14-5. 電子メ−ルのユ−ザ支援 (1) 電子メ−ルのユ−ザ支援 `21〜 * ユ−ザ利便性アップのための設定 ・ユ−ザが社内にいて外のアドレスにメ−ルを転送する設定ができるようにする。 ・Webメ−ルのサ−バを設け、外からもメ−ルを読み書きできるようにする。 ・ユ−ザが社内にいてWebメ−ルにメ−ルを転送できるようにする。 -------- ………… ………… |Router| |hostA'| | Qub3'| 仮想的に外に置く -------- ………… ………… | |.3 | ------*-----------*---------*-------------*----- 202.241.128.0 | メ−ルリレ− | ------- SPAM ------ Cobalt Qube3 |.2 |hostA| Check |Qub3| WebMail MTA メ−ルサ−バ ------- ------- ------ Webメ−ルサ−バ ( Mail Transfer Agent ) |hostG|.2 |.1 | ------- | |------*-------------*----- 192.168.2.0 |hostB| Apache ------- ------- POP3 |.2 □ Windows |.1 | |MUA( Mail User Agent ) メ−ルクライアント -----*------------------*----------------------------- 192.168.1.0 ~/.forward 設定 メ−リングリスト設定 注.外のアドレスにメ−ルを転送できるようにするには、小生が設定したメ−ルリレ−の sendmail.cf の制限を何とかしないと、メ−ルが外ヘ出ていかない。これは今後の課 題として、それ以外のところを詰めていくしかない。どこのプロバイダでもサ−ビス しているメ−ル転送なのだが。ひかかってしまった。その後、できるようにしました。 [ できればやりたい ] ・Webメ−ルは例えば1週間で自動的に消えるようにする。 ・ユ−ザがバケ−ション(vacation) の設定をできるようにする。 ・メ−ルの送受信(SMTP,POP3) でユ−ザ認証ができるようにする。 ・Webメ−ルのWWWサ−バは SSL 暗号化対応にする。 ・ユ−ザもデジタルIDを使って高度なユ−ザ認証と暗号化を計る。 ・ユ−ザが POP サ−バと WebMail のパスワ−ドを変更できるようにする。 ・メ−リングリスト用のソフトをメ−ルサ−バに設置したい。(検討したが設置はやめ) * 検討そして方針 実際の運用では Cobalt Qube3 を DMZ に置いて、Qube3 に hostB のメ−ルサ−バからメ −ルを転送する。メ−ルアドレスは、具体的には xxx@qub3.nix.co.jj というようになる。 Qube3 では WebMail サ−バが、そのメ−ルを拾って扱うことになる。 外からは仮想IP アドレスの Qube3 にアクセスする。メ−ルサ−バのホストでは Apache を動かし、 メ− ル転送画面を用意して、ユ−ザ自身でメ−ル転送の設定ができるようにする。それにPOP3 アクセスのパスワ−ド変更も、ユ−ザでできるように同様、画面を用意する。そのために は、それ用の cgi-bin プログラムが必要になる。Perl やC言語などで記述し、root権限 で実行させるため、root に SetUID しておくことになる。 先ずは、パスワ−ド変更のプ リミティブな部分のプログラムを、C言語で作ってみることから始めなければ、こりゃ大 変。インタ−ネットで何か適当なのがないか探してみる。 Qube3 の WebMailの画面を見てみて思ったこと。もう少し使い勝手をよくしたい。できれ ばカスタマイズしたいが、PHP をいじらないといけない。PHP のスクリプトをちょっとな がめても見たが、結構大変そうである。他、できればやりたいことで、Webメ−ルを例 えば1週間で自動的に消去していく。このメ−ルのファイルが1個ずつになっているか調 べてみた。もしそうなら、cron でファイルの日付けを見て消すことができる。 残念なが ら通常のメ−ルのファイルだった。つまりひと続きのファイルということ。次にユ−ザが 自分で hostB の POP サ−バと、Qube3 の WebMailのパスワ−ドを変更できるようにした い。これらのパスワ−ドは、つまりそれぞれのホストでのユ−ザのパスワ−ドである。し かし、このサ−ビスはやらない。よい子の考えでは、苦情が一杯出てこない限り、POP ア クセスのパスワ−ドは、先ずは全員同じで構わないとしているからである。 社内のホストが社内のメ−ルサ−バに、同じパスワ−ドでアクセスする分には、まだいい だろう。むしろメ−ルは会社のパブリックなものだという認識にもつながる。しかし、外 からWebメ−ルのサ−バにアクセスする。その時のパスワ−ドが誰でも一緒というには いかにもまずい。その対処には、Qube3 の Apache を暗号化対応で動かす。Webメ−ル 用のユ−ザ名も変えた方がいいかも知れない。katou なんて名前はありふれている。例え ば katou さんには s2Ax9Zmm というユ−ザ名を付ける。 それにWebメ−ル用のパスワ −ドも、それぞれランダムなのを付けのが望ましいだろう。この作業をユ−ザ自身ででき るようにしてあげる。しかし初期設定で、ある程度ランダムなのを管理者が付ける必要は あるだろう。そうなると、管理者の負担がまた一つ増えることになってしまう。 * Webメ−ルについて [ フリ−メ−ルの WebMail ] goo のフリ−メ−ルも一度取得してみようかな > フルネ−ム、生年月日、電話番号、郵便番号 の入力が必須。POP 受信可能。6 MB まで。 取得はやめた。電話番号まで記入するのはだめ。goo といえども、不用意な個人情報の 記入はできない。一応同僚ので自分宛にメ−ルを送って試してみた。すぐにメ−ルは来 た。しかし、何やらたくさん広告がメ−ル本文に書かれていたぞ。 朝日新聞 asahi.com メンバ−サ−ビス クラブA&A > http://mail.clubAA.com/。フリ−メ−ルの申込み画面は goo とほぼ同じだった。しか し電話番号の入力は必須でなかった。さすが新聞社、個人情報ヘの配慮がある。POP に は対応してないもよう。申しこんでみた。メ−ルアドレスは xxx@clubaa.com というよ うに付く。メ−ルが来るには数分かかった。広告は別メ−ルで少し付いてきた。 その他にも無料のが一杯ある。有名ところでは Hotmail、Microsoft 社のサ−ビスで1年 間で100万人集めたという。どんなのがあるかメモしていたのを挙げれば、Robot Mail、 Curio Mail、Pronto Mail、SAFe-mail とか。フレッシュアイは 2001/10/31で終了すると か。これらは個人で使うにはいいが、ビジネスではちょっとどうかと思う。仕事でフリ− メ−ルを使ったりすれば、その人それに会社をも資質が疑われるというものである。しか も、個人ユ−ス以外は利用禁止をうたうところもある。いつまでサ−ビスがあるか保証の 限りでないし。確かプロバイダの DTI は、 DTI-Magic IntraOffice という有料サ−ビス をしている。メ−ルアドレスは独自ドメイン名が使える。こういうのならビジネス利用も 十分可能だろう。http://magic.dti.ad.jp/。 [ WebMail の市販ソフト ] WallEdge MailServer Ver.1.5.4, 2001/05/21 http://www.plathome.co.jp/WallEdge/ > ぷらっとホ−ム製、WEB型メ−ルサ−バソフトという。FreeBSD と RedHat Linux 英 語版に対応。Apache と Perl 5.005 が必要。Apache-SSL デジタルID対応。 cc:Mail 添付ファイル、MIME、HTML メ−ル、MHTML メ−ル対応。 パスワ−ド変更機能を利用す るには poppassd を別途インスト−ルすること。SMTP, POP3 利用。 IMAP4 には対応し ていない。5ユ−ザ 5,400 円。100ユ−ザは 108,000 円。 GraceMail Ver.2, 2000/10 http://www.hitachi-ms.co.jp/gracemail > 日立マイクロソフトウェアシステムズ。SSL 対応WWWサ−バがいる。20万円位から。 オプションが幾つかあり、組み合わせていくと結構な値段になる。保守費用も高そ。そ の後少し値段が下がったみたい。2001/10 時点では Ver.3、クライアントライセンスフ リ−で 218,000 円。オプションにメ−ル自動削除機能 9,800 円がある。WWWサ−バ が SSL 対応だと、パスワ−ドやメ−ル本文を暗号化できるとある。体験版あり。 Active! mail Ver.1.422, 2001/10/01 http://www.transware.co.jp/active/ > (株)トランスウェア開発。Solaris 2.6, 2.7, 8 対応。SGI IRIX(V6), Linux, FreeBSD 等対応。SMTP, POP3, IMAP4 対応。C言語で開発。専用メ−ルサ−バの箱 Mirapointに も対応。オプションにパスワ−ド変更やメ−ル転送、i-mode 対応などいろいろ。 価格 は要問い合わせ?。5ユ−ザのフリ−版がダウンロ−ドできる。100ユ−ザ 33 万円。 250ユ−ザが 75 万円。機能も豊富で一番よく売れているみたい。2002/04 の雑誌掲 載の広告によれば、Cobalt にも対応。Cobalt に入れたアプライアンスも出ていた。 CatchMe@MAIL Ver.4 http://www.cjs.co.jp/ "NetWorld+Interop 2002" で見た > 蝶理情報システム(株)開発。90日間の評価ダウンロ−ドができる。 Windows NT/2000, Linux, Solaris 対応。前提メ−ルサ−バ sendmail など、POP3/IMAP4 サ−バ。WWW サ−バは Apache や IIS など。CSV ファイルからのアドレス一括登録ができる。iモ− ド/EZWeb/J-スカイ対応、palmscape 仕様 HTML。Javaで開発されているので、マシン に Java 実行環境がいる?。ソフトは10ユ−ザ/5万円、50/15、100/20。 2Uラックマウント型のもある、Linux、Apache SSL 対応、100ユ−ザ、200万円。 WebEdge http://product.opentech.co.jp/ "NetWorld+Interop 2002" で見た > (株)オ−プンテクノロジ−ズ扱い、Software.com 開発。Interop で CD-ROMを配ってい た、メ−ルサ−バの Post.Office v|3.53J/WebEdge v|2.6.9。期間限定とかでないので、 そのまま存分に使ってくれと言っていた。WebEdge は POP3 サ−バが必要。`22/12時点、 WebEdge という単体のソフトはなく、メ−ルサ−バとWebメ−ルが一緒になった2種 類のソフトがある。1つは InternetMail Post.Office WebMail Edition 3.6 日本語版、 Solaris 2.6/8 用50ユ−ザ 78,000 円。他 Windows NT/2000, Linux に対応。サイト からお試しダウンロ−ドできる。i-モ−ド対応とかはしているとは書いてない。 WISE Walker http://www.air.co.jp/ (株)エア−開発、国産ソフト。 > 2000年販売開始。伊藤忠テクノサイエンスなど国内200社が導入しているとのこ と。NECにOEMしていて、NECは MobileWebMailとして販売している。250ユ −ザで100万円、http://www.sw.nec.co.jp/MobileWebMail。SSL 暗号化対応。 Word や一太郎の添付文書を、テキスト部のみ表示したりもできる。 このソフトは WebLogic などWebアプリケ−ション上で動く。OSは問わない。オプションで LDAP 認証、携 帯電話の個体番号を利用したユ−ザ認証ができる。`25/05調べ、50ユ−ザ23万円か ら。別売りの Cyrus 版 AIR MAIL IMAP サ−バとも連携ができる。 追加:Windows 用で NeonWeb というの、http://www.neosys.ne.jp/。Sun の iPlanet の メ−ルソフトにもWebメ−ルの機能がある。松阪大学の奥村先生のサイトにも20個程 挙げられている。http://lss.eternity.ne.jp/ に Linux 用の市販ソフト、フリ−ソフト が一杯列挙されていて、WebMailは "Webメ−ルシステム" という分類にある。PHP3 で 作られたのが SquirrelMail や Horde IMP などあった。 * 電子メ−ル利用のユ−ザ認証 それこそ生体認証とデジタルIDを組み合わせれば、今日の最強のユ−ザ認証になる。し かし、これはどちらかというとパソコンへのロッグイン時の認証である。メ−ルの暗号化 で S/MIME を使うにはデジタルIDが必要である。PGP による暗号化では、スマ−トカ− ドに入れた暗号化鍵を利用できるバ−ジョンも出てきている。ただし、これらの認証方法 はそう簡単には導入できない。必要の方向性は出ているが、まだ今後の課題としたい。そ の次にできそうなのが、SMTP AUTH ユ−ザ認証。 SMTP に本来的に認証機構を加えたのも のである。最近の sendmail は SMTP AUTH に対応してきているが、 メ−ルのクライアン ト・ソフトの方があまり対応してきていない。一応どんなものかテストしてみたが、どう も挙動が腑に落ちなかった。SMTP AUTH の代わりと言っては何だが、POP before SMTP と いうのもある。これはすぐ後に説明する。もう1つ、POP サ−バを APOP 対応にする。こ れでパスワ−ドが暗号化される。APOP はまま普及し始めている。 それでは POP before SMTP の説明をしておこう。 これはメ−ルサ−バの sendmail への 付加機能である。POP before SMTP は POP サ−バのユ−ザ認証を利用する。 メ−ルを送 るのは SMTP で POP は関係ないのだが、先ず POP アクセスをして認証をしてもらう。す ると今この人を認証しました、という情報がメ−ルサ−バに記録される。記録時間はデフ ォルトで15分になっている。そしてメ−ルのクライアント・ソフトがメ−ルサ−バにア クセスし、ユ−ザ情報も送る。15分間はそのユ−ザは有効で、メ−ルを送ることができ るという仕組みである。しかしその間は、いわばセキュリティ・ホ−ルとなる訳で、あま り勧められたやり方ではない。 Cobalt Qube3 には [POP 認証リレ−] なるチェック項目 がこの機能である。