掲示板のご利用にあたって
〜ローカルルール〜

2001年12月4日改定

このバナーを表示するホームページに設置されている掲示板(BBS)および掲示板に類する書き込み系のページ(以下、総称して「掲示板」と呼ぶ)は、以下のローカルルールを共有採用して運営しています。このローカルルールは、採用しているサイトに限らず、一般的にどこのサイトにも通じる内容と思います。書き込みをしようと考えている方はもちろん,閲覧だけの方も,必ずこのページをお読みいただきますようお願いいたします。

 CONTENTS 

ローカルルール作成の経緯

掲示板への参加にあたって(心得之帳)

掲示板共有ローカルルール

(付則)管理人あてメールに関するお願い


ローカルルール作成の経緯
 このローカルルールは,2000年秋に作成しました。それまでの間,このローカルルールを採用しているホームページの管理人は,それぞれ困った書き込みなどが起きた際,個々に心を痛めながら対処してきました。事例はそれぞれですが,中には,かなり悪質なものもあり,その対処を通じて,ホームページの運営を辞めようと思うほど強い精神的なダメージを受けたり、本来ならページの更新に当てられるはずの多くの時間を割かなければなりませんでした。
 新世紀に入って,ますますインターネット人口が増えつつある現在、その参加者の年齢層や、ネット上でのコミュニケーションの理解度の幅が広くなり、中には悪意はないものの、不適切な発言をアップしてこられる例を、巡回する方々のサイトなどで多く見かけるようになっています。
 そこで,私たちはこれまでの経験を元に,あらかじめ「やってほしくないこと」をはっきり明示することにしました。
 私たちホームページの管理人は、たとえ非営利であっても一人の表現者として発信した情報に対して責任を追う義務があります。つまり、ホームページの内容に対して、よかった、感動したという感想をいただくことができるだけでなく、逆に、掲載されている情報のために迷惑を受けた、気分を害した、といった苦情も受けなければならない立場にあります。そのため、管理人は皆さんの投稿で成り立っている掲示板についても、ホームページの一部として同じように考えなければなりません。そして,より安心して情報交換ができ,よい出会いの場として機能させていきたい,そう願っています。
 書かれていることのほとんどは,一般常識に照らせば,ごく当たり前のことばかりだろうと思いますが,今後の参考にもなると思いますので,ご一読くださいますよう,重ねてお願い申し上げます。
すでにサイトを開設され、お手持ちの掲示板にこのルールを採用したいと考えていらっしゃる管理人の方は、お手数ですが、まずこちら(ルールページ管理人・里見美岬)までご連絡ください。

掲示板への参加にあたって(心得之帳)

