【はじめに】 ● 著者前書き 本書は自分自身の覚書、そして同じように中小企業で1人戦っているエンジニアのために 書いた。千人前後の規模の製造業で、EWSを活用してCADなどを運用し、ネットワ− ク知識もある程度もったエンジニアが、1人はいることを仮定している。そのエンジニア がインタ−ネットの次にくるCALSやECまでも念頭におき、1人でインタ−ネット接 続とWWWの立ち上げ、その管理をするための一つの雛型を本書は示したものである。 特に社内のコンピュ−タの情報の保護のためのファイアウォ−ルはWWWサ−ビス以上に 重要である。ファイアウォ−ルやネットワ−クの設定は業者にお任せすることはできるが、 最終的には自分は自分で守るしかない。またネットワ−クは変化するのが常であり、その 変化に柔軟に対処できることが、21世紀を生き延びる企業の一つの条件である。 世の中ではWWWがおお流行りである。WWWのサ−ビスだけなら月2千円契約のダイア ルアップだけでもできる。事実個人のサ−ビスは非常に多い。しかし企業において、この WWWを本当に有効に使っているかといえば非常に疑問である。それでも現時点でやって いるということは評価に値する。日本の大半の中小企業ではダイアルアップさえままなら ず、インタ−ネットが何であるか理解しようとしないところがほとんどではないのか。 インタ−ネットが必要になれば親会社がなんとかしてくれる。そんな考えはこれからの時 代通用しない。親会社とか子会社とかいうのは、安定して右上がりの成長がある元で成立 していたに過ぎない。終身雇用、年功序列も同様である。インタ−ネットは国境を超えた グロ−バルなビジネス展開や部品調達を可能にする。ライバル会社は国内のみにあるので なく、世界中に未知の敵が出現したようなものである。 特にその中でもアジアは脅威である。安い賃金、バイタリティ、若い経営者の柔軟な思考。 ともかく燃えているといった印象がある。アジアはこれまで、コンピュ−タに関してもこ れといったインフラがなかったので、一気に最新設備を投入すると言われている。事実四 龍においてインタ−ネットの成長率は世界No.1である。このままで行くと、国内の多 くの中小企業は淘汰される運命にあるように思われる。その中の一つに入らないよう、早 急にやるべきことをやらなければならない。 インタ−ネットは言葉が巷に溢れているのは反対に、技術面の情報は断片的で少なく、か つ極めてややこしい。しかしどこの企業においてもインタ−ネットでやりたいことはほと んど同じとみなしてよい。この技術的な設定をノウハウとして1人ためこむのでなく、広 く公開しより優れたノウハウにすることが肝心である。1社のみ繁栄することはありえな い。目先の利益を求めるのでなく、互いに協力しあいボトムアップを先ず計ることが今必 要である。 本書は様々な人からアドバイスや、ファイアウォ−ル・ソフトの提供を受けながらインタ −ネット技術の全貌を明らかにすることができた。伊藤忠テクノサイエンス、東洋情報シ ステム、東海インタ−ネット、日本シリコングラフィックス、日本情報通信、NSKそれ に学生時代からの友人の数々、深く感謝したい。インタ−ネットの技術はめざましく、話 題に事欠かない。何とか基本的なところはほぼ網羅した。今後、本書が一つのベ−スとな り、イントラネット構築の議論が深まっていけば幸いである。 1996年4月18日 -------------------------------------------------------------------------------- 本書はおおむね96年半ばぐらいまでの、インタ−ネットの状況や技術をベ−スに記述し た。そのためすでに現状と合わない記述もあるかと思う。そこは各自最新の情報をチェッ クして頂きたい。本文中に出てくる数字や金額はあくまでも参考だと思って頂きたい。エ ンジニアにとっては、技術的な感を掴むことの方が大切である。 -------------------------------------------------------------------------------- ● 本書の注意 * 用語の統一 マシン名 : hostname コマンドで設定されている名前とする。 例.hostA ホスト名 : ドメイン名を含むマシン名とする。FQDNのこと。 例.hostA.xxx.co.jp ドメイン名 : マシン名を含まないFQDNとする。単にドメインとも呼ぶ。 例.xxx.co.jp ル−タ : 専用のル−タ機器とする。 ゲ−トウェイ : イ−サネット・インタ−フェ−スを2つ持つEWSとする。 バリアネット : バリアネットワ−クまたはバリアセグメント。 内部ネット : 内部ネットワ−ク。 内部ホスト : 内部ネットワ−クにあるホスト。 外部ホスト : 外部ネットワ−ク、インタ−ネットにあるホスト。 社内ネットワ−ク:社外ネットワ−ク は イントラネット:インタ−ネットに対比。 セグメントとネットワ−ク: 1本のネットワ−クといった場合、ネットマスクで定義される1つ のネットワ−クIPアドレスをもつ範囲をいう。サブネットもこの 意味とする。セグメントも同じ意味である。ただし、1本のセグメ ントと言った場合は、1本の物理的なケ−ブルの範囲とする。 