知多半島里山物語
第2部

 

知多半島

 知多半島は、中部地方の愛知県にあります。愛知県には、2つの半島があります。一つは、椰子の実の伊良湖岬で有名な、渥美半島。渥美半島は、愛知県東部の中核都市、豊橋市の南に、横に伸びています。その対岸をなすのが、これから里山をご案内する知多半島です。

 知多半島は、名古屋市の南にあり、昔は尾張の国の一部でした。伊勢湾と三河湾の2つの穏やかな海に囲まれ、のどかでゆったりとしたところです。

 半島内には、半田、東海、大府、知多、常滑の5市と、東浦、阿久比、武豊、美浜、南知多の5つの町があります。人口は、合わせて約60万人。南北は約40q、東西は4から10qの、こじんまりとした半島は、里山の穏やかな人と風景、生き物たちのゆりかごです。

 

知多半島は、どんなところだろう?

 半島の北部は、名古屋市のベッドタウンが広がり、海岸部は中京工業地帯の一部として製鉄・発電・など工業がさかんです。また、内陸部は玉ねぎやキャベツなどを中心とした近代的農業地帯という別の顔もあります。そして、半田市・武豊町では酒・酢・味噌などの醸造、常滑市では焼物が盛んです。そして、それが「里山」の運命に大きく関係するのですが、それは次のお話に譲りましょう。

 南部は、のどかな農村地帯がひろがり、海水浴やミカン狩りなどの観光地としても有名です。また、南知多町は、漁業が盛んです。

 知多半島は、常滑お気に建設が予定されている中部国際空港の建設や、合併問題など、大きな転換期を迎えている土地でもあります。

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