intel Pentium PRO 180Mhz 256K Cache
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 アーキテクチャ的には、Pentium II と同じで、MMXが追加されていない点が異なります。しかし、Pentium IIにはない利点としては、2次キャッシュがCPUと1対1で動作する点があげられ、蒼騎にとってはこちらの方が嬉しいとか思って買いました。まず最初にCPUを四つ積みたいという希望があり、それならPentium PROしかないと云うことで、まず搭載するCPUからマシン作りが始まりました。次にマザーとなるのですが、四つ搭載できるマザーボードでゴライアスなるモノが40万円近くしたため断念。これならAlphaチップでも買うわ〜とか思ったりしたわけ。最終的には四つ搭載できるマザーが安くなったときにマザー交換するつもりですけどね。
 もちろん多少のクロックアップはしなきゃ損ということで、66×3の200Mhzで動かしています。233でも動くんですが、クラッキングで24時間CPUに高い負荷で計算させることになるので、この辺で止めておこうと思ってます。
 しかし、目的が目的なだけにPentium PRO2発はとても正解でした。クラッキングでは非常に良い成績ですし、NTサーバーとしてはこれまた最適です。後、IEでのhtmlの動作確認はとても良く出来てます。

 あと、どうもSLOT 1と云う規格はどうも信用できません。ファミコンみたいなカセットは言うまでもなく美しくない。また、機会があったら見て欲しいけど、コアとスロットの接点へは、あやしい配線模様だ。長さを揃えるために蛇行したり、遠回りしたりして大変あやしい。しかもマザーボードも同じく、チップセットとスロットへも、あやしい模様を描き出している。無駄な配線が2倍以上っていう感じだ。大体配線はなんでもそうだけど、短ければ短いほど良いのが普通だ。やはりソケット方式のほうが正解じゃないかなぁ。もともとCPUはゲジゲジの足だったのが、配線のムダをなくすようにPGA化したはず。時代に逆行してないだろうか。

 なんで無駄な配線についてそんなに心配しているかというと、1997年の4月1日のエイプリルフールネタにある。そこには2.6Ghzと云うクロックで動作するマックが非常にお値打ちな値段で発売されるというように書かれていたからだ。私はこの時不思議に思ったのだ。なんで2.6Ghzなのか? 色々考えたがすぐにこれはクロックの限界値なんだなとピンと来た。そこでさっそく計算してみた。仮に電子のスピードを光の速さとしよう。光より速いものは存在しないはずだからね。ちなみに光の速度は毎秒29万9790キロメートルである。ちなみにmmで表現すると、29.979×10000×1000×1000mm=299790000000mmとなる。じゃぁ、2.6Ghzというのはどうだろうか? 2.6×1024×1024×1024Hzと云うことで、2791728742.4hzである。そう、1クロックの間に光でさえ107.38507486mm、おおざっぱに云うと10cmしか進めないのである。つまりすでにこの状況では数センチの無駄な配線さえ無視できない状況になりつつあるのだ。ちなみにこれは理論値である。
 まぁスパコンが、配線に気を使って等距離になるように、あの形になってるのは訳があるのだ。


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