Handspring Visor Prism

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ハンドスプリング社が、2000年12月に発売したPalm OS搭載PDAで、同社初のカラー液晶を搭載した製品です。Palm OS 3.5.2Hを搭載し、赤外線を使用したホットシンクが標準で可能となったほか、予定表やアドレスなどで、プライベートのカテゴリーに設定したデータにはマスキング表示されるようになるなど従来機と比べ改良されていました。また、CPUにはDragonball VZ 33MHzを採用。8MBのメモリを内蔵していました。インターフェイスは、Visorの特徴ともなっている背面の拡張スロット「Springboard」を持ち、USB、赤外線、シリアルに対応していました。ソフトウェアでは、Windows/Macintosh版Palm DesktopがCD-ROMで付属し、さらにもう1枚CD-ROMには、ATOK Pocket(製品版)、PalmScape、PalmScape Mailなどが収録されていました。