0 GIGAスクール特集Ⅳ -パワーポイント小技集- (前回のまとめ)
軌跡系 音声系 変形系 アニメクイズ系 手作り系
1 GIGAスクール特集Ⅴ -Chromebook ってなに?なにが出来るの?-
Windows、Macに代わる第3のOS、ChromeOSを搭載したコンピューターのこと。ChromeOSはLinuxベースなので、とにかく軽いのが特徴。Googleが開発した。
特徴 1 起動がたいへん速い。
2 基本的にほぼクラウド(ネット上のソフトやデータを使うサービス)専用なので、 大容量のハードディスクやメモリが不要なために安価。バッテリーも長持ち。
3 同じ理由で、セキュリティソフトが不要。システム更新もしなくてもよい。
4 データを持ち歩く必要がないので、情報漏洩の心配がない。
5 ネットにつながっていれば、どこでもサービスが受けられる。
6 Google Play ストアでインストール可能な約100万のアプリがスマホと同じように利用できる。無料なものも多い。
7 G Suite for Educationとの相性が良い。
G Suite for Educationとは ・・・Googleが教育機関に無料で提供するサービス 学校のアカウントで、無料で使用できる。ドライブも無制限。(個人では15Gまで)

※ 次回には、オンラインで具体的には、画面を紹介します。
2 日経平均で経済を見る 出典 シンタの株価予想
①1985年 プラザ合意
先進5カ国で円高が決まった。
円高は輸出企業に不利
日本経済は悪くなるのでは!?
②1986年 バブル経済スタート
日本銀行が公定歩合を引き下げ
金利を下げお金を借りやすくした
手元に増えたお金が土地や株へ向かい始めた
③1987年 NTT上場 NTTの実力以上に期待が増大→今まで株式投資をやっていなかった人が 株式投資へ→買いが買いを呼んで、株価がグングン上昇した
④1989年 最高値:38,915円 最高値ということは、それ以上の価格で「欲しい」と思う人がいなくなった、ということ。後は下がるしかない。
⑤1991年 バブル崩壊 東京の山手線内側の地価がアメリカ全土の地価を上回っている!→そんなバカな→土地と株の売りが売りを呼んで株価が急落へ
⑥1995年 阪神淡路大震災 バブル崩壊後の最初の「底」。落ちるところまで落ちたら、後は上がるしかない。
⑦1999年 ITバブル インターネット関連企業というだけで、将来への期待から軒並みで株価上昇。短期は期待で株価は上がるが、ずっとは続かない。時間が経つと実力相応まで株価は下落していく。
⑧2003年 りそな銀行へ公的資金を投入 「銀行がバタバタ潰れ続けるのではないか!?」という金融不安を止めた。バブル後の最安値:7,607円は日本経済の実力から安すぎるとして上昇局面へ。
⑨2008年 リーマンショック 「100年に1度の経済危機が起きた!」とのことで、金融株を中心に売りが売りを呼んで株価急落へ。
⑩2009年 バブル後最安値:7,054円 バブル後の最安値を更新。7,054円。日本経済の実力から安すぎるとして再び上昇局面へ。
⑪2013年 アベノミクス 異次元の金融緩和→個人を中心に「金」余りに→余ったお金が「土地」や「株」へ
⑫2015年 中国バブル終焉へ 中国経済の伸びの鈍化→利益確定の売りが出始める→翌2016年にチャイナショックで一時的に急落へ
⑬2016年 トランプ大統領が誕生 トランプ氏が大統領選に勝利→米国で大型の経済投資が行われることへの期待→トランプ相場が発生して株価上昇へ
⑭2018年 米中貿易摩擦 アメリカ・中国という2大超大国による貿易戦争が勃発。世界経済への先行き不透明感から投資家による株の売りが発生。
⑮2020年 コロナショック 都市封鎖や外出自粛によって世界経済に大ブレーキが発生。観光・移動・宿泊業…などで目に見える業績低下が顕在化
3 『社会科教育12月号』をすべて読む
特集 指導と評価を一体化!学習評価&授業づくりガイド
1 3観点の学習評価の考え方と留意点
小学校/単元の評価規準を設定する/小倉勝登 『社会科教育』4~6月号のまとめ
中学校/中長期の学習の展望と,日々の授業を踏まえた視点をもった評価計画を/藤野敦
1時間の授業ではなく、単元計画などある程度長いスパンで。学習改善につなげる評価と、評定に用いる評価があるので区別する。3観点の比重を現場ではどう考えるのだろうか?
