メインキャラクター紹介
【ブキミ星人って、いったい何?】
銀河系辺境宇宙に住み、20年後に地球に大移動しようと企んでいる宇宙人。
彼らの目的は20年後の地球の大人、すなわち現在の子供たちを、自分の意思を持たず何でも言う事を聞く「家畜」のような性質に変えてしまうことにある。
この「地球乗っ取り計画(グローブジャック・プラン)」を指揮するのは「グザレ司令」と呼ばれる謎の人物(声・小林清志)で、彼は深海魚のような円盤母船ブキミブラッカー(真横から見ると平たく、ハマキ型にも見える)から部下を監視し、作戦に失敗した者は証拠隠滅のため容赦なく処刑してしまう。
このブキミ星人の地球侵略に、密かに対抗するために組織されたのが「少年宇宙遊撃隊バンキッド」だ。
【少年宇宙遊撃隊・バンキッドのメンバーについて】
隠居=宇崎 巌(下条正巳)
素晴らしい頭脳を持つ大科学者。現在は隠居した身だが、ブキミ星人の「グローブジャック・プラン」を察知し、これを阻止するのには大人よりも子供が最適と考えた彼は、少年・少女によって構成されるバンキッド・チームを作り上げた。
バンキッドの参謀本部は、彼が住む宇崎家の「離れ家」にある。何事にも耐えうる強い肉体と精神こそバンキッドの力と考え、子供たちを厳しく鍛えるが、普段は盆栽好きの優しいお年寄りだ。
ペガサス=天馬 昇(奥田英二/現・瑛二)
宇崎家の子供たちの家庭教師を務める大学生で、感じのいいアニキ。バンキッドのエース「ペガサス」に変身する。
飛騨の山奥で育った自然を愛する山男だが、宇崎家の母親・とき枝(塩沢とき)には頭が上がらない。皆から「ペガさん」と呼ばれている。
ドラゴン=宇崎竜一(田鍋友啓)
隠居の孫に当たる宇崎家の長男で、スポーツ好きの元気な小学生。特に水泳を得意とし、バンキッド2「ドラゴン」に変身する。
彼の勉強部屋は、じつは「ロメオ」と呼ばれるバンキッドの作戦室なのだが、父親の博彦(柳生 博)が日頃から建て替えをほのめかしており、内心冷や冷やしている。「ドラ」の愛称で呼ばれる事もある。
オックス=牛島二郎(梅津昭典)
竜一の同級生で、他人よりいつも遅れ気味だが物凄い怪力の持ち主。バンキッド3「オックス」に変身する。
こうと思うと猪突猛進、女の子をすぐ好きになっていつもフラれている。草花や生き物を愛するロマンチストだが、蛙だけは苦手。大食漢で、腹がすくと人の二〜三倍は食べないと気がすまない。
スワン=白鳥ほのか(鈴木美江)
竜一の同級生で、クラスの人気者の女の子。バンキッド4「スワン」に変身する。
スマートな体だが男の子に負けない強い意思を持ち、目が良くて勘が鋭いのが自慢。学校ではバトン・トゥワラーも務め、ハイジャンプも上手い。
ラビット=宇崎純二(辻 辰行)
竜一のチビですばしっこい弟で、バンキッド5「ラビット」に変身。「ラビ」の愛称でも呼ばれるが、マスコット扱いを嫌い、オマセで大人の話にすぐ仲間入りしようとする。
負けず嫌いの頑張り屋、よく失敗もするが良い奴である。絵を描くのが上手い。
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