27,28.Apr.2010

 

すっかり御無沙汰してしまったようだな
みなさまにおかれましてわ

 

まあごく一部に

今シーズンの雪山はサイコーだった
だの
パウダーしか滑ってませんしかもザラメもイケてます
だの

言いたい放題なヒトもおるようだが
ワレワレにとっては
史上サイテーのシーズンであったことわ
動かしようのない事実なのだ

よって
ワタシは既に
今シーズンの雪山のことは全て忘れた
すっかり頭は波乗りだ
と言いつつまだ入ってないんだよバーロー!

 

 


ICが伊良湖に来ると言う
しかもありえないほどピンポイントに雨ザーザー予報の中である
これってもしかして
スノーシーズンどころか
まだまだこれからも
ずっとアタマ悪いほど極悪な水曜日が続き続けるのでわあるまいか
というステキな予感がヒシヒシと

ちなみに長野クルーのGロボは
あろうことか
まだ山に未練タラタラで
分割マシンで散歩にいそしむ
という
そんなことで波乗り上手くなると思っちょるんかコラ!

まあよい
キミが悪の元凶だということ証明してみせようぢゃないか

 

 

27日

つーわけで月曜の晩から我が家に泊まり込んだICとともに
いちおう朝6時に家を出発
もちろん雨予報
そして南東の風ブーブー
間違いなくダメですね
とりあえずドライブですか

一個一個ポイントを丹念にチェックしてみたものの
どこも風ジャンク

それでもいちおう風をかわせそうなポイントを最後にチェックしてみた
車は数台いるけど
海に入ってるヤツはいない
みんな悩みに悩んだすえに撤退してユク

目の前のグシャグシャの風波を見つつICいわく
「ほらほらあのレフト、マシーンブレーク状態ですよ」
「そうかなぁ?だったら入りゃ良いじゃん」
「雨か風かどっちでもなければ一人でも入るんですけどねえ、誰か入んないかな、そこのネーチャンとか!」
「あ!あっちのポイントに入ってる人見えるよ!」
「マジすか!」

つーわけで隣のポイントに移動した
たしかに数名入ってる
爆裂グシャグシャ

「せっかくはるばる白馬から来たんだからさあ、とりあえず入ったら?ヲレ写真とるから」
「う〜ん」
といいつつ着替えるICであった

 

 

 

 

いや〜すばらしい
この波でここまでやれれば大したもんですよ

「波数多過ぎ、ドルフィン100万回ですよ、しかもテトラに吸い込まれるかと思いましたぁ
でもこれならまださっきのポイントのがマシかも」
「だったらもう一回戻ってみる?どうせもう濡れたんだからそのまま移動すれば良いじゃん」

 

最初のポイントに戻りました
既にナニやってんのかよくワカラン状況です

 

ICのマシーンブレーク
コレってマシーンブレークって言えるんすか?

 

カレント強そうなわりには
けっこう位置キープできてる
しかも確かに時々調子良く割れてるように見える
もちろんカンチガイなんだけど

 


ヲレもついにガマンできなくなりました
ただし
ロングだと間違いなくボード抱えた瞬間に100mは風下にぶっとばされるのは目に見えてるので
ファンボードにしました
それでも50mはぶっとばされました(ウソ)

 

なんかこのヒト調子良く滑ってますけど
たまたまです

もちろんシーズン初波乗りのヲレわ
カレントと風と格闘技セッション状態で
一本も乗れずに
2回浜を歩き
10回はパーリングでグルグル巻きになり
20回は乗り遅れ
最高のシーズン初めとなったのでしたぁ

「満足満足」
by IC

ホントかよ?

 

その後
軽くサーフショップ 巡りとかして
家に帰って

シーズン開始を祝ってかんぱ〜い!

「イヤ〜イチロヲさんたちの気持ちがわかりましたよ」
「えっ?」
「わざわざ白馬まで来て雨ザーザーの中でツアー催行とか」
「アタリマエだコラ、しかもヲレたちなんてツァー代ちゃんと払ってんだぞ!
泊まりだってメシだってリフト代だって有料だバーロー!」
「それにしても恐るべしバッドウェンズデイパワー、誰のせいなんだ!?」
「もちろん明日は怒クローズですから〜」

オヤスミなさ〜い

 

 

28日

もちろんクローズわ間違いないとは思うんだけどぉ
もしかして夜のうちにオフに振れて
朝からブーブーに吹いたら
一瞬でなくなっちゃうかもしれないよ
ということで5時前出発

北西風でデカ波だったらそこしかないでしょ
っつーメジャーポイントへ直行
全然車停まってませ〜ん
そして海は

ぐっちゃぐちゃの大クローズで〜す
鳥さんの集団が静かに羽根を休めておられました〜

 

