07,08.Aug.2007

 

お陰さまで
腰の具合はだいぶ良くなりました
コレならなんとか波乗りできるな、と
でもリハビリにちょうど良いぐらいの小波であってほしいな、と

ところが天気図には
ばっちり6号くんが出現しておられる
発生した位置
そして進行方向からして
おそらく伊良湖エリアには
まったく影響ナシであろう
というのがチマタでの予測であった

しかしながら
自分の単なるカンとして
きっと適度でユルいウネリが
のんびりやって来るに違いない、と
しかも7日はまだ届かずに
「小波リハビリ」
8日に6号のユルいウネリで遊ぶ
「復活ライド」
という綿密なる計画

なんて計画は間違いなく裏切られる
決まっているのでわあるがの

 


7日
リハビリデイ

予想的中
スネヒザの極小波で
リハビリに徹する

 

人も少なめでノンビリ

 

あまりの小波なので
フォトグ様は久々にウォーターショットを敢行した
割れてるとこは
水深膝ぐらいっす
波のボトムなんてフィンが付きそう

 

後半多少サイズアップいたしましたが
せいぜい腰
終止リラックスしたリハビリセッションとなりました
ちっちゃな人影は
撤退中のフォトグ様

う〜ん、ちょっと明日は望み薄かなあ

 

 

 

8日
復活デイ

 

望み薄かもと装ってはいるものの
絶対ヤツらはコッソリやって来る
でもきっとそんな良い波でもなかろう
と中加減の期待度なワタシである

 


ちょっと来てる?
あきらかに昨日とは違います

ちなみに昨日
ロンスプで入水したら
暑くて茹だりそうになったので
本日はトランクスにタッパー
温度的にはちょうど良かったけど
タッパーが堅くなってきてて
パドル筋養成ギブス状態である

 

おお!
けっこうイケルかも
大きめのセットで胸ぐらい
セット間隔もそれほどクソ長くはない
ちょっとワイド気味だけど
ブレイクはエグくはない

もしかして予想通り?
珍しいこともあるもんで

 

セットの小さめのヤツはこんなカンジ
これぐらいだとチョ〜リラックスモード全開

 

このシークエンスは1、2枚目だけ見るとかなり良さげな波に見えますね
でも御覧の通りワイドに割れる
実はこのさらに先にショルダーが張ってて
テイクオフポジションがもう少し先だったら
もっと乗り継げたかも
しかしながら瞬間的にはこの1、2枚目の画像が
ちょっとオイシイ?

こういう波だと体がコワバッテるのがバレバレ

 

リラックスモード3連発

自分の課題は
いかに波の上でリラックスできるかってことなのです
これぐらいのカワイイ波だと
だいたい落ち着いて滑れるんですが
頭超えるぐらいで
ホローな波だともうガチガチですね

 

バックサイドに対して
そんな極端な苦手意識はないのですが
巻かれるのはバックサイド側のがイヤかな

どっち側にしろ
どうせボトムをピューと横に滑るだけなので
大した違いはない
ということですね

 

画像に残ってる時間帯は
実はあんまり良い波とは言えなくて
ちょっとモンモンとしてたんですが
途中で一個となりのピークにパドルで移ったら
なんとレギュラーのウソみたいに綺麗なブレークを発見
人はロングとショートが1名ずつで
ロングはすぐ上がってった

そうしたらあぁた
コレがまた目が覚めるような
ショルダーの張る極上のセット
サイズも少し上がって
でもまあせいぜい肩ぐらいかな
これまたリラックスしてイヤというほど楽しめました
画像を残せなかったので
ウソつきと思われてもしかたありませんが
イヤもうコレは自分の胸の内にだけ残ってれば良い、と

しかしながら
そんな良い波もだんだん厚くなって割れずらくなってきた
で元のピークに戻ったら
ショートの人が5、6人入ってて
そんな良い波でもないし
そろそろ上がりかな
と思ったところでインサイドの潮溜まり地獄にハマって
パドルすれどもすれども全然出れない
もうヤダ!と言ってそのまま撤退いたしました

