20010625jh-shido
テーマ:指導上の留意点解説
刈谷南中校指導委員訪問 資料

平成13年6月25日
刈谷東中学校 犬塚章夫

「指導上の留意点の実際例」

1、インプット活動
 英語を聞かせていますか?
  (1)まず教師の英語 Classroom English, Oral Introduction, Small Talk
  (2)本物の英語 authentic English
      CDやビデオの活用
      AETの活用
      カセットテープの活用
  (3)聞いてわかったかどうか
      Input Hypothesis 人はi+1の英語のインプットによって英語力を伸ばす。
      Total Physical Response 聞いてその指示にしたがって体を動かす。
        聞いてわかったかどうかを、表現させる。

2、アウトプット活動
 英語を話させていますか?
  (1)AETと1対1で会話
      Communicative Strategies
  (2)会話に慣れる
      会話カードの活用
  (3)自己表現活動 相手を意識した英作文をさせる
      WEBサイトの利用 「若者メッセージ2001」 http://www.hamajima.co.jp/syucho2/

3、来年度に向けて準備を
 (1)来年度から週3時間
     新しい教科書の内容を見ておこう
     実践的コミュニケーション・・・使う楽しさを十分味わわせる
 (2)来年度から選択授業が始まる
     全員に英語を教えるのではなく、発展的な内容は少数の意欲の高い生徒に教える。
     中2で2時間、中3で3時間の選択授業 
       listeningの授業、英作文(メールを書くなど)の授業、会話の授業、などテーマをしぼる。
       英語が好きな生徒には、通常の3時間+2時間の授業が受けれるような体制を作る。
 (3)ティームティーチングから少人数授業へ
     まずは教室の確保。
     2つに分けるには 
      @名簿で奇数と偶数 
      A教室の座席で前と後 
      B生徒の希望から基礎コース発展コース
 (4)絶対評価が始まる 
     さまざまなテストでABC A=5点 B=3点 C=1点として数値化
     それぞれの観点で集計して、総得点に対して7割以上の点ならA,
       3割以下がCなどと換算して54321をつける
     それぞれの学年、内容でどこまでがjAで、どこまでがBかの絶対的な基準を作る

4、指導技術
 (1)英作文指導
     ブレインストーミング・・・キーワードを中心に書いて、そのまわりに関連単語を書いていく。
     プロセス・ライティング・・・何度も添削して、書く力を高めていく。
 (2)リスニング指導
     プレ・リスニング活動・・・聞くことへの意欲付けをする。
     リスニングからのリーディング・・・リーディングも準拠のテープなどでリスニング教材にできる。
 (3)フォニックス
     フォニックス・アルファベット・・・1年の最初で2週間程度は扱いたい。