shidouanstart1&2
英語活動指導案
対象学年:5年・6年
指導者:担任が一人で初めて教える場合
単元名:英語の活動に慣れよう
単元目標:
1 英語では強弱のリズムが大切であることを知る。
2 ゲーム活動を通して元気よく英語を話そうとする。(担任もソロでの授業に慣れる。)
単元計画:
時間 | ○目標・活動 | 言語材料 | 評価の観点 |
---|---|---|---|
1 | ○ゲーム活動を知る。 ・チャンツ ・キーワードゲーム ・ミッシングゲーム |
○表現 ○語彙 バナナじゃなくてbananaにでてくる単語 |
|
2 | ○ゲーム活動を知る。 基本的に1時間目と同じ活動を行う。(単語を変えて) |
本時の展開(1時間目)
本時の目標:
○英単語のストレス(強弱のリズム)を知る。
○ゲーム活動の仕方を知る。(聞く活動→くりかえす活動→覚える活動→話す活動となるように進める)
準備物:CD 絵カード ワークシート
時間 | 児童の活動 | 担任の活動 | ALTの活動 | ●指導上の留意点 ◆国際理解の視点 ○評価の観点<方法> |
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挨拶 (5) |
・挨拶をする。 Good morning/afternoon. |
・全体に挨拶をする。 Good morning/afternoon. |
●まず挨拶の仕方を覚えさせる。まずはGood morning/afternoon. Hello.などから、How are you? I'm fine.など学習済みであれば使う。 | |
導入 (10) |
・CDを聞きながら、絵を確認する。 (聞く活動) ・CDを聞きながら、強弱のリズムを確認する。 (聞く活動) |
・チャンツで絵カードの単語を導入する。 @1回目 絵カードを黒板にすべて貼る。 「今日は、英語の単語を勉強します。みんなこの絵を英語で何て言うのか知ってるかな。」「じゃあ、『バナナ・チャンツ(バナナじゃなくてbananaチャンツ)」を聞いてみよう。」CDを流しながら、その絵を指さす。 A2回目 「バナナ(リズム○○○)じゃなくて、banana(リズム○●○)って強く言うところがあるんだね。強く言っているところをよーく聞いてみよう。」ふたたびCDを流しながら、絵を指さす。 |
(もしALTがいれば、担任が「バナナじゃなくて」と言い、ALTに「banana, banana」と言ってもらうこともできる。) (ALTがいる場合でも、CDも聞かせて、リズムの音楽つきで慣れさせたい。) |
●まずはl聞かせる場面であるが、自然に児童が発音しだしたら、そのまま言わせておけばよい。自然に発音しだすのが理想。 ◆日本語にないリズムを強調する。 |
・CDを聞きながら、強弱のリズムをまねて発音する。 (くりかえす活動) ・CDを聞きながら、強のリズムのところで手をたたきながら発音する。 (くりかえす活動) |
B3回目 「強く言うところわかったかな。じゃあ真似して言ってみよう。強く言うところは強く言うんだよ。」CDを流して、英語の部分を言わせる。 C4回目 「じゃあ、今度は、強く言うところで手をたたきながら言ってみよう。」CDを流して、いっしょに手をたたく。 |
(もしALTがいれば、大げさなジェスチャを見せてもらう。リズムでのりのりに踊ってもらう。) | ||
・立ち、CDを聞きながら、強のリズムのところで足踏みをしながら発音する。 (くりかえす活動) |
D5回目 「じゃあ、立って。強く言うところで足踏みしながら言ってみよう。」児童を立たせて、CDを流して、いっしょに足踏みをする。 |
●動作は、工夫してよい。例)小島よしおの「そんなの関係ない」風の動きなど ●時間に応じて、切り上げる。 |
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・担任が言った単語の英語をリズムにのって手をたたきながら英語っぽく発音する。 (覚える活動) |
E6回目 CDを使わず、担任が「バナナじゃなくて」の部分を言い、児童に手をたたきながら英語の部分を発音させる。 CDを使わないので、順番を変えたり、速さを変えることができる。 |
(ALTがいれば、担任が「バナナじゃなくて」と言い、児童といっしょにALTに「banana, banana」と言ってもらう。) | ●CDのリズムを覚え、担任がわざと「バナナじゃなくて」と日本語っぽく言い、児童にbanana, bananaと手をたたくことでリズムを意識させながら英語っぽく発音させる。 ●どの絵カードもスムーズに言えるようになるまで、繰り返す。児童が飽きてくるうようであれば、動作を変えたりして工夫する。 |
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展開 (10) |
・英単語を聞き、その絵を指さす。 (聞く活動) |
