CANON WonderBJ F850

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キヤノン社から1999年10月に発売された1,200×1,200dpiのフルカラー印刷を実現したカラーインクジェットプリンタで、この当時のフラッグシップモデルでした。独自の「MicroFine Droplet Technology」により、高解像度、粒状感の低減、多階調表現、画像安定性の要素が向上され、業界初の1/6濃度のフォトインクを新たに採用することで、通常濃度のレギュラーインクに換算するとインク滴の大きさで0.67ピコリットル相当、解像度では1,800dpi相当を実現していました。インタフェースにはUSBを採用し、ハガキサイズが約1分、A4サイズが約2分という印刷スピードを実現していました。後に、ドライバーの改良により、画像データの色の濃さを判別し、適切な印刷濃度に補正する「自動ガンマ補正機能」が機能追加されました。