げのびられないと諦めかけるロングを、ガンバロンが「バロン・テレパシー」を使って励ますという描写も
出てきます。劇中に登場する「バクダン・カブト虫」は、本物のカブト虫に金のスプレーをぶっかけ、
半死半生の物を糸で釣ったりして撮影(ム‥‥‥ムゴイ)。また、ロングが石を3つ重ねるボーイスカウトの
暗号(懐かしい!)で危機を知らせる下りも有り、ラストで石川さんが「これは世界共通のSOSサイン。
君たちも覚えておこう!」と言っていました。

●第32話「ぶっとばせ!嘘つきドワルキン」
 隣村の「キルワド神社」(笑)に出現するという、「頭に角が100本有る鬼」の話を聞き込んだタイムス一行は
さっそく取材に急行。神社に祭ってある御神体は、案の定ドワルキンだ! 伝説を利用し、10年ほど前から
鬼に成りすましていた彼は、毎年5百万円と米一俵を村人に差し出させるなどして荒稼ぎしていたのだ。
村人に真相が露呈することを恐れたドワルキンは、彼らに「チーコという少女を生贄に捧げよ」というお告げを下し、
少年タイムスの面々を襲わせる──
 長持ちに入れられて神社に運ばれるチーコ。ところが、その時中から出てきたのは‥‥‥という、お馴染み
「岩見重太郎・ヒヒ退治」ネタを元にした一編。石川さんは最後に「でも、昔は本当にこう言うことが有ったんだよ」と
語ります。この話をもって『ガンバロン』全編は終了するわけですが、ラストで石川さんが「また来週!」と言うなど、
他の回の途中に混ぜても良いような構成に成っています。
 ただし、最後の「つづく」の文字が、この作品だけ入ってなかったりもします。


No.26 (2000/01/23 16:00) title: 『ガンバロン』 御宿編の感想・1
Name:T.Yoshiki
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 御宿のホテル「ニューハワイ」を舞台に展開する、この27〜32話は徹底的な低予算体制による製作。
サブタイトルのナレーションも中江真司さんではない別の人(明らかに本職ではない)に代わっているし、
ゲストも地元のエキストラらしき人たち(あるいはスタッフ?)が参加する程度で一切有りません。

 また、クライマックスではドワルキンが必ず「巨人ドワルキン」と化してダイバロンにやっつけられる
というパターンが取り入れられる様になりますが、これも映像は第26話のライブを使用し、戦闘の際の両者の台詞も
毎回まったく同じ! それにしても、後の東映の戦隊シリーズを思わせるようなクライマックスを先取りしていた
という点では特筆に値するのでは無いでしょうか。
(ちなみに、東映が「巨大化した怪人VSヒーロー・ロボットの決戦」という、現在でもお馴染みの展開を
子供番組に初めて取り入れたのは、この『ガンバロン』の翌年に始まった『スパイダーマン』からです。)

 こういった予算的な制約が課せられた分、逆に登場人物たちのぶつかり合い(=脚本)で番組を観せることに力を
入れているので、ある意味ではこの第27〜32話の方がドラマ的にはかなり面白かったりします。
 脚本のクレジットがすべて長坂さんと田口成光さんの連名に成っていますが、実際はどのような分担で執筆が
行われたのか、ファンとしてはぜひ知りたいところではあります。
 ちなみに、私は本編(御宿ロケ部分)が長坂さん、石川 進さんの解説(スタジオ撮影部分)が田口さんという
意味だと踏んでいるのですが‥‥‥。

●第27話「見たぞ!デスクがロボットに」
 御宿に赴いた少年タイムスの一行は、ドワルキン特集号を発行してその悪事の数々を告発しようと計画。
ところが宿泊先のホテルでデスクがドワルキンに拉致され、ニセの「ワルワルデスク」と入れ換えられてしまう。
編集会議の席で 突然タイムスの解散を宣言し、一流大学目指してガリ勉すると語るデスクの言動に一同は唖然。
だが、御宿の各町内に貼られた「ドワルキン特集号」の壁新聞を、彼が密かに回収している姿を発見した輝たちは、
そのデスクの正体がロボットである事を突き止める!──
 この回で、ロングがデスクにほのかに好意を寄せていることが描かれます。彼女はデスクのジャケットの綻びを
縫ってあげるという女の子らしい一面を見せるのですが、それを「ワルワルデスク」が無下にした事にショックを
受けてしまいます。この非情な「ワルワルデスク」が、裏に回ればドワルキンに巨大なゼンマイを巻いて貰って
動いているというギャップが何とも可笑しいです。ラストの石川 進さんの解説部分では、新聞記事と新聞記者に
ついてのウンチクが語られます。

●第28話「大変!輝がドワルキンの味方?!」
 オリエンテーリングの最中に拾った双眼鏡を覗いていたデスク、ロング、カッパの3人は、輝とガンバロンが
ドワルキンと仲良く歓談している場面(!?)を目撃し、衝撃を受ける。実は彼らが拾ったのは、ドワルキンが
作り上げたニセ映像を受信する「インチキ双眼鏡」だったのだが、その計略にまんまと乗せられた3人は輝を疑惑の目で
見るようになってしまう。唯一、双眼鏡を覗かなかったチーコだけは輝の無実を信じ、ドワルキンのカラクリを
証明しようと孤軍奮闘するのだが──
 劇中のインチキ映像に於ける悪夢の歓談シーン(笑)で、ドワルキンの声をアテている飯塚昭三さんが
「おおっ、ガンバロンお坊ちゃま!」とか何とか喋ってる台詞(たぶんアドリブ)が可笑しいです。
この歓談シーンに登場する「月の砂漠」なる場所(ラクダの彫像が有る)や、インチキ映像発信アンテナは
どうやら御宿に実在する物がロケに使われているようです。ホテル「ニューハワイ」ともども、今でも健在ならば
ロケ地巡りなどしてみたいものですね。石川さんの解説部分では「君も、有りもしない噂を信じて友達を
疑ったりするなよ」云々といったことが語られます。