1. TPOをわきまえる
以下の禁止事項に類する事項やトラブルは、その多くがこのTPOを無視したために起こっています。
(1) タイミング
 これから公開される作品の内容など、すでに知っている人と知らないで公開されるのを待っている人とがいるのです。ネタばれのような内容を書き込むときは、タイトルに「ネタばれ注意」などを書き込んだり、ある程度タイミングを選んで書き込む我慢をするのもマナーです。
(2) 相手
 相手の年齢・性別がハンドルネームから想像しにくいからといって、相手の立場などを全く考えない発言をすることに、私たちは抵抗を感じています。特異なキャラクターを持つことは悪いことではありませんが、そういうキャラクターが認められるには、それなりのセンスと最低限のマナーを持っていることが必要条件です。
 見ず知らずの相手に、いきなりなれなれしく話しかけられれば、普通は警戒します。インターネット上でもその心理は変わりありません。また、特捜最前線の作品の内容としてある程度は仕方がないとしても、むやみに女性にとって嫌悪感を及ぼすような表現を書きつらねることは避けてください。
 それから、最近の傾向として、メールでも掲示板でも、挨拶抜きにいきなり本文に入るという方が非常に多いということがあります。時節の挨拶を書けとは申しませんが、少なくとも「はじめまして」「こんにちは」程度の挨拶はしてください。また、自分の質問に答えてくれた人への感謝の一言は必ずしていただきたいものです。
 結局、こういう小さな心遣いができるかできないかで、活字のあなたの表情が全く違う印象になるのです。
(3) 場所
 そのサイト、掲示板が何を中心にした場所であるかを考慮にいれてください。ついで的に多少中心話題からずれるのは構いませんが、そのずれた話題をメインにして盛り上がり続けるような発言をするのはNGです。
 また、似たような内容の長文の発言を連続で投稿したり、管理人や他の発言者の意見に反論するばかりのような一方的な内容の投稿を繰り返すことは、その場の雰囲気を壊し、ほかの発言者が発言しにくくなるような雰囲気を作ることになり、発言者の印象を悪くするばかりか、これを原因に閉鎖に追い込まれた掲示板の例も少なくありません。
 中心の話題から大きく逸れるときは、さりげなくその旨を断ることや、あまり盛り上がりそうなときは、個人的にメールをするなどして場を変えてください。どうしてもその話題で盛り上がりたいのだ、という方は、ぜひ自分で掲示板を起こすなどされてください。
 また、掲示板で知り合った人とのメールのやりとりをした場合にメールが届かないといった私信はなるべくそれだけの発言に終わらない形で行うか(メインの話題を書き込んでから、付記するというテクニックもあるのデス)、最低限で済ませた後、管理人に事後、発言の削除を願い出る方がよいでしょう。そこでしか連絡を取り合えない場合もあるので、ある程度は管理人も黙認しますが、そこが管理人さんの提供する間口の広い公の場で、管理人が責任を負うサイトの一部であることをくれぐれも忘れないでください。無料のプロバイダーを利用しているところも多いわけですが、広告の付いていないサイトや掲示板の場合には、管理人が私費を投じて運営している場合もありますから、ご注意ください。
(4) ボーダーラインはどこか?
 このローカルルールを採用するサイトは、広く誰が読んでも楽しめることに重きをおいています。ですから、広く表現の自由という観点からすれば、書き込みをされる方が「このくらいいいだろう」と思って書いたとしても、開設時からどのような人が出入りしているかを把握している管理人が、最終的にその発言をそこに掲載することによって、心を痛めたり、何らかのマイナスが考えられるとしたときに、責任をとれないと判断する場合もあるのです。心の痛みは、どんなに言葉を尽くしても、簡単に穴埋めできるものではありません。痛みを受けるのは、往々にして発言をした側ではなく、発言した側が思ってもみないところから声が上がることが珍しくありません。その際、管理人はその発言の掲示を許した以上、例え発言をしていなくても、発言内容と同じ思いを持っていなくても、その発言によって傷ついた責任を負うことになるのです。そのため、仮に何も問題が起きなかったとしても、そのような感想を持つ人がいることが管理人として予想できるときには、編集あるいは削除を考えるのです。
 特に、このルールを採用するほとんどの掲示板が本来フォローの対象としていない実際の事件に関するコメントを発する場合には、事件当事者にとってそれが2次被害とならないように配慮すべきと考えます。書いた内容が真実であるか、実名を出すことの許諾は、2次被害を起こさないという保証をするものではありません。はっきり言って、このルールを採用する掲示板の管理人は、こういった重い2次被害が発生した場合の責任は取れません。自由というのは、その自由でしたことの結果を、中身がどうであれ受け止めることを前提とするものです(それが責任というものです)。ですから、取れない責任が発生する可能性があるときには、そういった発言をご遠慮いただく、そういった管理をするのも表現の自由の行使の一つであるわけです。
 言葉の重さを考えているからこそ、慎重に判断する場合もあります。その判断のボーダーラインははっきりと線を引けるものではないので、具体的にこういう言葉ならばよいといった線引きはできませんが、もし、その発言が自分の責任のとれないところで人を傷つけることがあるかもしれないときには、そういう発言はすべきではありませんし、そういう配慮ができないのであれば、私たちの掲示板での発言をされることはお止めください。
2. 誰が読んでいるか分からない公の場所=掲示板
 掲示板は、一見、書き込みをしているメンバーだけの場のように感じることがありますが、実は発言をしている人だけが利用しているのではなく、読むだけの参加をしている人がたくさんいて、書き込みをしている人というのは、その氷山の一角なのです。また、特に掲示板へのアクセスに必要なパスワードの設定をしていないということは、いつだれがその発言を目にしてもおかしくないということを意味しています。
 辛口の批判も大いに結構ですが、批判と悪口は別物です。辛い批評を書き込むときには、その批評を受けるファンの立場に立って思いやりのある表現を心掛けたいものです。そういう配慮があれば、たとえ辛口な評価をしても、作品に対する愛情は必ず理解されるはずです。自分がファンでないことが、悪口を書いてもいいという理由ではありません。
3. 安心して利用するために・・・ メールアドレスの利用についての注意
 発言の責任の所在を明らかにするという理由から,このルール採用の掲示板では発言の際にメールアドレスの記載をお願いしています。しかし,こうした公開の場所にメールアドレスを出すということは,一方では発言者双方による個人的な交流に益することになりますが,一方では,誰にメールアドレスを使われるか分からないという怖さを持ち合わせてもいます。残念ながら,このメールアドレスの管理人以外の者の二次利用に関しては管理人の方では掌握できません。
 そこで,掲示板参加のみなさまには,啓蒙の意味も含めてお願いをいたします。
掲示板で知り得たメールアドレスにスパムメールに類するメールを送らない
 スパムメールとは,ダイレクトメールやチェーンメール(不幸の手紙など)のように,受け手が望まない情報を記載したメールのことを言います。また,不躾にいきなり金品収受を内容とした依頼のメールも,どんなに丁寧なお願いの仕方をしたとしても,相手によっては大変な迷惑になっていることがあります。これに類する同一内容のメールを複数に送信した事実が判明したときは,掲示板への参加をご遠慮いただきます。
覚えのない差出人からのメールはむやみに開封しない
 ウィルス添付のスパムメールなど,中には悪質なものもあるようです。来る覚えのない差出人からのメールはむやみに開封しないで削除することをおすすめします。
メールアドレスを記載しない場合の掲示板の発言について
 掲示板にメールアドレスを記載してほしいと管理人が考える理由は、もし、その発言に何らかの事情があって、編集や削除といった変更を必要とするときに、発言をした人に編集や削除の理由を説明するという目的があります。自分の発言の扱いについて、何らかの問題がおきた場合に、管理人に編集・削除などの処置を一任できない場合には、メールアドレスを個別のメールなどによって連絡すべきものと思います(そうでなければ、その発言の解釈を掲示板で論じることになり、本来の掲示板の用途を外れて、当事者以外には迷惑になります)。そういう理由から、下記のルールにあるとおり、メールアドレスの記載、連絡によって、その発言の発信者に連絡が付かない場合は、その発言はその掲示板に「捨ておいた」ものとして、管理人の管理に服していただくという考え方をとるものです。この考え方を受け入れられないという場合には、管理人としては何か起きた場合に責任をとることができませんので、そういう方のご参加はお断りいたします。