セグメント 1 2 3 -----------□--------■------*--- ネットワ−ク1本目 Repeater Bridge | --------- |Gateway| or Router --------- | -------*----------------- ネットワ−ク2本目 1本のセグメント RPC について : RPC は Remote Procedure Call の略で、UNIXネットワ−ク・プ ログラミングのシステムコ−ルを意味する場合と Sun Microsystems 社が作った portmapper 制御用の RPC がある。本書では特に断わり のない限り、単に RPC といった場合 Sun の RPC を指すものとする。 プロトコル名 : FTP, Telnet はプロトコルの種類を示す場合に使おう。ftp, telnet という場合はプログラムとしてのコマンドを示すとしよう。 * EWSとコマンド 特に断わりのない限りル−トの権限で実行すること。 % cd は INDY で実行したことを示 す。また本書で使用したEWSのOSも記載しておく。Sunについては途中から4.1.4-JLE にOSを上げた。この分の記述はEWSは 4.1.4-JLE と明記した。それにDNSのnamed や sendmail はOS装備のものを使用して実験した。 さらに途中から Solaris 2.5.1 を 導入し、sendmail-8.8.5 も使ってみた。2000年対策のため1999年7月、Solaris 2.5.1 を 2.6 に上げた。2.5.1 と 2.6 では大きく変わるところはない。文中の Solaris 2.x と記したところは両者共通と見て頂きたい。 $ Apollo SR10.4 の場合、 Sendmail 5.65c % SGI INDY IRIX 5.3 の場合、 Sendmail 940816.SGI.8.6.9 # Sun SunOS 4.1.2-JLE1.1.2 の場合、 Sendmail 4.1 ( SPARCstation 2 ) # Sun Solaris 2.5.1 も同じ # とした、Sendmail SMI-8.6 ( SPARCstation 5 ) % SGI O2 の場合も含む。 ]# Linux $# Apollo の root ユ−ザで /bin/start_csh した場合の表記。 * 本書で使用している記号 ・|―〜→←↑↓ 、。,.:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝 〜‖…‥‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】+−±× =≠<>≦≧∞∴♂♀°′″℃¥$¢£%#&*@§☆★○●◎◇÷ 々〆〇ー‐/\◆□■△▲▽▼※〒〓αβγδηθκλμνοπρσ υφχψωΙΠШぁぃぅぇぉゃゅょゎゐゑァィゥェォャュョヮヴヵヶ 基幹 改竄 基幹 筐体 帖 収斂 輻輳 配信 大須 返信 配送 配信 帰宅 収斂 輻輳 補間 弱干 策定 幇 筍 * 文中のとりきめ [ 本の引用 ] しかし「よい子のイントラネット」で [ 名称の大文字、小文字 ] DNS, MIME :単独の場合は小文字 IPパケット:組み合わせは大文字 EWS :パソコンに対して大文字 [ 日付けの表わし方 ] 1996年7月11日 は '96/07/11 とする。 1999 年は '99 で済んだが、2000 年はどう書くか。 いちいち 2000/01/19 と書くのはめ んどうだ。`02 とでもするか。平成12年の2でもあるし、 2000 年の2でもあるし。と いうことで、2000年1月19日 は `02/01/19 と表わすことにする。 おお−、2001年に入ってしまった。少年老いやすく学成り難し、歳月人を待たずとい った心持ちがする。さて2001年はどう表わす。21世紀初めの年というゴロも掛けて `21 とするか。2001年1月1日は `21/01/01 と表わすことにしよう。 もう一つおお−、2010年になってしまった。え−、どうやって今後は表わすか?。困 った。2010年問題になってしまった。16進もどきで10はa、11はbとしていく か。ということで2010年1月1日は `2a/01/01 と表わすことにしてみる。 2012年の4月のこと。`2c/04/b は2012年4月の始めの頃を表わすことにする。b は begin。そういう感じで `2c/04/m と `2c/04/e を、m は middle で真ん中辺り、e は end で4月末という具合にしよう。数年前から一応 `2c/04/M とか書いてきた。 2012 - `2c、2013 - `2d、2014 - `2e、2015 - `2f、2016 - `2g、2017 - `2h。これでお しまいかな。月始めを b ではなくて、s といつの間にか書いていた。もうそれで行こう。 [ ドメイン名の例 ] 本書では nix.co.jj というドメイン名を例に、いろいろ説明している。当初はnix.co.jp としていたが、途中から実際に申請されて、実ドメイン名になってしまった。そのため実 ドメイン名を使わないように、hinomaru だとか考えたが、 かちあう可能性はどうしても 否めない。