1-6. 21世紀のイントラネット '99/02〜 (1) イントラネット現状とその展望 * 1999年巻頭の様相 複雑、混沌、幻想、そして人間回帰 複雑:21世紀を目前にして、コンピュ−タ技術はますます複雑、そして混沌さを増して きている。特にこのイントラネットで代表されるキ−ワ−ド、コンピュ−タ技術はこの一 点に向けて集約されるかに見える。しかし初期のイントラネットのWWWをベ−スにした シンプルなシステムから、どんどん複雑なシステムへと変貌しようとしている。WWW+ 全文検索、それにRDBの利用ぐらいまでは自然な流れとも思える。最近ではこれだけで なくアプリケ−ション・サ−バというのが、これらの上に乗っかることになる。さらに分 散オブジェクト指向なるものも、地中の永い眠りから醒めて芽を出しててきた。 Java と か CORBA/IIOP なるものがそれである。これで一体何ができるというのだ。頭がこれまで の技術にこなれない内に、あたらたなキ−ワ−ドが登場する。イントラネットのエンジニ アは、出てくるキ−ワ−ドの本質を早く掴みとり、その実際的な利用のタイミングを計ら ねばならない。 混沌:98年の秋ぐらいまで、 誰が Microsoft 社の基盤が危ういなんて思っただろうか。 それがOSS(オ−プンソ−ス・ソフト)なる新しい形態で以前からあった Linux とい うタダのソフトが急に注目を浴びることになった。 MS-DOS のパソコンでは業務に使うに は今思えばとても貧弱なものでしかなかった。Windows 3.1 をへて 95 の登場はまさにビ ジネス革命をもたらしたと言って過言ではない。オフィスでのネットワ−クを当り前にし たのはやはり Windows のア−キテクチャなのだ。 それに Microsoft の Word に Excel、 これは誰しもそうだねという程認知されてしまった。 これらの意味で Microsoft 社の功 績は非常に大きいと言わざるおえない。しかし奢れるもの久しからず、Windows OSの支 配一色の時代は、今後ながくはないかも知れない。 本当に半年前まで Windows に、この 様なライバルが現われるとだれが予測しただろうか。 もっと具体的に混沌事例もあげておこう。 それは誰でもご承知 Microsoft と Netscape、 そしてその陣営が放つ不統一なソフトに仕様である。WWWブラウザの挙動が両者で違う のは最たるものである。どうも今世紀中に解消される見通しはない。20世紀は2000 年12月終わりまでであるから、まだ約2年あるが。 どうも悪いのは Microsoft 社の方 である。 Netscape 社は Sun が開発した Java をきれいに実装したのに対し Microsoft は独自な拡張を加えた。これは裁判で独自部分をとるようにとお達っしが出た。つい最近 のことである。しかしこれにも懲りず、次世代言語と注目される XML に関しても、 いち 早く対応するのはいいが、どうも独自拡張をしているという話、記事を目にする。人間の 頭はそう早く切り替わらない。ここらで休憩をとり、じっくり先を見て安定したアプリケ −ションなり仕様を出してもらいたい。いつまでもβ版のようなのでは困る。 幻想:CALS、このキ−ワ−ドは95年頃から国内では取り沙汰され始めた。それがだ んだん現実味を帯びるようになってきた。イントラネットが整備されると、次はエクスト ラネットということになる。そこでCALSの基盤ができ上がるのだ。しかし、そのエク ストラネットのところで妙な動きが出てきている。セキュアネットワ−クを使う方向で動 いているのだ。セキュアネットワ−クはインタ−ネットの一部だが、パブリックなインタ −ネットとは一線が引かれている。このため取り引き企業が違えば、別なセキュアネット ワ−クに接続するハメになる。インタ−ネットでデ−タを暗号化すれば済むものを、なん てことだ。暗号化の標準が決まらないのが最大の原因である。技術的には十分こなれてい るはずのものを。 ネットワ−クの基盤の部分でさえ、この有様である。ましてや・・・.CALSは幻想に 終わるか。お互いの生産性の向上を目指したはずが、反対にネックになる可能性が大きい。 CALSはスマ−トに動かなければその効果はない。それだけのハ−ド、ソフト上の整備 ができるのだろうか。誰がその規範を示すのだろうか。強引に上流の大企業ですすめると、 そのしわ寄せは中小の企業がかぶることになる。そうなると、ますます中小企業の体力を 消耗させることになってしまう。もう現にCALSのCADデ−タについては、中小企業 は取り引き先の3次元CADにあわせ、幾つも導入せざるを得えなくなっている。大変な 話である。この上、SGML だ XML だということになれば相当な労力を割かれることになる。 CALSの成功は産業界のパラダイム自体の変化が前提となるのでないだろうか。 人間回帰:何でもかんでもコンピュ−タというのはどんなものか。いい例がメモ書きでさ え Word を、プレゼンは何でも PowerPoint を使う、これは行き過ぎである。何をいいた いかと言えば、手書きの方が分かりやすく、早くできる場合もあるということを認識すべ きである。2000年問題で、身の回りありとあらゆるものが関係しているとことが分か った。単純なもの、ことでもコンピュ−タにのせると、複雑なものに変化してしまう。コ ンピュ−タは余分な作業を生み出す道具であってはならない。誰もが楽に使えて、めんど くささから解放されるものでなければならない。そして、いざという時には、コンピュ− タに頼らなくてもできる程度であることが望ましい。人間は最終的には、体力と知恵しか ないのだ。あまりコンピュ−タ・システムが複雑怪奇にならないうちに、人間とコンピュ −タの住みわけ、コラボレ−ションといってもいい、この規範を示さなければならない。 その兆しが、生産工場で出ている。かつて製造業は工場無人化を進め、ロボットや専用機 をどんどん投入してきた。しかし人間以上にフレキシブルな能力をもっているわけでない。 機械は決して完全ではなく、故障はつきものだった。結局のところ人間と機械は仕事をわ かちあい、フレキシブルさを要求されるような作業は、人間がやった方が正確であり、速 いということがようやく分かってきたのである。この認識はすでにドイツのフォルクスワ −ゲン社で何年も前にもたれ、実施されている。NHKで数年前紹介された。そして今年 の正月だったか、NHKで国内の大手自動車メ−カでも取組みが始まったと放映されてい た。幾ら機械を導入しても作業者をムチ打ってもムダ、ムラ、ムリはなくならい。それは 完璧なものは世の中に存在しないからだ。世界は常にゆらぎ、不安定である。システムは このゆらぎの元に設計されるべきなのだ。 * 2004年になっての想い `24/02 バ−チャルワ−ルド、リアルワ−ルド双方、ますます混迷の度合を深めている。インタ− ネットでも実生活でも安全が脅かされ、いつどこで事件に巻き込まれるか分からない。当 初ゲ−ムソフトがでてきた時に、仮想空間と実空間の区別がつかなくなるのではないかと 危惧された。インタ−ネットは原爆の茸雲のように爆発的に広まり、もはやバ−チャルで はなくなった。個人情報が抜き取られ、知らない間に売買される。そしてICタグなるチ ップが、直にそこらじゅうにはびこるようになる。安全のためと称して、ありとあらゆる ものにICタグが付けられ、テレビカメラ同様、街中至る所に読取装置が設置されるだろ う。もはやSF映画の世界ではない、もう足元までやってきている満ち潮なのだ。ネット と現世の境界はなくなる。ICタグはそれ自体で変化する情報を保持することができるオ ブジェクトである。"5-6. よい子のイントラネット" の中で提唱したタグヘッダ−方式の デ−タ属性が、ものに付属する属性となったと見なしてよい。 集中管理でもない分散管理でもない、緩やかに管理するという小生のコンセプトが悪い方 向で利用される可能性も否定できない。オブジェクトは移動しながら情報を追加し、そこ かしこにあるかも知れない。ある時は行く先々でちいさな命令を受けるかも知れない。そ してある時、ネットの指令塔の一つから収集した情報を吸い上げられるかも知れない。あ るいはオブジェクトには奥深く秘密の命令が組み込まれているかも知れない。必要な情報 を獲得するために、能動的に動くようにプログラムが仕組まれ、逐一または情報が集まっ た時点で指令塔の一つに報告するという。