23.Mar.2004

大平洋沿岸を山型の前線が舐めて通った。
これはこれは。
良いアンバイですよ。

と思ったら、東京で雪?
おいおい、
この期に及んで雪ですかい。

梅は咲いたか雪はまだかいな?
じゃなくて。

なんだよなんだよゲレンデも雪だらけじゃねえのぉ?

例のW君
からメールが来た。
正確に言うと、W君の彼女から。
W君は携帯はもちろん、パソコンすらお持ちでわない。

「長野雪が降ってるけどスノボ行くの?
ひじきを食べながらWおやじより」

さっそくお返事しました。

「行かねえよ。
かりんとうを食べながらイチロヲおやじより。
寒くても波乗りにゆく。」

などとカッコつけたものの、
関東で雪である。
さぶいのはヤだ。
と思いつつIMOC様チェック


なるほどそう来ましたかい。
こりゃ少なくとも偵察にだけは
行かねばなりますまいて。
調子良い波だったら、30分だけ滑って退散すりゃええがな。


浜はすでに春模様。

波は胸肩
東うねり
無風
面よし
ヒトは5人ぐらい
でもワイドワイドワイドワイド
う〜ん、イマイチ乗り継げる面が少ない
ほとんど瞬間芸の世界
どっちかっつうとショート向きの波か
っつうかショートしか入ってないんですけど
まあいいや


さぶそ〜
そこで足をとめるなオヤジ


うねりが東向きなので、
おおむねレフトオンリー
うまく選べばなんとかこれぐらいのショルダーには
かろうじてありつける
でも瞬間芸の世界



良さげに見えるが、
このあと一気にズドンで終わり




ライトもほんのまれにあるが、
たいてい閉じて終わり。



写真は不思議なことにライトが多いけど、
それは偶然なだけ。
いずれにしてもほとんどワイドの真ん中ズッポリです。

それにしても寒い。
また3ミリフルスーツですが、
水はそんなカキンカキンじゃないけど、
空気が冷たい。

けっこうスープに力があって、
下の方に引っ張られるまかれ方したんだけど、
水が冷たいので、
苦しい。
夏だったら余裕で巻かれるぐらいのヤツなんだが、
ほとんど溺れそう。
しかもやっと水面に出て、
その後、ハーハーと激しく呼吸するたびに、
冷たい空気が肺からカラダ全体を満たす。
酸欠とカラダの冷えで、
アタマがクラクラしました。


昼過ぎには南風がそよそよしだして、
面が悪くなった。
もちろんサイズもグングンダウン。
自分は2時間で終了宣言。

以上であります。

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