●第29話「飛び出せ!僕らの力を試す時」
 大人が最近の子供たちを指して言う「もやしっ子」なる汚名を返上するため、輝たちは自分たちだけの力による
一泊二日の「歩け歩け運動」を展開する。これが面白くないドワルキンは、逆に彼らが「もやしっ子」である事を
証明するべく暗躍。「車に乗らんか」と誘惑したり、巨大磁石で一行のコンパスを狂わせたり、ニセの台風情報で
脅したり‥‥‥。大変だ! このままでは日頃から「な〜に、いざとなればガンバロンが来てくれるさ」等と言っている、
他力本願のカッパが危ない!──
 冒頭「泳ぎは巧いが、歩くのは苦手」と自ら語るカッパが、ドワルキンの誘惑に揺れ動く様が、本作品の
縦糸になっています。物語のクライマックスに「一同が川を渡らなければならない」という局面を用意することで、
カッパが自分の特技である泳ぎを使って皆を導き、己の弱さを克服するという構成が非常に上手いです。
山中でコンパスが狂って一同が道に迷ったとき、輝が「木の切り株」から方位を測定するシーンが有り、石川さんの
解説部分で「木の切り株の、年輪の幅が広いほうが南。君たちも覚えておこう」といった事が語られます。


No.25 (2000/01/15 11:24) title:長坂脚本による 『ガンバロン』 の感想・6
Name:T.Yoshiki
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●第25話「謎!謎?怪人ドワルキン二人」
 ドワルキンとワルワル博士が同一人物であることを確信した少年タイムスの一同は、ついにその事を警察に
訴えて出た。だが、博士は名誉棄損であると居直ったばかりか、逆にドワルキンの正体は輝であると言い出した。
その直後、ワルワル博士の他にもう一人のドワルキンが出現。それを追跡した一同が着いた先はタイムスのアジトの
編集車であり、中には輝と、バラバラに分解されたドワルキンのパーツが‥‥‥。これを見た磯間は、
ドワルキンの正体はロボットであり、それを操っていたのが輝であると思い込む──。
 「超高性能スーパー操縦機」で操られる身代わり怪人「ロボット・ドワルキン」の暗躍を描くエピソード。
その活躍のバックに初めて「ドワルキン・ブルース」の歌入り(歌うのは「スティーブおとうさん」こと、
ゴダイゴのスティーブ・フォックス氏)が流されます。この回では、ワルワル博士は警視庁の上層部と
つながりが有り、磯間署長は手が出せない云々といった黒い癒着の構図? が描かれており、気分はまるで
『特捜最前線』!(ウソウソ!)また、彼のトレード・マークであるシルクハットは30年間愛用している物だという
こと等も語られます。ラストで、とうとう主人に愛想を尽かしたワルベエが辞職を願い出て、ドワルキンが大慌てする
という傑作な一幕も有りますが、次回の第26話にワルベエが再登場しているところを見ると、どうやら思い止まったようです。

●第26話「巨人ドワルキン!対ダイバロン!!」
 悪ガキのガン太にイジメられて、いつも年上の輝に泣きつくチーコ。輝は「自分の事は自分でやれ。やたらに人を
頼りにする奴は大嫌いだ!」と、あえてチーコを突き放す。彼女のそんな「言いつけ魔」的部分が、ガン太は
気に入らなかったのだ。その事を悟ったチーコは自立心を持つことを決意し、自ら進んでガン太と和解する。
だが、そこにドワルキンが現れ、特殊な薬液を口にするや天を突くような「巨人ドワルキン」と化した!──
 長坂先生の、子供たちに対するメッセージを色濃く感じさせる一編。力の差があるチーコと対等になるために、
自らの手足を縛って決闘を申し込むというガン太の男気が、彼を単なるイジメっ子キャラに終わらせておらず
流石です。また、自分より大きな上級生である輝に逆らえないガン太の姿を見て、ドワルキンが自らを巨大化
する事を思いつくという話の絡め方もすごく奇抜。ダイバロンを徹底的に研究した彼は、その弱点が操縦席のある
ヘソであることを突き止めますが、彼もまた自分の弱点が「頭の角」で有るということをガン太に知られてしまいます。

 本作『ガンバロン』は驚くべき事に、この第26話をもって「大人側」のレギュラーが全員降板してしまいます。
第27話以降の6本はフォーマットを大きく変更し、番組の最初と最後に大将役の石川 進さんがストーリーテラー
として登場し、毎回の物語を解説するという形にスタイルを一新。ストーリーも、少年タイムスのメンバーと
ドワルキンのみ(変身後の姿で終始し、ワルワル博士には戻らない)で展開する一種「番外編的」な物に変わります。
 加えて本放送時には、第25話から放送時間が変更されており、27〜32話は旧話数の再放送6本に混ぜられる形でオンエアされました。
 つまり本番組の実質的な最終回は第26話であるとも言え、17年前の関東の再放送もこの26話で終了していました。
当時、一体どうしてこのような形を取ったのかは全くの謎です。3クール目を作るには予算が足りず、かと言って
2クールで終わらせるには予算が余った‥‥‥と言う事でしょうか?(グァム島ロケとかにも行ってるし‥‥‥)


No.24 (2000/01/15 11:23) title:内海敏彦さんのこと
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>Naoさん
内海さんがアニメ『あらいぐまラスカル』の声を演じていたというのは、私も知識としては知っていました。
確かに内海さんは芝居が大変上手な方で、'71年7月にNHKの少年ドラマシリーズの枠で放映された海外ドラマ
『いたずらっ子エミール』の主役、ヤン・オールソンの吹き替え等もなさっていました。

また、バロン・シリーズのスタッフとは第一作『スーパーロボット・レッドバロン』の第8話「無敵!!砂漠の魔王」に
ゲスト出演して以来の長いお付き合いのようです。この時、内海さんが演じた、母親を殺された現場を見たショックで
口が利けなくなってしまった少年の役が、あまりに素晴らしかったからでしょう。第二作『スーパーロボット・マッハバロン』では
内海さんは女性隊員・小杉 愛(木下ユリさん)の弟、健一役でレギュラーに抜擢され、この後の「BD7」の
オウム役へと続くのです。


No.23 (2000/01/15 00:09) title:キャー、キャー!!!
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

こんばんわ、ジローさん、ゴーシーさん。Yoshiklさん、見てきましたよ、ミサキさんのページ。相当おもしろくて、ニヘラニヘラしてます。スゴイ、極めている方は極めてますね。ビデオ見るのが10倍楽しくなりました。ところで、前半に出演してたケンダマは、あらいぐまラスカルのスターリングの声をやってたって知ってました?今日思い出しました。BD7の時より、なんて声の綺麗な人だろうとは思っていたのですが。