共有ローカルルール

1. ローカルルール設置の目的
 各サイト管理人は、サイト内に設置する掲示板及び掲示板に準ずる書き込み板(以下、掲示板と総称する)の発言について、サイト内と同レベルの管理責任及び判断基準によって管理しなければなりませんが、掲示板の発言は原則として発言者にも著作の権利があるので、ここに発言管理を公正かつ公平に行うための判断基準を明示します。
 このローカルルールは、いわゆる「掲示板荒らし」と称される意図的に悪質な発言をなす者に対して厳格に適用することを旨として、初歩的なミスや些細な失敗に対しては寛容な精神をもって望みます。
2. 管理人の管理行為
各HP管理人は、掲示板の発言に対して、必要のある時は編集(部分的削除、追加、訂正等を総称する)又は削除による発言の管理を行います。また、ローカルルールに明示する場合を除いては、過去ログを作成する場合を含めて、必要かつ理由のない管理行為を行いません。
3. 発言者の発言の権利帰属の明示
(1) 記名及びメールアドレスの記入のない発言、又はこのどちらかが欠けた発言については、発言に対する権利を放棄したものとみなし、発言者は発言に対する権利を主張することを認めません。記名及びメールアドレスの記入を要しない書き込み系CGIのサービスについても同様とさせていただきます。
(2) 発言者がプライバシー保護の目的でメールアドレスを記名しないことを管理人に連絡して管理人が連絡先を把握できる場合には、双方の書き込みがあった場合と同じとします。書き込みの常連さんとなっていて、現在使用中のメールアドレスが直近の発言から分かる場合に限っては、メールアドレスを省略しても構いません。
4. 管理人の発言者に対する告知
 何か問題が発生して、管理人が発言に編集又は削除の手を加える際、原則として、発言者の氏名及びメールアドレスが記入されているときは、管理人は発言者に必ず連絡(説明)をします。ただし、3(1)に該当する場合は一切の連絡はいたしません。その場合、管理人のなした処置に対しての抗議は、掲示板内外を問わず認めません。
 この連絡は、本来は処置の事前に行うことが望ましいのですが、発言が留まることにより影響があると判断される場合が多く、その場合には予告なく削除又は編集を行い、事後承諾とさせていただきます。ただし、管理人は改変前のログを必ず保存し、事前の承諾を得ずに管理行為を行ったことについて説明をします。
5. 禁止事項(Aランク)
以下に該当する発言は理由の如何を問わず禁止します。該当すると判断した発言は発見次第、即刻削除します。発言の内容や態様によっては、発信者の調査を行い、アクセス禁止、利用プロバイダーへの通報などの相応の処置をとることがあります。
記名欄があるにも関わらず、無記名もしくは無断で他人の名前を流用してなした発言
マルチポスト発言および他の掲示板からの無断転載
発言そのものが違法行為又は不法行為となる発言
ex.
選挙活動に該当する発言、ダビング依頼
必要のない過剰な個人情報の流布、掲示板荒らしの勧誘
根拠のない噂、誹謗、中傷など相手の名誉を傷つけ、影響を及ぼすおそれのある発言
掲示板発言管理批判
管理人の許可のないオフラインミーティングの企画・開催の告知及び募集
管理人の許可のない金品の収受を募集する発言
6. 禁止事項(Bランク)
以下に該当する場合、削除又は編集を行うことがあります。
「特捜最前線」等話題となるドラマを取り上げる際の引用内容・表現で、暴言、わいせつ行為、違法行為の表記につき、管理人が行き過ぎと認めたとき
その他、管理人が必要の理由を合理的に説明のできるとき
7, 発言管理批判
 発言管理による不服は、メールアドレスを明記して発言している発言者に限り、管理人あてメールで受け付けます。本来の掲示板の運営を妨げることになるので、掲示板上では管理批判の話題は扱いません。掲示板で不服を書き込んだ場合には、以後、一切の説明等に応じません。
 また、管理を受けた掲示板以外の掲示板であっても、管理批判を行わないでください。言い分の偏った公正な判断のできない状況下での批判は卑怯極まりない行為です。また先方の掲示板の迷惑となります。このような発言を他の掲示板で発見した場合、その状況によっては、その発言が行われた掲示板に対し、当該発言の削除等を先方の掲示板管理人に要請することがあります。現実に、過去そのような事例でスレッドごと削除という結果になった例があります。事と次第によっては、多くの関係ない他の掲示板参加者に影響を及ぼすこととなりますので、くれぐれもご注意ください。
8. 悪質な運営妨害行為(1)
 度重なる削除該当発言等を行うなどして、掲示板の円滑な管理に支障をきたすことは、サイト管理に異常をきたすことと同じです。管理人はもちろん、他のアクセスゲストの迷惑になりますので、そのような発言者に対しては、アクセス禁止措置や発言者使用プロバイダへの通報をするなど、相応の対処をすることがあります。
9. 悪質な運営妨害行為(2):閲覧者を含む利用者による発言者のメールアドレスの利用
発言参加者のメールアドレスにいきなりダビングを依頼するなど,迷惑な内容のメールを送ることは掲示板に対する悪質な運営妨害行為と見なし,禁止します。
このローカルルールを採用する掲示板の方針として,たとえ,どんなに丁寧なお願いの文面であっても,初めてのメールで金品収受を内容とする依頼事をすることはトラブル防止の観点から原則として禁止させていただきます。ダビングの依頼以外にも,DMへの利用,チェーンメールなどのスパムメールに類するメールを送信するのも当然,禁止です。
10. 重要ローカルルールの承認
 掲示板への発言参加は、当ローカルルールを許諾したものとみなします。発言の管理に対する不服として、ローカルルールの不知は一切認めません。また、ローカルルールに一つでも納得できない点があるときは、このローカルルールを採用する掲示板への参加はしないでください。