2 「内容のまとまり」ごとに長期的な視点で行う評価規準作成と評価のポイント
「内容のまとまり」ごとにパフォーマンス課題を組み込んだ評価計画の作成と評価/坂井誠亮・高橋純一 歴史「敗戦から立ち直る日本」を丸ごと評価計画があるのでよみやすい。
3 評価方法の工夫と授業への生かし方 「学力としての評価」の視点で授業が変わる/岡田広示ルーブリックを初めに示し内容を子どもに意識させることで、学力として見るようになる。
4 子どもの育ちをどうとらえる? 「主体的に学習に取り組む態度」見取りと評価の工夫
評価の妥当性と信頼性の確保を/關浩和 ロイロノートを使って、第二次大戦の勃発の理由を考え、それを踏まえて世界の現状から第3次世界大戦の発生確率を予想するもの。面白い!
5 指導と評価を一体化! 指導&評価計画作成と授業づくり
小学校社会/指導と評価の一体化実現への三つのポイント/小谷恵津子 「取り扱う社会事象に即した到達目標の設定」「仮説・検証のPDCAサイクル」「自己評価場面の設定」を
中学校社会/まとまり・分野を越える指導と評価の新計画/永田忠道 「内容のまとまり」を越えた指導と評価の計画を。地域学習では、地理・歴史・公民を貫く視点が必要
6 学力テスト改革に打ち勝つ! 授業改善につながるパフォーマンス評価
「書くこと」を通して高次の学力をすべての子どもに/若松 大輔 「国連職員として、第二次大戦の原因を、次の中から一つ選び、・・・報告レポートを作成…」具体的な課題が面白い
7 【授業最前線】新しい評価規準を生かす授業づくり 小学校
3年/身近な地域や市区町村の様子・地域に見られる生産や販売の仕事・地域の安全を守る働き・市の様子の移り変わり 地域への「愛情」を育み,「じっくりと考える」子を育てる/松森靖行 好きな市町村のために何ができるか考えるもの 具体的で読みやすくおすすめ
4年/人々の健康や生活環境を支える事業 自分の生活をもとに,「ごみの処理の今と未来」を考える/松本大介 子どもの毎日のゴミ日記が親を動かした。着実な実践。
4年/自然災害から人々を守る活動 新しい評価の考え方で,新単元「自然災害から人々を守る」の授業をつくる/嵐元秀 新単元で指導計画・評価計画を作って行った実践。王道
5年/我が国の農業や水産業における食料生産 主体的に学習に取り組む態度をみとる一手/才宮大明 W:学習内容、Y:活動、T:新たな問い、社会との関わり に分けて振り返る重要
5年/我が国の国土の自然環境と国民生活との関連 自然災害からみんなの命を守る!/田本嘉昭 授業の実践紹介としてはよいが、「評価規準」というテーマと合っていない。
6年/グローバル化する世界と日本の役割 社会事象と自己をつなぎ意味を考える子ども/宮田浩行 最近、文字が小さく資料が読めない記事が増えている。雰囲気しかわからない。
6年/我が国の歴史上の主な事象 問いの構造をデザインすることで,歴史と現代をつなげられるか/須賀知宏・星瑞希 国づくりの歩みを構造的な問いで構成。EQ,SQ,MQ,SSQ面白そう
8 【授業最前線】新しい評価規準を生かす授業づくり 中学校
地理的分野/世界と日本の地域構成 「評価規準(例)」を「実際の授業に照らし合わせて」具体化する/大島泰文 評価規準例を「緯度と経度、大陸の位置」で具体化。
地理的分野/世界の様々な地域 「なぜ?」からはじまる主体的な探究活動で三観点をしっかり評価/魚谷亮太 三観点の評価方法を説明している。アフリカで実践例 おすすめ
地理的分野/日本の様々な地域 オンライン教育ツールを活用した評価方法/福井操
Googleclassroom「質問」機能を利用して意見を把握する。全員の記録が残るメリット
歴史的分野/歴史との対話(源平合戦の実践を例に) 全員参加で一つの物語を作り上げる授業/山本敬典 9種類のテーマを並び替えて全体のストーリーを考える。初めて見た方法
歴史的分野/近世までの日本とアジア 単元シートの活用で評価を効果的・効率的に/大谷誠一 内容のまとまりを単元シートを書かせて評価するもの。効率的だが? 浅くなりそう
歴史的分野/近現代の日本と世界 その時代に引き込ませるネタから考えさせる/河原紀彦
明治以降から戦後までの授業の実践紹介が主。評価規準は従。
公民的分野/私たちと経済 ブラックサンダーの奇跡!/徳田和洋 単元を貫く問いの提示の後、見通しと評価規準を提示。ブラックサンダーで実践。おもしろい!