話がそれましたね。すみません。
でも、本当にこの掲示板に来て良かったです。
咽につかえた小骨が取れたと言うか、否、本当に清清しい気分です。
後、望むことはなんとか全話のビデオをゲットすることと、安藤さんの現在の姿を、一目見ることと、この掲示板が少しでも長く続くことですね。
これからもよろしくお願いします。

個人的には、サイボーグさやかの出てた分(ビデオ取れませんでした)と、怪談シリーズが好きでした。


No.22 (2000/01/14 19:35) title:追記・安藤一人さん
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

先ほど、本屋で本年度の「日本タレント名鑑」を見たら、安藤一人(あんどう かずひと)さんは
しっかり載っていました。現役バリバリで御活躍です。不勉強で大変申し訳ございませんでした。

安藤さんは、長坂ファンには『特捜最前線』のゲスト等でお馴染みの佐原健二さんや岩城力也さんと同じ
東京宝映テレビの所属(私が大好きな小川範子さんも、ここの御出身です)。プロフィールには他に、
映画『太陽にかける橋』、ドラマ『想い出づくり』、CM「マクドナルド」「コカコーラ」などに出演と有りました。

それから、安藤さんの御名前で検索したら『ガンバロン』に関してかなり詳しいHPを発見。
安藤さんや、他の子役の皆さんの現在などについてもチラッと触れられています。↓

http://member.nifty.ne.jp/misaki_kaoru/gambaron.html


No.21 (2000/01/14 13:06) title:はてなをさがそう
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>ジローさん
安藤一人さんに関する貴重な情報をありがとうございました!
という訳で、さっそく調べてみました所、その番組は理科教室小学校4年生「はてなをさがそう」である事が判明しました。
1990年4月2日〜1995年7月17日にかけて、NHK教育・月曜AM11:00〜11:15に放送されており、
司会は安藤「カズさん」と「マッキー」と称するキャラクター(声は松島みのりさん)が務めていたようです。

(↓以下のHPにデータが載っていました)
http://www.ask.ne.jp/~ando777/shiryou/people/004.html


No.20 (2000/01/13 21:45) title:その後の安藤一人さん
Name:ジロー
Email:dsdrv@d3.dion.ne.jp

安藤一人さんは「カズさん」として、NHK教育の番組(確か4年生の理科だったような?)で活躍しておりました。
もうすっかりオッサ・・・(失礼)じゃない、お年を召されてます。
あの番組、まだ続いてるのかな?


No.19 (2000/01/13 00:53) title:3月なんて、クスン
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

ごーしーさん、ありがとうございます。
スゴクたのしみです。指折り数えて待たなければ。

ところで、
ガンバロンのビデオってレンタル屋さんにはないですかね?
やっぱ買わなきゃダメかしら。

発売元は掴んだのですが、もう販売してないかもですよね。

あ〜、でも、ガンバロンのお話ができてめちゃくちゃ嬉しいです。

この掲示板、ず〜っと続けば良いな。
でも、BD7にもお邪魔しなければ。

も1度、ごーしーさん、ありがとうございます。


No.18 (2000/01/12 01:42) title:ガンバロングッズ
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

Naoさん、はじめまして。

「ガンバロン」のガチャガチャの補足説明ですが、模型雑誌「月刊モデルグラフィックス2月号(今月号)」によると、発売は3月とのことでまだ発売はされてないようです。
また金額は200円。
81ページにカラー写真で掲載されていますが、かなり出来はよさそうですね。
「特撮ヒーローシリーズ バロン編」ということで「レッドバロン」「マッハバロン」「シュミットGU(マッハバロン第11・12話に登場の敵ロボット)」、そして「ガンバロン」「ダイバロン」の5種です。
それにしてもなんてマニアックなセレクトなんでしょうか・・・。


No.17 (2000/01/11 23:39) title:Yoshikiさん、ありがとうございます
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

ありがとうございます。
うれしいです。
日々ガンバロンと叫び続けた私は、最近ではおタク扱いされてしょげてましたが、負けません。
近所の子供を連れてガチャガチャしに行きます。

本当に良い番組でしたよね。
リアルで見てた時は小学生でした。(年がバレますね)。

すごい楽しみで、子供心ながらに、素敵な台詞や海外ロケまで行ってしまうスケールの大きさに毎週ドキドキしながらTVの前に座ってました。

また、何かあったら教えて下さいね。
ドリちゃんも好きだったんですが、安藤君だったのはすっかりこんこん覚えてませんでした。
ビデオでも探してみます。

来週からBD7にはまりそうですが、やっぱり私のBEST1はガンバロンです。

また、どっかで再放送ないかしら?


No.16 (2000/01/11 17:20) title:RE:教えて下さい
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>Naoさん
はじめまして。『ガンバロン』の主役、天道 輝役の安藤一人さんの現在に関しては私も存じ上げておらず、
ぜひとも知りたい所です。子役の方って、プロフィールなどが記録に残っている事が少なくて、
結構その後の追跡が難しいんですよね。

長坂秀佳先生の作品に関しては、安藤さんはのちに東映作品『透明ドリちゃん』にて、主人公・青山ミドリのボーイフレンド
白川大作役でレギュラー出演なさっておりました。

それから余談ですが、変身後のガンバロンの声をやってた中越 司さん──すみません。今までずっとお名前を「西越」と
間違えていました。ごーしーさん、お手数ですが資料の方、訂正しておいてください──は、同じく長坂先生執筆による
児童映画『こむぎいろの天使』に出演したりしています。

『ガンバロン』のグッズに関しては、あまり詳しくは知らないのですが、最近100円のガチャガチャで「ガンバロン」と
「ダイバロン」の小さな彩色済みのフィギュアが発売されたようです。


No.15 (2000/01/10 23:37) title:教えて下さい
Name:Nao
Email:honchan@otegami.com

ガンバロン大好きなんです。
とうとうCS終わっちゃいましたね。

輝役の安藤クンって、今何をしてるんでしょうか?
こんなミーハーな質問しても良いのでしょうか?

