28.Jan.2004

そしてその予定というのが、
コレであった。

毎度お世話になります、
カラースポーツ様のガイドツアー。
今回は赤色日程。

まあねえ、ゲレンデ滑るんならねえ、
たとえ滑走中に突如ソールが一気にブーツから分離独立したとしても、
爆裂にコケて、
その後ノンビリ撤退すりゃいいんですけどね。

バックカントリー、
それもハードな赤色プレイ
「あぁん、オネガイもう堪忍してぇ〜んン」
でわ、ユルされないのである。

ドキドキしていた
それもそのハズ、
ブーツが粉砕するかも、
っちゅう上に、
もしかしたら、
前からトップシーズンに滑りたかった、
あの山にイケるかも、
なのである。

ぱんぱかぱ〜ん、とトネさんがミーティングで言った。
「今日わぁ、風が強い予想なのでアノ山にはいきますぇ〜んん!!」
「あっちの山にイキまぁぁぁぁぁ〜っす!」
あららら、
やっぱカミサマは簡単にはお許しを与えてくれないらしい。
まあコレばっかしは仕方ないですね。

っつうことで、あっちの山のベースへ向けてクルマを走らす。
と、途中でフト見える、例の山のピーク。
なんとなく風は大したことなさげ。
こりゃイクしかなかんべえ。
「風が強烈で、けっこう大変でもイキたいヒト〜?」
「はぁ〜い!」
全員一致である。
さすがみなさんわかってらっしゃる。


なんとなくインターナショナルかつ、
そこはかとなくレトロなきっぷ売り場の看板がスタート地点。


トネ隊長
写真じゃ全然ワカらんけど、
めちゃくちゃ強風。


イチカワ副隊長
ブローが入ると、
立ってらんない。
はいつくばって大地にしがみついてないと、
滑落どころか、
空へ向かって大気圏を脱出していってしまう。


う〜ん、写真じゃまったくワカランのが残念だ。
とにかく爆風。
ウインドやってたころならウハウハ言ってたような風。
っつうか3.5オーバーだな、こりゃ。
おまけにグゾ寒い。
あっちの山に行くと思ったので、
暑さ対策で、薄着仕様にしたのがアダになってしまった。
だいたい、写真撮ろうとシェルグローブをとると、
その後、指先が凍傷になりそうじゃ。


とっとと降りちゃいましょ〜。


もちろん視界も悪い。
シロウト的には、マジで遭難するんじゃないかと、
一瞬不安になったりして、
でもトネ隊長がいる限り大丈夫ですよぉ。


とにかく尾根上は、
いままで山で体験したことないぐらい、
過酷な風の状況ですわ。


狙ってる沢に入るまでのエントリーは、
風に叩かれて、
かなり硬い面になってます。


いっこ隣のボウルが見えた
うっひゃぁ〜滑りてぇ〜


いきなり、
「滑り終わってボトムでニヤけるの図」へ飛んだりして。

っつうか、あまりの強烈な環境で、
まともに写真撮る余裕はまったくなし。
参加者のミナサマ、滑りの写真撮れなくてすみません。


とりあえず、滑った沢のほぼ全景。
正面真ん中の沢と、
その左のさらにデカイ沢をみんなで分け合って滑りました。

アプローチが過酷な分、
滑りの最高度合いは押して知るべし。
今シーズンベスト1であることは、
おそらく間違いなし。


今滑ってきた自分のラインを振り返る、の図。
彼の胸に去来するものわ...


さあ並んで並んでぇ〜、
順番に水遊びしますよぉ〜
チベたい


お〜っとぉ、
こんな山の中で
Gentemの展示会やってましたよぉ〜。

っつうのはウソ。
なんと今回ボードの客7名+副隊長の全員がGentem使いだった。
もちろん、
全員グループ参加じゃないし、
申し合わせたワケでもない。
奇しくも、偶然の出会いである。
最高の山には最高の道具、これである。
ちなみに一番左の、唯一先のまあるい、年式の一番古い板が、
自分のMF64です。

山のカミサマ、トネ隊長、市川副隊長、ツアー参加のミナサマ、GentemStick様
に感謝。


また楽しませてくださいな。

ついしん:ぶーつのそーるはかろうじてだいじょぶでした。
らいしゅうもこのままつかっちゃうかな。

コラコラ

back