それでいっそう架空のトップレベルドメインを付けることにした。2002年 4月、そういうわけで、nix.co.jp としていた所を一部を除いて nix.co.jj に変更した。 [ 会社名の横文字 ] `24/02 伊藤忠テクノサイエンス :全角のCTC 中部テレコミュニケ−ション:半角の CTC 東洋情報システム :TIS * プリントの仕方 `24/02/06 文中には ASCII などの特殊文字で図や絵を描いている。Netscape Navigater でそのまま プリントすると、微妙にずれてしまう。HTMLだけでなく、ただのプレ−ン・テキストでも おかしい。どうもいろいろやっても、どうしようもないみたいである。とても困ったこと だ。仕方ないので一旦ファイルをセ−ブして、秀丸エディタを開き、フォントMSゴシッ ク、ポイント10でプリントする。11でプリントするとA4ほぼ一杯で出力される、ず れることはない。ちなみMS Pゴシックでプリントしたら完全ずれてしまった。 いつも は Apollo 接続のキャノンのレ−ザショットで、そのままプリントするのだが、トナ−が 切れて来ているのか知らんが、ばっちいのだ。 プリンタ RICOH NX-500。秀丸エディタでプリントする際 上10、下10、左20。MSゴシック、 ポイント10。この条件だと1ペ−ジ77行でプリントされる。ペ−ジの行番号は次の通り になる 1 78 155 232 309 386 463 540 617 694 771 848 925 1002。78 155 というのは 次ペ−ジの先頭という意味である。エディタ画面に行番号を表示してもデフォルトでは行 番号はプリントされない。行間を気持ち開けることができるといいのだが。以上はプリン タはリコ−のだが、因みに他のプリンタでもやってみた。エプソンのプリンタLP-9000CPL でもプリント出力の状況は一緒だった。 ● Apollo DOMAIN ネットワ−クによるテスト環境 本書で行なったテストは、 Apollo コンピュ−タの強力なネットワ−クをフルにいかして、 その操作を全てほとんど1台の Apollo から行った。 Apollo のネットワ−クは基本的に はト−クン・リングだが、特有なプロトコルを使っている。 通常単に Domain Ring と呼 んでいる。どんな仕組みなのかは小生、知らない。いや知る必要はない、それは完璧に安 定していて何の不安もないからである。使い方は簡単、専用のコネクタを接続するだけで ある。そしてネットワ−ク上でパスワ−ド管理するデ−モンを走らせば、後は完全に透過 的に、水や空気の如く自由にネットワ−ク・アクセスできるようになる。ファイルの編集、 操作はどこにいても自由自在である。 ノ−ドをコネクタ接続すると、各ノ−ドのル−トにそのディレクトリができたようなこと になる。NFS のようにマウントするとか、マウントしても色々制限があるとか、そんなこ とは全く無い。telnet や ftp しか使ったことのない人には、この感触を伝えるのは難し い。それにこの Domain Ring は、TCP/IP ネットワ−クとしても使うことができる。Ring にネットワ−ク・アドレスを付ける、 Apollo のノ−ドにもIPアドレスを付けることが できる。結局2つのネットワ−クが1本のケ−ブルに実現できるのである。もう少し言う ならイ−サネット・ケ−ブルでの Apollo 接続においても、透過的なネットワ−ク機能は 維持される。もちろんこの場合でも TCP/IP は使える。 ------------------------ 192.9.202.0 | | □nodeB INDY2 | -------------------------- 192.9.201.0 | Domain Token Ring | | | TCP/IP と Apollo 特有のプロトコルが使える | | -------------------------- | □nodeA INDY1 SUN DOS/V | | | | ---------------------------------- 192.9.200.0 それで何がうれしいかというと、 例えば nodeA に fwtk を入れてテストしてみたいとす る。fwtk はコネクションフィルタリング型のファイアウォ−ルだから、 nodeA はIPパ ケットを通さないようにする。 それで nodeA を介して INDY1、INDY2 でやり取りのチェ ックをしたいと。普通では INDY1、INDY2 のホストのある所に行ったり来たりして、どや どやとやることになる。しかし Apollo を使えばそん馬鹿なことはせんでもいい。 nodeA は TCP/IP は切っても、Apollo のネットワ−クはそのまま使える。Apollo のコマンドも そのまま使える。telnet の Proxy テストのために telnetd を殺しておいても、 Apollo の crp コマンドが使える。このためマシンをいったりきたりしなくても済むのである。 ● 新たな技術と用語の読み方 * 新たな技術 この分野の変化するスピ−ドはすさまじい。95年初めではインタ−ネットを商用利用し ていいかどうかもはっきりしていなかった。