ア〜、知りたい。
BD7も好きだけど、一番好きなガンバロンがCSであってるの気付いたのは、2ヶ月くらい前で、全話見るチャンスなんてもう、ないんでしょうね。

どなたか、グッズ情報でも、小さなことでも構いませんので教えて下さいませ。


No.14 (2000/01/09 12:22) title:第25話までの流れ
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>ごーしーさん
少し安心しました(笑)。ストーリー紹介も2クール目終了まであとわずかなので、何とか頑張りたいと思います。

●第21話「すごいぞ!天才塾の子供たち」
 ドワルキンの天才科学者という肩書に踊らされ、彼の主催する天才塾に我が子を
通わせる大人たち。ドワルキンは右手の指に仕込んだ「催眠光線発射装置」で、
子供たちをガンバロン打倒用の「無敵軍団」に変えてしまう──。
 上原正三さん御得意の洗脳塾ネタです。冒頭でワルワル博士がオソロシゴリラ、
メカコング(ジャイアント・ゴリ)、バッチィーズドーンを弔うシーンが登場。
オソロシゴリラの墓碑銘が「おそろしゴリラ」となっていますが、これは当時の
月刊「テレビマガジン」等でも一部そういう表記で紹介されていたようです。
また、@デスクの本名は「シンイチ」といい、東大を目指す小学六年生である
Aユリが働く新聞社名は「日報社」である・・・・等が語られます。

●第22話「たたりか!暴れだした地獄魔神」
 寛永19年(=335年前)の大飢饉の記録に記されている巨石像「地獄魔神」の、
全長35メートルもある頭部が地中から出現し、空を飛び、町を襲いはじめた。
地獄魔神は300年に一度動きだすと伝えられ、「今年あたりが回り年じゃ」と語る
ワルワル博士の説は本当か?──
 ──もちろん真っ赤な嘘で、石像内部でワルベエが「風起こし機」「稲妻発生装置」
などを操作し、破壊活動を行っているのです。脚本は、これも上原正三さんですが、
話の元ネタは外国映画『未来惑星ザルドス』? また、田舎に疎開しようとする大将の
台詞から、彼の郷里が信州であることが判明(笑)。

●第23話「つかまえて!赤ちゃん大脱走」
 母の留守中に、弟の赤ん坊・太郎の面倒を見る小泉シンゴ君。ところが、ドワルキンに
よって「ベビーマシン」を取り付けられた太郎の乳母車が、町中を大暴走! マシンには
さらに、赤ん坊の泣き声に反応してマシンガンが乱射される仕掛けが──。
 又しても、田口成光さん脚本による怪作。レギュラー全員の突然の「赤ん坊」化や、恐怖の
ガンバロン爆弾など、長坂脚本への対抗か?と思わせるほどの予測不能の展開が連発します。
また、この回によるとワルワル博士は犬が大嫌いだとか。

●第24話「本当?!狼が街にやってきた」
 長年の、まじない研究の成果によって、宇宙をさすらう「狼男」を地球に呼び寄せた
ワルワル博士。ところが超能力を持つ少女・田村アユミにその存在を勘づかれた狼男は、
犯行を予知されることを恐れて彼女を消そうとする──。
 これも田口さん脚本。狼男のマスクは、何故か東映の『ザ・カゲスター』に登場する
「オオカミ怪人」の流用です。今回の狼男は、改造手術で額に特殊チップを埋め込まれており、
ガンバロン・ビームを受けると巨大化するという設定。最後はダイバロンと格闘し、
「銀の弾丸」を打ち込まれて葬られます。


No.13 (2000/01/08 15:25) title:あわてなくても大丈夫(笑)
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

>T.Yoshikiさん
>ということは、この掲示板もBD7に!? 
BD7の掲示板は先程別に開設いたしましたので、そんなにあわてなくてもいいですよ。(笑)
この掲示板の閉鎖は、放送終了後しばらく書き込みがなくなったらという予定です。
また、放送終了後でも掲示板続行の要望があればそのまま続行という可能性もあります。
そーいえば「華の嵐」の掲示板、全然書きこみないなぁ。そろそろ閉鎖するかな。


No.12 (2000/01/02 12:09) title:新春・長坂脚本による 『ガンバロン』 の感想・5
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

新年明けましておめでとうございます。
CSファミリー劇場では『ガンバロン』の後に、同じ日本現代企画作品の『少年探偵団(BD7)』が始まるそうですね。
ということは、この掲示板もBD7に!? わー、急いで『ガンバロン』全話アップせねば(?)。

●第18話「グァム島シリーズ!マゼランの宝」
 全国子供新聞コンクールで、最優秀賞を受賞した少年タイムスの一行はグァム島を訪問。彼らはそこで偶然、磯間署長の姪・みどりと
遭遇し、グァムに隠されているという「マゼランの宝」探しに協力する事になる。だが地元の子供新聞の編集長である少女・チチは、
宝を探そうとする者には「魔神チャイフィ」の呪いがかかると警告。案の定、一行の前に奇怪な出で立ちのチャイフィが現れ、魔力で
タタラグアンの山を噴火させてしまう!──
 スタッフ&キャストの慰安を兼ねて作られたと思われる「グァム島三部作」。子供新聞コンクールの主催がユリの新聞社だったので、
彼女と大将も輝たちに同行、また磯間は姪の宝探しに付き合わされる形で等々、長坂脚本は巧みな理由づけでレギュラー全員を見事にグァム入り
させている。当然、ワルワル博士と番頭ワルベエも宝を狙う形で現地入りするが、二人は劇中で何故か海中から登場(科学力を駆使して
日本から海底を歩いて来た!?)。『仮面ライダーX』第1話の海神ネプチューン登場シーンを連想させますが、スーツ姿で海に漬かった
天本英世さんと花巻五郎さんはご苦労さまです。

●第19話「グァム島シリーズ!伝説の魔神」
 タタラグアン噴火の危機を救うため、ムッシュがガンバロンの三大メカを伴ってグァムに参上。ダイバロンの活躍で、溶岩流は無事
食い止められた。ところが、喜ぶ輝たちの前にムッシュがもう一人出
現。伝説によれば、魔神チャイフィは岩から人間そっくりの
「人形」を作りだす力を持つという。つまり、どちら一人が「にせムッシュ」なのだ! その一方が語る「アメリカにいる両親が
午後の飛行機でグァムに来る」という言葉に揺れ動く輝。果たしてそれは本当か嘘か?──
 長坂先生お得意の「偽物ネタ」が登場。二人のムッシュが、輝をはさんでナイフで決闘するという「大岡裁き」の変形シチュエーションが
妙に可笑しいです。魔神チャイフィは例によってドワルキンの変装ですが、そのマスクは同じ日本現代企画制作による特撮もの
『アイアンキング』に登場する「不知火族」のヘルメットを改造したものです。また、この回でムッシュが「世界料理2万4千種、
作れぬものは無い」という腕前の持ち主である事が語られますが、偽物の「でまかせ」かも知れずイマイチはっきりしません。

