保護司のバッジ 保護司さんを募集しています
 南保護区では保護司になっていただける人を募集しています。
 保護司は、社会奉仕の精神をもって活動し、過ちを犯した人たちの改善及び更生を手伝い、犯罪や非行の予防のために「社会を明るくする運動」を実施するなど 幅広い活動をしています。
 これらの活動は、社会において犯罪、非行の予防や立ち直りを支える力となっています。
 犯罪や非行をした人も、何らかの処分を受けた後は、社会の一員として、地域社会の中で生活を送ることになります。

 保護司は、地域の事情に詳しいという特性を活かして、専門的知識をもつ保護観察官と協働して更生保護の仕事を行ったり、地域住民への犯罪予防活動を行ったりします。

 南保護区の保護司の定数は65名で令和3年4月1日現在の現員数は44名、充足率は67.7%でした。
令和2年度、名古屋保護観察所長から保護司確保重点地区に指定され令和3年度も継続されています。
令和3年11月25日現在、新任保護司の委嘱に伴い現員数が52名、充足率は80%となりましたが、まだ13名不足している状況です。

 南保護区には小学校区が18あります。以前は各小学校区に4名以上の保護司がいましたが、現在は保護司1名が3小学校区、保護司2名が7小学校区となり減少傾向にあります。

あなたの経験を生かして保護司として活動してみませんか。
 詳しくは下記までお問合せください。

お問合せ先
 南区更生保護サポートセンターひまわり 電話 052-602-5020(平日午前10時から午後4時)
 法務省名古屋保護観察所企画調整課   電話 052-951-2949
 名古屋市南区役所区政部総務課庶務係  電話 052-823-9313

保護司というボランティア(外部リンク 法務省)



保護観察  保護司は、原則として月2回、担当となった保護観察対象者と面接し、生活状況について話し合ったり、指導や助言、就労の支援を行います。

生活環境調整  刑務所や少年院に入っている人が、釈放後スムーズに社会復帰できるよう、住居や就業先について引受人と話し合い、受け入れ態勢を整えます。

犯罪予防活動  犯罪や非行を未然に防ぐために、日頃から学校や各種団体と連携を深めたり、「社会を明るくする運動」で、地域の方々への啓発活動を行います。



「南区の自慢・宝・発見!アンケート」結果
実施主体南区社会福祉協議会
実施年月令和4年4月
対象者南保護区保護司
質 問保護司活動の中で、活動されていてよかったと思えることや、やりがいを感じたことなどあればご記入ください。
回 答
人と人とのふれあいが増えた
一緒に公園の清掃したこと
他の保護司の方と知り会えること
地域活動のー部に接すること
対象者が更生して明る<生活していて<れること
保護観察を終わった子ども達と盆踊りや成人等で会うことが多い、みんな成長(心の)しているなど思わされる時がある
保護観察終了後も本人及び親御さんから声をかけていただいたり、本人の良い近況を報告して来ることなどうれしく思う
対象者を通じ人とのつながりや深さを感じた
対象者が更生したときは安堵を感じる
対象者の期間が終了したとき
人の更生の手助けは思うように進まないこともあり力不足を何度も感じましたが、人生先を区切られた年代に入り人としてどう生きるべきかとの考え方を植え付けてくれた様に思います。
「固定概念」にとらわれすぎていた自分に気づく事が出来たこと
対象者が就労して続けていること
若い人の場合、立ち直りに直接関われること
横着した子どもでも素直な面があり、話をすればわりと聞いてくれる。
対象者が独立して仕事を始め、一人そこで働くことが出来たこと(仕事を見つけることが大変なので)これからもいつでもいいですよと言ってくれている。いい関係が出来たことがうれしい
よかったと思うこと・・対象者が何事もなく期間が満了し普通の人として生活してくれればよいと思っている
やりがい・・やりがいは残り少ない期間誇りをもって全うしたい
やはり普通では体験できないことや過ちを犯した人も普通の人とさほど変わらないと分かったこと(ただ、意志がちょっと弱いかな。)
保護司の活動、特に対象者の処遇について苦労することが多いが、苦労させてもらって自分の成長につながったと感じている
対象者の話を聞くことにより本人の本心を聞き問題の解決の方向性が見えてきた時に保護司をしていてよかったと思える時がある、また明日本人が仕事等を持ち立ち直って行く過程を目の当たりに見られることにやりがいを感じる。
普通に主婦として暮らしていたら出会えない人と出会い社会で生きる難しさを勉強できました。複雑な親子関係、再犯を繰り返してしまう、人間の弱さ、来訪した時に話す言葉の選び方など自分なりに考えることができ、少しでも成長できたのではないかと思います。
再び犯罪に手を染めないように見守り支える地域社会への社会貢献
保護司の活動もボランティアのー環ではあるが対象者相手の時は相手が犯した罪と向き合いながらの活動には無責任な態度・ことばは気をつけなければならないが人を信じてあげる大切さも重要であることを学びました。暴走族だった対象者が「結婚しました」と報告に来てくれた事は今でも「幸せになって!」と願っています。
様々な経験者と出会うことができ、思う通りには生きられない人間の生きるということの厳しさに触れることである。ほんの少しの違いで罪は入れ替わる。他人事ではない、自分のことのようにして出会いの中で考えさせられている。

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