Qube3 のマニュアルでは、メ−ル発信のIPアドレスは、POP ユ−ザ 認証後15分間リレ−が許可されるようなことが記されていた。 * メ−ル転送するソフトや方法など "All About Japan" のサイトの電子メ−ルのところなんかも見られたい。携帯電話にメ− ル転送するフリ−やシェアウェアのソフトが一杯ある。それに有料でメ−ル転送する会社 なども一杯挙げられている。ケ−タイ用メ−ル転送ソフトなるものが一杯リストされてい る。長いメ−ルだと携帯電話が受けることができないので、メ−ルを分割する。いらない メ−ルは受けないようにするため、サブジェクトや本文でフィルタリングする。こうした 機能がついている。どこにメ−ルを転送するかによって、ただ単にそのままフォワ−ドで 流せばいいというものではなくなってきた。めんどくさ!。 a. メ−ルサ−バ自体を対応するのを使う これまでの sendmail によるメ−ルストアはやめて新しく設置する。 IMail Server Gold というのがある。SMTP, POP3, IMAP4 対応。Windows NT/2000 用。LDAP機能にも対応する。 WWWブラウザで各自ユ−ザの設定ができる。Webメ−ル、メ−リングリスト、バケ− ション機能などがある。http://www.kgt.co.jp/ (株)クボタの子会社、ここのオンライン ショップでも購入可。250 ユ−ザ 158,400 円。`26/12 改めて見た。SPF対応、DNSブラッ クリスト対応、IPアドレスの PTR/A/MX レコ−ド確認によるチェック。ログ解析あり。 b. メ−ルサ−バの補助サ−バみたいな働きをするのを使う メ−ルストアはこれまで通りにあって、加えてその補助みたいな働きをするソフトを設置 する。FlexMessengerメ−ル転送サ−バシステム。Windows NT/2000, Solaris 7/8, Linux など対応。サ−バにはWWWブラウザでアクセスして、各メ−ルユ−ザが設定する。携帯 電話でメ−ルを見やすいように、添付ファイルを除くなどの工夫がある。1999/12 販売開 始。http://www.do-it.co.jp/flex/, 200 ユ−ザ 298,000円。もう1つ紹介、シェアウェ アの ForwardMail, 2,000 円, POP3, SMTP 対応, http://www.vector.co.jp/。 c. 各自のパソコンに入れて使うソフト 各自のパソコンは常時稼働にするのが前提となる。ユ−ザのパソコンからメ−ルサ−バに 定期的に POP3 アクセスし、メ−ルが来てたら転送するというもの。メ−ル分割、フィル タリング機能は必須。フリ−ソフトの MailForwardController。 POP3, APOP, SMTP 対応。 新着メ−ルをプリントできる、http://www.mixjuice.ne.jp/soft。この手のパソコンソフ トが非常に多くある。各自のパソコンを便利に使おうというソフトである。 d. 各自のパソコンのメ−ルソフトの機能を使う Microsoft の MUA ソフト Outlook Express でメ−ル転送することもできる。POP3でメ− ルサ−バにアクセスして、メ−ルを取り込むと同時に指定したアドレスに転送するという 機能を利用する。メ−ルサ−バにアクセスする時間間隔を設定して、自動的にダイアルア ップ接続して、メ−ルを取り込むこともやればできる。例えば会社にいない間に携帯電話 とかにメ−ル転送させるには、社内のパソコンは付けぱっなしにすることになる。 e. UNIXマシンのメ−ルサ−バで設定して使うソフト UNIXマシンで使えるメ−ル転送の自動振分けソフト procmail。 条件を設定すること によってメ−ル転送をフィルタリングする。http://www.procmail.org/。ユ−ザのホ−ム ディレクトリの ~/.forward ファイルに procmail プログラムを通すようにする。この他 にも maildrop, slocal(MH付属のツ−ル) というのがある。いずれも振分けのル−ルを 記述するのは結構ややこしいようである。企業での利用は多分無理だと思う。 f. グル−プウェアの機能を使う方法 携帯電話のインタ−ネット接続機能、i-mode とか EZWeb とかで、社内に設置したグル− プウェアのサ−バにアクセスする。グル−プウェアの掲示板やら施設予約だとかメ−ルで 小さな携帯電話の画面で読み書きができる。グル−プウェアのサイボウズや iOfficeにも i-mode などメ−ル機能がある。 価格は例えば iOffice の無制限ユ−ザ版で 998,000 円。 グル−プウェアの高級品?の部類もちょっと調べてみた、富士通の TeamWARE にもメ−ル 機能が入っていた。ならば日立の Groupmax にも入っていると思う。 (2) パスワ−ド変更とメ−ル転送の検討 `21/10 * メ−ルサ−バのホスト hostB の Apache の状態 # cd /usr/local/apache; ls -F bin/ conf/ icons/ libexec/ man/ cgi-bin/ htdocs/ include/ logs/ proxy/ /usr/local/apache/conf/httpd.conf ---------------------------------------- # cd /usr/local/apache/bin |Port 80 # ./apachectl start |User nobody ./apachectl start: httpd started |Group nobody |ServerName hostB |DocumentRoot "/usr/local/apache/htdocs" * メ−ル転送の設定 松阪大学の奥村先生が作られたCGIプログラムを使わせて頂こう。C++の勉強のとこ ろにメ−ル回送設定 forward.cc、パスワ−ド変更 usermod.cc というのがある。 これら は GNU のC++で Linux 用に作られている。試しに Cobalt Qube3 でコンパイルしたと ころ forward.cc は問題なく通った。 usermod.cc はヘッダ−・ファイルを追加すれば問 題ない。Solaris 2.6 でコンパイルするには、Qube3 に入っていたのと同じ g++、バ−ジ ョン 2.95.2 を使うこと。幸いそれは以前インスト−ルしていた。 それに GNU のアセン ブラ as とリンカ− ld を binutils-2.11.2 からインスト−ルすること。 これらは入っ てなかったので入れた。詳しくは "10-7. フリ−ソフトのインスト−ル" を見られたい。 ../htdocs/forward.html ---------------------------------------------------- | | | |