●第20話「グァム島シリーズ!怒りの巨人」
 魔神チャイフィのバケの皮がはがれたドワルキンは、今度はグァム島のシンボルである「ラッテストーン」を強奪。グァム島知事に
1千万ドルを要求する。この愚行に同じ日本人として激しい憤りを覚えた磯間は、日本警察の威信をかけて単独で事件を捜査中、
重症を負わされてしまう。その仇を打とうと立ち上がる輝たちの前に、ドワルキンが操縦する岩石巨人「バッチィーズドーン」が出現!
その頭頂部の王冠には、盗まれたラッテストーンが!──
 グァム島シリーズの完結編。この三部作に登場した「魔神チャイフィ」「ラッテストーン(伝説の巨人のお墓だそうです)」といった
ものは、おそらく長坂先生が実際に現地をシナリオ・ハンティングして仕入れたネタと思われますが、今回の「バッチィーズドーン」という
のも、地元の伝説か何かに準じているのかもしれません。ちなみにバッチィーズドーンの着グルミは、これも日本現代企画作品『マッハバロン』に
登場した「ハインケルSS」という敵ロボットの改造です。


No.11 (1999/12/18 12:22) title:長坂脚本による 『ガンバロン』 の感想・4
Name:T.Yoshiki
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●第16話「怪談シリーズ!バケ猫騒動」
 得意だった鉄棒で失敗し骨折して以来、カッパは自分の運動神経に自信を無くしていた。そんな彼を立ち直らせようと修善寺サイクル・
スポーツセンターを訪れた少年タイムスのメンバーの前に、怪しげな怪僧が現れて「猫の祟りの相が出ておる」と告げる。宿舎に戻った一行は、
突然お互いの顔が化け猫に見えるという錯覚に陥り大パニック。あの僧が怪しいと睨んだ輝たちが彼を追い詰めると、その網笠の下の顔は
奇怪な怪人「猫男」であった──!
 自転車に跨がり、5キロ・サーキットを華麗に疾走するシーンが妙に可笑しい猫男。その追撃を見事かわしたカッパは、スポーツに対する
自信を取り戻します。猫男の正体は、もちろん怪人ドワルキン。彼が、猫の祟りに見せかけて繰り出す様々な科学兵器のアイディアで見せる、
長坂先生お得意のトリック編でもあります。また新しい仲間、ロングとカッパにさり気なくスポットを当てている部分にも、新レギュラーへの
心遣いを感じます。

●第17話「怪談シリーズ!ユーレイ屋敷」
 湯川先生の別荘に招待され、夏休みを満喫する少年タイムスのメンバーたち。そこで彼らは、車がエンコして雨宿りさせて欲しいという、
一条ミサとユウイチの姉弟を迎え入れる。たちまち打ち解ける一同だったが、そのとき突然、別荘に二人組の女ユーレイが出現。次々に起こる
怪現象‥‥‥一大事だ! ユウイチは心臓が悪いのだ。ショックを与えたら死んでしまう。輝たちは、あの手この手でユーレイの祟りを
誤魔化すハメに──。
 ユーレイ女の正体は又々ドワルキンで、湯川先生の別荘というのも真っ赤な嘘。実は科学の粋を凝らしたカラクリ屋敷で、ラストでは
空まで飛んでしまいます。どんどんエスカレートする怪現象を、だんだん誤魔化し切れなくなっていく一同というシチュエーションが傑作。
ユウイチ少年は何とか精神力で乗り切り(笑)、最後は心臓の手術を受ける決意を胸に颯爽と去っていきます。ところで、ひょっとして
この回の元ネタは、ちょうど同時期に公開された大林宣彦監督の映画『HOUSE』?


No.10 (1999/12/11 09:53) title:第16話までの流れ
Name:T.Yoshiki
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●第12話「大暴れ!誕生日の人くいグマ」
 一片の生命のカケラから生き物を再生するという、ワルワル博士の世紀の発明「もどるマシン」を、
少年タイムスのオーナー「大将」こと西郷大蔵が手品呼ばわり。怒ったドワルキンは、大将の誕生日に
装飾品の熊の毛皮を生き返らせ、少年タイムスを襲撃させる!──
 この回でワルワル博士は60歳になり、おまけに誕生日が何故か大将と同じ日であることが語られます。
沢庵が大根、鰐皮の財布がワニになったりする「もどるマシン」のアイディアが抜群で、
相変わらず田口成光さんの脚本はイイ味を出してます。劇中でドワルキンが大将のことを
「このキューピー野郎め!」と言う台詞が有りますが、キューピーというのは大将役の石川 進さんの
ニックネームであり、そのお遊びです。

●第14話「でっかいぞ!ダイバロン登場」
 ワルワル博士の製造した巨大ロボット「ジャイアント・ゴリ」が東京に出現。そんな折、
輝はゴエモンによって謎の殺人的トレーニング・プランを課せられる。ゴエモンが語る
新戦法「合身ダイバロン」とは何か?──
 上原正三さん執筆の、この「ダイバロン登場」前後篇からシリーズはガラリと衣替えします。
@少年タイムスに秀才風の少女・ロングと、活動的な少年・カッパが新たにメンバー入り。
Aケン玉は父の転勤で九州へ、アリスは塾通いで多忙との理由から姿を消してしまいます。
Bガンバロンの声が西越 司さんから、輝役の安藤一人さん自身の担当になりました。
C磯間署長ら警視庁の面々の制服が、夏服に衣替えしています。

●第15話「やっつけろ!無敵ダイバロン」
 ガンバロンのメカであるトブーン、バクシーン、ヒライダーの三機は合体し、巨大ロボット
「ダイバロン」が完成。だがその操縦桿は異常に重く、ゴエモンの特訓の真意は悟った輝は、
ジャイアント・ゴリを打倒するため自らを鍛え直す決心をする──。
 原発を襲い、チーコを人質にして暴れるジャイアント・ゴリに対し、磯間署長たちが
♪ゴ、ゴ、ゴーリラちゃん、こっちのバナナ甘いぞ〜、チーコの肉はスジだらけ〜、と歌う
怪しげな「ほたる作戦」が登場(笑)。最後は、ダイバロンが光に弱いジャイアント・ゴリを胸からの
「ダイバロン・フラッシュ」で退け、両肩のノコギリ「必殺ダイバロン・クラッシュ」で見事葬ります。


