中部産業遺産研究会・産業考古学会 主催
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基調講演「鉄道高速化と私鉄電車発達の歴史」
青木栄一(駿河台大学教授・東京学芸大学名誉教授・鉄道友の会評議員議長)
報告1 「東海道新幹線と産業・文化・生活」 須田 寛(東海旅客鉄道会長)
報告2 「新幹線0系の開発と保守」 久保 敏(元国鉄大宮工場長・鉄道友の会副会長)
報告3 「新幹線電車の車軸軸受の技術」 角田和雄(中央大学教授)
報告4 「名鉄パノラマカーの開発と設計」 白井 昭(産業考古学会・元大井川鉄道副社長)
パネルディスカッション
「新幹線0系と名鉄パノラマカーの産業遺産としての価値とこれからの保存と活用」
パネリスト
須田 寛、久保 敏、角田 和雄、白井 昭、山田 貢(中部産業遺産研究会)
コーディネーター
青木 栄一
1964年3月、国鉄は東海道新幹線開業に向けて、新幹線電車の量産を開始しました。世界で初めて時速200kmで営業運転する電車が、我が国で製造されたのでした。この新幹線0系電車は、当時の高速電車製造技術の集積だといえます。戦前の弾丸列車計画から始まった鉄道の高速化が現実となり、さらなる高速化へと橋渡しをした車両が0系電車でした。新幹線が我が国におよぼした影響は交通のみならず産業・経済・文化にまで及んでいます。0系電車は産業遺産・文化遺産として価値ある電車です。
1961年、運転室を2階に上げ前面展望を乗客に提供した、まっ赤な電車が登場しました。名鉄パノラマカー(7000系)です。しかも、この電車は特別料金のいらない特急電車として、全国から注目を集めました。名古屋圏における交通事情の特徴をよく表した出来事でした。都市間輸送の新しいスタイルを確立させたパノラマカーは、私鉄電車の発達を語る上で無くてはならない存在です。今日の新型電車にも、その影響を及ぼしています。
このシンポジウムでは、この新幹線0系と名鉄パノラマカーの技術的本質にせまり、東海地方の交通や産業に与えた影響を考えてみたいと思います。また、これらの車両が今後産業遺産としてどんな価値を持つのか、それを後に伝えるための方策や活用についても考えてみたいと思います。
主催:中部産業遺産研究会・産業考古学会
後援:日本産業技術史学会・(社)日本機械学会・(財)中部産業活性化センター
(社)中部開発センター・(財)日本ナショナルトラスト・鉄道友の会
東海旅客鉄道株式会社・名古屋鉄道株式会社
1.会場
「愛知県勤労会館」(名古屋市昭和区鶴舞 1-2-32)
電 話:(052)733−1141
交通 JR名古屋駅、名鉄新名古屋駅より、
地下鉄鶴舞線またはJR中央線に乗車、「鶴舞」下車、南へ約400m
2.シンポジウム日程 [2月26日(土)]
12:20 〜 受付
13:00〜13:05 開会
13:05〜13:40 基調講演
13:40〜14:30 報告1、2
14:30〜14:45 休憩
14:45〜15:35 報告3、4
15:40〜16:20 パネルディスカッション
16:25 閉会
懇親会(17:00〜18:30) 会場:愛知県勤労会館 レストラン
3.参加費用
シンポジウム:2,000円(報告・資料集代を含む)
懇親会 :4,500円(予定)
4.定員
シンポジウム:300名
懇親会 : 60名
5.申し込み方法
下記の様式をはがきに貼付、またはFAXかE-mailでお申し込みください。
「日本の技術史をみる眼」第18回 申込書 | |
氏名 | |
住所 | |
電話 | |
所属 | |
シンポ参加 | ( )する ( )しない |
懇親会参加 | ( )する ( )しない |
報告資料集 | ( )当日会場で ( )郵送希望 |
参加費 | ( )当日会場で ( )振り込み予定 |
*( )内に○印をつけてください。
*報告資料集郵送希望の方は、シンポジウム終了後になります。
*中部産業遺産研究会の編集・発行書籍(1999年12月現在、35点)
(シンポジウム17回までの報告集を含む。鉄道関係の報告比較的多くあり)
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