textbook.htm
番 | 教科署名 | 会社名 | 分析担当(案) | 分析結果 | |||
1 | NEW HORIZON | 東京書籍 | 犬塚 | ||||
2 | SUNSHINE | 開隆堂 | 足立 | ||||
3 | NEW CROWN | 三省堂 | 足立 | ||||
4 | ONE WORLD | 教育出版 | 犬塚 | ||||
5 | TOTAL | 学校図書 | 長谷川 | 原稿PDF | |||
6 | EVERYDAY ENGLISH | 中教出版 | 長谷川 | ||||
7 | COLUMBUS | 光村図書 | 中嶋 | ||||
★アンダーラインの部分にはWEBサイトへのリンクあり |
研究員各位、
第4回研究会にて決定された標記の件を次のように行うのはいかがでしょうか。
特に、このプロジェクトメンバーの先生方は進め方につての回答をお寄せ下さい。
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1 プロジェクト・タイトル:
「人間形成に関わる英語コミュニケーション活動タスクの調査と分析--中学校
英語検定教科書を用いて--」(仮題)
2 目的と方法:
1)テキストの統合的英語コミュニケーション活動タスクは、それを行うことによ
り生徒同士のまた生徒と先生の人間形成に資するように組まれているか。
2)コミュニケーションの次の6つの観点を満足させるものであるか。
1)自己理解と他者理解のために行われる。(目的)
2)動的・進行的である。(形態)
3)参加者の行動や態度に変化を引き起こす。(結果)
4)言語及び非言語メッセージを使う。(手段)
5)意図的と非意図的に伝わる意味がある。(意味)
6)双方向生を持つ。(双方向性)
3)「ジョハリの窓」の第1枠(開放の窓)を広げる真コミュニケーション能力が
育つようにステップが組まれているか。
以上の3点より分析する。(詳しくは長谷川の岐阜大会発表レジメか紀要33号投稿
原稿を参照のこと)
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2004年2月
中学校英語教科書分析チーム各位、
1 分析の視点
1) 三浦(2002)により提示された、「意味あるコミュニケーション」の各レベルのどれにテキストの各レッスンの
練習問題(統合的英語コミュニケーション活動用エクササイズ)が当てはまるかを、見る。TOTAL
active.comm
の場合は今の所レベル4に入るものはありません。
2) テキストの特徴(レッスン本文のトピック、読み物用に入っている題材とそれの扱い方、練習問題の形式等)
についても気がつくことをメモして頂き、取りまとめる。
3) 中学の先生方で「こういうタスクを使い、人間形成に資するものとしている」という実践例があれば加える。
2 まとめ方
1) 教科書毎に、どのレベルのものが多いかを統計処理する。また、中学英語教科書全体での分散も見る。
2) レベル3のものは具体的にどういうものかを報告する。
3) それを(レベル3のもの)をレベル4にもっていくには、何をどう仕組むかを考え、人間形成に資するコミュニ
ケーション・タスクとして提案する。
4)教科書の中にレベル4の範疇に入るものはあるか。それはどういうものか。
以上により、分析と取りまとめを行いたく、よろしくお願い致します。
「TOTAL active.comm 1」 の例
1 特徴 1)巻末の「参考資料」(部活、時間割、学校行事、祝日、日本の行事と特徴、欧米等の行事)が充実し
ている。また、趣味、食べ物、ペットについては絵事典があり、言語活動にて役に立つ。
2 本文は Act 1~10まである。
3 各レッスンの練習問題には、Let's Polish Up と Active Communication があり、前者は文法的なまとめと
各種の言語活動から構成されており、後者は指導要領の言う「言語の使用、場面と働き」を意識して作られ、
各レッスン毎に、文機能が提示された対話からできている。
4 レッスン本文は日米文化比較の視点から書き出された対話によってできている。
5 Write & Speak という学期毎のまとめに使える統合的英語コミュニケーション活動用エクササイズが3つある。
レベル4にもって行けそうな気がしている。
6 Reading 用として、Dorothy and the Witch, The Ant and the Bird, The Fall of Freddy the Leaf の3つがあり
これらはいずれも「生きる」ことに関わる内容を提示している。Oral Interpretation
的に扱ったり、劇化する活動
への好材料を提供している。ここもレベル4にもって行けそうな気がしている。
7 Act 4 での分析例
1)本文は趣味の比較がトピックである。
2)Let's Polish Up は4つある。
1. ペアで名前を言い合う。(レベル2)
2. Pattern Practice <動詞はuse と have。目的語を代える>(レベル1)
3. 友人紹介(初対面として)(レベル2)
4. 名前当てゲーム(レベル3)「自分の隣の家の人の似顔絵と本当の名と、そうでない名の3つ(計4つ)を
書いて相手に見せ、相手はどれが本当の名かを当てる」
3) Active Communication 他者紹介時の挨拶と情報伝達が取り上げられている。
1. トム、ケンジ、サラによる対話
2. Pattern Practice が2つ
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長谷川 和則
静岡産業大学 国際情報学部