中部産業遺産研究会主催のシンポジウム「日本の技術史をみる眼」は、1982年に奥村正二先生を講師に第1回を開催して以来、今年度で20回目を迎えることになりました。本シンポジウムのタイトル「日本の技術史をみる眼」は奥村先生の著書『技術史をみる眼』から採った名称です。シンポジウムはその後継続してこの名を使用し毎回、所期の目的である技術史の勉強を深める講演、産業考古学研究や産業遺産調査の講演や報告など、各界の先生方を講師に開催してきました。10回の節目の時にも奥村先生を講師に開催した経緯がありますが、今回20回の記念シンポジウム(2002年2月名古屋にて開催予定)に先立ち、特別企画として再び奥村先生からお話を聞く機会を持つことにしました。
奥村先生は1913年生まれで今年90歳になります。日本の技術史研究の草分けとして、長く技術史研究に携わられ、『工作機械発達史』(1941年)、『製鉄製鋼技術史』(1944年)、『自動車』(1954年)、『トヨタ自動車販売株式会社の歩み(十年史)』(1962年)、『世界の自動車』(1964年)、『火縄銃から黒船まで』(1970年)、『小判・生糸・和鉄』(1973年)、『技術史をみる眼』(1977年)、『シルクロードと綿』(1985年)、『「電気」誕生200年の話』(1987年)など多くの著書を残されています。
今回のシンポは産業考古学会と共催で企画し、奥村先生並びに技術史や産業考古学の先達の先生方からもお話をしていただくことにしています。
主催:中部産業遺産研究会・産業考古学会
後援:東京産業考古学会・日本科学史学会・日本産業技術史学会・技術史教育学会
(社)日本機械学会・技術教育研究会(いずれも予定)
協力:国立科学博物館
(午前)
11:00〜12:00 国立科学博物館「特別展:「情報世紀」の主役たち」を担当者の案内で見学
10:50 国立科学博物館正面入口付近集合
(午後)
14:00〜16:30 シンポジウム会場:国立科学博物館講堂
*シンポ会場(2階講堂)へは国立科学博物館北側の入口よりお入りください。
14:00 開会
14:10〜 奥村正二先生の講演と対談
記念講演「日本の技術史をみる眼」
奥村正二氏(弁理士・技術史家)
奥村先生との対談
対談者:金子六郎氏(東京農工大学名誉教授・産業考古学会元会長)
15:30〜 講演:21世紀へのメッセージ「日本の技術史をみる眼」
内田星美氏(東京経済大学名誉教授・産業考古学会元会長)
黒岩俊郎氏(専修大学名誉教授・産業考古学会元会長)
16:30 閉会
懇親会(17:00〜19:00) 会場:国立科学博物館内レストラン
−奥村先生を囲んで−
5.参加費:無料
6.懇親会費:5,000円
*懇親会費はできるだけ事前(5月25日まで)に振り込みをお願いします。
7.定員
シンポジウム:150名
懇親会 : 40名
*定員になり次第締め切らせていただきます。
*懇親会参加希望者は5月25日(金)までに申し込みください(費用振り込みにもご協力ください)。
8.申し込み方法
下記の様式をはがきに貼付、またはFAXかE-mail でお申し込みください。
なお、参加券は発行しませんので、定員超過などによるお断りがなければ、当日受付にお越しください。
「日本の技術史をみる眼」第20回特別企画申込書 |
氏名: |
〒・住所: |
電話 |
E-mail: |
勤務先又 所属学会: |
見学会参加: あり( 名) なし |
懇親会参加: あり( 名) なし |
9.申し込み先
シンポ実行委員会事務局 天野武弘まで
10.問い合わせ先
シンポ実行委員会事務局 天野武弘および
産業考古学会事務局 潟vラス・ワン気付
TEL・FAX(03)3234-3118
シンポジウム開催のホームページ
http://www.tcp-ip.or.jp/~amano-ta/
中部産業遺産研究会ホームページ(シンポ案内も含む)
http://www.tcp-ip.or.jp/~ishida96/
産業考古学会のホームページ
http://www.ricoh.co.jp/net-messena/ACADEMIA/JIAS/
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