四国のうどん屋さんがインタ−ネットでうど んを売っていることが話題になっていた時期である。それからどんどん商用WWWが立ち 上がり、本や雑誌も数多く出版され始めた。しかし、イントラネットなんて言葉は95年 末には、まだほとんど聞かれなかった。 その当時、自社でもWWWサ−ビスの開始を検討していた。検討を進める内にWWWだけ でいいのか、セキュリティの確保の方がもっと大事ではないのか、そう考えるようになっ た。96年に入って、ファイアウォ−ルやEC関連の本がぼちぼち出始めた。女性週刊誌 にもインタ−ネットが取り挙げられる位、インタ−ネット騒ぎがピ−クに達した時、突如 イントラネットが現われた。4月ぐらいのことだった。 WWWが社外向けの発信よりも、社内の情報管理に使う方がパイが大きいと気付いたのだ。 INDY の WebFORCE、即ち Netscape のWWWサ−バが出た時、シリコン・グラフィックス 社の人等と話した時でさえ、この可能性に気付かなかった。Microsoft でさえ気付かなか った。それからの勢いにはすさまじいものがあった。それは今なお加速している。標準が なければ一早くデファクト・スタンダ−ドにしてしまおう。PPP ソフトさえろくになかっ たものが、今や暗号化 PPP だ。 もはやこれら全ての動向を把握し、技術を習得し、イントラネット構築に反映させていく ことは不可能である。やはり先ず基本を十分押えて、その後新たな技術に対応していくし かない。新技術の発表など巷の騒ぎをよそに、案外基本的なことが分からない。96年の 4月ぐらいから技術的な本が幾つか出てきたとはいえ、 実際の DNS や sendmail の設定 を詳しく解説しているのはないのでないか。インタ−ネット、イントラネットの基盤技術 を今、しっかり把握することが何よりも必要だと思う。 * 用語の読み方 '98/12 次から次ヘと出てくる用語。それらが一体何であるか理解しようと努める。そうこうする 内にまた出てくる。コンピュ−タ、特にインタ−ネットにイントラネットの世界ははなは だしい。実際これらの用語、そしてその技術をキャッチアップして有効に使うことができ るエンジニアは、国内にどれだけいるものか。自分の回りを見渡しても、 Java でプログ ラミングしているよという人は1人もいない。せいぜい JavaScript で HTML のコンテン ツを見栄えよくしている程度である。新しい技術はできれば使ってみたい。しかし現状で は先ずそれが何であるか、どう便利なのか知るのが非常に困難なのだ。これはユ−ザをけ むに巻、暴利をむさぼるSI業者には好都合かも知れない。でもそのような業者でも、な かなかついていくのが難しい程、用語が溢れてしまっている。これはユ−ザにとっても業 者にとっても不幸なことである。 では何が用語の理解を困難にしているのか。最近そのカラクリに気付いた。何でもかんで も1個の用語にするのがいけないのだ。特に顕著なのが Java である。細分化した事柄や 単なる一機能にまで名前を付ける。へたに名前を付けるので、何かしら別ものができたよ うな印象を受けたりするのである。 例えば Java AWT、これは画面作成ル−チンでしかな い。Java ODBC、これはデ−タベ−ス・アクセスル−チンだ。Java という言語に機能がい ろいろ追加されているに過ぎない。普通のコンピュ−タ雑誌では、"Java 言語に画面作成 機能が加わりました、これで見栄えのよい画面が簡単に作れます"、 とこれだけ記載すれ ば十分である。そしてプログラマ向けの雑誌で "この機能は java.awt() ル−チンで実装 する"、とすればいいでないか。今だと Sun は来期 Java AWT先進機能を発表とくる。AWT の説明はその後だ。説明が最初に略語ありきになってしまっている。 一般に出す用語、略語はその本質が違う場合のみに限るべきである。XML についても言っ ておこう。XLink、XPointer とりたててこんな用語作る必要ないぞ。XML の仕様にHTMLの ようなリンク機能を追加しただけでないか。DOM というのもある。XML と DOMは別ものか、 そうではない。XML ファイルにアクセスするインタ−フェ−スの仕様である。これなんか は単に DOM と言わず、言ったとしても XML Dom ぐらいにしてもらいたい。XSL もそうだ な。XSL のままだと XML とまた違ったのができたのかと思ってしまう。 そうそう思い出 した。Java Beansこんなのもやめてもらいたいものだ。ActiveX Control はもっとひどい が。簡単に部品となぜいえない。ついでに、ソフトウェアのパッケ−ジ製品、会議の名前。 これらもひどい。何でもかんでも横文字、略語を並べれば格好いいというものでない。な るべく簡単に、分かりやすく。できるはずである。 ● 表紙などの変遷 * 2000/03 までの表紙 根性でまとめ上げた一品です。まると2年間、全てを捨ててイントラネットの勉強に 費やしてしまいました。いや−大変でした。デ−トもそっちのけで。2年前まではま るでインタ−ネットも分かりませんでした。NetNews なんかで聞いていたらきりがな いので、分かるところまとめてみようというのが、このURLの始まりです。内容的 には目新らしいものはありません。