和名:シュンラン(ラン科)
学名: Cymbidium goeringii

(1997.4.2撮影)

 乾燥した林内に生える多年草で、葉は線形でかたい。
花茎は高さ10〜25cmで、唇弁の斑点からホクロの別名がある。
 湿原周辺の雑木林や背後の尾根の陽当たりのよい場所で見られる。
甘い香りと質素な花の様子は、春のほのぼのさを感じさせてくれ、まさに春の蘭という名にふさわしい。
ある地方では、この花を塩漬けにして欄茶にするそうであるが、どんな味がするのであろうか。
 【平均開花時期 3月上旬〜4月上旬】


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