このヒト以前から携帯中毒なのは知ってたんだけど
ヲレ全然ついて行けませんから
まあそのうち人類は間違いなくマトリクスの世界に突入するね

 

いつものごとくに前夜から伊良湖エリア某所で車泊中の隊長を
電話で起こして招集しました

画像は隊長のハンドクラフトの成果を批評するICである

「そこなんでズレてんの?設計不良?」
「いえその...」

 

ちなみに思ったほど風が上がらず
これじゃなかなか波も整わないしサイズも落ちないよなあ
しかも大潮の下げに向かってるしぃ

つーわけでICの御提案により
ドン深のあそこならやれるかも、とはるばる移動してみた

 

はい〜
ダメです〜

遥かアウトから頭半からダブルはありそうなセットがバンバカ入ってくる
もちろんカレントはそうとうキツイ

 

あ〜あ〜もうどうすんのよ〜

 

全員車で爆睡1時間!
それでも全然収まりません

 

それどころか下げ一杯のせいか
インサイドのスープは強度を増したかも

画像ははるばる白馬から下道で伊良湖まで来た途方にくれるICである

 

気持ち良さそうなのは鳥さんだけ?

 

ギューン、ドカーン!

みたいなの発見

 

結局2時間近くもダラダラしたあげく
「もう飽きたからコンビニとか行かない?」 by IC
「そうしようそうしよう」by 全員

でもどうせここまで来たんだから先っちょまで行こうよ
つーことになった

 

途中のクラッシックなブレークが見える絶景ポイントに仁王立ちする

「うっひゃぁ〜まるでワイメアだねこりゃ」
byIC

 

こら〜
あぶねえからそんなとこに立っちゃいか〜ん!

 

「お手上げです」
byIC

 


軽くダブルオーバー
トウインなら調子良いのか?
でも目の前に巨大な岩場が

 

でもって先っちょへ到着したものの
かなりイマイチな波にキブンが萎え
巨大な施設を探検することにした

 

探検しつつ
夕方の1ラウンドに賭けるのか
それとも保険で目の前のショボい波でとりあえずヤルかと
さらに1時間ほど協議したあげく

 

入ることにした
まあ風もさらに収まってきたしな
しかも今日の表浜の状況にしてはやたら人も少ないし

 

コレで良いのか?
と悩みつつ海に向かう隊長

 

早い波と格闘するIC

ミドルあたりは横方向のカレントがやたら強かったらしい
ヲレは一番アウトに出てっちゃったので全然カレントなし
ゲティングアウトも楽勝

 

あ〜IC、ソレ前乗りです〜

 

アウトはやたらテイクオフしずらい波で
しかもアウトから割れてくる大きめのセットは間隔がやたら長い
それでもテイクオフさえすれば伊良湖レベルとしては良い波に延々乗り継げる
アウトとミドルの間ぐらいで一旦トロくなるけど
そこを我慢すればこのようにまたホレてきて
ほとんどショアまでロングライド

 

10本ぐらいはなんとかテイクオフしたような気がしますが
調子良くロングライドできたのは2本だけ
それでもまあ昨日のことはなかったこととしたいかも

 

あ、隊長そこにいましたか
あいかわらず識別不能です
早急にナニか対策をうってください

 

おっと隊長また発見
なんとか動画でゲット
フォトグ様ご苦労さんです

 

ICの本日ベストライド(?)を
動画から切り出しシークエンスで

 

撤退時にメジャーポイントがなんやら大騒ぎになってたので
気になってちょっと寄ってみたら

 

大変なことになっていた

亡くなられた方の御冥福をお祈りします
無理は禁物です
それにしても事故がある度に判で押したかのように
「無謀な...」
というレッテルを貼るのはヲレは共感できません

まあどうでも良いか

いずれにせよ
そこには本来、事実のみがあるわけで

まあどうでも良いや

 

最後にみんなでメシ喰って終了

 

まあなんだかんだ言って
結局正解な一日だったのかもしれんね

海でも山でも街でも適度に安全運転で行きたいね
でもってまた一緒に波乗りしたいよね
ということでハナシはまとまったのでしたぁ

あ〜楽しい2日間だったです〜
ICさん、隊長、どうもありがとう

 

 

動画版はコチラ

 

 

P.S.
隊長は翌日の早朝1ラウンドに賭けて
また車泊したらしいのですが
見事に朝からオンショア
しかもカミナリ
凄いです
アリエマエン
そろそろみんなでお祓いしてもらった方が良いのかも

 

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