No.9 (1999/12/04 11:35) title:長坂脚本による 『ガンバロン』 の感想・3
Name:T.Yoshiki
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●第9話「見たぞ!ダイヤを吐く西洋人形」
 ドワルキンは、歩く西洋人形を使って怪しいネックレスをバラまく「ワルワルダイヤ作戦」を敢行。ネックレスの正体は「首締め機械」
であり、それを首にかけてしまったチーコを絞殺すると脅された輝は、明朝8時に磯間署長をピストルで射殺することを強要される。
ゴエモンのアドバイスで、ネックレスを操作する無線の範囲に限界があることに気づいた輝は、一か八かガンバロンに変身し、チーコを
その圏外に連れ出そうと試みるが──。
 輝の小学校の生徒会長・北原レミがスーパーで謎の万引きを働く導入部から転がり出す本作は、無線操縦のカラクリ→受信圏外への脱出
→いくら逃げても届く電波の謎→無線発信の意外なカラクリといった逆転、また逆転の連続で飽きさせず、次作の第10話と並んで物凄く
密度の濃い作品。
『ガンバロン』とほぼ同時期に放映が始まった長坂先生の代表作、『特捜最前線』における筆の冴えが、相乗効果で本作にも流れ込んで
来てる感じです。

●第10話「驚き!歩くドラム缶バクダン」
 ケン玉と対立する悪ガキ、タケルの予告通りに展開する事件。少年タイムズのアジトの爆破未遂、歩くドラム缶の出現‥‥‥
それは両者の対立激化を狙う、ドワルキンの企みだった。その誤解がようやく解けた矢先、今度は当のケン玉が誘拐され、東京駅地下に
仕掛けられた「ドラム缶爆弾」に鎖で繋がれてしまう。爆破リミットは明朝8時! その唯一の解除方法を知るドワルキンを捕らえ、
ケン玉を救うべく、タケルとガンバロンが北海道に飛ぶ!──。
 悪ガキのタケルは両親が共働きで、弟の送り迎えや食事の支度で遊ぶ時間がなく、それが原因でなかなか友達が出来ないという設定。
タケルに疑惑を抱くケン玉は、ドラム缶が暴れていた時刻に、彼が弟の夕食のカレーを作っていたという事から、その無実を悟ります。
そんなケン玉にタケルが「いいさ。それより、お前もカレー食ってくか?」と優しい声をかけ、己の非を恥じたケン玉が、いたたまれなく
なってその場から駆け出すという下りが上手いです。

●第11話「あっ!化けタヌキのビックリ作戦」
 ドワルキンが作った置物ロボット「たんたんタヌキ」の吐き出すシャボン玉に操られたデスクは、親友のケイスケを崖から突き落として
しまう。幸いにも軽傷と診断されたケイスケだったが、彼には何故か生きる気力がなく、その体は日増しに衰弱していく。
日本一の科学者を夢見るケイスケは、折しも家庭の経済的事情で高校進学への道を絶たれ、人生に絶望を感じていたのだ。デスクは、そんな
彼を立ち直らせるため、ある行動に出る──。
 デスクは、自分がケイスケを突き落としたのは過失ではなく、学業成績を妬んでの故意であったと告白。もちろんそれは嘘で、自分に
憎しみを向けさせることで親友に生きる活力を与えようという、友情ゆえの孤独な芝居なのです。それを知ったケイスケは、進学だけが勉強じゃないと悟り、ラストで自分のメガネを投げ捨てます。
「僕は今まで、レンズの中の世界しか見ていなかったんだ──」
長坂先生の、この小道具の使い方は抜群です!

●第13話「助けて!凧にさらわれたチーコ」
 入院していた父を亡くしたミチヒロ少年を励まそうと、チーコは輝に「ガンバロン凧」を作って貰い、プレゼントする。だが、ドワルキン
はその凧をリモコンで自在に操作できるニセ物とすり替え、それを使ってアリス、チーコの姉妹とミチヒロを誘拐。巨大な「ドワルキン凧」
に吊るしたゴンドラに3人を乗せ、無限の高空に飛ばせてしまう。このままでは3人は窒息死だ。ガンバロンは自分の聴力を1千倍にして、
ゴンドラの行方を追った!──
 この当時、子供たちの間でゲイラ社のカイト(三角凧)が流行しており、それを即座に取り入れるという、時代に敏感な長坂先生ならでは
のアイディアと言えるでしょう。その一方で、物語は「凧」よりも
少年タイムズの面々の心の葛藤がメイン。
ミチヒロの事情を知らなかったばかりに、凧を欲しがるチーコにお小遣いを貸してやらなかったアリスの後悔と、自分の作った凧が
悪用されたことに対しての責任を感じる輝との、複雑な感情の絡み合いが物語を形作って行く構成が見事です。

(田口成光さん脚本の第12話は、上原正三さんの第14、15話とまとめて次回投稿します)


No.8 (1999/11/30 10:27) title:第9話までの流れA
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

●第7話「恐怖!ガリバー大作戦」
 「ガリバー旅行記」に憧れるワルワル博士が、「デッカイ光線発射装置」で巨人と化して大暴れ。だがガンバロンに野望を阻止された彼は、
今度はケン玉の弟・ジロウを巨大化して少年タイムスのアジトであるバスを襲わせる──。
 田口成光脚本による大傑作。「ワシは王様じゃ」とか言いながら過失でビルをブッ壊すワルワル・ガリバーに、磯間署長が
「貴様、それでも王様か!」と言って怒るのが可笑しいです。でも人間の巨大化って、実は映像的に一番怖いかもしれません。

●第8話「大爆発!涙のサッカーボール」
 サッカーの浜本選手の娘ユカは、休日も多忙で遊んでくれない父を軽蔑した。ガンバロンは、彼女に名選手たる父の姿を見せる事で理解を
得ようとするが、そんな折、子供を欲しがるワルワル博士によってユカが誘拐されてしまう──。
 これも脚本は田口さん。ワルワル博士は、ニセの浜本選手に化けてユカを騙そうとします。大小様々なリモコンの「ボール爆弾」が登場。
また、この回でチーコの父の職業は大工、輝の父は現在アメリカに滞在中という事が描かれます。

(以降も暇を見て少しずつ書き、又たまったら投稿します!)