本URLは様々な人からアドバイスを頂き、ソフ トの提供も受けたりしてなんとかまとめることができました。この場を借りて御礼申 し上げます。インタ−ネットやイントラネットの動き、それに技術はなお発展してお ります。習得した技術はすぐ腐沈化していきます。今後も皆様にご迷惑を、お掛けし ていくかと思いますが、よろしくご指導の程お願いいたします。また本書の内容には 独断や思い違いなど、多々あるかと思います。よろしくご指摘ください。 * 2006/08/15 からの表紙 もはやインターネットでもなければパソコンでもない。インターネット はマトリックスへの入り口として使うもの、いったんマトリックスへ入 ったらDNSもメールサーバもない世界。新たなネットの仮想世界、マ トリックスの提唱です。邪悪に満ちたインターネットの世界、危険極ま りないパソコン。そうした中で安全な世界を構築する一つの枠組みの提 案です。そしてこれが、よい子のイントラネットが辿り付いた結論でも あります。4-7.イントラネット構築最終章 (5) の最後に記載しました。 Web2.0が急激に広まったようにマトリックスの概念を広めていく こと、そして概念だけでなく実行に移していくこと。皆さんの知恵をお 貸し下さい。世界の平和と安寧のために。2006/08/15 * 2010/01/04 までの表紙 もはやインターネット... の下に加えて マトリックスという大きな課題の前に、現実対応していかなければなら ない課題もまだ幾つか残されています。それをイントラネット2.0編 として追加しました。ややこしい話ばかりですが、すでにどうしたらい いかは分っていることもあります。新しい装置の WAFS とか SSL-VPNで あるとか。これらは出来るだけ速やかに片付けたい。販売元のメーカの 方、SI業者の方、あるいは実際に検討されたユーザの方、ぜひとも情 報の提供をお願いします。LDAPやユーザ認証については、まだこれから の所もあります。皆さんと今日、採り得るベストな解を探っていきたい と思います。CADはエンジニアの視点から見たイントラネットという ことで、取り組むべき最後の身近な課題です。2007/01/02 * 2011/10 までの表紙 もはやインターネット... の下に加えて まだ幾許かの書き残しているところがあるが、気分としてはもう終わっ ている。よい子のイントラネットは完了している。10年以上に及ぶ記 述であった。初期の頃にアジアの台頭を予測した。それが現実のものと なり中国は日本を抜いて世界第二位の経済大国になった。本書は日本の 地盤沈下をIT技術の面で支えたいという思いがあった。しかし多くの 製造業の技術者もIT関連業者も日々の作業に追われるのみで、ITの 理解と蓄積はなおざりにされてきた。しかしそれ以前に急速に進むIT に付いていけない。ITが問題なのかそれ以外が問題なのか切り分ける ことすらできなくなっている。これから小生が成すべき事はそうした人 等を導く軍師たること。アドバイザ−になることである。2011/01/04 * 2012/01/07 から 05/26 の表紙 長きに渡ってイントラネットの構築を、典型的な日本の製造業の会社の 中にあって取り組んで来ました。その終着点が見えた時、新たな展開を しようと考えました。2011年の5月頃、ふと浮かんだキーワードが 情幇技連、じょうほうぎれん。情報技術を助けるという意味で"幇"とい う字をあて、技連は技術者の集まりということにしました。今なお複雑 かつ多様化するネットワークは留まることを知りません。一人で今後も この世界を見極めて行こうとするのはもはや困難です。これからは他の エンジニアも巻き込み、広く叡智を結集する場を作って行きたいと考え ました。それが情幇技連であり、その窓口を Facebook に置いてみるこ とにしました。優秀なITエンジニアを募りメンバーに加え、ディスカ ッションの場とします。そしてある時はボランティアとして他の相談に 乗ることから始め。後には有償での相談にも応じる組織に発展させて行 きたい。ITのネットワークのモデルを常に検討し広く多くの企業など 組織にも適用していく。ITのベースとして信頼性と安全性を確保する モデルを提案したい。行き当たりばったりのSI業者のスタイルからの 脱却。システムとしてのITインフラを構築して行くのである。セキュ リティの確保はその上に構築されるものです。賛同あるいは興味を持た れた方は、どうかメールなり Facebook でコンタクトして下さい。 * 名称の変更 `29/01/04 よい子のイントラネット(イントラネット構築法) ↓ イントラネット構築法(よい子のイントラネット) ● いろいろメモ * 2000/05/End 最近、携帯電話もっている人が増えたな−と思います。こないだ新幹線に 乗って回りを見たら皆、携帯電話をカチャカチャやっているの。たまげま した。小生は今もって携帯電話もPHSもないので、一体何をやっている のだろうと思います。何かすごく気になるらしく、5分おきぐらいに携帯 電話を見てるようです。新幹線を降りて地下鉄に乗れば乗ったで、そこら じゅうカチャカチャ。地上にあがればあがったで、横断歩道でもカチャカ チャ。何なんだこれは−。日本全国でこのカチャカチャによって、どれだ けの時間が費やされているか。