これは企業の中でのCADデ−タや文書などの PDM、ワ−クフロ−に使うことができるし、製造工程にも適用することができるだろう。 製造行程では製造する元の種、ただのエフでもいいし、最初の部品でもいい、これにIC タグを付けるのである。後は勝手に自分で工程を進み管理して行くことになる。ところど ころにあるコンピュ−タから適切な指示を受けることもあるだろう。 ここでは全体をコントロ−ルするコンピュ−タは敢えて存在する必要はない。何か全体の 動きとして把握したい、全体に対して一様に命令を出したい。例えばある製品は取り引き 先の都合で突然とりやめになった。そんな場合、全パ−ツに製造中止命令を送らなければ ならない。特に優先させたい製品もあるだろう。不具合品の一覧だとか統計デ−タだとか を残したいことは勿論ある。ICタグは様々なデ−タを自身で先ず保持し、要所要所のコ ンピュ−タもロ−カルなデ−タとして保持しているだろう。そうしたデ−タを中央コンピ ュ−タは、瞬時にかき集めてくればいいのである。そんなイメ−ジに、C++のコレクシ ョン・クラスを思い浮かべる。分散と集中の管理がうまく作用した形態だと思う。ホスト コンピュ−タが止まっても、部品は可能な範囲で自律的に生産は続けられる。この仕組み がもし人と一般的な物に使われたら。便利で恩恵を被ることは多々あるだろう。しかし一 度悪意を持った輩の手に渡ったら、国家の管制下に置かれたら、おぞましいことになる。 (2) イントラネット構築要素 * 幾つかのキ−ワ−ドと展望 Extranet エクストラネット。 Collaboration コラボレ−ション。 CORBA, DCOM 分散オブジェクト技術 。 XML 次世代ドキュメント・フォ−マット。 B-2-B サ−バ webMethod 社。B2B Integration Server。XML 対応。 Web-ERP, EDI SAP R/3、Baan (ERP=生産,購買,財務,顧客管理:基幹業務ソフト) PDM, STEP CAD関連。 V-CALS, NCALS 国内のCALS実験団体。 Application Server アプリケ−ションサ−バ、amazon.com。 e-bussiness IBM提唱。WebSphere アプリケ−ションサ−バ。 iFS internet File System、Oracle 提唱の新しいファイルシステム。 Servlet サ−バ側で動作する Java アプリケ−ション。 TRON The Real-time Operating Nucleus。BTRON、ITRON とかある。 何となく鍵となる技術が出揃ってきたようだ。ここ1年ぐらいEDI、CALS、PDM、 それに図面管理など全体的なことを考えてきた。だいぶすっきりしてきたような気がする。 EDIやCALSでやりとりするデ−タは、XML に集約されていくだろう。 CALSの STEP だって、XML に包含されてもおかしくない。 統一されたドキュメント・フォ−マッ トは、誰しも望んできたことである。XML は21世紀を直前にひかえて登場した最後のフ ォ−マットだ。これで統一できなければ、人間は馬鹿としかいいようがない。XML はエク ストラネットでの標準ドキュメント・フォ−マットになるべきなのだ。 XML のデ−タベ−スには Oracle の iFS はどうか。仕組みはどうあれ iFS はデ−タベ− スソフトを意識させないファイル・システムみたいである。そもそもコンピュ−タのOS、 ファイルシステムがこれまで貧弱過ぎたのだ。ファイルを作った段階で、検索インデック スができたり、ファイルの関連付けがなされたっていいでないか。 ls でリストできる程 度では話にならない。iFS を一つのベ−スとして発展させるのは悪くなないかも。TRONも 参考にするといいかも知れない。TRON のファイルは TAD という形式1つしかないらしい。 ハイパ−テキストをOSで実現していて。ディレクトリの概念もないという。 次に分散環境について考えてみる。1局集中のホストコンピュ−タからクライアント/サ −バになり、そして分散環境という流れである。1台のサ−バで、あるいは1つのソフト で全ての処理ができるわけではない。分散処理は極めて自然な欲求だが、これまで実現が 難しかった。それが Java RMI や CORBA 実装の Java IDL により、 分散オブジェクト処 理のマシン・インディペンデントな環境ができたのは大きい。これにより分散処理、ここ ではオブジェクト間通信といった方がいいか、比較的簡単に記述できるようになる。これ まではオブジェクトそのものの扱いが困難だったし、通信プログラムは1から書かなけれ ばならなかった。 Java が CORBA もサポ−トしたことにより、前からあった Java RMI はどうなるだろうか。 Java 間メソッドのリモ−トコ−ル機能である。 多分 Java 同士で気楽に使う位置付けと して今後も残っていくと思われる。しかし全体的には CORBA を使う方向にある。 そして CORBA の ORB 間通信は IIOP という流れにある。 Microsoft の分散オブジェクト処理の DCOM はどうか。これはもう死ぬしかないだろう。だいたい COM だとか、何たら Control だとかややこし過ぎる。DCOM 用は ActiveX Control だったけ。精出して作って安定して 動けばいいが、その保証もないし。そして Windows 2000 の登場で、Windows DNA という 戦略かしゃんも出てきた。はっきり言ってたまらんね−。 最後にPDMと図面管理について。現状これらは専用ソフトとなっている。傾向としてグ ル−プウェアやWWWサ−バ利用に向かっているようだ。当然といえば当然な流れである。 PDM、図面管理というのは大きくは、今世界で起こっている新しいデ−タ管理の枠組み に包まれていくべきである。そしてこれをベ−スとしたアプリケ−ションとして、再登場 すべきである。そうすればあらゆるデ−タ、ファイルの管理は一元化されていくであろう。 ここまでなった時、CALSは本当に有効に稼働し始めるのでないか。そのためには、枠 組みのソフトは低価格で提供されることも必要である。多分、現在のようなPDMではコ ストはどうしても高くつく。新しい枠組みで価格を下げることを考えよう。 グル−プウェアの低価格ソフトとPDMはどう違うか。低価格のグル−プウェアのソフト、 例えば "サイボ−ス" など幾つか試してみる必要がある。何千万円もするPDMソフトと どこが違うのか、決定的な違いはあるのか。例えば何百万円もする Oracle と、フリ−ソ フトの RDBMS では、10万エントリ以下なら同じでないのか。 ただサポ−トがあるとか、 便利なツ−ル、4GL みたいなものがあるとかの違いでしかないのでないか。あるいは数が はけないソフトだから、大したものでもないのに高くなっているとか。多分PDMは初め からコンサルありき、カスタマイズありきで出発しているから、どうしても高くなってい るのでないか。外部の人にコンサルしてもらって、果たしてそれでうまくいくのか。 * ソフトいろいろ [ WWW + RDBベ−ス ] ・UNISYSの Web.sql とか、どこだったかの Illustra とかたくさんある。 生き 残っているのは、どれやらさっぱり分からない。 しょせん SQL の発行ル−チンを加 えているに過ぎない。あまり難しく考えずに必要なら自分でコ−ディングした方が早 い。SQL と cgi-bin でガシガシ書いてしまえ。 トランザクションなんてそうそう関 係ない。これらのソフトを探して比較検討する時間だけで、多分ものはできてしまう。 [ WWWベ−ス ] グル−プウェア ・Netscape 製品 いろいろある。電子会議、ディレクトリサ−バ、メ−ルサ−バなど。国内では販 売されなかったバ−ジョンもある。あんまり売れていないのでは?。 ・ELIAS 3.13 J : 1サ−バライセンス 19.8 万円。 WWW連携可能な文書管理ソフト。 IIS 1.0 対応。'98/07 出荷。http://www.linkcom.co.jp/ ・サイボウズ Office シリ−ズ Ver.2 : 1サ−バ、50ユ−ザで約10万円。 8個ぐ らいのモジュ−ルに別れていて全部で百万円超。 Netscape Enterprise Server, IIS に対応。'98/08 出荷。ワ−クフロ−はない?。 