| | | # /bin/csh; setenv PATH /usr/local/bin:$PATH # cd /usr/local/apache/cgi-bin;ls forward.cc usermod.cc # g++ forward.cc -o forward.cgi << rootでコンパイルする。コンパイ # ls -l forward.cgi ルしたままのモ−ドだと、プログ -rwxr-xr-x 1 root other .. forward.cgi ラムからエラ−メッセ−ジが出る。 # chmod 4777 forward.cgi << オ−ナ、グル−プを nobody にし # ls -l forward.cgi たらどうか。プログラムからエラ -rwsrwxrwx 1 nobody nobody .. forward.cgi −メッセ−ジが出る。ダメ。 # chmod 4001 forward.cgi << ファイルのオ−ナは root でない # ls -l forward.cgi といけないみたい。これに他人さ ---S-----x 1 root other .. forward.cgi んが root 実行できるようSetUID を付ける。変更しましたと出る。 # chmod 4010 forward.cgi << Apache はグル−プは nobody稼働 # chgrp nobody している。forward.cgi のグル− # ls -l forward.cgi プを nobody にしてみた。これで ---S--x--- 1 root nobody .. forward.cgi もOK、変更しましたと出る。 ----------------------------------- そこらのパソコンのWWWブラウザからアク |http://192.168.1.1/forward.html セスする。 これで 192.168.1.1 ホストのユ |---------------------------------- −ザ tomo さんの .forward ファイルに以下 | メ−ル回送設定 のように記述される。.forward は sendmail | を使っている場合に有効である。qmail だと | ユ−ザ名 :[ tomo ] .qmail というファイルを使うことになる。 | パスワ−ド:[ henomohe ] | 回送先 :[ ikken@tcp-ip.or.jj ] /usr/people/tomo/.forward | 〆 メ−ルをサ−バに残す --------------------------- | [送る] [やりなおす] |\tomo, ikken@tcp-ip.or.jj * パスワ−ド変更の設定 上同様、奥村先生のプログラムを使わせてもらいたいところだが、ちょっと修正する必要 がある。Linux 用の usermod.cc プログラムでは、#chmod -p というコマンドでパスワ− ドを変更する。-p はパスワ−ドを変更するオプションである。 Solaris 2.6 にも chmod はあるのだが、p オプションはない。usermod2.cc は Linux 用だが、 PAM というモジュ −ルでパスワ−ドを変更するようになっている。 パスワ−ドが md5 でもいいと先生は説 明されている。どういうことかな、ともかく高級なのだろう。 PAM は Solaris にも入っ ている。# man pam とやると説明が出る、PAM( Pluggable Authentication Module )。プ ログラムの修正は、それぞれやって頂くとしよう。なかなか楽はできない。 ../htdocs/forward.html ---------------------------------------------------- | | | | | | | [ パスワ−ド変更の検討 ] 奥村先生もプログラム作成にあたって参考にしたところ。 MUAソフトの Eudora から POP アクセスのパスワ−ドを変更するための、UNIXサ−バのサンプル・プログラムである。 どうも telnet 経由でパスワ−ドを変えるプログラムのようである。 # ftp ftp.qualcomm.com ftp> cd eudora/servers/unix/password ftp> ls -rw-r--r-- 1 200 20706 Nov 25 2000 linux-poppassd-1.tar.gz -rwxrwxr-x 1 2501 20480 Mar 27 1997 linux.tar | -rwxrwxr-x 1 2501 22528 Mar 27 1997 solaris-2.tar # tar xvf solaris-2.tar << poppassd ディレクトリができて、poppassd.c が入る。 * ほか参考になるところ http://www.sun.com/solaris/pam > Solaris PAM Documentation。PAM の英語のドキュメントがある。 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/User-Authentication-HOWTO.txt > ユ−ザ認証の方法 PAM の説明も日本語で記述されている。 「UNIX MAGAZINE」1999/10, P.58〜66, "遠隔オフィスとの接続", 荒井美千子 > Webを利用した接続(9)。CGI の危険性、PAM の話はない、C言語のサンプルあり。 http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~naka7/pam.html > Unix PAM モジュ−ルのプログラミング。これも参考になるかも知れない。 * メ−ル転送ソフトをもう一つ紹介 '26/12 調べ パソコン用のソフト ForwardMail v3.95。携帯電話にメ−ルを転送する際に単純なフィル タリングをする。変なメ−ルが携帯に届いて毎度ピコピコいうのはうっとうしい。このソ フトはメ−ルストアの POP3 サ−バにアクセスして、該当ユ−ザのメ−ルを ForwardMail に取り込む、そして携帯電話のメ−ルアドレスにメ−ルを送る。メ−ルを送るというのは、 ForwardMail からメ−ルストアの SMTP サ−バにアクセスするということ。メ−ルを送る 際に添付ファイルを削除するなどのフィルタリングもできる。シェアウェアで10アカウ ントまで 2,100 円、100アカウント版は 10,500 円。 メ−ルアドレスの登録は400 個まで。nix.co.jj とか、これで1個。題名(Subject:)を登録する、400個までの文字 列。本文でのフィルタリングはない。ここから `27/09追記、Mail-Store の同じアカウン トをこのソフトにも書き込むこと注意されたい。ForwardMail を利用する人のMail-Store と同じユ−ザ名とパスワ−ドが、このパソコンにも存在することになる。 (3) Cobalt のWebメ−ルの設定 `21〜 * Cobalt Qube3 の WebMail の設定 先ずは下のようなネットワ−クで、 Qube3 に入っている WebMail というソフトがどう動 くのかを調べる。それで使えそうだと分かったら、DMZ 上に Qube3 を配置し、 仮想IP アドレスで外部からアクセスできるようにする。WebMail のユ−ザは、 とりあえず tomo さんということにする。Qube3 にユ−ザ tomo を作り、パスワ−ドも設定しておく。そう しておいて Qube3 へ http://192.168.1.10/login アクセスする。WWWブラウザを見て いれば分かるが、実際には http://192.168.1.10:444/login.php とアクセスされる、 注 意されたい。この際WWWブラウザの Netscape 等では Cookie と JavaScript をオンに しておくこと。ロッグイン画面でユ−ザ tomo を入れると、WebMail の画面になっている。 ここでメ−ルの読み書きができる。 この WebMail の画面はかなりもっさい、しかも重い と来ている。どうも Qube3 へ他から telnet するだけでも、5秒以上 login が返えって 来ない。