No.7 (1999/11/30 10:22) title:第9話までの流れ@
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

>ごーしーさん
期待して頂いて嬉しいです。でも全話ですか!?(笑) 一応長坂先生担当の話数は全部紹介しようと思ってますが、確かにシリーズ全体の流れも
併せた方が分かりやすいと思うので、他はやや抑え気味にするということで・・・・・。
今回はとりあえず、次の長坂脚本までの橋渡しとして第5〜8話を紹介すると──

●第5話「怪人ドワルキン!怒りの挑戦状(前篇)」
 あと40日しか生きられないという薄幸の少女、晃月さやかと友達になる輝。だが彼女は、ドワルキンの作った磁力線を武器にする
アンドロイドであり、その罠に落ちたガンバロンは放火犯として警察に追われるはめに──。
 上原正三さん得意のメカ少女モノで、ガンバロン=輝ではないかと疑うドワルキンが「アンドロイドさやか」を使って二重三重の罠を張る!

『SFドラマ・猿の軍団』の深沢清澄監督が、さり気ない怖さを演出してます。

●第6話「大ピンチ!あばけ悪魔の正体(後篇)」
 輝の学校に転入して来たアンドロイドは、級友達に見えない所で彼に陰湿な苛めを繰り返す。だが「晃月さやか」が実在の人物であることを
突き止めた輝は、本物をアンドロイドと対峙させることで逆転を試みる──。
 この回で、輝たちが通う学校が「白鳥台第四小学校」という名であることが判明。さやかとドワルキンが仕掛けた「浮力装置」によって
小学校が校舎ごと宙に舞い、それをガンバロンとヒライダーが救う活躍も見所です。


No.6 (1999/11/29 01:50) title:040306470647?
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp

>T.Yoshikiさん
おおぅ、詳細なる各話の解説ありがとうございます。
全話期待しております。(笑?)
最近結構多忙なものでCS放送中ぶんはあまり見てないのですが、なんとか時間を作って見なければ。
早くしないと放送が終わってしまう(涙)

>ちなみに「4月3日」というのは第1話の放送日で、「6時47分6秒47」というのは
>(計ってみると)ガンバロンが初めて現れる“誕生シーン”がちょうど流れる時刻。
>いかにも長坂先生らしい、すごいお遊びです!
そんな凝ったことをしてるんですか?
日にちが放送日というのはたまに聞きますけど(ズバットの2月2日、特捜スペシャルの1010、等)
時間まで合わせるとは凄い。
やっぱりこんなことを考えるのは長坂さんくらいなんでしょうね、きっと。
でも時間まで一緒だと気づいたT.Yoshikiさんも凄いですね。
普通は気づかないんでは・・・。(特に再放送では絶対気づかないでしょうね。)


No.5 (1999/11/28 17:15) title:長坂脚本による 『ガンバロン』 初期話数の感想・2
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

●第3話「危うし!SL・新幹線」
 リモコン玩具にダイナマイトを抱かせた「爆弾戦車」で、大井川鉄道のSL爆破を企むドワルキン! 
だが、5百倍に強化したガンバロンの聴力に時限装置のセコンド音を聞きつけられて計画は失敗。
ドワルキンは、今度は「イニシャルがK.K、7月7日生まれの医者を殺す」と予告してきた。
ゴエモンの電子頭脳は、それを医学博士の桂木ケイゴ氏と断定。大阪に向かう博士の乗った
新幹線「こだま」を守るべく、ガンバロンは直ちに急行する──。
 長坂先生お得意の「爆弾もの」が早くも登場! 冒頭でワルワル博士がミニチュアで
予行演習をする所は、映画『サイレンサー殺人部隊』みたいです。
第1話のトブーン、第2話でガスタンク火災の消火に登場したバクシーンに続き、
今回は主人公の第3のメカ・ヒライダーが新幹線救助に活躍。各メカの活躍を3週に渡って
上手く見せているわけですが、次の第4話では3機総登場による連携作戦が展開。
この辺りの、長坂先生の話数構成がナイスです。

●第4話「負けるな!ナマズ大地震」
 鋼鉄製のロボット・ナマズが地面の下で大暴れ! 地震で人を驚かせて死なそうという
ドワルキンの陰謀だ。事件の渦中で、一昨年の伊豆大地震で両親を亡くしたという少年・オサムに
出会った輝は、寂しさにひねくれ、周囲の人に当たる彼を一括する。
「引っ込み思案の亀に成るな! 男だったらライオンに成れ!」 
その言葉に目覚めたオサムは、百獣の王の心を得るべく一人孤独な登山に挑戦する。
だが、その山にドワルキンのロボット・ナマズの魔手が──。
 劇中、輝がオサムにムッシュを紹介するとき「この人は絶対に笑わない人なんだ」と言うのが
意味深です。長坂流「男の美学」が炸裂する回ですが、『ガンバロン』では他にも、泣き言を言いに
帰ってくる輝をゴエモンが一括するという描写がやたらと出てきます。『仮面ライダーX』の
神ステーションにも通じる所ですが、やはりそこには「父と子」という構図が重ねられています。
上原正三さん脚本による次の5、6話のゴエモン像と比較してみると面白いです


No.4 (1999/11/28 16:59) title:長坂脚本による 『ガンバロン』 初期話数の感想・1
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

●第1話「出たぞ!オソロシゴリラ」
 僕らの町に突如として現れた身長50メートルの怪猿オソロシゴリラと、謎の怪人ドワルキン! 
コンサート会場が襲われ、男性アイドル歌手グループのフォーリーブスがコンテナの中に
囚われてしまう。そこに「全世界の人々の味方」と名乗る小さなスーパーマン・ガンバロンが登場! 
ガンバロンの愛機トブーンの活躍で、催眠ガスをかがされたオソロシゴリラは優雅に
「白鳥の湖」を踊りながら昏倒。フォーリーブスも無事救出される──。
 主人公の少年・天道 輝が執事のムッシュと二人暮らしという設定は、どことなくバットマン風。
ムッシュが大旦那様(輝の祖父)の遺言である「ジグソーパズル」を完成させた瞬間、その後ろの
壁から巨大コンピューター・ゴエモンが現れ、作動を開始するというアイディアがカッコイイ。
輝は「選ばれた太陽の子」として、ゴエモンからガンバロンになる使命を授かるのですが、
『特捜最前線』のナレーター・中江真司さん演ずるゴエモンの声がまたイイのです!