http://www.cybozu.co.jp/ ・WebCaucus 1.1 : 全文検索機能もあって、無制限版 100 万円。 http://www.nets.or.jp/interjoin/。さあ、このソフトまだあるのかな。だいぶ 前に見たような。97年ぐらいでないか。 ・Sky Board : オ−プンス−スのグル−プウェアである。一度どんなものか見てみたい。 本が 4,800円で出ているとのこと。(株)トップマネジメントサ−ビス。サポ−ト を受けるのが有償である。http://www.tms-px.co.jp/sky/sky.html。`21/10追記。 [ グル−プウェアベ−ス ] ・Groupmax Version 3 : 日立。簡単導入セット、1サ−バ11クライアント。19.8 万円。 オプションで Notes Domino、Microsoft Exchange Serverと連携できる。ワ−ク フロ−機能あり。http://www.hitachi.co.jp/soft/gmax/ ・TeamWARE Office V5.1 : 富士通。基本パック 16.8 万円。20 ユ−ザ追加ライセンス 19.2 万円。ワ−クフロ−機能はオプションで TeamWARE Flow あり。 ・Microsoft Exchange Server 5.5 : 元はメ−ルソフトがベ−ス。25クライアントで 約65万円。ワ−クフロ−機能あり。Lotus Notes との連携もできる。 ・Notes Domino : 基本導入パック 17.8 万円。ただしライセンス形態は複雑。 ワ−ク フロ−機能あり。RDBMS との連携もできる。'97/10 出荷。5.0 が '99 年初めに 出た。従来のものから大幅に変わるらしい。 [ 最新ソフト ] ・Oracle 8i : XML 対応。米 Oracle 社開発中。 新しいファイルシステム iFS を提唱 する。ディレクトリのファイルそのものがDB管理されているような概念である。 8i には HTTP, SMB, SMTP でアクセスすることも可能とされる。 ・B2B Integration Server : XML 対応。米 webMethods 社開発。 デ−タベ−ス・アク セスおよび XML デ−タ変換機能を備えたWWWサ−バ。今後 XML が普及してく れば、必要になるかも知れない。一応チェックしておいた。 ・Oracle Application Server : アプリケ−ションサ−バ。WWWサ−バから派生する 様々な処理を管理するサ−バと考えていいかも。定義はまだはっきりしていない。 Netscape、IBM、富士通、Inprise、Sybase 社も出している。 ・Inprise Application Server : アプリケ−ションサ−バ。CORBA ORB の VisiBroker ベ−スの分散アプリケ−ション開発ソフト。結構高い。開発ライセンス180万 円から。運用サ−バライセンスは300万円から。他のもこの程度の価格。 * ASPの利用 ( Application Service Provider ) 初めて知ったのが Web Office というサ−ビス。(株)富士通ビジネスシステム−FJB 開発、 http://www.iws.ne.jp/。ASPサ−ビスの走りである。'99/11/06/16 に東京の展示会で 見た。ふらっと立ち寄ったブ−スで、この会社の若い女性が熱心に説明してくれたのを覚 えている。イントラネットのサ−バをアウトソ−シングするサ−ビスで、社内用のWWW、 掲示板、電子メ−ルの利用ができる。社内用のWWWが、社内にではなくこのサ−ビス会 社に置いてある訳で、インタ−ネット経由でアクセスする。情報の機密性と安全性は SSL 暗号化で確保するようになっている。社外ホ−ムペ−ジの設置はオプション。50ユ−ザ で最初30万円、毎月4万円程度。その後、いろいろな会社からグル−プウェアのASP とかも出てきている。これはままいいとして、ビジネスソフトのASP何かも出てきたが、 使いたいという奴がそもそもいるのかそこが問題である。 「ASCII network PRO」 2000/11, "特集1:仕事に活かすメ−ルサ−ビス"。 > 今すぐ使えるASPサ−ビス大集合、P.161〜191。企業会計なんかのサ−ビスもある。 * 経過と用語 < 経過 > 注.L1 - Level 1, R1-Release 1 XML Java 他 ----------------------------------------------------------- | 最初のJava '95/05 | STEP R1 '94/12 | JDK 1.0 '96/01 | JDK 1.1 '97/02 | XML 1.0 '98/02 | DOM L1 '98/10 | JDK 1.2 '98/12/07 -> Java 2 に名称変更。オ−プンソ−ス。 | Namespace '99/01 | XHTML 1.0 '99/12('02/01/26 勧告) < 用語まとめ > W3C World Wide Web Consortium OMG Object Management Group CORBA Common Object Request Broker Archietecture IDL Interface Definition Language ORB Object Request Broker IIOP Internet InterORB Protocol : TCP/IP ではポ−ト番号は何ですか−。 JDBC Java Database Connectivity : Sun が提唱。SQL への Java インタ−フェ−ス。 RMI Remote Method Invocation : Java 同士のオブジェクト間通信。 DCOM Distributed Component Object Model : これ以下3つ Microsoft 社提唱。 ODBC Open Database Connectivity : デ−タベ−スソフトへのアクセスの仕様。 COM Component Object Model : オブジェクト間通信インタ−フェ−スの仕様。 CGI Common Gateway Interface : HTML から別のプログラムを起動する。 SSI Server Side Include : HTML に直接ファイルやプログラムを埋め込む。 WRB Web Request Broker : なんじゃこれ−。 ISAPI Internet Inforamtion Server : Microsoft 社の拡張 CGI みたいなもの。 NSAPI Netscape Enterprise Server : Netscape Communications 社の拡張 CGI。 XML eXtensible Markup Language : まあデ−タそのものと言ってもよい。 XSL eXtensible Style Language : XML の見え方を決める。99年末でもドラフト。 DTD Data Type Definition : XML のデ−タ定義ファイル。 DOM Document Object Model : Level 1 が '98/10 W3C 勧告。 XQL XML Query Language : XML ファイルから SQL を発行できる?。 XHTML eXtensible HyperText Markup Language : HTML のタグ使用を厳格にしたもの。 CDF Channel Definition Format : CDF, RDF メタデ−タに関する標準化案。 RDF Resource Description Framework CSS Cascading Style Sheet : HTML の見え方を決める。 DSSL Document Style Semantics and Specifications Languages WIDL Web Interface Definition Language VML Vector Markup Language : XML によるベクタ−グラフィックス。 PGML Precision Graphics Markup Language SMIL Synchronized Multimedia Integration Language CE Concurrent Engineering : 結構、昔から言われているが。 