普通 telnet なんか直ぐにつながる。何か特殊なデ−モンが影響しているのか?。 hostA' メ−ルリレ− 仮想 □202.241.128.3 ※hostC はUNIXの INDY で | sendmail が稼働している。 --------------------------------- メ−ルサ−バ | □ hostA ※WebMail サ−バである Qube3 hostB | |192.168.2.1 の配置はテスト用である。う □ □----------- DMZ まく行ったら DMZに配置する。 |.1 | --------------------------------- 192.168.1.0 | |.3 |.10 Windows □ INDY □ hostC □ qub3 Cobalt Netscape katou WebMailユ−ザ tomo 1. hostC の katou から tomo@qub3.nix.co.jj 宛にメ−ルを送る。WebMail で見る。 2. Cobalt の tomo から Mail コマンドで katou@nix.co.jj 宛にメ−ルを送る。 3. Cobalt の tomo から Mail コマンドで ikken@tcp-ip.or.jj 宛にメ−ルを送る。 4. Cobalt の tomo から WebMail で katou@nix.co.jj 宛にメ−ルを送る。 テスト1では、EWSの hostC から Mail コマンドで送ったメ−ルの日本語が、Windows パソコンの Netscape や IE で見ると文字化けしていた。これは困るぞ。全然読むことが できない。Windows パソコンの Netscape などのメ−ルソフトから送ったメ−ルは、ちゃ んと日本語も化けずに表示した。テストにあたっては、hostC の INDY の /etc/hosts フ ァイルに "192.168.1.10 qub3.nix.co.jj" エントリを追加しておくこと。 [ Cobalt Qube3 の設定 ] Cobalt の管理画面に http://192.168.1.10/login とアクセスする。admin, adminで入る。 -------------------------------------------------- |電子メ−ルサ−バの設定 << SMTP, IMAP サ−バは有効に |================================================= しておくこと。 WebMail は |配信の頻度 [ 即時 ] IMAP を使っている。ん?? |------------------------------------------------- POPサ−バも有効にせないか |最大メ−ルサイズ [ ] んか。 |------------------------------------------------- |スマ−トリレ−サ−バ [ hostB.nix.co.jj ] << ここだけ設定した。 これで |------------------------------------------------- Cobalt の sendmail は DNS |POP認証リレ− □ を見ずに、 hostB へメ−ル |------------------------------------------------- を中継するようになる。 |電子メ−ルのリレ−を許可するホス [ ] |ト/ドメイン/IPアドレス |------------------------------------------------- |これらのホスト/ドメイン宛の電子 [ ] << ここは何も記入しないこと。 |メ−ルを受信する |------------------------------------------------- | | qub3# cd /etc/mail;ls xxx~ と言うファイルは1つ変更前のファイル access aliases.majordomo local-host-names~ sendmail.cf~ access.db aliases.majordomo.db popip.db trusted-users access~ aliases~ sendmail.args virtusertable aliases helpfile sendmail.cf virtusertable.db aliases.db local-host-names sendmail.cf.nopopauth virtusertable~ access << メ−ルの中継を許可するドメイン名、 またはIP -------------------- アドレス。左の状態は管理画面で、 何も入れてな |nix.co.jj RELAY いデフォルトの設定状態である。 |192.168.1 RELAY local-host-names << 受信ホスト名または受信ドメイン名。 左の状態は ----------------- 管理画面で、 何も入れてないデフォルトの設定状 |qub3.nix.co.jj 態である。 qub3# grep hostB sendmail.cf << スマ−トリレ−サ−バ [ hostB.nix.co.jj ] を設 DShostB.nix.co.jj 定するとできた。 /etc/hosts ----------------------------------------------- |127.0.0.1 localhost localhost.localdomain |192.168.1.10 qub3.nix.co.jj qub3 |192.168.1.1 hostB << ここだけ、小生が自分で手で追加した。 /etc/resolv.conf /etc/host.conf qub3# hostname -------------------------- ------------------ qub3.nix.co.jj |nameserver 202.241.128.3 |order hosts,bind |search nix.co.jj |multi on |domain nix.co.jj [ hostA の設定 ] 参考、このホストの設定は変更なし。 /etc/named.hosts /etc/hosts DMZ 前の設定 --------------------------------- ----------------------------↓------- | IN MX 0 mail.nix.co.jj. |#202.241.128.3 hostA mail.nix.co.jj |hostA IN A 202.241.128.3 |192.168.2.1 hostA mail.nix.co.jj |mail IN CNAME hostA.nix.co.jj. |192.168.1.1 hostB ↑ |www IN CNAME hostA.nix.co.jj. DMZ 後の設定 * Cobalt の電子メ−ルのチェック [ 電子メ−ルのファイル ] qub3# cd /var/spool/mail;ls -l << /home/spool/mail へのリンクになっている。 -rw-rw---- 1 admin mail 18323 Oct 5 15:30 admin -rw-rw---- 1 tomo mail 2409 Oct 9 11:45 tomo 普通のメ−ルと同じ、一続きのファイルで個々のファイルには別れていなかった。