●第2話「オソロシゴリラの逆襲」
 警察によって、倉庫内に囚われていたオソロシゴリラが忽然と姿を消した。実は彼の正体は
「デカノビル注射」によって変身させられた普通の子猿であり、ドワルキンがその大きさを
自在に変化させていたのだ。ガスタンク爆破の使命を帯びて、再び現れるオソロシゴリラ! 
だが、リリーズ動物病院の双子の女医との交流が、その心に優しさを呼び戻した。ところが
怒ったドワルキンが「最高級電気ショック」を照射。オソロシゴリラを完全凶暴化させてしまう──。
「一芸に秀でた者たちの集合」という構図を好む長坂先生らしく、レギュラーの少年タイムズの
メンバーであるケン玉の「ケン玉」、チーコの「独楽回し」の腕前を生かす描写が登場。また、
怪人ドワルキンの正体が町の怪しげな発明家・ワルワル博士であること
が、この回で初めて
視聴者に明かされます。因みにこの回の冒頭、何故か当時の日本テレビ系の子供向け
バラエティ番組「おはよう!こどもショー」のテーマ曲が使われています。
(ところでオソロシゴリラ役の「三浦こういち」って、あの三浦浩一さんと同一人物?)


No.3 (1999/11/28 10:50) title:ガンバロンの5つのパーツとは?
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

皆さんは『ガンバロン』の主人公、天道 輝がガンバロンに変身する時に装着する
「5つのパーツ」なる物の詳細を御存知ですか?
放映当時発売されたガンバロンのレコードにその詳しい設定が掲載されていて、
それらをメモったもの(残念ながら現物は無いのです)が最近、我が家から出てきました。
そのため原文のママでは有りませんが、興味深いのでここに投稿します。
番組視聴の参考にどうぞ。

【ガンバロンの5つのパーツ】
「小さなスーパーマン・ガンバロン」は、言わば「強化服」タイプのヒーローであり、
それは全部で5つのパーツから成っている。それを装着できるのは、
「4月3日・6時47分6秒47きっかりに生まれた者」だけであり、それが天道 輝少年なのである。

@バロンメット・・・・10トン岩石を受けても平気なフードつきヘルメット。頭突きでビルをぶち破り、
防毒、潜水、宇宙空間活動のための機能も果たす。巨大コンピューター「ゴエモン」と無線で連動
しており、難問に対するデータを与えて貰える。頭部右のダイヤルを回すと聴力が百倍に、左ダイ
ヤルは視力を百倍にできる。また、切り替えで「透視」も可能。

Aバロンウィング・・天使の翼型ジェット装置。平均時速8百キロ(瞬間時は弾丸よりも速く飛ぶ)。

Bバロンブーツ・・・・跳躍力10メートルの特殊ブーツ。新幹線よりも速く走ることができ、また特殊
磁力で手掛かりの無い垂直壁面を登る事ができる。

Cバロンアーム・・・・コンクリート壁をぶち抜く特殊長手袋。ジャンボ・ジェットぐらいなら軽く持
ち上げることができ、レールなどは飴の様にネジ曲げる。

Dバロンベスト・・・・耐熱・耐寒の特殊チョッキ。ピストルの弾丸をハネ返す。

──以上です。ちなみに「4月3日」というのは第1話の放送日で、「6時47分6秒47」というのは
(計ってみると)ガンバロンが初めて現れる“誕生シーン”がちょうど流れる時刻。
いかにも長坂先生らしい、すごいお遊びです!


No.2 (1999/11/22 10:56) title:『ガンバロン』とゴダイゴ、ジャニーズの関係
Name:T.Yoshiki
Email:dolmen@pop02.odn.ne.jp

『小さなスーパーマン ガンバロン』と言えば音楽がゴダイゴ、
主題歌がジャニーズ少年団という豪華なシリーズでもありましたね。

ジャニーズとゴダイゴという取り合せは、確か同時期の日本テレビの子供向けバラエティ番組
「おはよう!こどもショー」とシンクロしていたと思います。
『ガンバロン』第2話の予告編のバックに流れている音楽が、あの時期の「おはよう!こどもショー」の
オープニング・テーマ曲と同一のもの(確か劇中でも何度か使われていた)で、
再放送の時に聞いて「懐かしいッ」と思ったことを覚えています。
『ガンバロン』のBGMは後に、同じくゴダイゴが音楽を担当した『西遊記』(マチャアキ版)でも
やたらと流用されていたので、実は「ドワルキン・ブルース」なんか音楽だけは聞き覚えがある
という人も多いかもしれません。

それから街頭インタビュアーの少女で何度か登場する藤島ジュリーさんは、当時何故かウチの近所で
よく見かけました(笑)。この方も『ガンバロン』当時、「おはよう!こどもショー」のアシスタントをされていて、
(漫画家の古谷三敏氏と一緒に「ダメおやじの何でも相談」という変なコーナーをやっていた)
その関係での出演なのでしょうが、何年か前にキンキ・キッズの事務所の社長さんとして
テレビでお名前を拝見した時は驚きました。ということは、この方も
あの当時ジャニーズ所属のタレントさんだったのでしょうね。


No.1 (1999/11/21 16:32) title:「小さなスーパーマン ガンバロン」掲示板スタート。
Name:ごーしー
Email:goshii@mx.tcp-ip.or.jp
URL:http://www.tcp-ip.or.jp/~goshii/nagasaka.html

あまりにも無謀ではありますが、このたび掲示板を複数開設しました。
ということでここはCS放送中作品として「小さなスーパーマン ガンバロン」の掲示板です。
基本的には放送中の期間限定開設の予定です。
ちなみに本日放送の回は第25話「謎!謎?怪人ドワルキン二人」。
この回より最終回までの8作品はすべて長坂作品!(共同脚本含む)
放送終了まであと2ヶ月のラストスパート。
今後の展開が非常に楽しみであります。


[No.1〜52]

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