貴重な情報を瞬時に入手しているつもりが、 実際は無駄な情報のために振り回されているだけでないかのか。ちょっと 考えた方がいいような気がします、小生は。 * 2000/02/29 ただ今アプリケ−ションサ−バや Java に取り組んでいます。Servlet と か RMI とか CORBA/IIOP も手を伸ばしています。いかん、 おかしなやや こしさがあって、前にちっとも進めない。やっぱり Java はプログラミン グ言語だから、言語の基本からおさえないかんかな。 どなたか qmail や named 8.x のとこ書きませんか。小生なりに見直して クレジットをつけて掲載させていただきます。クレジットというのは、誰 が書いたか記すということです。でも、もし本書が出版となっても、フィ −は出しませんので、よろしく。ともかく小生、少々疲れました。 いろいろ募集。アプリケ−ションサ−バなどソフトの無償貸出、歓迎しま す。小生としてはいろいろ試してみたい。でもよくないねという結果にな ってもあしからず。そのまま評価を載せますので、そこのとこよろしく。 * 1998/10/05 HTMLファイルについて。文中図があるところで、後から矢印しなど手 書きで加えていたのを HTML 化しました。全部のファイルをHTML化す るわけではありません。 * 1998/10/01 途中でファイルのダウンロ−ドが遅くなったり、反応がかえってこないと いう指摘を幾つかもらいました。どうも原因はプロバイダ−の経路情報が おかしくなっているためのようです。現在プロバイダ−にて鋭意調整中と のことです。今しばらくご迷惑をおかけします。1998/09/16 直りました。 ● いろいろメモ2 * こういうのは日本的に Check Point 社かそれとも CheckPoint 社か。どうもこういうことが気になる。カタログ などみると Check Point と書かれている場合が多い気がする。 本書ではどちらもよしと しよう。1つか一つか、これもいつも悩むところだ。日本では元々、かなや漢字というの は気分に応じて好きな字をあてていた。さらに崩すものだから、昔の文書はまるで読めな いのだが。こうした伝統が日本にはある訳で、まああまり細かいことは気にしないでおく ことにする。むしろ気持ち悪いのは昨今の当用漢字という制限である。改竄は改ざんと公 式には書かなければいけないという。新聞でも改ざんとなっている。これではイメ−ジと しての改竄が伝わってこない。書けと言われても書くのはできない。しかし読むことはで きる。おどろおどろしい事態が起こったのだなというイメ−ジが、その漢字を見て湧いて くる。本書では改竄と書きます、よろしく。 * イントラネットの検索 2009/08/25 気付いた。Google で "イントラネット" と検索すると、自分のがだいたい3 番目に出て来ていた。ずっとである。それがこの日、何げなく検索したら出て来ない。ず っと下の方も出てこなかった。 "イントラネット構築法" で検索したらトップに出て来た。 Yahoo や goo は特に変わりはなく3番目に出て来た。何日かして goo を見たら、こっち も出てこなくなった。goo は Google からデ−タをもらっているだけだ。検索結果は同じ だとだいぶ前からそうなっていた。9月29日の晩に見たらGoogle に復活していた。goo にも出ていた。検索のランキングのアルゴリズムが変わったのかと思った。あるいはまさ か意図的に検索で出て来ないようにしたのでは。そんなことも考えてしまう訳で。はやと ちりは禁物です。2011年の間は "募集" が3番目で、4番目にでてきていた。 * ちょっと分かりにくいこと `2b/03 コメントアウト 削除するかわりに一時的にコメントにする。 ---------- -------- |実行何某 --> |#実行何某 アンコメント コメントだったのをコメントでなくすること。 ---------- -------- |#実行何某 --> |実行何某 * マシンのソフトや制御ファイルのバックアップ `2b/05 一応これまでこんな感じではやってきたが、確認のため一度ル−ルを記しておく。 マシンに入っていた最初のをバックアップしておく場合 末尾に .org を付ける。 /etc/mail/sendmail.mc ---> /etc/mail/sendmail.mc.org 設定を変更する際にこれまでのをバックアップする場合 その時の日付を付ける。 /etc/mail/sendmail.mc ---> /etc/mail/sendmail.mc.20110531 * Conference の呼び方は `2b/09 カンファレンスかコンファレンスと呼ぶか。学術会議の意味あいではコンファレンスと小 生は呼びたい。カンファレンスは病院のナ−スステ−ションなんかでの伝統的なスタッフ の打ち合わせなので、学術会議の方にカンファレンスと言うのは控えたいと思う。ナ−ス ステ−ションという呼び方も、変わってある病院ではスタッフステ−ションというように なった。病院の入院病棟の待合い所に本がぱらぱらっと置いてあって、ナイチンゲ−ルの 伝記絵本があった。非常に苦労して看護婦という仕事を確立した。彼女の功績を称える意 味でも看護婦という呼び方は、そのまま妥当だと思う。 * "21-7. インタ−ネットのサ−ドステ−ジ" `2b/09 いつものことながら、章の名前を考えていた。3rd ステ−ジ、3rdステ−ジ、サ−ドス テ−ジ、サ−ド・ステ−ジ。さてどれがふさわしいか。こんな事がいつも気になる。サ− ドステ−ジにしてみました。これは学生の時からで、3次元CADか三次元CADかで悩 んでいた。横書きでは3次元CAD、新聞など縦書きは三次元と書くのが一般的だとは思 うが。どうも横書きでも三次元の方が、ふさわしい気が今でもするのだ。いったんインプ ットされたのは、なかなか払色できないものだ。しかしそんなことより、この章は記述が 最後になる極めて重要な話になる。いや章の名前をかえました、`2c/01。 * ファイル名の付け方 `2c/11 ファイアウォ−ルに関する話を最初 fire.txt というファイル名を付けて書いていたとし よう。どんどん書く内容が増えて、1つのファイルでは足らなくなってきた。そういう場 合に、どうやってファイル名をつけていくか。4) がいいのでないかと思う。 file.txt は暗黙で1番目のファイルと解釈する。 1) file.txt file2.txt file.txt は暗黙で0番目のファイルと解釈する。 2) file.txt file1.txt file2.txt file.txt は明示的に0番目のファイルと解釈する。 3) file.txt -> file0.txt file1.txt file2.txt file.txt は明示的に1番目のファイルと解釈する。 4) file.txt -> file1.txt file2.txt file3.txt * メ−ルのプロトコルの名前について `2d/01 IMAP4 は単に IMAP と書くことにするか。POP3 は POP と書かれるより多いし。これら4 文字にして SMTP/POP3/IMAP とすっきりさせるか。 * Facebook いいねボタンと表紙の変更 `2d/07 Facebook のいいねボタン、自分が押した1つしかなかった。 ひょっとしてボタンの付け 方が間違っているのかもとか思っていた。友人を Facebook に誘い入れて押してもらった。 そしたらちゃんとメ−ルで押されましたと来たではないか。ということは、とどのつまり これまで誰もいいねと押してくれなかった訳である。少々驚きといえば驚きでがっくりだ。 ---------------------------------------------------------------- Facebookの方にはIT関連の話題とか、最近関心を持っている事だとか、 そんなことを綴っています。きちっと書こうと思うと、それだけ時間も かかってしまうし、結局書かず仕舞いになることも多々でて来てしまい ます。断片的にでもいい、早く伝えたいこともあります。成功事例ばか りでなく失敗した話なんかも、ラフに書いてみたいと思っています。ま た、これまでオフ会とかやったことはないんですが、関心をもって下さ っている方々と会っていろいろ話をしてみたい。情報交換したい。そん なことにも Facebook を活用して行きたいと思っています。目下の関心 事は多分、皆さんと同じく iPad などのスマ−トデバイスのリモ−トで のこと、それにやっぱりクラウドですね。メ−ルのクラウド・サ−ビス はメ−ルを管理している人なら、絶対やって行きたい課題です。クラウ ドをどんどん進めて行くと、インタ−ネットの中で安心な世界を作ろう よという話になって行くかと思います。その1つのアイデアが小生が考 えたR・マトリックスです。TED風にプレゼンができるといいのです が。頑張ってみます。皆さまどうかよろしくお願いします。 2012/05/26 Mr. Ikken Katou ---------------------------------------------------------------- 以下 fin.txt の内容を `2g/06/25 にこちらに移動した 【おわりに】 ● 著者後書き いよいよ今年、97年も暮れようとしている。 本書はまだ NFS version 3 の記述 が残っているが、とりあえず終わりとしよう。書く気になれば、すぐにでも仕上が るのだが、もうパワ−がない。この約2年間、会社でも自宅でも頭の中はイントラ ネットだらけだった。最初前書きで書いたが、エンジニア1人でできるイントラネ ットの雛型を作ることが目的で、検討し実際に設定もした。しかしやってみて大変 過ぎると言うのが正直なところである。はっきりいえば、これはもう無理である。 イントラネットの技術は、TCP/IP ネットワ−クを基礎技術として、 WWWなど応 用的な技術がその周辺にある。個々の技術はなんとか習得できるだろう。促成ソフ トの挙動不審な部分のノウハウも獲得できるだろう。しかし森は深い。森の木々の 足元ばかりを追っていて、容易に高見に行くことができない。別な喩えをするなら ば、でっかい油絵のキャンパスを前にして、愕然としている。部分的に描いていっ たのでは全体としてちゃらんぽらんな絵になってしまう。精神が白紙のキャンパス に打ち負かされるのである。 イントラネット構築は、まさにでっかい絵を描くのと同じことである。技術的に言 えばシステム設計とその構築なのだ。これは並みの人間ではできない。