平成14年  6年生  いのちの学習

「私のルーツを探る旅」
 すこやかママクラブと行うこの授業も,4年目を迎えます。 
 今年も,すこやかママクラブのお母さんとの寸劇と意見交換を,そして,お母さん先生からの「いのちのメッセージ」をとおして,いのちの不思議,生まれるということ,自分の存在について,考えることができました。


子どもたちの感想

  戸**希

○私は,この授業で,「へその緒」についていろいろ知りました。「へその緒」は胎盤から伸びてきて赤ちゃんにくっついたのかと思ったけれど,
赤ちゃんが自分から胎盤を造っていたことを知って「すごい生命力だな」と感心しました。。
でも,その生命力は,赤ちゃんが生まれたいと,自分で思ってつないだものだと聞いてとても驚きました。
あんなに小さい体なのに,生まれようと必死でがんばっている赤ちゃんはすごいと思いました。
 お母さん先生の話で,「私たちが生まれたのは奇跡」という話では,卵子が出てから8時間以内に精子とくっつかないと「いのち」は誕生しな
いといわれて私は驚きました。卵巣の中に600万個の卵子が入っていいて,そのひとつがいのちになるときかされ,私は600万分の1なんだと
思ってすごいことだと思いました。 お母さん先生が,「あなたは600万個の代表選手だよ」といわれて,「私はすごいのかも」と思えました。この
授業で,いのちは奇跡のタイミングで生まれるんだと思い,感動しました。
いのちはすごいものだと感じました。

  川* 渡

○ぼくは,へその緒の授業をうけて,人間の生命力の強さを感じました。まだ生まれていないのに,お母さんのおなかの中にいる赤ちゃんに次
のいのちの源がはいっていることに驚きました。長い年月の間,人間が生きてこれたのは,かしこさだけでなく,強い生命力のおかげだと思います。

  *澤桃*

○私たちが,かけがえのない存在だということがどういうことなのか,よくわかりました。赤ちゃんは,自分で「生きたい」と思って自分で胎盤とへそ
の緒を作ることに驚きました。私も自分で生きたいと思ったんだなぁと,少し不思議な気持ちでした。それに,私たちが生まれるには,私のお母さん
お父さん,おばあさん,おじいちゃんたちが出会わなかったら,私はいまごろ,いなかったんだなぁと思いました。最後の話にもあったけど私たちは,
奇跡のような感じで生まれたことがとてもびっくりしました。 これからも,みんなが幸せになれるように願いながら生きて生きたいです。

  *頭*帆

○私は,最後の総合の授業で,すばらしいことを学びました。人間が生きている理由みたいなものを知った感じでした。へその緒は赤ちゃんが生
きたいっっていう気持ちさえあればなんだってだきると思いました。
 桑原先生が話してくれた,卵巣のことが心に残っています。先生は「あなたたちは,お父さん,お母さんの卵子があって生まれてきたんだよ。何
十万個という中から精子と卵子があってあなたたちがここにいるの。そのことがなかったら,あなたもとなりにすわっている友達もいなかったかも
しれないね。」といわれました。私はその時,「奇跡が起きたkら,私は,ここにいるんだな」と思いました。もしもお母さんがいなかったらお父さんが
いなかったら,私はいなくて,大切な友達や大好きな人にあえなかったんだと思いました。 私は,生きるってすごいことだと思いました。「奇跡が
生きる理由」だと思いました。「奇跡があるから私はここにいる」そんな気がしました。

高木先生が,最後に,私たちが卒業しても,いつまでも見守っているよって行ってくれました。私は泣きそうになりました。
奇跡があってみんなにあえたと思った授業でした。

  前**江

○私は,赤ちゃんが根をつけ,伸ばして,へその緒を作っていたなんてびっくりしました。赤ちゃんが自分でへその緒を作るなんて生きる力はすごいなぁ
と思いました。私は赤ちゃんは何もしないと思ったから意外でした。赤ちゃんがおなかにいるときから卵巣がもうできているんだ。それは,体がかってに
やっているんだ。 赤ちゃんができない人,できても流産する人がいます。できちゃってもいらないっていうのはもったいないことだと思います。赤ちゃんが
すぐにできる人もいれば,なかなかできない人もいるから,赤ちゃんを大事にしてほしいと思った。ア方yんが生まれても手を出す人もいる。赤ちゃんを大事
にしてあげてほしい。

  大***加

○この授業で,赤ちゃんが赤ちゃんが自分で胎盤を作り,へその緒を作っていることを知った。今までは,お母さんのおなかの中にへその緒があって赤ち
ゃんがくっつくと思っていたからびっくりした。卵巣は,赤ちゃんのときからあることを勉強して,そうなんだ!と思った。赤ちゃんのときから,次のいのちのも
とがあるなんてすごい!と思いました。自分のいのちをなくすと次に命までなくすことになることもわかった。私は,自分で自分のいのちをなくす人がいなくな
ってほしいし,人の命を奪う人がいなくなるといいなぁと思いました。