公民的分野/私たちと国際社会の諸問題 形成的評価を重視したSDGsに関わる学習/松村謙一 形成的評価で「未来の電力事情は安心?」を実践。課題は「主体的態度」の評価
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第21回) 学習評価場面の精選/小倉勝登 一時間一観点で見取っていくが、学習評価は毎時間必要。重要
スペシャリスト直伝!授業がもっとうまくなる社会科授業スキル (第9回) 子どもたちが学習用語を身に付けるスキル/佐藤正寿 学習用語を意図的に質問し、国語辞典で調べる
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第9回)
徳島県上勝町カフェの挑戦~循環型経済をめざして~/河原和之~地理・公民(SDGs)~
徳島県上勝町のCafeのオーナー主導による徹底したエコ、町ぐるみの環境保全活動の紹介
新学習指導要領 社会科授業デザイン&評価のポイント (第9回) 社会科の授業デザイン(3)/澤井陽介 中学校歴史の内容のまとまり。さらに分けて多面的・多角的に考察する
ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第21回)3年生「事故や事件からくらしを守る」/朝倉一民~GIGAを意識した社会授業をつくろう~ 写真やグラフも各自に送り見て保存もできる。みんなで作る安全マップも保存、改善ができる。参考になる
見方・考え方を働かせる!単元を貫く学習課題でつくる中学社会ワーク (第9回) 選択や配分に着目して意思決定を目指す学習/川端裕介~中学公民「理想の働き方」~ 理想の働き方を考えることで意思決定を目指す授業。
地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第9回)
時差の計算? なぜその標準時を設定しているのかを考えよう(位置,空間的相互依存作用,地域)/吉水裕也 時差(UTC±)が設定されている理由を考えるもの。興味深い
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第15回) いわゆる「歴史的思考力」と「社会的事象の歴史的な見方・考え方」の関係(2)/藤野敦 情報収集等の技能別紙で紹介
学びと社会がリアルにつながる!SDGsの視点でつくる公民授業 (第9回)「目標12 つくる責任つかう責任」をどう教材化するか/唐木清志 食品ロスを教材化 使える!
社会科における深い学びの実現とは (第9回) 内容・方法の両面からのアプローチで「深い学び」の実現を図る「日本の地方創生」を提案する授業実践/見島泰司 他国の様子を調べ、日本と比較し解決策を考える中学生のプレゼンづくり ハイレベル
銅像からわかる!つれづれ歴史散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第9回)盲導犬サーブと名犬チロリ像にみる社会福祉の大切さ/寺本潔 サーブ像が栄;エンゼルパークにある
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第273回) 奈良県の巻/森口洋一
4 文部科学省資料
(1)今後の主権者教育の推進に向けて(中間報告) 社会科として重要 概要を別紙で紹介
(2)学校における働き方改革について 働き方改革のポータルサイト
(3)GIGAスクール構想の実現について GIGAスクールのポータルサイト
(4)各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する解説動画 充実してきました
(5)「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 評価のための必需品


中学校 見出し(抄)
第1編 総説
第1章 平成29年改訂を踏まえた学習評価の改善
第2章 学習評価の基本的な流れ
第2編 「内容のまとまりごとの評価規準」を作成する際の手順
第3編 単元ごとの学習評価について(事例)
第1章 「内容のまとまりごとの評価規準」の考え方を踏まえた評価規準の作成
第2章 学習評価に関する事例について
巻末資料
別紙 同上 小学校編目次 裏 各教科等に関係する教材や資料集等について
別紙 『高等学校学習指導要領(平成30 年告示)解説 地理歴史編』P364-365
社会的事象等について調べまとめる技能
予告 第538回 12月19日(木)19時 オンライン
特集 (学校に導入されそうな)G Suite for Educationってなにが出来るの?どこがすごいの?
実際に使っている実物を使って紹介します!