Leica DIGILUX 1

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ライカ社が、富士フィルム社からデジタルカメラのOEMを受け、ブランド名だけ付け替えていた販売方法を見直し、自社レンズやデザインポリシーを全面的に採用するため、松下電器産業社と技術協力の末に、2002年2月発表したデジタルカメラです。その意気込みはかなりのものらしく、従来製品が有りながらも商品名にわざわざ「1」と付けているほどです。日本では、日本シイベルヘグナー社から1,000台限定で2002年6月末に発売され、ほぼ即日完売となりました。製品性能は、有効390万画素の1/1.76インチCCD(補色フィルタ)を搭載、レンズは35mm換算33〜100mmで光学3倍ズームの「Leica DC VARIO-SUMMICRON7-21mm f2-2.5 ASPH.」を採用。マクロモードを備え、広角側でレンズから6cmでの撮影が可能。光学ファインダーのほか、2.5インチTFTカラー液晶モニタを備え、ガイドナンバー10のフラッシュを内蔵し、後幕シンクロに対応。電源は1,400mAhのリチウムイオン充電池。PCとの接続用にUSB端子を搭載。付属ソフトウェアとして、「Adobe Photoshop Elements」、「ACDSee」がバンドルされていました。なお、Panasonicブランドからこの製品をベースにした「DMC-LC5」というデジタルカメラも販売されていました。