・指さしゲームを行う ワークシート(チャンツの単語の絵が載っているもの)を配り、担任が英語を言う。ただ単語を言うだけでもよいし、チャンツのリズムで行っても良い。 |
(ALTがいれば、英単語を言ってもらう。) | ●ワークシートはカラー印字しパウチしておけば、何度も使える。 ●隣同士ペアで競争してもいいし、4人グループで競わせてもよい。黒板の前に2人を出し、黒板に貼った絵カードをはえたたき棒でタッチさせてもよい。 |
展開 (10) |
・指さされた単語を2回発音し、拍手2回のリズムをくりかえす。キーワードが聞こえたら、消しゴムを取る。 (くりかえす活動) |
・キーワードゲームを行う 隣同士ペアで競争をする。ペアの間にけがをしないように消しゴムなどのやわらかい物を置かせる。 黒板の絵を指しながら、英単語を発音する。児童はそれをリピート(くりかえし)する。しかし、あらかじめキーワードを宣言しておいて、担任がキーワードを言ったら、リピートせずに消しゴムを取る。早く取った方が勝ち。 指さしてbanana, banana,拍手2回のリズムで繰り返していく。 |
(ALTがいれば、英単語を言ってもらう。) | ●徐々にスピードアップしていく。 ●キーワードも担任が決めたり、児童に決めさせたり、工夫できる。 ●発展として、単語だけでなく、I like bananas. I like bananas.パン、パン、のように文で言うこともできる。文や会話を覚えさせたいときに使える。 ●児童の様子を見て、お手付きしそうであれば、手を頭の上に載せさせるなど、動きの制限などを工夫する。 |
展開 (5) |
・何がなくなったのか、あてる。 | ・ミッシングゲームを行う 絵カードを指さし、児童に英語で言わせる活動に慣れてきたら、目を閉じさせ(机にふせさせても良い)、絵カードを1枚隠して「What is missing?(何がなくなった?)」と聞く。 |
(ALTがいれば、What is missing?など言ってもらう。出題してもらう。) | ●「覚えなさい」と言わなくても、クイズに答えたくて、自然に絵カードを覚えるようになる。 ●発展として一度に隠すカードの枚数を増やしたりする。 |
挨拶 (5) |
・振り返りカードに記入をする。 ・挨拶をする See you. |
・振り返りをする ・挨拶をする That's all for today. See you. |
●すすんでゲームに参加できた。大きな声で発音できた。など決めておくと良い。 |
本時の展開(2時間目)
上記(1時間目)と同じものをくりかえす。チャンツで扱う単語を変えて、何度もできる。
参考資料
1 ゲームの理論
小学英語は、「聞く」「話す」活動を行う。対話例文を示して、すぐに子どもたちに会話させる実践を見かけるが、もっと「聞く」活動を多く設定する必要がある。英語を聞かせれば自然に話せるようになるわけではないので、「聞く」→「話す」の間に、「くりかえす」「覚える」段階が必要である。それらを小学校では、ゲーム的な活動を通して楽しみながら自然な形で導入していきたい。
≪聞く活動≫ まずは英語をたくさん聞かせる。黙って聞いているだけでなく、聞いた情報を理解して、動作させることで、理解していることを見える形にする。(ゲーム例 指さしゲーム、かるたゲーム、など)
≪くりかえす活動≫ 「はい、10回くりかえして言いなさい。」ではなく、ゲームをしているうちに、10回もくりかえして言っていた、になるように。(ゲーム例 キーワードゲーム、歌やチャンツ、など)
≪覚える活動≫ 「はい、これらの単語を覚えなさい。」ではなく、ゲームで勝つために、ゲームに夢中になっているうちに、知らず知らずのうちに覚えていた、にしたい。(ゲーム例 ミッシングゲーム、伝言ゲーム、など)
これらのステップを踏ませてから、対話文を使って子ども同士で会話をさせたり、ALTと会話をさせたり、みんなのまえでスピーチ(3文程度の簡単なもの)をしたりする≪話す活動≫に結びつけていきたい。
2 クラスルーム・イングリッシュ
初めは日本語の指示でもよい。慣れてきたら、1つでも英語で指示がしたい。まず手始めに、授業のはじめのあいさつや、授業の最後のあいさつを英語にしたい。
例)Let’s start the class. Good morning!
That’s all for today.
次に、活動の初めに、どんなことをするのかを英語で紹介してみる。
例)Let’s play “missing game.” Let’s play “key-word game.”
次に、子どもたちを褒める言葉を覚えたい。
例)Good job. Wow, that’s nice. I like her smile. Her gesture is good.
ALTが来た時に、ちょっと真似してみる。ALTの英語の最後の言葉を繰り返す。
例)ALT: OK. Let’s play “key-word game.”
担任 Key-word game.
ALT I’ll give you three hints.
担任 Three hints.