受信メ −ルのリストは毎度、このファイルから作られるようになっている。 ファイル名を tomo から tomo.org と変えたら、メ−ルの受信リストには何もなくなった。メ−ルの内容を見 るのは、そのメ−ルの内容だけが HTML になって、ブラウザに来るようになっている。 [ 入っている sendmail は ] Cobalt に入っているのは /usr/sbin/sendmail で、バ−ジョンは 8.10.2 である。 先ず は Cobalt の設定で DNS ネ−ムサ−バのIPアドレスを入れなかった。 どうしてもネ− ムサ−バを引こうとして、見つからずに timeout になってしまう。Cobalt で "スマ−ト リレ−サ−バ" のホスト名を入れれば、そちらにメ−ルを送るようになる。DNS は見なく なる。 qub3# Mail -v katou@nix.co.jj Subject: 111 eee . katou@nix.co.jj... nix.co.jj: Name server timeout katou@nix.co.jj... Transient parse error -- message queued for future delivery katou@nix.co.jj... queued ネ−ムサ−バのIPアドレスを Cobalt に入れてみた。/etc/resolv.conf ファイルから nameserver 202.241.128.3 を見て、それで 202.241.128.3 の DNS サ−バから MX レコ −ド mail.nix.co.jj を引いた。メ−ルは Cobalt から mail.nix.co.jj、つまり hostA に行き、hostB のメ−ルサ−バに入り、hostC の katou へという経路で到達した。 qub3# Mail -v katou@nix.co.jj | katou@nix.co.jj... Connecting to mail.nix.co.jj. via esmtp... ちゃんと届いた * それでメ−ルサ−バ hostB でのフォワ−ドの設定は /etc/hosts ------------------------------ | | |192.168.1.10 qub3.nix.co.jj << ~/.forward のメ−ル転送で、Qube3 のホ スト名を解決できるように追加しておく。 # cd /usr/people # ls -al | grep tomo << ユ−ザ tomo のディレクトリを作る。POP drwxr-xr-x 2 tomo user .. tomo でメ−ルを取るだけなら必要なかった。 /usr/people/tomo/.forward << Qube3 にもメ−ルを転送する。 これでど ---------------------------- こからでも、 Webメ−ルでメ−ルを読 |\tomo, tomo@qub3.nix.co.jj むことができるようになる。 * その他注意事項など ・メ−ルフォルダの受信ボックス、送信ボックス共、どんどんメ−ルが溜まっていく。適 宜自分で画面操作でメ−ルを消去すること。 ・WebMail からメ−ルを送ると、上記の設定では From:アドレスは tomo@qub3.nix.co.jj というようになる。 ・"9-1. EWSの制御方法,(3) コマンド等一覧" も見られたし。Cobalt に cron の設定 をして、Mail-Sotre から直接メ−ルボックスをコピ−する話。 (4) 電子メ−ルの vacation の設定 '99/07 * INDY の vacation やっぱり vacation も使えた方がいい。休暇ばかりでなく、病気で長期入院するとかなっ た場合も考えなければならない。ず−っと、vacation プログラムというのは、Majordomo メ−リングリストみたいなプログラムだと思っていた。 ちょっとばかり Majordomo は設 定がややこしそうなので、vacation もついでにそう思っていたのだ。 プログラムはどこ にあるのか。ftp.iij.ad.jp を探してもないし。ひょっとしてマシンに最初から入ってい るのではと思い、% man vacation とやったらマニュアルが出てきた。BSD4.3 系のコマン ドとして昔からマシンに入っていたのだ。Apollo にも vacation ありました。 まだ vacation の機能を説明してなかった。休暇などでメ−ルを見れない時に、自分に代 わって自動でメッセ−ジを相手に返すプログラムである。設定はホ−ム・ディレクトリの .forward ファイルを使う。.forward はメ−ル転送するために元々使うファイルで、なけ ればその場で作成すればいい。返すメッセ−ジは .vacation.msg に書いておく。 自分に 来たメ−ルは、残こすことができるので、休暇が明けてから読むことはできる。さて POP で vacation 機能は有効か。これは基本的にダメだね。Windows パソコンなら、メ−ルソ フトにいろいろ機能が付いているから、同等なことはできるかも知れないが。 % pwd << katou でロッグインして作業する。 /usr/people/katou .forward << これと .vacation.msg を設定すればいけるはず。 ------------------------------------ |\katou, "|/usr/sbin/vacation katou" .vacation.msg ------------------------------------ |From: katou@nix.co.jj |Subject: vacation << Subject: はないといかんとのこと。From はなくてもいい。 | |ただ今夏休みです。お仕事ご苦労様。 % vacation -i << おまじない。下記の .vacation.dir、pag ファイルを作る。 % ls -l .va* -rw-r--r-- 1 katou user 116 -- .vacation.msg -rw-r--r-- 1 katou user 0 -- .vacation.dir << 2つのファイルができる。 -rw-r--r-- 1 katou user 0 -- .vacation.pag << [ 設定を解除する ] % rm -i .va* << オプションの -i を付けて、消していいか聞くようにした。 ファイル .vacation.dir. 消去?(はい yes / いいえ no) [no] : y ファイル .vacation.pag. 消去?(はい yes / いいえ no) [no] : y .forward ファイルも直しておく。 -------------------------------------------------------------------------------- おかしい。上記の設定で効く気配がない。いろいろやっても、何かただの .forward の転 送でさえ働かないみたいである。簡単にできると思ったのに。何がいかん。ログを見ると ディレクトリのパ−ミッションがおかしいと出ている。一応 .forward ファイルは見るこ とは見ているらしい。しかし .forward のパ−ミッションやオ−ナを変えてもだめだった。 % tail /var/adm/SYSLOG .. sendmail[20233]: forward /usr/people/katou/.forward: World writable directory .. sendmail[20233]: to=, delay=00:00:01, .. , stat=Sent -------------------------------------------------------------------------------- * 再び INDY の vacation いろいろテストしてごちゃごちゃしてきた。初心に戻ってやってみる。 vacation を設定 するマシンは hostC の INDY IRIX 5.3、sendmail は 8.9.1、sendmail.cf は CF-3.7Wで 作成。テストメ−ルはパソコンから hostC の katou ユ−ザあてに送るとする。sendmail の README を見たら、らしいことが書いてあった。パ−ミッションを変更するように、そ れに DontBlameSendmail を設定するようにとある。そして CF の def ファイルを見ると、 DontBlameSendmail の項目があった。まあ何とかここら辺りいじっていたらできた。 << sendmail-8.9.1 の README の最初に書いてあること >> -------------------------------------------------------------------------- |Sendmail often gets blamed for many problems .. | | << ここもやってみた。 |chmod go-w / /etc /etc/mail /usr /var /var/spool /var/spool/mqueue |chown root / /etc /etc/mail /usr /var /var/spool /var/spool/mqueue | | | O DontBlameSendmail=forwardfileingroupwritabledirpath << これはダメだった。 |Or to allow them in both group and world writable directories: | O DontBlameSendmail=forwardfileinunsafedirpath << これは未確認です。 | |Items from these unsafe .forward and :include: files will be marked |as unsafe addresses -- the items can not be deliveries to files or |programs. This behavior can also be altered via DontBlameSendmail: | | O DontBlameSendmail=forwardfileinunsafedirpath, << これ設定したらうまく | forwardfileinunsafedirpathsafe いった、OK。 | |The first flag allows the .forward file to be read, the second allows |the items in the file to be marked as safe for file and program delivery. [ これでうまくいった ] % cd /usr/local/source/CF-3.7W % make INDY.def << INDY.def を作成しておく。 % cp INDY.cf /etc/sendmail.cf << sendmail-8.9.1 のは etc に入れること。 % newaliases << やる。/etc/aliases は空ファイルでもいい。 % /etc/init.d/mail stop << sendmail を起動し直す。 % /etc/init.d/mail start /etc/hosts << sendmail-8.9.1 では、hostC.nix.co.jj の記 ------------------------------------ 述がいる。 |192.168.1.3 hostC hostC.nix.co.jj INDY.def ------------------------------------ |CF_TYPE=R8V8 << sendmail 8.9.1 はこれでいい。 |OS_TYPE=irix5 << OSタイプ。 |MX_SENDMAIL=no << named を参照しない sendmail と宣言。 |MY_DOMAIN='nix.co.jj' |OFFICIAL_NAME='hostC.nix.co.jj' |FROM_ADDRESS='nix.co.jj' |DIRECT_DELIVER_DOMAINS=none << named を参照しない sendmail の場合は none。 |DEFAULT_RELAY='smtp:hostB' << 社内のメ−ルサ−バは hostB です。 | | .forward ファイルを見る順番。$z がユ−ザディレクトリ。 | ↓ コメントは外さなくてよい。このままがデフォルトである。 |##FORWARD_FILE_PATH='/var/forward/$u:$z/.forward.$w:$z/.forward' | | ↓ ここが肝心である。こんな設定正直言って分からんぞ!!。 |DONT_BLAME_SENDMAIL=forwardfileinunsafedirpath,forwardfileinunsafedirpathsafe | |MAIL_RELAY_RESTRICTION=no << ここから下はなくてもいい。 SPAMメ−ル |LOCAL_HOST_IPADDR=192.168.1.3 のメ−ルリレ−が .forward に関係している |ALLOW_RECIPIENT_DOMAIN=nix.co.jj かと考えて設定してみた。 ロ−カルマシンの |ALLOW_RELAY_FROM=nix.co.jj sendmail.cfには、これらの設定は関係ないみ |ALLOW_RELAY_TO=nix.co.jj たいである。 [ ログも vacation を実行したと記録している ] % rm /var/adm/SYSLOG << SYSLOG も一度消去する。分かり易くするため。 % kill -HUP syslog_id << syslogd を初期化し、SYSLOG ファイルを作る。 % cat /var/adm/SYSLOG Aug 21 15:50:59 6F:hostC syslogd: restart .. sendmail[21428]: from=,msgid=<..@solo.nix.co.jj>,proto=ESMTP .. sendmail[21431]: from=katou, msgid=<..@hostC.nix.co.jj>,relay=katou@localhost .. sendmail[21429]: to="|/usr/sbin/vacation katou", ..dr= .. sendmail[21429]: to=\katou, delay=00:00:01, xdelay=.. mailer=local, stat=Sent .. sendmail[21433]: to="haruo" , =katou, mailer=smtp, stat=Sent (5) ユ−ザの利便性アップ Usermin `25/05 * ここはWebメ−ルのことを書こうかと思ったが止めて Usermin を取り上げる "10-3. Linux について, (5) Red Hat Linux 9 はどうかな" の Red Hat Linux 9 にイン スト−ルしてみる。