素晴らしい経験に言葉はいらない
シンプルに行きましょう

 

フルムーン
この時点で今回のツアーの成功は保証されたようなものだった

 


ブリーフィングにて
久々に緊張の面持ちの親分

 

 

ゲストは7名
そうそうたるメンツが揃った
でも今日は平日なんですけどぉ
仕事は大丈夫なんでしょうかぁ?
という質問はヤボ
みなさんこの日のタメに働いている
もちろんこっちが最優先

 

本日のガイドは
トネ親分と「カズー」ことカズヤさん
山を眺めて作戦会議中

 

では
さっそく行ってみよう
迷うことなくココである

 

ちなみに親分はかなり緊張しているらしい
リフト乗る前に突如
「大変なことしちゃいました!」
と言って走ってきた
お、こりゃ大トラブル発生で今日のツアー中止なのか?
とドキっとしたら
「お金持ってくるの忘れちゃいました誰か千円貸してくんない?」
だと
ギャフ〜ン!

 

この人たちは登りも尋常じゃない
テッテーテキに奥を目指す
行けるだけ行っちゃる

 

お見送りでゴンス

 

立山以来久しぶりの番長は
板がDPTだった
ウエアも黒じゃなくなってて
イメージが違う

 

 

 

登る
ひたすら登る
高速登攀

 

エネルギー補給の間も惜しい
NSNLさんも立山以来の再会

 

ガイド二人による秘密会議

 

蜃気楼のように
後ろからソロの登山者

 

人間の身分に上下の差はない
でもカンチガイしてる人間は山ほどいる
そんなカンチガイなヒトビトを山の上から
仁王立ちで見下ろす気分は?

 

いやぁ〜
爽快ですよぉ〜!

 

コレが番長のエネルギー源

 

山はかなり微妙なアンバイで
シビアな円卓会議が開かれた
でもみんなのココロはヒトツ!
イクしかないでしょ

 

みんなの視線の先には???

 

おおっと
どっかでみたような構図が
まさしくアノ場所で、アノひとが
今ならまだ村内でポスターお目にかかれるかもしれません

そしてピシっと決まった
「ココがオレの居場所」
感慨にふける親分

 

素晴らしい山に
全員しばし無言

 

風はかなり強い
雪煙が渦を巻く
日差しも強く
風のあるなしで寒暖の差が激しい

 

いけいけドンドン

 

かわさきさん
たしか2年前のトライアングルで御一緒させていただきました

 

親分による
ウインドスラブの状況チェック

 

「最終目標」まで
行ける?
行けない?
行く?
行かない?
と二転三転しつつ
結局、強風のため「最終目標」目前で降下決定
にしてもココでも充分本日の目的は達成されたと言える
ただしそれは何事もなく無事に帰れての話し
この画像の瞬間は風が弱く見えますが
実際は時折、後ろに押し戻されるぐらいの強風

 

ではまず親分が
強くプッシュしつつ雪の安定を確かめる降下

「全然問題なし」のコールで
次々に降下開始

 

 

 

初めて御一緒させていただきました まきたさん
BDのハヴォックとフリッチ・ディアミールが最高にカッチョイイ
急斜面と感じさせないターン
思わず四コマにしたりして

 

かわさきさんはアイスバイル(?)を持って滑落停止の備え万全
エクストリームだぁぁぁぁ!!!

 

Yoさんは去年の「紫」、もとい「ダブル赤」以来の再会
自分の安物バカチョンとは違い
しっかりしたカメラで撮影しておられた

 

今回、ほとんど久しぶりに顔を合わした人ばかりだったんですが
一番びっくりしたのはこの人
なんと6、7年前にオレゴンのキャットツアーで一緒になったヨシカワさん
お子さんが生まれたそうですが
まだまだ奥様ともども現役で裏山遊びしている、と
ウレシイです
また北米大陸のキャットツアーに行きたいなあ

でもってもうひとつウレシイことに
オレゴンで一緒になった時に同じMaxForce64に乗っていたんだけど
あれ以来ずっとMFに乗り続けてる、と
やっぱり基本はMF64ですね

 

 

 

なんと番長はフルフェイスのヘルメットだった
イメージが違うなあ

 

 

 

今回NSNLさんは白馬に1週間滞在で
滑りまくりらしい
現在、なかなか山に来れない環境にあるようなので
まとめてドバっとね
スプレーの上がりかたにそのキモチがこもってます

 

そして撮影の方も

 

最高の天気に最高の山
そして最高のメンツ

 

 

最後にカズヤさんが降下し、
目の前をスキーカットしつつさらに降下

 

 

ビューンと降下して
さらに奥側へスキーカット
雪はしっかり安定してます

 

 

番長がDPTで急降下
ところどころ柔らかかったり
パックされてたりするので
自分のTTよりDPTの方が調子が良いかも
短い方のDPTなら言うことないか?

 

 

 

シビれる斜面
シビれるロケーション
「このポイントをこのコンディションで滑れることはとんどないですよ」
by トネ親分

 

ゲストの安全を見守るカズヤさん
何度来ても日本とは思えないような景色です

 

最高の滑りに酔いしれるミナサマ

 

ところが
ここからもまだまだ天国は続くのだ
このボトムがこんな綺麗なの見たのは初めてです

 

 

 

超巨大なナチュラルパイプに
適度な斜度で遊びたい放題なのだが
あまりに長くて足がツライっす

 

 

番長がシルエットで浮かび上がる
地形が巨大すぎて
スピード感が狂います

 

親分のビッグスプレー

 

超ロングラン

 

やっとここまで来た

 

オアシスにて大休止
親分も核心部を終えてやっと顔がユルんだ
ご苦労さまです

感動的な滑りにオトコ泣きの番長
でわなくて「目玉のオヤジ」の入浴サポート
でもなくてコンタクト挿入タイム
ドロップ直前に片方ブッ飛ばしちゃって
片目で滑ってたそうな
ビックリ

 

 

 

さらに長い長い道のりをエッチラオッチラとユク
オジサン的にはレッドゾーン突入です
シンドイ〜
ツカレタ〜
アツイ〜
アシガツル〜
クルママワセ〜

 

そして最後の最後に遭遇した
林道を埋め尽くすシンジガタイ巨大なデブリの前にて
おなじみの gentem 教徒記念撮影タ〜イム
またしてもボード全員 gentem
しかも全部違う板
後ろのお山で遊んでいるのは番長
アブナイから登っちゃイケマせぇ〜ん!

 

へは〜
てなワケでしたぁ

山、ガイディング、ゲスト
全てが素晴らしいの連続
唯一素晴らしくなかったのは自分だけ

いわば、この日のタメにこの1シーズンがあったようなもの
と言いたいのだが
あまりの自分の能力の低さにショックを受けました
体力、滑りの技術、山の知識、経験
オマケで撮影能力
全てが不足してました
まったくもって納得いきません

しかしまあ、人間満たされたり
これで良し、としたりすれば
それ以上の向上はないわけで
納得できないということは
もしかしたら今後もさらなる向上があるかもしれないな、と
「モノは考えよう」ということにしておきましょう
でも体力的には限界説もヒシヒシと...

 

とにかく無事に楽しめてミナサンにも(タブン)迷惑かけずにすんで良かった良かった
トネさん、カズヤさん
ゲストのみなさま
どうもありがとうございました
また山で会いましょう

そんでわ

 

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