1989年に発表されたコンパクトマックとしては高スペックを誇っていたマックです。
出力用にColorQuickDrawをROMに持ち、ヴィデオカードを増設すると外付けのモニターでカラーが扱えるようになっていました。
このモジュラー機に迫る高価なコンパクトマックは、いまでもその丈夫な設計によって最速をめざすマニア「最強のSE/30を創る会」の中で非常に人気があり、多くのアクセラレーターが発表されています。
これには初期USAと、ほとんど日本で流通していたSingaporeと、Canonルートではなく丸紅ルートから1991年頃に入ってきていたIrelandの物があります。
初期USAは、ロゴの色がはっきりと黒い、電源コネクタの部分が黒、LogicBoardのCPUがソケット式、CRTはSamsung、電源部はSONY、リアボックスの内側にPlusなどと同じく、開発者のネームがあるなど判断材料は多いです。Irelandものはプリントが薄く、ロジックボードが新しく、CRTはClinton(輝度が強い)ものに変わってしまい、外見から見ると非常に白くて、奇麗ですが、メカ的には安いものを使っているようですが一番安定しています。
加えてプロモーション用に制作されたBODYが透明なトランスペレントモデルも存在します。