1995年4月23日〜11月26日(全6回) 「バードウォッチング入門」 □主 催 豊橋市教育委員会「杉山地区市民館」 □内 容 汐川干潟での野外学習とスライド □講 師 山形 則男 氏 1995年5月5日 「三河湾シークルーズ」 □主 催 東三河開発懇話会三河港海洋利用研究会 □内 容 三河湾の船上視察会と実験〜一般公募〜 ・バードウォッチング (汐川干潟を守る会) ・スナメリウォッチング (南知多ビーチランド) ・三河湾の魚と漁業 (県水産試験場) ・アサリの水質浄化実験(県水産試験場) ・ランドサット映像による三河湾汚濁の解析(大学教官) 1995年5月14日 「バードウィーク探鳥会」 □主 催 愛知県農地林務部自然保護課 □内 容 汐川干潟での県民対象の探鳥会 □指導者 東三河野鳥同好会(小柳津ほか) 1995年7月1日 「三河湾の生きものと自然」発刊 □編 著 東三河開発懇話会三河港海洋利用研究会 □内 容 いきものの視点からの三河湾自然について紹介 はじめに 三河港海洋利用研究会 紺野 昭氏 1、三河湾のさかなたち 愛知県水産試験場 石田基雄氏 2、三河湾の大型動物 南知多ビーチランド 柏原正尚氏 3、潮干狩りに見る生きものたち 豊橋市自然史博物館 松岡敬司氏 4、 海を浄化する生きものたち 汐川干潟を守る会 小柳津 弘 5、 三河湾沿いの植物群落 三河生物同好会 中西 正氏 6、 三河湾の野鳥 東三河野鳥同好会 稲田浩三 7、 三河湾の環境 愛知県水産試験場 鈴木輝明氏 あとがき 豊橋技術科学大学 東 信行氏 1995年10月9日 公開シンポジウム □テーマ 「三河湾の環境改善と高度利用のあり方」 □主 催 東三河開発懇話会三河港海洋利用研究会 □パネリスト運輸省、大学教授、産業界、市民団体 ・運輸省第五港湾建設局長 木本 英明氏 ・名古屋大学名誉教授 西条 八束氏 ・豊橋商工会議所会頭 神野 信郎氏 ・汐川干潟を守る会 小柳津 弘 ・豊橋技術科学大学名誉教授 紺野 昭氏 □内 容 三河湾は開発と保全の共存が重要。 ・広域圏を念頭に複合的な港にしていかなければならない。 ・内湾の浄化作用を回復しおいしい魚が住む海に戻す。 ・ワイズユースの概念から三河湾をラムサール条約指定。 1995年10月29日 汐川干潟探鳥会 □主 催 田原町教育委員会 □講 師 小柳津 弘他 □参加者 約20名 1995年12月8、9日 成章高校探鳥会 □講 師 小柳津 弘、渡辺幸久 □内 容 二日間に分けて一クラスづつ汐川干潟の鳥たち(スズガモ十万羽など) を観察した。 1995年11月23日 汐川干潟を守る会ホームページ開設(藤岡エリ子) □URL http://www.tcp-ip.or.jp/~eriko/ □内 容 汐川干潟の紹介、鳥類リスト、美しい写真(山形則男)など 1995年12月6日 豊橋市12月定例市議会(一般質問) □質 問・豊橋市自民党市議団 石倉 けんじ氏 汐川干潟の保全についての市の考え方について。 汐川干潟のラムサール条約登録についての市の考え方。 □回 答・豊橋市保健環境部長 干潟は三河湾の水質浄化に寄与している。汐川干 潟は全国有数の水鳥 渡来地であり、重要な環境で 保全が必要と考える。ラムサール条約登 録につい ては、国設の鳥獣保護区(特別地区)設定が前提 となって いる。これには利害関係者や田原町、愛 知県との協議調整が必要。 今後、勉強していく。 1996年3月8日 田原町三月定例町議会(一般質問) □質 問 河辺正男議員 汐川干潟の役割についてどう考えるか。 ラムサール条約へ登録する考えはないか。 町独自の干潟、環境を保全する条例を作る考えは ないか。 □回 答 田原町経済部長 干潟は人と自然がふれあう大切な場であり、優れた浄化能力で、環境保 全に役立つ場であると認識している。 現時点では、ラムサール登録は考えていない。 理由は ・海面下訴訟問題が係争中である。 ・水底の形状、ミオ浚渫、船の停泊、植物の採集、動物の捕獲など環 境庁の許可が必要となる。 ・干潟周辺の住民、利害関係者との調整問題がある 干潟の保全のみを対象とした条例の制定は考えていないが、自然環境の 育成を図るため、環境保全 条例等を検討していく。 1996年4月14日〜11月30日(全6回) 「バードウォッチング入門」 □主 催 豊橋市教育委員会「杉山地区市民館」 □内 容 汐川干潟での野外学習とスライド □講 師 山形 則男氏 1996年6月5日 WWFJ羽倉会長(元第一勧業銀行頭取) 汐川干潟視察 □講 義 豊橋創造大学にて特別公開講義 ・汐川干潟を視察(小柳津ら応対) □要 請 田原町長を表敬訪問 羽倉会長 汐川干潟のラムサール条約登録を要請 白井町長 汐川干潟は大事な場所で残したい。 浄化したい。ラムサールよりも鳥獣保護区の制約行為が問題。 1996年6月6日 WWFJ羽倉会長 豊橋市経済界に対して講演会 □講 演 豊橋商工会議所(主催も同じ) 豊橋ロータリークラブ(主催も同じ) ・WWFJの活動 ・地球環境問題と産業経済活動の関わり ・汐川干潟のラムサール条約登録など □要 請 豊橋市長を表敬訪問 (代理:村田豊橋市助役) 羽倉会長 汐川干潟のラムサール条約登録を要請 村田助役 検討してまいる。 1996年6月16日 環境を考える市民のつどい □主 催 豊橋市保健環境部環境保全課 □講 師 前豊橋技術科学大学学長 佐々木愼一氏 ・地球規模〜地域規模の環境保全の話 □報 告 中西 正氏(三河生物同好会) 植物 天野 保幸氏(三河生物同好会) 魚 稲田 浩三(東三河野鳥同好会)鳥 ・汐川干潟を中心に紹介。ラムサール条約登録にもふれる。 1996年6月21日 環境庁訪問(小柳津) □内 容 鳥獣保護法とラムサール条約について 1996年6月22日 JAWANシギチドリ委員会 □場 所 東京芝公園WWFJ事務所(藤岡、稲田出席) □参加者 辻 淳夫氏、大浜 清氏、柏木 実氏、 田久保晴孝氏、桑原和之氏、生沢信吾氏、 花輪伸一氏、東梅貞義氏 19967七月23日 JAWANシギチドリ委員会 「シギチドリ全国一斉調査1996、春」刊行 (担当:辻、藤岡、稲田) 1996年8月6日 豊橋市生涯学習市民大学 □テーマ 「干潟〜頼もしき浄化力」 □主 催 豊橋市教育委員会生涯学習部社会教育課 □講 師 藤岡エリ子(汐川干潟を守る会) 1996年8月13日 豊橋市生涯学習市民大学 □テーマ 「かけがいのない存在〜鳥と湿地の関係」 □主 催 豊橋市教育委員会生涯学習部社会教育課 □講 師 稲田 浩三(東三河野鳥同好会) ======= 直接は関係ありませんが ======= 1996年8月27〜30日 閉鎖性海域の環境改善に関する国際会議以上のように地域に根ざした運動を今後とも続けていきたいと思っています。