B-to-B Business to Business : この2つ98年終わり頃登場。 B-to-C Business to Consumer : SCM Supply Chain Management : サプライチェ−ン管理ソフト、98年終わり頃。 CRM Customer Relationship Management: 99年秋頃登場。非常に瞹昧な用語。 BPR Business Process Reenginnering : 本や雑誌で一時よく言われた。 ERP Enterprise Resource Planning : 著名なのはSAP。 BCM Business Continuity Management : 事業継続管理。 CSR Corporate Social Responsibility : 企業の社会的責任。 CII Center for the Informatization of Industry EDI Electronic Data Interchange STEP Standard for the Exchange of Product model data EDIFACT Electronic Data Interchange For Administration Commerce and Transport (3) システムと言うものに関する蘊蓄 `23〜 * Mr. Ikken Katou のシステム観 世界は常に揺らいでいる、システムはこの揺らぎの元に/前提に、設計されるべきなのだ。 この "よい子のイントラネット" 自体が一つのシステムです。先ず全体の骨格を設計して、 個々の部分を肉付けしていく。その過程で骨格を修正、成長させていくわけです。そうや って全体の姿が整ってきて、形になっていくのです。でもすいません、なかなか本になら なくて。Webだと全体を見通すのはしにくいですね。本だと、パラパラとめくって全体 の様子が掴めます。全部プリントアウトしている方、ご苦労様です。何と出版社の人らも、 よい子をしっかり見ています。コンピュ−タ関係の出版社だってコンピュ−タも使えばネ ットワ−クだって使うからね。実は以前 "よい子のC++" をアスキ−出版の西社長宛に 送ったことがあった。ある茶会で名刺交換なんかもしたんだけどネ。名古屋駅の本屋で話 した男は、イントラネットの本を出していて、そんなの簡単に本なんか出せますよ、出版 社に言ってみればと話していました。その男、それ一冊だけだったみたいだけど。 * 遅いWWWアクセスを改善する話から 専用線 128 Kbps でWWWサ−バにメ−ルなんやかんや全てでは、外からのWWWサ−バ ヘのアクセスも遅くなってしまう。お客さんを待たせることになり、商機を逸することに なりかねない。Bフレッツを別ラインで設けるまでの辛抱とは言え、なんとかならないか。 それでリバ−スキャッシュを期間限定で、暫定的に利用することを検討した。話を聞くに、 WWWサ−バのアクセスのログがどうもちゃんと取れないという。キャッシュしたログに なるという。これはちょっと困る。すでにアクセスログを取って、利用状況を少なからず 傾向を内でも見ている。まあ自分とこは構わない、しかし他の部署がどういうか。どうも 営業部隊の方で、より細かにログを分析しているようなのである。それも立派な一つの仕 事になっているみたいで、いろいろ仕事は出て来るものである。さて、分析するのが大事 が、遅いアクセスをとりあえず改善させるのが大事か考えなければならない。答えは出て いるはずである。いったん稼働に乗ると、独り歩きを始めてしまうのが常である。 * とんでもないメ−ルの利用の仕方から メ−ルを取引先で時間をベ−スにした利用をしているのがいた。例えば昼の1時に個々の 発注を1通ずつのメ−ルで取引先に送る。さらに2時に、その変更分を送るという。だか ら、その間にメ−ルが使えないのは困る。メ−ルサ−バを止めるのはやめて欲しいという。 知らん間にとんでもない使い方をしている輩がいたものである。メ−ルなんていうのは今 でこそほぼリアルタイムで届くようになっているが、保証されたものではない。届くまで 数時間、へたすると数日かかる場合だって、今でもあるのだ。UUCPの時代では、アメ リカとのやりとりで2日3日はかかったものである。それでも航空便よりはるかに早く届 く訳で、有難いと言われていた。実はファイアウォ−ルのマシンがトラブって、知らん間 に止まる。それで業者を呼んで修理することになった。止めるなも、んもすもない。イン タ−ネットが使えなくなりますと社内に一斉メ−ルを送った、いつ止まるか分からないシ ステムでは、先ずは不具合を直すのが最大の優先課題であり順位である。 * この4〜5年の間に起きていること `24/02 恐ろしい程の変化が起きていると思いませんか。インタ−ネットはまさに悪の巣窟と化し てしまいました。パソコンの性能はぐっと上がり、価格はぐっと下がりました。使い捨て の自転車感覚になるのは、もう時間の問題かも知れません。ハ−ドディスクが2ギガバイ トで、すごい容量だと驚いていたのが、個人のパソコンでも1テラバイトを自作しようと 雑誌に載る始末。先日パソコンショップでテレビゲ−ムの予告が流れていて、思わず立ち 止まって見てました。鬼武者とかというゲ−ム。人間の顔そのもののキャラクタ−、いや キャラクタ−なんてものではない、人や化け物がそのもので、壮絶なアクションを繰り広 げる。映画タイタニックのコンピュ−タ・グラフィックスを上回るリアリティです。たま げました。映画と言えば近未来もの、人間社会がコンピュ−タに管理支配される筋書のも の。ICタグの低価格化により、まさに絵空事ではなくなりつつあります。このような急 激な変化は百年に1度のカタストロフィ−と言っていいと思います。 * カタストロフィ−から悪の循環 `24/02 カタストロフィ−は物事がある程度まで進んで行くと、思わぬ大きな変化が一挙に起こる 現象を言います。多分マスの影響が一番大きいのでないかと思います。量が少ない内はゆ っくりと進むのですが、それがある量を境に大量生産の恩恵に預かってぐっと価格が安く なり、それが拍車をかけてどんどん広まるという循環になる。そして匿名の世界に入って いくのです。そうなると、ある程度の節度をもって進んできたのが、まるで混沌邪悪な世 界が出て来る。一番身近な匿名世界はあなたのパソコンのハ−ドディスクです。ウィルス は入り込んでいるは、意味不明なファイルがごまんと。新しいマスの出現は、犯罪の新し い形態を呼び起こし、犯罪のマスをさらに増加させることになる。この何年間かの犯罪の 増加は著しいものがあります。何と小生の自宅まで空き巣に入られてしまいました。人は、 この日本では衣食住は満ち足りたはずなのに社会はどんどん悪くなる一方です。システム はある程度の規模、範囲しか制御することができないのです。 * 技術者の良心を越える問題が `24/03 技術はできた時から一人歩きを始める。いいことにも悪いことにも使われていく。悪いこ とに用いられた場合、その利用をやめさせるのは多大な犠牲と労力が必要になる。技術者 はあらゆる可能性を考え、 "技術者の良心" に従って開発しない選択を時にはしなければ ならない。純粋に技術を科学を追及しただけという弁明はこれからの時代、許されるもの ではない。企業のサラリ−マンの身分で開発を拒否したら多分、首もしくは冷飯を食わさ れることになるだろう。しかし開発したとしても、その後の社会的な影響において会社自 体の存続が危うくなってくるだろう。企業も良き一市民として振る舞うことが、これから の社会では求められている。じゃあ、具体的にどんなのがあるか考えると難しい。たった 1つでも危険なものと、大量になって問題になるものがある。憂慮すべきは後者で、現代 は大資本を一挙に投入して、最初から大量生産しフル回転するビジネススタイルが流行だ。 もう何が起こるか分からない。人の感覚が付いていけないのだ。 * IP電話と黒電話から考える `24/03 IP電話は関心せんです。電話は電話です。イ−サネットとは別な網を使うのがいいんで す。万が一、イ−サネットがダウンしても電話は使えるぞ。できれば昔の黒電話も数台は 社内に残しておいた方がいい。黒電話は電気がいらない。電話線から自給自足しているの だ、頼もしいではないか。便利なものにはどこかに落し穴がある。