はっきり言って予想以上のシアワセでした
カミサマありがとう

 

 

1ラウンドめから帰還するフォトグ様
波はかなりワイドになった
後ろに見えてる波は
この次の連射のコマで
画面に見えてるトップが全部落ちます

自分は充分楽しんだし
途中でボードを腿にぶつけて打撲状態なので
このまま終わりでも良いや
と思いつつ車でノンビリ

ところがフォトグ様はイマイチ納得できないらしくて
しばらく休憩してから2ラウンドめ
波はかなりワイドになって
サイズもまだ充分ある
風の影響でヨレ始めてるけど
まだまだ遊べるでしょ、と

 

今度は自分が撮影班に廻った

シラナイショートのヒト

 

ショートでガシンガシンと相当上手いヒトが
2名ほどいましたが
残念ながら撮りそこないました

 

2ラウンド目も
ちょっと消化不良気味のフォトグ様
でも久々のライディング画像だったりして

 

2ラウンド目から帰還するフォトグ様

 

このまま終了かな
とも思ったのですが
実は写真撮りながら
ちょっと離れたピークが気になった

うっとうしいインサイドのスープも
ほとんどないし
フォトグ様もまだ納得されてないようでもあるし

そんなワケで
クルマをちょっと移動して
良さげなピークに2ラウンドめ入水
既に太陽は頭の上の方まで廻っており
殺人的な暑さである

こんどはタッパーをやめてラッシュで入水
砂浜もフライパン状態で10mも歩けないぐらい
足の裏ヤケド気味です

でもってこのピークにはロングのオジサンが1名入ってた
遠めに見てても
テイクオフしづらそうにしてたんだけど
案の定 、厚くてしかも風で面が乱れてるので
最大のセットのブレーク寸前じゃないとテイクオフできない

そんなのに2、3本乗ってから
フトさらに奥の方を見ると
綺麗にレギュラーが割れてるのが目に入った(またかよ)
もちろん誰もいない
移動してしばらくはちょっとワイド気味だったんだけど
突然キレイにショルダーが張るセットが入ってきた
しかもサイズもこころなしかアップ

そんな中で一本
コレはオマエの波だぞ
と誰かに言われた気がした
オゴソカ(?)にテイクオフさせていただいたら
風で多少面はウロコばってるけど
けっこうホローながら
この波は閉じない
つー不思議な感覚
気が付いたら先の方のボトムにフォトグ様が浮いてる
イエ〜!
と叫んで両手バンザイしたら
手のひらあたりが波のトップ
コレは一般的にはアタマサイズと言ってよろしいんではないかと

そのまま不思議なほどリラックスしながら
ずっと壁が続き
波が消えるまで乗り継いでプルアウト
ここ、これわ!
このいつもお世話になってるポイントで
いままで乗った波の中でも
こんな調子良いのは思い出せんぞ

ふたたびゲティングアウトしてフォトグ様と合流して
本日のベスト1と報告したら
今度はフォトグ様に
オマエの波だ
が来た
ソレに乗れ!
テイクオフしたら躊躇せず横へ走れぇ!
と大声で叫んでた

戻ってきたフォトグ様は良かった、と一言

その後またセットはワイドになりはじめ
カラダもとっくにリミッター振り切れ
あと一本調子良く滑れたら撤退!
と宣言したものの
そういう時にかぎってロクな波には乗れない
サイズはしっかりあるけど
すぐ閉じちゃうセットでさらに消耗
最終的に気絶しそうにヘロヘロな状態で
まあかろうじてマシかなっつうセットで撤退

 

それにしても
ダメ元と思いつつ
2ラウンド目やって良かった
シアワセ過ぎです
でもあのセットが写真に残せてたらなあ、と
ちょっとだけ残念

 

このシアワセの代償は
極軽い熱中症として支払われたことをご報告して
今回のレポートを終了させていただきます

しかしデキすぎ
ユメじゃないだろな?

 

 

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