ミドリを助ける妖精たち

石の精ドンパ(声・永井一郎)

ガンバス大王の片腕で、フェアリー国の秘密捜査官(西部劇の保安官とスパイ を足したようなもの)。何でも石に変える力を持ち、「石つぶて」で敵を懲ら しめる。また、石の手裏剣を投げる「ドンパ忍法」、ターゲットの居場所を即 座に突き止める「石占い」などの術も持つ。言葉の語尾に「○○でやんす」を つけるのが口癖。

風の精ジャック(声・青森 伸)

風を自在に操る妖精。その気になれば台風でも起こすことができ、人間を吹き 飛ばす「三段飛ばし」の術を使う。また、水の精オンディーヌとのコンビネー ションで「猛吹雪」や「横殴り雨」を起こすことも可能だ。ボクシングが得意 であるという一面も。カン高い声でわめく、少々騒がしい奴だ。

火の精ボーム(声・依田英助)

火を自在に操る妖精。細長い鼻の先にいつも火を灯している。相手を火攻めに したり、逆にコンロやライターなどの火を出なくすることも出来る。大の負け ず嫌いでいつもカッカしているが、妖精の中では一番のゼリアン(=ミドリ) ファン。水につかると死んでしまう。

水の精オンディーヌ(声・桂 玲子)

水を自在に操る妖精。人魚のような姿をしており、金魚鉢や川など、いつも水 のある所から現れる。雨をコントロールすることもでき、特定の場所に集中豪 雨を発生させて人間たちを驚かせる。戦うときは水鉄砲をお見舞いし、また彼 女の涙は行く手をさえぎる大きな滝の壁となる。

※備考──番組の毎回のサブタイトル・ナレーションも、このオンディーヌ役 の桂 玲子さんによるものです。

土の精ズーン(声・渡部 猛)

土を自在に操る妖精。広大な地球全土を象徴するため、妖精の中で身体が一番 大きい。山をも動かすほどの強い力が自慢で、いざとなれば地震を起こすこと も出来る。相手を生き埋めにして動きを封じる忍法「砂しばり」が武器。弱点 はナマズのような2本のヒゲで、これを焼かれると力が抜けてしまう。

草の精(声・依田英助)

第16、21話に突然登場。ツル草や葉がからまってできたようなサッカーボール ほどの球体状の妖精で、植物を自在に操ることが出来る。不毛の地に美しい花 を咲かせたり、蔦で相手を締め上げる「不動草しばり」の術を使う。

※備考──妖精は他にも、呪文で硬貨を巨大化して踊らせる「お金の精」(6 話)、巨大な姿カガミの形をした「鏡の精」(13話)などが登場。また、第7 話に登場する「妖女」も道路開拓で娘を殺された怨念で変身した「木の精」が 正体だった。 



※声優のキャスティングは、テロップではなく声から割り出したものの為、誤りがある可能性があります。ご了承ください。