車のパワ−ウィンドウ、 車を止めてエンジンも切ってしまったら、窓ひらけせん。以前たばこを吸っていた時、困 った。水ん中に落ちて窓が電気仕掛けだから動作しなくて死んだとか、やりきれんね。つ い先日の自動回転トビラの事件もそうだ。これは便利と言うのだろうか。少なくとも人に とっては全然便利ではないぞ。かっこいいとでも思っているのだろうか。前から危ないと 思っていた。自動回転トビラのあるビルへ出入りするときは、努めてただの扉を探してい た。あれは回転するギロチンだね。木の格子戸ではさまれて死んだなんてのは聞いたこと がない。日々使うもので、一人でも怪我するようなことがあったら、即中止が原則だ!。 * 管理ということの落し穴 `25 インタ−ネット、社内ネットワ−ク、パソコンが当り前になり仕事に必須のものになった。 セキュリティを確保し、常に稼働し続けることが求められるようになった。そのための維 持管理がだんだん重要になってきた。しかし、管理というのは管理のための管理になって しまうきらいが多々ある。本質的な技術的な設定がなおざりにされ、手続き的なことばか り仕事が増える可能性が大である。ネットワ−クの稼働率99.9%目標、パソコンのト ラブル改善件数10/月、サ−バ停止時間の15分単位の記録、各種トラブル緊急対策マ ニュアルの整備、サ−バ稼働の毎日のチェック。デ−タベ−スに登録、エクセルで表を作 り毎週発表。なんぼでもやろうとすればある。ともかく切りがない。公衆便所の掃除のチ ェックと同じだ。そんなことばかりに振り回されると、本当にやらないけない設定や検討 がおろそかになる。見かけちゃんと運用されているが、実は中身はまるでなし。気付いた ら壁に運用管理チェック表だけが張ってあった。そんなことになりかねない。 (4) 期待の星XML * XML( eXtensible Markup Language )について 98年の終わり頃記述 今後の注目株である。XML は HTML の次に来るコンピュ−タのドキュメント記述言語とい ってよい。98年2月10日、W3C が XML 1.0 の勧告を出し、 これで実質世の中に出て きた。ちなみに勧告の前はドラフト。XML の基本的な考えは簡単である。 HTML のタグに 意味付けをしましょうということである。意味付けは好きなように決めてもよく、あるい は業界で標準のものを決めてもよい。HTMLのタグは意味としては、色だとか文字サイズだ とかレイアウトであり、ブラウザが解釈して表示するだけに使われる。XML ではたとえば <個数:2> とすれば、何かが2個いるのだなと認識ができるわけである。このようにタグ を意味付けすること。ル−ルを決めること、決めたものを XML では DTD と呼んでいる。 さらに XML ファイルを記述しやすくするため、HTML のスタイルシ−トと同機能のスタイ ル指定言語 XSL、HTML のハイパ−リンク相当の XLink と XPointer、それに XML Schema、 XML Namespace などとこの1年で拡張されてきている。 XML Namespace は複数の DTD で 定義されたタグを使えるようにする。C++言語にも namspace 機能があるが、それと似 たようなものだと思う。XML Schema は DTD の型定義を論理値、文字列、整数、時間など も含めるようにしたものである。ただの DTD は文字列だけだった。先に DTD は自由に決 めることができると書いたが、そこは業界、分野毎に標準を作るのが望ましい。何か早い もの勝ちという噂もあるが。 まだまだ用語は出てくる。 DOM は XML ファイル(デ−タ)にアクセスするための標準 API (アプリケ−ション・インタ−フェ−ス) の仕様である。98年10月に DOM Level 1 が 出ている。XML デ−タをオブジェクトとしてアクセスする仕様になっているため、プログ ラミングは結構ややこしそうである。DOM はあくまでも仕様なので、C言語でも Java で も何でも構わない。自分でプログラムするのはめんどうである。そのための支援ソフトが XML パ−サだと思う。XML ファイルを読んで、中身を見たり変更したりするソフトである。 更に XML の DTD で音声、動画、画像を扱う SMIL、ベクトルグラフィックスを扱う PGML と VML も提案されてきている。XML の動向には目が離せない。 対応ソフトについて。インフォテリア社の XML デ−タのアクセス部品 iPEX。日本IBM の XML パ−サ、XML for Java。'98/10/26 富士通研究所が XML/SGML ブラウザ、HyBrick を公開。スタイルシ−ト記述言語 DSSL、XLink、XPointer サポ−ト。 Windows パソコン で稼働する。http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/free/HyBrick/。WWWブラウザはバ −ジョン5から Netscape、Microsoft とも XML 対応予定。Microsoft の Office2000 も XML 対応をうたう。Office2000 でのレイアウト情報はCSS、ベクトル・グラフィックスは VML、Word/Excel の固有タグは XML Schema/Namespace を使うとある。 * XML ファイルを試してみる '99/12/28 自分が分からなかったこと。XML の簡単なファイルを作るには?。標準タグみたいなのは 決まっているのか?。どういうタグが DTD なしで使えるのか?。逆に DTD がいる場合と は?。それに自分でタグを作るのはどうするのか?。 この場合やはり DTD が必要で、そ れを XML ファイルの頭か別ファイルで付けることになるのか?。 ウェルフォ−ムドと検 証済み XML 文書の違いは?。 などなど、本や雑誌を見ていただけではよく分からないこ とである。IE 5.0 を使って、ともかく下記の a1.xml をロ−ドしてもらいたい。 こんな んがブラウザで表示できるわけないと思えるが、下記、右のようにでるのだ。x,y,z とい うのは勝手に今つけたタグである。 表示された , のとこにマウスを近づけると手 の平マ−クになる。クリックしてみるとよい。まさに文書が構造をもっている。それがは っきりと認識できるだろう。 a1.xml ファイルで例えば のとこを としたら、ブラウザには "XML ペ−ジを表 示できません。おかしいとこは何行目" と出てくる。ブラウザが文書の構造を理解しよう としている。つまりこれがウェルフォ−ムドな XML 文書である。 文書の構造を規定する 約束事みたいな記述はどこにもないが、タグによって階層構造を作っている。タグの付方 さえきちんとすれば、とりあえずOK。x やら y やらの解釈は、この XML ファイルを使 う時にプログラムで好きなようにすれば−という。別に難しい話ではない。DTD というの は文書構造を決めておく XML ファイルのヘッダ−部と言ってよい。 x,y,z は必ずこの順 番に記述することとか、z はなくても構わないとか、y は必ず1つだけとか、そんな決ま りを書いたものである。その決まりと本文を照らし合わせば、内容がチェックできる。つ まりこれが DTD にのっとているという、検証済み XML 文書となる。 a1.xml ---------------------------- ---------------------- |C:\My Documents\TEST\a1.xml IE 4.0 も XML を解釈 | |--------------------------- するが、少しおかしい | | かも。どうせなら 5.0 |親亀 | - をインスト−ルして試 | | 親亀 されたい。 |子亀 | - | | 子亀 XML のタグは結局好き |孫亀 | 孫亀 なように付けていいと | | いうこと。でも表示は | | 別だよということ。 | a2.xml これも試してみよう。 sample.xsl は「アスキ− --------------------------------- NT」'99/11掲載のをそのまま使う。これでとり | あえずブラウザにちゃんと表示する。

は | 表示する。XML の記述に HTML がごちゃまぜにな | っている。XHTML というらしい。HTML 4.0 をXML |This is XML file.
