作品名パートタイマー刑事 月形兄妹の事件簿A 誰が天使を殺したか?
メディア名テレビドラマ
形式月曜ドラマスペシャル 114分単発
全本数
長坂氏担当数
放送日1999年4月12日
時間21:00〜22:54
キー局TBS系
制作[製作] 国際放映、TBS
企画
プロデューサー古屋克征
原作
脚本長坂秀佳
監督鈴木一平
特殊技術
音楽桜庭伸幸
主題歌
出演[キャスト] 中村梅雀(月形圭介)、大島さと子(鷹村 絆)、佐戸井けん太(大熊源吾)、斉藤隆治(武田信也)、ほりさゆり(鷹村奈々)、大塚良重(小郡キヌ代)、竹井みどり(寺西才子)、木下浩之(鷹村浩市)、宮田早苗(堂島美千加)、石井光三(蛭田貫七)、石野真子(中原のぶ)、紺野美沙子(月形霧子) ほか
あらすじ 明るくて天使のようと評判の少女・奈々が、何者かにビルの屋上から突き落とされ殺された。奈々を可愛がっていた元刑事の圭介は、妹の霧子と事件解明に乗り出す。捜査が進むうちに圭介は、奈々が長期的にいじめにあっていたことを知る。
解説 中村梅雀、紺野美沙子主演の「月形兄妹の事件簿」シリーズ第2弾。
 本作で長坂氏は、ラスト10分前という頃合いに犯人が真相を独白……という2時間ドラマの王道(しかもシーンは崖)をやっておいて、実はそれが犯人ではなかったというパターン破りを展開……しているのだが、その直前のCM前に「この後意外な真犯人が」というテロップが!! 長坂氏のせっかくの趣向が先に明かされてしまい、その後のどんでん返しを見事ぶち壊している。何を思ってこのようなテロップを入れたのかは全く謎である。非常に残念。当然ながら、台本上ではこんなテロップの指示はない。
 「赤ちゃん売買事件」と、その関係者の「中原」は、まさに『都会の森』(1990年)と一致する。偶然としては出来すぎなような……。