05.Feb.2004

夕べはヤケになって、
ワインガブ飲みして意識不明と化した。
当然ながら、
雪の「ゆ」の字もなし、
バーロー!フテ寝じゃフテ寝。

案の定、二日酔い。
久しぶりである。
しかもけっこう寝過ごして7時過ぎ。
フト外を見ると、
どうやらオレが意識不明の状態に落ち入ってる間に、
小人さんが外に粉を撒いたらしい。

宿の廻りで5cmぐらい。
またしてもリンゴの皮むき作業でしょうか。

昨日は不覚にもファーストゴンドラ逃した。
っつうかファースト乗るイミないような状況だったんだけど。

まあ、今日は意地。
オトコの意地を見せたらんかい。

けっこうギリギリだったけど、ステーションまでにトロトロ歩くヒトビトを
数百人ゴボウ抜き(ウソ)。
20人ぐらいはステーション内にいたけど、
並んでない。
まあいわゆる普通のヒトですね。
なワケでテケテケテケと入り口にたった。
瞬間にオジサンがゲートをオープン。
へっへっへ、調子良いねえ。


わぁ〜、なにが悲しゅうてクソドピーカン。


アサイチの優しい光につつまれつつ、
リンゴの皮むき作業にいそしむ。



あぁ、朝のヒカリは良いなあ。
のんびりヤル。



まあ、微妙に厚い皮もところどころに点在する。




日差しを浴びつつ当て込む。


適度にケムリも上げとく。


バックパックからターボジェット噴射ぁぁぁぁぁ!!!!
プシュゥゥゥゥ〜






まあ、最悪とは言わん。
人間、欲を言っちゃあイカン。
ナチュラルにシンプルにスローに生きよう。


クルマの上に帽子が載ってた。

「さぁ〜て、帰りますか」
と言った瞬間をカミサマは聞き逃さなかった。


いきなり爆裂豪雪
帰り道ずぅ〜っと。
家に着くまで。
お見事!



ところでブーツなんですが、
いままで自分はクリッカーの
シェルとインナーがワンピースのヤツ(名前忘れた)を使ってたんですが、
今回、ツーピースのヤツ(リーパー)に替えました。

これが、あぁた。
硬い。
鋼鉄製のブーツかと思うほど。
たしか昔スキーでこんなん履いてたよなあ。
っつうか今まで使ってたのが、
グニャングニャン
だったらしい。
まあ使い過ぎてヤれてたせいもあるだろうけど。

そんで今回のはとにかく硬い。
履いていきなりクラストしたツリーに突入した自分もヘンなんだが、
ツリー激突3秒前の連続。
超初心者状態。
マジで恐かった。

既にこの時点で冷や汗タラタラもの。
もしかしてオレは間違った道を歩んでないだろうか?
とりあえずじっとブーツを見つめた。
ほしたら前のより豪華、かつ幅広いアンクルストラップ(っつうの?)
が見つめ返してんのに気が付いた。

も、もしやアナタは...
外してみた。
なんか良い。

足首がだいぶ曲がる。
もともと自分はブーツの中で足が動いても、
ぜぇ〜んぜん気にならんヒト。
もしかしたら、
コレが正しい道なのか?
と、外したストラップに語りかけたりした。
ナニも答えない。
答えは風の中。

結局。
ストラップを外し、
靴下を普段履き用の薄手のライトウェイトキャプリーンにした。
グッド。
かなりの反則技。

要するにもしかして、
フリーライディングって
いかに足とボードが近くなれて、
あたかも素足でコントロールしてるかのようになれるか、
ってのが永遠の命題だったりして。

まあ、そんなこたぁヒトそれぞれ。
もちろんプラブーツが一番調子良いってヒトだっているだろう。
でもワシはやっぱ足首がかなりラクに曲げれて
微妙なコントロール加減ができるのがスキ、らしい。

元のままのリーパーだと、
膝から下が一体となって、
コキンとボードを傾ける。

自分なりにいじった状態なら、
膝からスネを伝わって、
足首が微妙な角度をコントロールして、
ナチュラルにジワジワとボードに気持ちが伝わる。
ほんとか?

まあそうゆうことにしとこっと。
できりゃ裸足でスノーボードしたいよ。
そうゆうコトです。

ちなみに、
ダブルピンとTTリミテッドは、
ボードケースの中で意識不明状態のまま帰路につかれましたとさ。
メデタシメデタシ。

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