化したもので、 まだドラフトの段階だが IE 5.0 |

ppp

ではある程度実装しているのだ。
のとこに |
も注目。XSL もまだドラフトの段階である。 DTD の定義は XML 宣言部 の後に、 中身 は 等と言うように書いていく。XML ファイルの心臓部であり、 オブジェクト指向におけるオブジェクトの設計と、同程度にやっかいかも知れない。簡単 な案内状でも、各要素に分解してその構造を分析するのは大変なことである。しかし DTD の定義をすることが難しいのであって、XML の考え自体は難しくはない。DTD を設計する。 そして決めたタグを使って間違いなく中身を記述する。 DTD 以前に XML の初歩的なタグ の付け間違いをチェックする。こうした支援ソフトがやはり必要になる。 IE 5.0 でもお かしければメッセ−ジが出るが、元ファイルをただのエディタでがしがし書くのはいかが なものか。とりあえず東芝の XML エディタ− Spy 2.5 なんかはどうかな。 XML は文書だけではない。表形式のデ−タにも極めて有効である。DTD はデ−タ構造の定 義言語にもなり得る。その XML の中身はデ−タそのものである。 インフォテリアの XML デ−タエディタ− iPAD とか、 Object Design 社の eXcelon がデ−タを扱うソフトであ る。eXcelon を見る機会があった。入力画面を簡単に作ることができるようだった。これ でデ−タ構造を設計し、DTD も設計できるわけだ。 入力したデ−タは XML オブジェクト のインスタンスとみなせる。更に eXcelon は Object Design のお箱である ObjectStore にデ−タを格納する。オブジェクト指向のデ−タベ−スである ObjectStore なら DTD の 変更にも、対応は問題ない。表要素が追加されてもへっちゃらというわけだ。XML のデ− タ形式と OODB は相性が非常によい。eXcelon には ObjectStore の廉価版が付属する。 99年も終わりになって、XML を CORBA と対比させるような話が少し出てきている。 こ りゃ筋違いというものだ。XML と CORBA は別個のものである。 CORBA はプログラム間の 通信の話で、XML はファイルの形式に過ぎない。本質を知らずして、巷ではいろいろんな ことが言われるものだ。Java との関係はどうだ。Java はWebアプリケ−ションサ−バ の SSS プログラムとして注目を集めているのだ。 サ−バサイドで動くマシンに依存しな い Java は、とても有難いという訳なのだ。Servlet とか EJB とか言って、 まだ月日は 浅いがほぼ実用に耐えるまでになっている。そして Java には先の XML、CORBA を扱うモ ジュ−ルというか関数というか、すでに入っている。役者は出揃った。さて、どうやって 料理していくか。これは2000年への課題とすることによう。 * これから XML はどうなる `02/01/31 HTML から XML に全部とって変わるか。結構気になるところである。多分それはないと思 う。HTML の表現は XML + XSL でも実現できるといえるが、デ−タもへちまも関係ない見 てくれ重視のドキュメントに XML は厳格過ぎるのだ。 かといって今のごちゃごちゃにな った HTML でずっといいとは、とてもや思えない。混乱の要因は Microsoft と Netscape のブラウザの互換性のなさと、独自機能による。1996年ぐらいの写真と文字を並べる だけの表現力しかなかったのが、両者の競争により多彩な表現ができるようになった。そ れはそれでよかった。わあ−、すごい画面と単純に喜んでいればよかったのだから。しか しその時代は終わった。コンピュ−タのデ−タでありながら、いつまでも意味のない単な るチラシ程度のもので済まされるわけはない。 そもそも HTML は SGML をベ−スに設計されたという。勝手なタグの解釈は許させること でなかったはずだ。 は表のタグであったのが、いつの間にかレイアウトを決める のに使われるようになってしまった。ちゃんとタグの意味のように使われれば、別に XML を持ち出す必要はなかったも知れない。
でくくられた中の文字は、デ−タとして 抽出できるはずだ。独自タグの追加はできた方がいい。それは HTML の拡張で対応可能だ ったろう。ともかく市場の暴走を食い止められなかったのがいけない。その反省を込めて 登場したのが XHTML といえる。 現在の HTML のバ−ジョン 4.0 を XML 化したフォ−マ ットである。

とするとか、最近の雑誌に紹介されているやつだ。望みたい のは、XHTML で細かな画面レイアウトができること。そうでなければ結局また、もとのも くあみになるかも知れない。 XHTML 1.0: The Extensible HyperText Markup Language A Reformulation of HTML 4.0 in XML 1.0 W3C Proposed Recommendation 10 December 1999 XML がマ−クアップ言語ということは問題にならないのか。 SGML も HTML も同じくマ− クアップ言語だが、記述はテキストでなければならない。バイナリはだめで、ASCII など 人が読めることが条件なのである。このため XML はデ−タを表わすというのに、 デ−タ 型には文字しかない。DTD では CDATA というが。EDI のデ−タを XML にすると、何百倍 にも膨れ上がるという問題が指摘されている。バイナリデ−タは別のファイルにし、リン クすることは XML ではできる。しかしこれが XML デ−タをオブジェクトとして、扱おう という思想に合致したものか。XSL を別ファイルにするのとは、次元が違うぞ。XML が人 が常に可読できる形であることが、本当に必要なのか。これは考える必要がある。XML フ ァイルを作成するのに、ずっとエディタ−を使えというのなら話は別だが。 * 参考資料など 「標準XML完全解説」: '98/10/15, 技術評論社、2,280 円+税金。 > 99年末でも、XML のまともな本はこれしかないが、簡単には読めない。 (株)日本ユニテックの人が書いた。http://www.utj.co.jp/。 「日経バイト」:'98/03,P.212〜 "解説 XML あらゆるプログラムが HTML で通信を始める" > 雑誌の中では XML の可能性について初めて言及した記事。 「日経バイト」:'99/01,P.114〜131 "特集:インタ−ネットが生んだ最強のメタ言語、他" > この号は必読。Visual Basic で IE5.0 の DOM を使い XML から Access にデ−タ格納。 「アスキ−NT」: '99/11, "特集2 HTML はもう古い!?、デ−タ交換の新標準 XML で > 日刊アスキ− Linux の http://www.linux24.com/ XML 活用事例。 始めよう" http://www.infoteria.co.jp/ > XML を精出してやっている会社。XML エンジンの iPEX、XML デ−タエディタ−の iPAD などあり。