25,26.Aug.2009

 

10号ですか
チマタでは「いつウネリが入るんだ!」と話題になってるようですが
あの位置でしょ〜?
でもってさらにあっちに行っちゃうんでしょ〜?
をいをい間に前線まで立ちふさがってんじゃん
まあダメだろね

せいぜい腰サイズのダンパーかな

 

 

 

25日

 

全然ダメだろと言いながら
ちょっと期待してたりして

 

風は弱く
ほぼストレートオフ
セットがはっきりしていて間隔が長い
サイズは胸ぐらい

正面に
レフトに長〜く伸びる調子良いピークがあって
ショートが既に一人入ってる
風が東に振れて上がりそうなんで速攻で入ることにした

 

自分が入った直後から続々と人が増え
隣のピークへ逃げたんだけど
セットの大きいのはワイド三昧

 

バックサイドで何度も板と一緒に巻かれ危なかったです

 

あぶねいあぶねい
でもスリルがあってけっこう楽しいかも

 

 

小さめのセットでライトもマレにある

 

同じく小さめのセットならレフトもライダブル

 

後ろのセットが良さげだけど
超ワイドなんだよぉ

 

さらに隣にこんなピークもあったんだけど
カレントがあってなかなかたどり着けない上に
ちょっとヨレてる

 

 

1ラウンド終えて車に戻ると
フォトグ様が何かブツブツ言ってる
ナニ?
「こっちのピークが最高なのに」
「知ってるよ、でも人多いから避けたんだよ」
「アウトからショアまでユルくロング向きに綺麗に割れてくよ」

エネルギー補給しながらかなり悩んだ
たしかに自分の入ってたピークとは
まったく波の質が違う
でもテイクオフがピンポイントでロングの密集地帯である
ショートの人たちはストレス溜まってそう
そこへさらにロングで入るのも芸がないな、と
さらに悩んだあげくファンボードで入ってみた

 

なるほどこりゃ確かに全然良い波ですわ
ライトはちょっとだけホレて
ちょっとだけ速くて
ちょっとショート向き

レフトはユルい斜面が延々続いて
インサイド寄りでちょっとだけホレて
ショアまで行ける
まさしくロングのためにあるようなブレーク

 

やっぱストレス感じつつも最初からずっとこっちにいるべきだったのかな
でも向こうは向こうでスリルがあって貸し切りで楽しめたから良いじゃん

 

以下
撤退後に他人を撮りました

 

ライトはちょっとホレるけどショートライド

 

レフトはこんな感じでユルく延々乗り継げる

 

でもハゲしい密集隊形で
こんな事態も発生してた

 

結局東風は上がらず
昼ごろからいきなりオンに振れてチョロチョロ吹き始めた
でもまだそれなりに遊べてる
でも明日までは残らないかなぁ

 

 

 

 

26日

 

まあダメだろねと
昨日より30分ほど遅く到着

 

昨日の大きめのセットはすっかり姿を消した
弱い東風が吹いてて面もザワザワしてる

 

今日もショートが一人だけ入ってるけど
その後に続く人の気配がない
よってソッコーで入る
今日は最初から正面のピークへ

 

ちょっとホレるショートライドのライトと

 

ユルく長く乗り継げるレフト

 

右へ

 

左へ

しばら〜く貸し切り
昨日よりちっちゃいけど人いないからユルす

 

隊長は正面か左かかなり悩んでたけど

 

結局正面のライト側に入った
でもこれは隣のピークから繋がるレフトかな

 

隊長のシークエンス
本日ニューボードをおろしたんだけど
イマイチテイクオフが調子悪いとブツブツつぶやいておりました

 

もういっちょ隊長のシークエンス

 

 

長く乗り継げるレフトもそれなりに楽しいんだけど
あまりにユルすぎてちょっともの足らないので
むりやりライトに行ってみる
昨日みたいなスリルはまったくなし

 

このあたりから人が波状攻撃のごとくに増え始め
とても耐えられずに撤退しました

 

隊長もかなりイヤそうでした
波も悪いですしねえ

 

こんなです〜
ハゲしくイヤだぁぁぁぁぁ!

 

結局インサイドでファンボードでもう1ラウンドむりやりこなして
煮え切らないまま終了

 

 

片付けようとしてたら隊長が
「隣の人のヘンなボード見ました?」
という
「ロングを真ん中から直線でぶったぎったような感じです」

 

ほんとだ〜
これわスゴイです
アライア?
なわきゃない

背の低いキールフィンが
かなりテイル寄りのレイルぎりぎりに1枚ずつ立ってる

すご〜い乗りにくそう〜
でもこの人は左のワイドでガタガタの波でコレにブイブイ乗ってた

 

 

上がってきたその人とちょっとお話してみました

「変った板ですね」
「シモンズの一番短いヤツです

しもんず?
なんとなく聞いたことある名前だなあ
しかもそういえばどこかで見たような形状だし
あ、そうだアンドリューキッドマンのフィルム(the ghosts area calling)だ!
ハイドロダイナミカだ!
スゴイの持ってんな〜

 

でもって実はこのヒトは
以前(6月24日)突如サイズアップしてヲレが初フィッシュで屈辱を味わい
7'11"に替えてさらに屈辱を味わったあの日に
隊長がエグいワイプアウトでアタマに勲章作ったまさしくあの日に
シングルフィンでブイブイ攻めてた人だった
たしかフォトグ様曰く
「チューブに入ってた、抜けられなかったみたいだけど」
な人だった

 

そしてそのシングルフィンの1枚がコレ

なんだフツーじゃんと思ったアナタそれわ間違いです

 

うわっロッカー少ねぇぇぇぇぇ〜
しかもフィンがヘンなんですけどぉ
しかもえらい前に付いてるし

 

フレックスフィンだった
「ぐにゃぐにゃです、でもってこの位置に付けるのが正しいのです」
とのことです

 

画像じゃわかりませんが
この板はハルボトムってヤツだそうで
ようするにボトムがユルいラウンド形状
コンベックスとも言う(かな?)

うひゃ〜乗りにくそう〜
つーかコレであの日のデカ波セメてたんすか?

 

「この板はホントはビーチブレークなんかじゃ使っちゃダメなんですけどね」
「ホントはリーフのポイントブレークのカールにいるべき板なんです」

「ダウンザラインのスピードは抜群です」
「前乗りしたロングを後ろから追いついて軽くブチ抜きます」
シビれる単語がキラ星のごとくに並んだのだった

 

自分は道具は使ってナンボだと思ってをる
珍しい板をコレクションして自慢するのはあまり好きじゃないんです
この人はどうやらそうゆう人ではないらしく
こうゆう人と一緒に波乗りするのはきっと楽しいであろ〜

 

ちなみにあのデカ波の日のことも良く覚えていて
「フィッシュ乗ってましたよね?」
「実はあの日初めてフィッシュ借りて乗ってみたんですけど
テイクオフした瞬間後ろ脚がテイルから落ちて...」
「フィッシュの谷間に足がハマったんじゃないですか?」
うっ!
するどい
その通りです〜

 

上手い人に時々見られる「エラソー」な雰囲気は微塵もなく
今後も海で一緒になったらいろいろ話を聞きたいなと思った次第であります

 

 

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