Apple II PLUS J互換機

当時まだ著作権が一般的に認識されていなかった時代には、このような互換機(海賊製品)が多く出回っていました。
オリジナルよりもはるかに安く(基板で1万、ROMで5〜6万くらい)腕に自信のあるマイコンマニアには簡単に作れてしまいました。
そしてなんとソフトもコピーが大量に出回っていました(当時の日本ではソフトのレンタル屋が存在していた時代ですから)。
これは大阪の業者が販売していたもので、AppleII PLUS-JのROMがカードで刺さっており、この互換機は一般的に知られていた物の一つです。
他にはロビン電子から出ていたセット物、大阪デジットからの「りんご」シリーズ、ベクトリオI,II,III、オレンジ、ケガニ等それこそ名前もないものまで多数存在してます。
また、この薄いFDは流行していたタイプのこれまた互換機で、ソフトによっては動かないFD Driveだったようです。
また、JoyStickはWoodSystem社の物で一番有名な周辺機器メーカーのものです。