Mac Fan EXPO '97
 とりあえず、今回のEXPOの目玉とも言うべきPowerPC 750搭載機です。このマザーボードを見ていて思ったことは、よくできてるという印象である。割り切って考えれば非常にコストパフォーマンスは高いからと云うのが理由。初心者から、ハイエンド指向のヘビーユーザーまで非常に満足できる。いうまでもなく初心者にも手が届く価格で、このような新製品を投入できたことは素晴らしい。安い理由は、まずFast SCSIをやめて、普通のSCSIしたこと。じつはこの方が初心者にはありがたい。ごく一部のSCSI機器以外は、秒5MBの転送速度で十分満足しているし、安いケーブルで接続してトラブルに巻き込まれる可能性低くなる。
メモリスロットを3つに減らした。いうまでもなく普通のユーザーはメモリをそれほど必要としないし、昨今は128MBまで出ているので384MBまでは大丈夫、実際蒼騎ですら320MBくらいしか積んでいないので十分だとわかるだろう。しかし、インターリーブが効かない分、シンクロナスDRAMにした。こっちの方がはやいので大歓迎。
 PCI Busが3つ。これもごく普通である。大体6つもある方が不気味なくらいである。蒼騎が初心者だったころ、IIsiというMacを使っていた。こいつの拡張性はNuBusか、PDSのどちらか一つだけである。しかも実際にカードが拡張されたのは実に3年もしてからである。普通初心者はカードにまで手がまわらない。もし仮に蒼騎が、G3に追加するなら、FastWideのSCSIカード。超高速なビデオカード。あとはFireWireのカードである。これ以上はなかなか思いつかない。
CD-ROM、内蔵ハードディスクをIDE接続している。これらの機器は、SCSIのもより大体1万円くらい安かったりする。
シリアルポートが普通のRS-422である。GeoPortではないのでテレコムアダプターIIなんてのは使えない。電源とれなくなるのは辛い。