創業者というのは人の言うことを聴かない人が多い様です。このケースでもそう。

社長:お父さん、隠居所建ててやるよ。

会長:だったら会社の裏のあそこがいい。

社長:えーっ、あのゴミ置き場になってるとこかい。

会長:そーだ。

社長:あそこに家なんて建たないよ。

会長:おれとばあさんの部屋だけありゃいいんだ。

社長:せっかくそのために○○町の土地を買ったんじゃないか。あそこなら200坪あるよ。

会長:あそこは倉庫を建てりゃあええ。

なんとなく会長の勝ち。というわけで、会社の裏の幅2間半の敷地に隠居家が建つことに。
これだけ狭いとさっぱりと諦めが付くもので、京都なんかにありそうな坪庭を囲む家が出来ました。