平成13年度 第2回学校保健委員会 事前調査から

  子どもたちへのアンケート
  信頼できるメディア    その理由
  信頼できないメディアについて    その理由
  1番の情報源
  メディアについての意見
  
  保護者へのアンケート
  子どもがメディアについて学習することへの意見


@1番信頼できるメディアはなんですか?
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 事前調査では,「映像に対する絶対的な信頼」があることがわかった。テレビの影響力,価値観への影響力を考えると恐ろしいことである。
今後は,「映像の読み方」をきちんと教えていく必要がある。

信頼できる理由《6年
テレビ
・1つの情報をこまかく説明してくれるから
・ニュースなどがいっぱいのっているから
・ニュースでいろいろな情報がわかるから
・1番情報が早いから
・その場で中継するから
・なんとなく
・世の中のことをたくさん言っているから
・わかりやすいから
・現場までいって放送するから
・テレビでは,勝手に放送できないしちゃんとしたことが放送されているから
・あたっていることが多い。
・現地の放送があるから
・ニュースは正しいことしか発表しない
・なんとなく信用できて安心
・大きなこともちいさなことも教えてくれるし,私が小さいときからみているから安心
・テレビは人が伝えるが他のものは書いているだけだから
・違う番組でも同じことをいっているから
・あったことをすぐつたえる
・突然ニュースが入っても字幕で出る。
・テレビはうそをつかないから。
・早く伝えてくれるし映像もある
・映像があるし,キャスターがわかりやすい
・新聞は読むのがめんどくさいし,雑誌やインナーネットは見ない。
・これまでもたくさんのことをテレビで知ったから。
・変な放送はできないから
新聞
・実際に起きたことがかいているから
・新聞はいつも本当の事を書いている。記事でくわしく書いている。
・むずかしいことばでぎっしりかいてあるから
・毎日確実に届く
インターネット
・早く情報を出せるから。
・更新が早いから
・テレビや新聞より詳しい
その他
・すべて信用できない。

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A1番信頼できないメディアは何ですか?

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信頼できない理由《6年》
雑誌
・情報が雑誌によってちがう。
・一般の人が作っているから
・なんとなく
・うそが多い
・うそっぽい
・時々うそが書いてある
・あまりみないから
・ドサクサまぎれに変なことが書いてある
・この前,雑誌に書いてあったことがぜんぜん違っていたから
・天気が1週間ずつ書いてあるがそれが違っている
・雑誌は,読んでいる人と読まない人が半分半分だと思うので,うそを書いてもあまりばれないと思われている。,
・新聞はまじめだが,雑誌はめちゃくちゃなことを書いている。
・いいかげんな内容が多い。
・雑誌に載っている内容にはいいことが書いてあるのに,買ってみると騙されたということが多い
・週刊誌とかうそを書いている
・絶対うそだと思うようなことが書いてある
・書いている人の顔は見えないから何でもうその情報を流すことができる。
・それを読んだ人が話題を大きくするから
・芸能人のことを書いても,本人がテレビで違うと言っていることをそうだと決めて書いている。

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B1番の情報源は,なんですか?

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メディアについての意見
・誘拐をする人はどうしてするのかな。
・雑誌や新聞では一生懸命伝えているのかがわからない(テレビは一所懸命伝えているのがわかる》
・テレビでテレフォンショッピングで売っているのが本当にいいものなのか信用できない。
・テレビは今入ってきたニュースもすぐにてきぱきつたえるからすごい。
・テレビや雑誌,新聞は,何かあるとすぐにかけつけて芸能人に押し寄せて問い詰める。そんなに必死にならなくてもと思う。
・インターネットはいま,1番知りたいことがすぐ分かるし遠くのことでもわかるから。
・テレビは新しい情報がすぐ分かるからいいと思う。
・雑誌,新聞,テレビなどは人がいやがるような記事ばかりでイヤだ。
・テレビで変なことを言った時,テレビを見ている人はいいけど,言われた人はいやだと思う。
・インターネットはお金がかかる。
・テレビは芸能情報が多い。芸能情報で視聴率をUPしようとしているのがいやだ。インターネットの天気予報は信頼できる。
・新聞はまじめな記事が多いのでよいと思う。
・いるかが好きだから,きれいな海の映像をみるといいなあと思う。
・テレビと雑誌が違う風に情報を伝えていると,おかしいなと思う。
・テレビなどで事故の説明をする時,模型を使ったりするところ。
・インターネットは,少し変だ。
・まんがで変な絵がある。
・どうしてそんなに情報があってのせられるのか。
・なぜ,雑誌や新聞は何回も確かめるのにまちがえるのか。
・戦争のこと
・実際にそこにいっているからすごいな。
・インターネットでいろいろ情報を得られることがスゴイ
・新聞がいつもいろいろなニュースがあってすごい。
・子供たちが自分のほしいもので楽しく遊んでいること。
・インターネットでいろいろ情報を得られることがスゴイ
・インターネットで物を買うと不良品が届きそう。
・薬物を売っているHPがあるのはおかしい。

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子供たちがメディアについて学習することについての保護者の意見

