19,20.Oct.2010

 

 

19日

 

モルディブから帰って
馬車馬のようにレポート作って
キブンが萎えかけたところに
13号ができた
沖に横たわる前線が気になるが
全員の頭は期待でハチ切れそうだった
もしかして貸し切りのアウトサイドか
はたまた久々のレフティーか

そんな我々の期待はもちろん空しく裏切られ
いつもの伊良湖の波だった

 

ナオキさん

 

もう1サイズ上がればアウトサイドでヤレそうなポイントもあったけど
結局このメジャーPが一番マシだった

 

同じくナオキさん

 

仕事のためチビッコにからまれつつも終了

 

 

シゲさん
ヲレが撮影開始したとたんにリズム崩した

 

ヲレはモルジブに向けて封印してたロングを解禁
全然乗れないかと思いきや
まったく元通り
やっぱロングは反則だ

 

本日の最大のセット
がっつり巻かれました
コレわワカモノの食べ物だ
次回からはスルーしよう

 

 

 

 

20日

 

隊長は珍しく木曜休みだと言う

昨日よりちょっとだけウネリのスジはハッキリしてる感じ
定期波チェックルートをハズして
近場のポイント
そこそこまともなショルダー出てる
風が上がりそうだったので
他チェックするのヤメて
即ヤルことにした
20人ぐらい入ってたのも
朝練組が次々に上がってったので
我慢できるぐらい

 

以下の画像は全てシラナイ人です

 

正面のピークが良い
丁寧に乗り継げばアウトからショアまで繋がる

左はちょっと大きいけどテイクオフして1ターンで終了

ゲティングアウトは正面から出るとスープがカッタルイ
左から出れば楽勝

風が上がったり止まったり
ぐるぐる廻ったり
それに合わせて面も良くなったりザワザワしたり

セットの間隔も長い

 

そんな感じです

 

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ちょっとクリアになったことを
忘れないように以下に書き留めておきます

 

モルジブのサルタンだかジェイルスだか忘れたけど
大きめのセットに何本かテイクオフしてフェイスを滑ってた時の感じが
今まで味わったことのないような感覚で

上手く説明できないけど
スピードが早くてなおかつ接水面が小さい感じ
極小のチョッピーなフェイスを細かく跳ねながら滑ってるような感じ

よくハワイの波は堅いとか
リーフのフェイスはレイルが入りにくい
というようなことが昔から言われてるけど
それってなんとなく判るようで判らん
同じ水が堅いとかあるわけないだろ、と思う

それはようするにボードのスピードが上がることによって
水との相対的な反発力が上がって
結果的に水が堅いと感ずるのではないかと

だから例えば伊良湖の波でも
ボードのスピードが上がれば堅いフェイスということになりえるわけで
それが今回感じたモルジブの波の正体なのかも

でもってそれってなんとなく
どっかで経験したことあるような気がするけど思い出せない
もどかしい状態だった

う〜んそれってなんだっけ?
で今日ボーっとしてて突然思い出した

ウインドサーフィンだ

堅いフォームをエポキシ巻きにしたパキパキのスラロームボード
それで平水面をかっ飛ばす感覚
いわゆるフルプレーニング状態

それがモルジブで感じた感覚に近い

細かいチョッピーの山の部分だけを拾ってカンカンと突っ走る感じ
無理にレイル入れるとスピンアウトしそうな感じ

それだ

それが実はそこそこ上手いサーファーが滑ってる時の感覚なのか
ようするにヲレは今まで波乗り宮殿の車寄せにいて
建物の外を眺めてただけなのかも
やっと今回ドアを少しだけ開けて中を除き見たのかもしれない
そしてそこには今まで見た事もなかった広大な空間が広がっていた

はたしてヲレはそこに足を踏み入れることができるのか?

ボトムの形状がどうの
エッジがどうの
フィンの堅さがどうの
それってそうゆう状態に到達して初めて考えるべきことなんだろうか

 

波乗りの道は険しく遥かな道

 

there is no way to happiness
happiness is the way