16.Jan.2007

やっとココに帰ってきた
いつもお世話になってるゲレンデである

毎年、シーズン初めにココへ夜中に到着して
遠くから街の明かりがぼんやり浮かび上がるのを見ると
「今年もまた帰ってきたなぁ」
というキブンになる
前にも書いたと思うけど
ここが自分の「雪山遊び」いやさ
全ての「おバカ遊び」の原点とも言える場所なのである
自分の「おバカ」指向はココで育まれた
と言っても過言でわない

などという個人的なことはどぉでも良いわけで
まあ今週はイマイチ天気も悪そうだし
(ちなみに前日はおそらくBC最高コンディションであったことと思われる)
ノンビリ湯治ツアーでも良いぢゃないか、と

しかしながらやっぱりここも例外なく
雪不足の洗礼は受けているらしい
アプローチの道路は
この時期にして
未だかって経験したことないような
景色だった

 

今シーズンも
どうかヒトツ
無事にかつ楽しく雪山遊びをさせていただきたい
とオネガイする

 

天気はイマイチであろうと想像していたのだが
カキーンと晴れ上がった

 

こおゆう日はピスサラがキモチイイですね

 

どうやら気温は低かったらしくて
雪の感触はかなり良好

 

日焼け対策のフォトグ様は
かなり怪しい状態である

 

またしても無人のコースをユク

 

尾根上のロングルートもほとんど無人だった

まあなんつうか
天気は良いし
雪も悪くはないんだが
やっぱ飽きるんだね
どうも最近ゲレンデ滑りに面白みを感じない

なんてエラそうなこと言って良いんでしょうか?

 

昼飯はもちろん
毎度お世話になっている宿の直営ゲレ食である

 

コレはベツバラ?

 

フト気が付いたら
ゲレ食地下のココに居た

ちなみに左上のモニターに写ってる画像がとても気になってしまった
もしかして「icon5」っすか?
そーでーす、と
う〜ん、ここには似合わない画像な気もするのであるが...

 

でもってこのオニイサマはナニをしてるのか?っつ〜と

 

 

ぢゃぢゃぁ〜ん!

借りました
レンタルスキーセット
ちなみにフォトグ様はブーツだけ自前

 

おぉぉぉぉぉぉ!!!!
何年ぶりやねん
10年以上は2本板に乗ってない
ということわ間違いない

なワケで
いきなりカラダがコワばりまくるオレ
ウェアとアンバランスな超初心者クンである

 

板の長さはどれぐらいにしますかねえ?
と聞かれて
そんなのわかるかバーロー
なにしろ10年以上スキーから離れてんだ!
とわ言わずに
一番簡単な初心者向けのヤツ貸していただければ幸いでございます
と言ったら
画像右のトンガリ君がやってきた
やっぱスキーもトンガリ君か

左はフォトグ様の板
カラーがウェアとコーデネートされとるがな

 

じつはフォトグ様は
先シーズンあたりから
スキー熱再燃しており
(つーかボードに飽きたらしい)
自分が山上がってる時とかに
ひとりゲレンデでレンタルして練習に勤しんでいた

 

そんなワケで既に
超楽勝モードである

 

このコースは下界に飛びこんで行くような気分で滑れる

 

と思ったらホントに飛び込んでるヒトがいた

 

ぴゅ〜ん!
生でしかもこんなマジカで見たのハジメテなのアタシ
けっこうスゲー迫力なんすね

 

んでもってオマエはどおなんだ?
つーと

 

はっはっはぁ〜
超楽勝ぢゃーん

 

たしかに最初の1本2本は
カラダかちかちだったんすけど
何回か廻したら
だいぶ慣れました
でもやっぱ昔の板とわ全然違って
どうも板の先がフラフラするのです
あとでエライ人(宿のオーナーでもあらせられる)
にお尋ねしたところ
たしかに乗る位置が判るまでは
フラフラするだろうね
と言われた
はぁ良かった
そうゆうモンなのか

 


エライ人が言われた
「カービングはボードに近い感じでしょう?」
ってのがオボロゲながらココロに浮かんだ
気もする
かな?

 

でもちょっと雪が溜まってたりすると
すぐ板をとられそうになって
超コワイっす

改めて
2本板で
深雪滑るってのが
いかにスゴイことなのかワカラされました
スキーヤー超尊敬!

 

はぁ
なんだか新しい世界を発見したってカンジです
スキーってこんな楽しいモンだったのかって

でもやっぱ2本板で
BCに入るなんてのは
ユメのまたユメである
ってこともわかりました

 

本日の影は
いつもと違う

 

つーわけでシアワセな気持ちのままに撤退
そして良いカンジの子を発見
下半身丸出しである

 



いつも通りおいしい宿の食事をいただいて気絶

 

 

 

17.JAN.2007

 

夕べはいつも通り
7時過ぎに気絶したんだが
最近加齢現象なのか
夜中にやたらと目が覚める
でもってなんだか外がウルサイ
なんだろな〜とカーテンをめくってみると
雨ザーザーである

なに!?
いったい今何時なんだ?
2時であった
午後2時でわない
午前2時
1月中旬の午前2時のスキー場ベースで雨である
ダメだこりゃ
明日は滑らずに温泉入って帰ろっと

でももしかすると朝になれば雪になるもしれないぢゃないか
とフタタビ気絶

6時半起床
雨である
完全ヤル気喪失である

 

グーテンモルゲン!

スタッフにヨーロピアンのオネエさまが加わっていた
つーかオーナー様の知り合い(たぶん)で
短期滞在しつつ仕事もちょっとお手伝いってカンジらしい
じつはこのオネエさまはスゴイ人だった
ちょっと尊敬
つーかウラヤマシイ
この人については
機会があったら
もう少し紹介してみたいかも

 

とりあえずノンビリ朝飯でも喰いますか

 

トースターがクラシックな構造の
ニューモデルになっていた

 

もちろんコーヒーもガバガバ飲む
イヤな客であるのだ

と、かな〜りマッタリ体勢な我々であったのだが
フト窓の外を見ると
白いモノが落ちているのに気がついた
コレってもしかして雪なのでわ?

 

しかたないので
重い腰を上げた
イキたくねぇけど
行ってきまぁ〜す
途中ビジネススーツのおぢさん2人とすれ違った
ヘンなの?

 

まあ一晩雨で
この季節にしてヘンだけど
ザラメにでもなってくれてれば楽しいかもしれんぞ、と

 

 

とととところがっ!!!!!
ちょ〜サイコーの雪だった!!!!

 

もともと前日このコースは気温が低いせいで
雪が最後まで柔らかかったところへ
ピステンで綺麗に慣らされ
その上に15cmぐらい
めちゃくちゃ滑る柔らかい新雪が積もった

 

 

超良い雪に
ガラガラのコース

ピステンバーンがこんな気持ちいいのは久々である

 

ichiro movie
(重いっす 2.3MB)

最近思うのだが
軽くて深い雪はそりゃもちろん楽しいに決まっている
でもどっちかっつうと
板を走らすってことに気を取られがち
ようするに深すぎて板が走らず
壁に上がったりとか
体液ホトばしるようなターンとか
ヤリたいことをヤレないことが多い
そこへ行くと今回みたいな
適度な深さで
その下は柔らかいパックされたピステン
走る走る
ピステンバーン侮りがたし
である

 

今回もまたいろんなことを勉強させられたわけですが
やっぱ適材適所
コレに尽きるのでわないか、と
Right Time , Right Place そして Right Equipment
コレなのでわないか、と
僭越ながら感じたワタクシなのでありました

 

そんなわけで
以上です

 

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