○洪水のように押し寄せる情報の中から本当に大切なものを見抜く力を養うこと。あることが当たり前になっている情報を発信する人の努力を知ること。メディアを信じていいかいけないかを見極めることを,子供にどう教えたらいいか?
○テレビや新聞を通して,たくさんの情報が得られますが,そう言ったものを正しく判断していこうとする目を育てていくことは大切だと思います。以前にCMについて調査したことがあったようですが,面白いというだけでテレビにひかれていくことのないよう,意識するだけでも必要なことだと思います。
○正しい知識を見につけてほしい。
○情報の洪水に惑わされることのないように,自分に必要な情報を最適なメディアから選択できるようにしたい。あくまでもふりまわされなずに自分の意見に役立つ知識にしたい。
○情報が氾濫している現在,正しい内容であり自分に必要であるものを見極めることの大切さ,噂や流行にとらわれないことなど。
○偏見や先入観を持たずに情報を得ることの難しさだと思います。これだけ情報があふれていると大人でも困ってしまう。目に映るものを自分の価値観で判断していく他に,排除されるべきものとそうでないものの分け方はないでしょうか?
○情報の洪水の中で自分の頭で考える力をつけてやりたい。山名小の取り組みにいつも期待しています。
○まるでゲームのように殺人などの事件を簡単に報道し,現実をゲームと同じように思ってしまう子がいるように思います。
○メディアは情報の窓口だと思う。
○テレビなどを見てマネをすることがあります。学習によって,よい,悪いが分かるようになればいいと思います。
○報道の中で,何が大切で自分に置き換えて考える力・思いやりが持てる考え方が身につくようにするには…。大人でも難しいのですが,そのような学習ができたらいいなと思います。
○報道の伝え方次第で受け止め方が違ってくることが心配です。テレビなどはできるだけ一緒に見ることでいいことやおかしいことなどは指摘できると思う。ただ排除するだけでなく,テレビにしてもインターネットにしても正しい認識で付き合っていくために学習することはとても必要だと思う。
○よい判断を得るための学習となることを期待します。
○メディアの正しさや誤りが判断できるようになってほしい。
○大人も振りまわされている情報というものについて,冷静に対応するための第1歩を踏むという思いでおります。メディアの問題点が様々に指摘されても,改善されないのを憂慮しています。
○よいことだとは思うが,何がよいか悪いかを決めることはできないと思う。いろんなものを見て聞いて正しい情報,正しくない情報を判断できるよう学習することが必要。
○低レベルな番組が多すぎる。
○何が正しい情報なのかを自分で考え判断できるよう指導してほしい。
○いろいろなメディアがあるので1つのものにとらわれず情報を比べて考えることを学習してほしい。また,情報のな内容をよく理解して自分はどう思うか自分の考えをもってほしい。
○たくさんの情報の中で一体何が本質なのかを見極める自分自身が必要。情報に躍らされず自分の培ってきた価値観で判断して行くことをしっかり学習していくべき。
○日ごろ,新聞も読まないし雑誌も読まない娘はテレビ番組やニュースなどからしか情報をえることができないので,メディアについての学習は子供たちにとって社会を知るよい機会だと思います。
○子供たちから危険なメディアを遠ざけるだけでなく,よい悪い正しい正しくないを判断できる力をつけてほしい。それから大人になって今度は自分が伝える側になったときどういうことに気をつけたらいいかまで学んでほしいです。
○いろいろなものがあると思いますが,興味本位であったり人を軽視しているようなことなどにはなるべく振れない様にするということなどを指導してください。
○メディアを選択する。そして子供が自らメディアについて考える機会を作るとよい。
○子供がテレビを見る時間帯に子供向けのニュース番組があるとよいのではないでしょうか?例えば,今のアフガニスタンのことでもひとつのことに対して考え去れる時間があると違うのでは?どんなニュースが流れてもそれに流されずに自分の考えを常に持ってほしいです。
○メディアがすべて正しいことではないことを知ったり,冷静にとらえることが出きるようになってほしいので,とても今の時代にあっていると思う。
○メディアからたくさんの情報が流れる昨今ですが,情報を受け入れるだけでなくそれによって自分の考えや意志を持って判断してほしいと思います。
○情報を収集する手段は,1つとは限らない。その中でテレビ等から受ける影響は大きくそれをすべて受け入れているのが現実かもしれません。自分の中でテレビから受けた情報を他のメディアとてらし合わせ事実を見つけ出せる手段が身に着けられればいいなと思います。
○目にすること,耳にすることをすべて受け入れるのではなく,自分の価値観などで選択するということを理解し,流されず「自分」を持つことの大切さを学ぶとよいと思います。
○露骨な映像を見せないでほしい。子どもにわかりやすいことばで教えてほしい。
○今は,年齢的にも限られた情報しか得ていませんが,今後中学に入り大きくなるにつれてテレビ,雑誌等か受けるいろんな影響を思うと考えさせられます。なんにでも興味を持ち影響受けやすい年齢になってくるので,いい情報とあまりすすめられない内容をしっかり区別して情報を取り入れていけるようなそういった学習を大人たちが教えていかなくてはと思っています。
○多くのメディアが発する数えられないほどの情報の中から自分にとって有益な情報を見つけ出しうまく利用する力を身につけらればと思います。
○メディアの中でもテレビを見るのが特に多いです。いろいろな情報が入ってきますが,子どもに悪影響のない番組づくりをしてほしいと思う。
○情報の多さに惑わされ,偏ったり,正しい判断ができなくなるようなことも起きるのでは?やはり調べたり確認したり,どうすればいいのかも知ってほしい。
○情報がもたらす影響については,メディアの種類の問題ではなくて情報の内容の問題であり,内容の問題であり,質の問題であると思います。この設問では答えようがありません。たとえば新聞ひとつをとっても一つ一つカラーがありどれがどうと言えるものではありません。子ども達には自己責任で情報を選別し必要な情報を正確に集めることのできる判断をやしなう教育をしていただきたい。


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