28.Nov.2006

 

この季節、太平洋南岸を前線ともなった低気圧が周期的に通る
そして大陸から寒気も入ってきて
少しづつ雪山シーズンへとシフトしていくわけなのだが
沿岸を低気圧が通るってことは
当然ながら波も上がるわけで
ただしこの季節は
抜けたあとに冬型で北西風がブンブンになって一気に波は終了する
前線通過中は当然かなり荒れた状態なわけで
荒れた状態から波なしになるつなぎ目の
ほんの瞬間に
けっこう遊べるコンディションになることがあるのです
でもほんとにピンポイントで
なかなかその瞬間をつかまえるのはむずかしい

そしてちょうど28日に
まさしくその瞬間が訪れるのでは?
と期待して海へ向かった

 

こんなです

 

こんなのとか

 

セットの大きいので
おそらく頭半ぐらいか
当然ワイドで巻き気味

そして人はまったくいない
おまけに本日はフォトグ欠席

かなり長いこと悩みました
で、出した結論は撤退
風もすでに強くて
なかなかにヘヴィーなコンディションなんだけど
まあヤッてヤレないこともない...かな???
って状況
これで誰かショートのイキの良い人とか数人入ってたり
フォトグがカメラ構えてくれてたりしたら
入るだろうなあ
って状況

だってタマにこんなのもあるんですよぉ
ヨダレ出るでしょ
でも巻かれるとけっこう苦しいだろうなあ、と

 

シーズンの替わりめで
イマイチ気分もノラんし
それで無理して入るのは
イチロヲ的お遊びサーフィンの思想に反するぞ、と
正当(?)な言い訳で納得させつつも
要するに敗退ですな

某メジャーポイントでは
かなり調子良かったっつう情報もあり
ただし人もけっこう多いっつう当然の情報もあり
まあ別に悔しくはないです
だいたいそんな人の多いとこ入ったら
絶対ほかの人に迷惑かけちゃうし

 

 

 

29.Nov.2006

 

そんなカンジで
水曜日は当然、波は終了だろうし
自転車散歩だな
と思ってのんびり起きて
いちおう波情報チェックしたら
まだかろうじて残ってる、と

悩みつつも
もしかして今シーズン最後の波乗りかもしれんぞと
いちおう海へ向かってみた

 

画像の真ん中に見えるヨゴレのような模様は
渡り鳥さんの大群です
ああ、そおゆう季節になっちゃったんだな、って

で御覧の通り波はすっかり収束
昨日の海がウソのよう
でも昨日敗退した自分には
波ちいせぇ〜、とか言う資格はまったくございません
パドルできるだけでもありがたいことでございます

 

 

こおゆうのんびりサーフィンも良いものですよ

 

この波なら
2マン1ウェイブもありかな?と
ちなみに後ろが自分ですが
前の人に「ゴーゴー」って声かけようとした瞬間に
プルアウトしてくれちゃいました
なんだか逆に申し訳ないような気持ち

 

 

ダラダラで力はまったくないですが
大事に乗り継げば
ショアまで来れる波

 

フォトグ的作品

 

 

自然の恵みに感謝しつつ撤退

 

 

帰宅してから
自転車で20分ぐらいの
ローカル癒し(?)スポットへ向かってみた

 

 

でも癒しスポットは既に季節が過ぎてた

 

閉鎖され、少しづつ自然へ戻りつつある旧道

 

癒しスポットがイマイチ美しくなかったので
急遽プチヒルクライムのトレーニングに変更
あの山の向こう側の峠を越えてぐるっと1周

美しくないと言いつつも
イチロヲ的には目に入る自然の造形は
全てが素晴らしく
この自然に接することができることに感謝いたします

でもその造形の中に時々現れる
打ち捨てられた別荘(つーより単なる掘建て小屋に近い)には
ちょっと悲しくなります
人それぞれいろんな考え方があるので
とやかく言うスジアイはまったくございませんが
自分としてはそうやって
そこに家を建てちゃうよりも
時々そっと通りすぎつつ眺めるって方が好きです
少なくとも建てたなら最後まで面倒見てほしいなあ
と思うこともまたヒトツのエゴであるワケで
人間の世の中は全て万人のエゴでなりたっているのです

 

雲の形と森の形がシンクロ

 

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