技術+セン ス+精神力が同時にないといけない。やる気だけあっても、できないものはできん。 インタ−ネットの爆発的な普及とは裏腹に、表面的な技術ばかりがどんどん先行し、 肝心のベ−ス技術が見えなくなってきている。ここら辺りで、ベ−スをしっかりと 体系化し、SI業者やプロバイダがイントラネットのサポ−トをきちんとできるよ うにしなければならない。 そうでなければ、インタ−ネットもイントラネットも砂上の桜閣と化し、土台から 崩れ落ちることになるかも知れない。しかし現状と言えば、プロバイダは日々の運 用で精一杯でそれ所でなく、SI業者は相変わらず別途ご相談である。電話が内線 を通じて外部と通じるように、そしてNTTを初めとした回線業者がそのメンテン スをするように、イントラネットも運用されて本当だろう。個人的な努力によりか ろうじて維持されるようなシステムではいけない。電話におけるNTTのようなイ ントラネット管理センタ−の存在が、今求められていると思う。 ● エピロ−グ 現在、日本は未曾有の大不況にあるといってよい。その中でインタ−ネットははび こってきた。2000年を直前にして、大きな変革、うねりが押し寄せているのを 感じる。この不況は、バブルのつけが主な原因とされているが、それだけでなくこ れを機に日本人の意識が少しずつ変化してきたこともあると思われる。この数十年 の間、我々日本人は物と金にまみれた邪悪な世界に多かれ少なかれ飲み込まれてい た。そしてバブルでピ−クに達し、祭は終わった。その時、人の幸せはこんなこと ではなかったということを初めて意識したのでなかろうか。そして彗星の如く登場 したインタ−ネット。インタ−ネットは情報の世界、見方を変えればスピリッツの 世界といってもよい。 即物的な物と金しかなかった世界に、はじめて誰でも双方向に情報をやりとりでき る世界が、具体的な形で出現した。精神分析でいう大洋感情といってもいいかも知 れない。つまり人類が意識を共有できる基盤ができたのである。物、金、精神とや っと三拍子揃った。この大不況の後に来る世界は、従来の世界とはだいぶ様相が異 なっている可能性がある。これは今のインタ−ネットが今後どう発展するかにかか わっている。精神には邪と正がある。人間はとかく低きに流れやすい。ひょっとす ると、もっとおぞましい世界が現われるかも知れない。 インタ−ネットにはこのような秘められた可能性があることを企業人も忘れてはな らない。ただ会社や製品案内を発信しているだけだから、そんなこと関係ないと安 易に考えてはならない。企業も一市民であり、インタ−ネットの構成者なのである。 本書の副題である "よい子のイントラネット" は、良い方向でインタ−ネットが発 展するよう、企業はイントラネットを進めて欲しいという、願いが込められている。 決して自社利益の追及のためだけの道具にはしてもらいたくない。利益のみを追及 して、どうなったか、バブルは貴重な教訓を残した。新しい世界観を創出する企業、 または個人が、次世代のパラダイムを切り開くであろう。 ● 著者紹介 ちょっとだけ自己紹介をさせて頂きます。豊橋の某技術科学大学の生産システム工 学の修士過程をだいぶ前に卒業しました。歳の程は、いつの間にか40前になって しまいました。なぜか未だ独身のまま。どなたか私目をもらってやって下さい。た だし結構面食い。暇なもんで、ほとんどのプライベ−トな時間をコンピュ−タに費 やしてきました。否決して、コンピュ−タ・オタクという訳ではありません。実際 家では、これを執筆するのに使う程度でゲ−ムをやったりはしません。それよりも テレビがないのです。目が疲れると言うこともありますが、テレビが壊れてからそ のままになっているのです。今どきテレビがないとは、変なやっちゃ−なと思いで しょう。 そう、なんと小生は茶道の先生でもあるのです。コンピュ−タの英語のマニュアル を寝そべって見ています。ふとその横にある茶道雑誌を見て、この光悦の茶碗はな かなかのものだ。などとやっているのです。毎月1回、禅寺で釜をかけて十年にな ります。現代の最先端を行く技術と400年前にできた茶道の組み合わせ。茶道自 体は、古臭い面もあります。点前なんかは、もう時代に合わない所作もあったりし ます。しかし精神面は決して過去の遺物ではありません。茶道を大成した千利休は 時代の破壊者であり、新しい価値観のクリエ−タでした。彼の成した足跡を見るこ とによって、さまざまな知見が得られていると自身感じています。 これまでたくさんの人が "よい子のイントラネット" を見にきて下さいました。全 く著者の紹介がないので、どんな奴が書いているのだと思われた方もいるでしょう。 ここで本当なら GIFデ−タの顔写真でも載せるところですが、にわかにできません。 なんと Windows パソコンはほとんど扱えないのです。さっき、DHCP の設定なんか はやっていましたが、それ以外のことはとんと。RICOH のデジタル・カメラもある にはあるのですが、そこらは若手に任せてしまっているので。ついでに、UNIX もさぞかし精通しているとおもいきや、vi はほとんど使えません。 コンフィグで いじる程度です。ヘッド・ハンティングしようと考えていた人、残念でした。 それではよいお年を!!。 1997年12月23日 クリスマスを前にして独り愚居にて