95/98/NT4.0 用など。お試しでダウンロ−ドできる。 http://www.xml.gr.jp/ > XML ユ−ザグル−プ。これまでの XML の経過が簡単にまとめられている。'99 XML WWW ペ−ジコンテスト、15作品が掲載。XML の表現可能性を見る上で面白い。 http://user.shikoku.ne.jp/kyss/xml_xsl.htm > PROJECT KySS。四国で夫婦でやっている会社。XML を画面デザインの面からとらえてい ろいろやっている。結構この分野では有名になっている。 http://db-www.aist-nara.ac.jp/xml/perl-xml-faq-j.html > Perl XML FAQ-J Version 1.1、日本語訳。 http://www.jclark.com/xml/expat.html XML パ−サの expat 本家のホ−ムペ−ジ。 > 日本語対応版はここ http://www.inac.co.jp/~maki/xml/expat_j.tar.gz。 http://www.asakawa.ne.jp/doc/php/ja/ref.xml.html XML パ−サ関数。 > 日本語訳の PHP3 マニュアルで、PHP3 対応の expat のマニュアルがある。 (5) ITと言うキ−ワ−ド `26/01 * ITって一体何、IT戦略とは ITが経営うんぬんという話に入りこんでしまうと、おかしな展開になっていってしまう。 ITが経営を変える、ITを駆使した事業システムの構築うんたら。新幹線のグリ−ン車 にある雑誌のウェッジとか経営者向けみたいなセミナ−であるとか、こんなキ−ワ−ドが 踊る。日経関係の雑誌にもITを導入しました。ITの成功と失敗とか。それでも同じ日 経でも、CAD系の「日経ものづくり」と情報系の「日経システム」とでは意図する対象 が異なるようだ。「日経ものづくり」ではやはり3次元CAD導入、PLM導入、図面管 理導入と言った話がIT導入である。「日経システム」になるとERPに始まりCRMや らSOX法やらBCMやら、地震対策にただのパソコン管理。何でもかんでも入ってくる。 大体において、大上段に構えた説教じみたお話しが多い。おかしいぞ、なんでITが経営 を変えたりするわけ。訳が分からん、ITは魔法の粉か。コンピュ−タ以前、電卓の時代。 そろばんより計算は速い。電卓が経営を変えるなんて言った奴がいるか?。 ビジョン :あるべき姿 理想像 ストラテジ−:戦略 取捨選択 タクティクス:施策 実行計画 IT、言葉だけで実態のない妄想。ITが経営を変える、どういう意味でいっているのか。 いっぺん調べてみたろか。上層部の人らがどこからか仕入れてくるキ−ワ−ド。ITガバ ナンス、CSR、CRM、IBMのオン・デマンド。これらキ−ワ−ドは巷に幾つかある が、ただの概念に過ぎない場合や、インフラをうまく利用した姿であったりするだけであ る。同じようにIT戦略といっても、何か具体的なソフトなり、指針なりが有る訳ではな い。要はネットワ−ク・システムをいかに使うかに関わっている。森前首相が唱えて開始 された政府のIT戦略本部、これとても高速なネットワ−ク・インフラを整備することだ った。このインフラを利用したのでよく挙げられるのが遠隔医療。それ以外はIT戦略ら しき具体像は政府の資料を見ても見えてこない。ITとはどうあがいたって、コンピュ− タを利用することでしかない。それぞれ工夫して使っていくだけのことである。 * 世の中そんなにスマ−トになったのか 2008年に導入される日本版SOX法(サ−ベンス・オクスリ−)。企業の財務情報が信 頼に足るかどうか判断するため、企業の内部統制を評価する仕組みを定めた法律。コンピ ュ−タ業界では、電子メ−ルの内部統制の強化が必要?。すべての作業手順書を作成して、 やったことを確認できるようする?。世の中またまた騒いでいるぞ。IT関係を対処しよ うというのは日本だけらしい。日本の力をそぐための陰謀でないか。本質的なITでなく、 管理的なITの方に注力させるという。 日本全体がこざっぱりして、何でもスマ−トにこなせるようなイメ−ジが蔓延してしまっ ている。中日球場のドヤ街みたいなのが、全館禁煙のド−ム球場になって。ITもそうだ。 ITの運用、セキュリティ、教育。さまざまなIT分野でガイドラインができてそれに沿 って仕事をしていくのが、いかにも"正"かのような認識。経済産業省がまとめたITスキ ル標準( ITSS )なるもの、11の職種、38の専門分野のスキル区分。しかしこれでどう にかなるものか。現場はそんなもんじゃないぞ。 ベンチマ−キングと言うキ−ワ−ドもちらほら出て来る。セキュリティをベンチマ−クす るチェックシ−トをもらった。それは事細かな項目が一杯。他社のものまねをする。どれ だけまねたか数字で示す。いつからこんな用語があったのだ。IT投資効果やIT活用度 を計るベンチマ−クが欲しい、あれば参考にしたいが、IT関連の学会はまるでやってこ なかった。情報処理関係には約50の学会がある。しかし実際のコンピュ−タ活用、ネッ トワ−クの運用など現場サイドのことは論文にする研究対象ではなかったのである。 最近、雑誌の記事でなかなかいいのを読んだ。NY証券取引所は5%を立会う場で60% の取り引きをしている。システムはかならず止まる。弾力的な考え方のもとにコンピュ− タに任せる所と手作業でやる所を分けている。非常に優れた考え方だ。システムには、こ うした割り切りが必要である。小生が提唱する、システムは "ゆらぎの元に設計されるべ き" という考え方にも合致している。この発想は決してベンチマ−キング的なことからは 出て来ない。自分の判断でやってく。荒川静選手のように自分のベストを尽くしかない。 * 足元からITが崩れて行くぞ 怖いのは他所事に気をとられている内に、インタ−ネットそのものが使えなくなるという こと。ネットの世界はとてつもなくひどい状況に陥ってしまっている。定型化されたセキ ュティ対策やネットワ−ク管理に慣れっこになっていく内に、対応能力を失っていく。ネ ットの世界は、もはや性善説でもなければ性悪説でもない。他者をまるで信じられない世 界になっている。そんなところでル−チンワ−ク化で済む仕事なぞあるはずがない。 ほかっておくとウィルスにやられ攻撃者になる。恐ろしいボットというウィルス。ボット は自分自身で伝搬していく。遠隔操作ができる。指令者であるハ−ダ−は IRCサ−バを不 正利用して一括して命令を送る、パソコンに忍びこましたプログラムを変えていく。それ によって迷惑メ−ルを特定サイトに送り、DDoS 攻撃をする。 Winny はまだ可愛らしい方 である。ボットは人体に感染するエボラウィルスに匹敵する。 ほかっておくとインタ−ネットにさえ接続できなくなる。2005年 APNICの研究員が出 した予測では、IPv4 の枯渇は2009から2012年になるという。 日本は IPv6 は結 構進んでいて、大学や一部の自治体で利用が始まっている。セキュアなネットワ−クの利 用を考えていくと、もはや IPv4 の世界ではどうしようもない。Windows パソコンはIPv4 の世界に置いてきて、別なマシンで新たな IPv6 の世界に行くべきかも知れない。 * 新たなIT時代の身の振り方 CADの開発をやったエンジニアが、インタ−ネットをつないで社内ネットワ−クもやり、 さらに基幹系ネットワ−クも関わって、ITというひとくくりで情報システム部門に統合。 情報システム部門の一部としてネットワ−ク課になる?。いやいや別ものだから並列にし ないと、ということで総務部の下か、今流行の経営企画部か、はたまたIT管理統括本部 か。どっち道、純粋に技術畑を来たところに、文系の人間と仕事することになった。やた ら難しい言い回しが好きで、実際の物よりも概念が好きで。それでいて数字が好きときて いる。今期何%達成、人材育成率50%UP。我々の様なネットワ−クを管理していると ころでは、トラブル発生率3%、月間サ−バ稼働率99.9%。てな具合になる。手を少 しでも抜いたら奈落のそこに落ちかねないネットワ−ク管理、そんなことが分かっている のは我々管理者だけだ。それがファ−ストフ−ドのハンバ−ガ−屋並みにマニュアル化と 数値化をしようとする。タイタニックのように氷山に衝突する方向に向かっている。 自分自身の身の振り方を真剣、考えなければならない。従来のホスト系部門はこれからも 必要である。ERPソフトのプログラム開発は、.NET や Java や C、それに C++ などで ある。COBOL しか扱ってこなかったホスト系の人は、触ることはできないだろう。我々も 触ることはできない。人をどうするかは一番の問題である。人を育てる、ついていけない 部下を捨てる、そして自分自身を捨てる。そうした判断が近々に求められている。インタ −ネットが商用利用可能になった1995年から10年が経過した。爆発的な普及を遂げ、 日常当り前の存在になり、今の危険に満ちたネットにまでなった。そして次の10年が始 まった。Web 2.0 というパラダイムと動画ばんばんの世界である。多くの企業はもう技術 的に付いていけない。自社でネットを運用するのは放棄して、どんどん外にお任せするよ うになってきている。社内でもネットワ−ク技術者と言うのは、非常に特異な存在であり。 まるで別と言う認識、扱いになっている。どうする、一人またがんばるのか。 * 異分野でのIT紹介、ASPの構想・取組み "医療情報化と電子社会の展望" という公開シンポジウムが、 名古屋の栄で2002年6 月29日(土曜)にあった。デジタルIDの研究をされている岩田彰先生が主催するとあ ったので、参加してみた。今、病院でどんどん進められているカルテの電子化を中心にし た話で、電子カルテのフォ−マットにはXMLを、ユ−ザつまり患者を特定するためには デジタルIDを使いましょう。更には学閥の著しい医療界にあって、この電子カルテのシ ステムを統合しよう、そしてそれをASPでサ−ビスし、診療情報も共有できればという 話があった。分野は違うが、いろいろ示唆されることがあった。電子カルテのコンピュ− タシステムは、かなり高額である。それをモデルを一つ考え、皆で使えば安く済むでない かということである。思ったのは、ならば小生が考えているように、インタ−ネット接続 口のモデルだって、できるはずである。電子カルテの実際的な問題は、誰がいつ入力する のか。議論が続出した。裁判の証拠にもする原本のカルテということで、弁護士の見解な ども聞けた。判例に基づき理路整然とした考えは、さすが弁護士だと感じた。 ITを基盤とした医療:名古屋大学附属病院医療情報部長。情報開示、チ−ム医療、連携。 診療記録の保存は民間のデ−タセンタ−の利用はまだできない、平成14年3月29日付。 共通の電子カルテシステムと言うのを考えていかないけない。それにより、中小の病院で も導入できるように少しでもコストを下げたい。床、即ち入院ベッドの数1当たり100 万円から。電子カルテシステムを20以上のメ−カが売り込みにしのぎを削っている。厚 生省は平成18年度までに全国の400床以上の病院で6割以上の普及を目標にしている。 地域共有型電子カルテシステム実証実験:名古屋工業大学、岩田彰先生他発表。電子カル テはXMLの MML 形式で、X線画像なんかも表示でき、 ほぼ実用レベルにあると見えた。 WWWサ−バは SSL 対応。個人のクライアント証明書を持ち、双方向認証する。 岩田研 究室で開発した認証局を独自に設置。WWWサ−バは、Apache + Tomcat により Servlet で処理。WWWサ−バは岐阜に設置しているとか。WWWサ−バは医療情報デ−タベ−ス センタ−としての役割をして、大病院、個人医院、薬局、自宅などを結ぶことになる。 * 改めてITって何? とある店で待っている間に女性向け週刊誌をぱらぱら見ていた。政府のIT投資の無駄遣 いについて書いてあった。パスポ−トのインタ−ネットでの申請のシステム、何十億か何 百億円か掛けて利用者がほとんどない。それでサ−ビスは廃止する。結局1件当たりの発 行に1600万円かかったと。この話、他でも見たぞ。ITといえば何でも予算がついた。 コンピュ−タやネットワ−クに関わることなら、別枠のIT投資に入れることできた一時 期があった、今もそうかも知れない。今時、たいがいの事はコンピュ−タやネットワ−ク が関係する、週刊誌には、それで結局のところITって何。漠然と、インタ−ネットやコ ンピュ−タを使って何かするもんでしょ。とそのぐらいに思っている程度の話。誰もきち んとこういうものだと認識してない。改めて聞くのも恥ずかしい、裸の王様みたいになっ ている。まあそんな三文記事が載っていた。そもそもITというのは概念、しかもかなり 広い概念である。昨今、一つの適当なキ−ワ−ドができると、それが蔓延する傾向という のが強い。キ−ワ−ドが一人歩きし始めるのである。 ITの基本的な要素はコンピュ−タなどの高度な技術とそれらを関連付けるシステムとし ての機能である。ともかくITを使いこなすには、基本から最新のコンピュ−タ関連技術 を理解することが必要である。パソコンのソフトがインスト−ルできます、使えます。ワ −ドやエクセルが使えます。そんなのはITでも何でもない。昔、東芝のルポというワ− プロ専用機を使っていて、私はITができますなんて言ったか。ともかくITというのは Information Technology であって、技術がとにもかくにもいるのである。 最新技術は業 者も暗中模索してやっていく、それゆえ完全お任せでうまく行くはずはない。こちらも業 者さんと一緒になって勉強し、新しいサ−ビスを構築して行くこと、問題解決を計って行 く姿勢が肝要である。勉強せんでも金さえ出せばやってくれるような従来型の仕事、ホス ト系の元々の端末であるグリ−ンの画面で COBOLをいじっているような仕事。こんなのは もはや変わる必要もない、ITの範疇には入れない。無理に COBOL を Javaに変える必要 はない。無難にこれからも COBOL で過ごして行けばいいのである。`26/11 * ITうんぬんの参考 「日経コンピュ−タ」2005/12/26, P.102〜106 "追跡 注目プロジェクト ケンコ−コム" > 在庫管理システムを半年で刷新。Webサ−ビスの実際の利用事例。 「日経ものづくり」2005/03。ITを導入するってどういうこと。失敗例など。図面管理や > 3次元CADの導入もそう。コンピュ−タを使うのなら、何でもITということみたい。