(付則)
管理人あてメールに関するお願い

感想・苦情等、大いに結構なのですが、的外れの批判はご容赦ください。
基本的に、サイトの内容における愛情の偏りは、あって当たり前のものです。これは、不公平ではなく、そのサイトの個性というべきものにあたります。サイトの内容は、その運営が管理人の「私的」なものであって、その力の及ぶ範囲内で作られています。管理人が公に表現が許される範囲内で、管理人のフェバリエットを中心に構成されるコンテンツから生み出されるオリジナリティーと、いわゆる制作者側がオフィシャルで制作しているような場合のコンテンツの公平性や完成度とは、そもそも制作の時点で、その出発点が違っているのです。
安易なビデオ等の資料のダビング・コピー・貸与依頼はお断りいたします。
資料の存在がはっきりしているだけに、当該サイトの管理人や掲示板で持っていると書き込んでいる人に頼りたくなるという気持ちは本当によく分かります。「特捜最前線」のように再放送が一部地域ではほとんどされていなかったり,セル&レンタルビデオ等のリリースがないなど,見たいと思っても映像が入手困難な作品もあります。こういう作品については,とにかく持っている人に頼むしかないわけで,ダビング依頼をしたくなる気持ちは分かります。しかし,これまで,初めてのメールにもかかわらず,いきなり何の前置きもなく「ダビングしてください」とだけ書いてくる非常識な方も多く,そうしたメールに対して具体的に事情説明をしても無反応であったりと,かなり嫌な思いをしています。そこで,やむを得ず,このようにあらかじめダビング等の依頼は一切お断りするということにしました。
申し訳ありませんが,どんなに丁寧にお願いをされたとしても,今後,ダビング等の依頼に関するメールには,一切お返事いたしません。ご了承ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
元のサイト画面上でリンクされたときは、ブラウザの「戻る」を、
新規ウィンドウで表示されているときは、ウィンドウを閉じて元の画面へお戻り下さい。
この
ページの
トップへ
(C)2000 里見美岬&みきりん(文責・ページデザイン・バナー画像)