//  ( t7.C )
//      インライン関数
//  

#include <iostream.h>

inline double calc1( const double r ) { return r*r ; }
inline double calc2( const double r=3.0 ) { return r*r ; }
                                    // デフォルト引き数に注目！                              

inline void disp1() { cout << "haruo\n" ; }

inline void disp2( const int n ) {      
    if ( n > 3 ) cout << "haruo\n" ; 
    else cout << "katou\n" ; 
}

inline void disp3( const int n ) {  // 出口がないとワ−ニングが出る    
    if ( n > 3 ) cout << "haruo\n" ; 
    else for ( int i=0;i<n;i++ ) cout << "katou\n" ; 
}

inline int disp4( const int n ) {   // とりあえずワ−ニングは出ない  
    if ( n > 3 ) cout << "haruo\n" ; 
    else for ( int i=0;i<n;i++ ) cout << "katou\n" ; 
    return 0 ;  
}

main()
{
    cout << calc1(2.0) << endl ;    // 4
    cout << calc2() << endl ;       // 9

    disp1() ;
    disp2(3) ;
    disp3(3) ;  
    disp4(3) ;  
}

/*  [参考]

  関数をインライン(inline)指定すると、可能ならコ−ドを直接その場所に挿入するよう
  コンパイラに指示する。プログラムのサイズは大きくなるが、実行速度が速くなる効果
  がある。しかし実際にインライン展開されるかどうかは、コンパイラ次第でどうなるか
  分からない。

  #define にるマクロ定義のかわりに、インライン宣言を使うようＣ＋＋では勧めている。
  マクロは記述が瞹昧になる場合があったり、間違いを起こしやすいため。

  インライン関数の中に for 文などの制御文があると、インライン展開されない場合があ
  ると参考書に書いてある。
*/