リンゴの家が危ない

2005.5.25日付け英国タイムズ紙の記事によれば、チャールズ皇太子がプレスコット副首相（テレビタレントのブレア氏の裏で悪役をやっている。よくタマゴをぶつけられる。）に噛み付いた模様。

プレスコット氏の住宅政策によって40万戸の住宅が取り壊されるのは「財政上・社会上・環境上」良くない、とのこと。同記事によれば噛み付いたのは、生家が取り壊される予定となった元ビートルズのリンゴ・スタ－氏で、プリンスはこれに便乗した形。スター氏は「直せば価値があるのに、またか！やつらはリバプールの中心市街地をぶっ壊して、住民を郊外の高層アパート追っ払っただけで、街中のことは忘れたままだ。」

プレスコット氏はロジャ－ス卿を委員長とするアーバン・ルネッサンス・タスクフォース（直訳すれば「都市再生本部」）の仕掛人であるが、反対論は鼻にも引っ掛けない様子。

タイムズ紙によれば先月には「京都議定書の目標達成が出来ない犯人」とのことで、グリーンピースが自邸（古そうな豪邸）屋上にソーラーパネルを設置しに押し掛けたのだが、これも「京都で交渉したのは私自身だ。」と耳も貸さない模様。(2005.5.25)