600坪という、市街地中心部では極めて大きな敷地に建つ大きな家です。

古くからある高級住宅地の、起伏の豊かな地形を生かすため、建物は半分が地中に埋めこまれた形となりました。 地下がガレ−ジ、一階がLDKと夫婦寝室、それに仏間を別に取った和室。二階が若夫婦の寝室と子供部屋という構成です。 中央に中庭をとり、廻りを囲んで部屋を配置しました。階段部分の上をトップライトとして、中庭を核に屋外と屋内が融合することを考えました。 コンクリ−ト躯体の外側に断熱層をとり、コンクリ−トブロックを積んで二重壁としました。