オフィシャル・サイトhttp://www.webmin.com/ の画面から[Usermin] を選び [Downloading and Installing Usermin] をクリック。UNIXでコンパイルする タイプ、Linux 用の RPM実行モジュ−ル、それにソ−スコ−ドがある。他、画面にはたく さんあるが、usermin-1.130-1.noarch.rpm (RPM suitable for RedHat, ... 2526 Kb) を クリックして、ダウンロ−ドした。この Linux にはユ−ザ tomoでロッグインして、必要 に応じて root で作業した。Usermin を実行するには Perl 5 が必要である。パスワ−ド 管理のPAMを利用するには Perl の Authen::PAM モジュ−ルが必要である。HTTPS暗号 化を利用するには Net::SSLeay モジュ−ルが必要である。 Usermin を画面から制御する には Webmin もインスト−ルするとできる、らしい。せめて root ロッグインは特定のホ ストからしかできないようにしたい。実際の運用ではそれぐらいの事はしないと。 参考:「Linux 管理者への道:第2回 LDAP によるパスワ−ド一元管理」 > http://www.atmarkit.co.jp/ 内。Usermin のことも詳しく書かれている。 「のりじいのホ−ムペ−ジ」 http://www.doisyo.com/granpa-nori/ > 個人のホ−ムペ−ジを1つ紹介。インタ−ネット・サ−バ全般を書いている。 # cd /home/tomo; ls -l -rw------- 1 tomo tomo 2574528 5月 6 14:06 usermin-1.130-1.noarch.rpm # rpm -ivh usermin-1.130-1.noarch.rpm << こういうのは root で作業。 警告: usermin-1.130-1.noarch.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 11f63c51 Preparing... ########################################### [100%] Operating system is Redhat Linux 9.0 1:usermin ########################################### [100%] Usermin install complete. You can now login to http://host1:20000/ as any user on your system. # /etc/rc.d/init.d/usermin start << すぐに Usermin は起動した。 Linux http://192.168.1.1:20000 本番では Mail-Store に Usermin Usermin □ <------- □ ブラウザ を入れる。試しに手元の Linuxに |.1 |.2 入れてみた。Usermin にはWWW ------------------------------ 192.168.1.0 サ−バ機能が内臓されている。 * インスト−ルされた様子 # cd /etc/usermin; ls -F at/ forward/ miniserv.users* shell/ updown/ changepass/ gnupg/ mysql/ spam/ usermount/ chfn/ htaccess/ perl-path* ssh/ var-path* commands/ htaccess-htpasswd/ plan/ start* version* config* language/ postgresql/ stop* webmin.acl* cron/ mailbox/ proc/ telnet/ cshrc/ man/ procmail/ theme/ fetchmail/ miniserv.conf* quota/ tunnel/ file/ miniserv.pem schedule/ uninstall.sh* # cat webmin.acl user: at changepass chfn commands cron cshrc fetchmail file forward gnupg 続く htaccess-htpasswd htaccess language mailbox man mysql plan postgresql 続く proc procmail quota schedule shell spam ssh telnet theme tunnel 続く updown usermount /etc/usermin/config --------------------------------------------------------------------------- |ld_env=LD_LIBRARY_PATH |passwd_cindex=2 |passwd_uindex=0 |find_pid_command=ps auwwwx | grep NAME | grep -v grep | awk '{ print $2 }' |path=/bin:/usr/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/bin |passwd_pindex=1 |passwd_mindex=4 |passwd_file=/etc/shadow |by_view=0 |os_type=redhat-linux |os_version=9.0 |real_os_type=Redhat Linux |real_os_version=9.0 |userconfig=.usermin |overlang=ulang |nofeedbackcc=2 |nofeedbackconf=1 |theme=mscstyle3 |product=usermin ※lang=ja_JP.euc は全員を日本語表示にする。 |lang=ja_JP.euc lang_tomo=ja_JP.euc にすると tomo だけが日本語表示になる。 # /sbin/chkconfig usermin on << マシン起動時に実行させる。 # /sbin/chkconfig --list usermin usermin 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オフ 5:オン 6:オフ # ps -ef | grep usermin << Perl で実行されている様子。 ... /usr/bin/perl /usr/libexec/usermin/miniserv.pl /etc/usermin/miniserv.conf ↑ このファイルにポ−ト 2000 番を使うなど記載されている。パラメ−タをいじれ ば、アクセスできるホストを制限したり、利用するメニュ−を選択したりできる。 Webmin もインスト−ルすれば、Webmin の中の Usermin制御画面から制御できる。 * インスト−ルされたままの画面メニュ− ( 全部使えるようになっている ) << Usermin >> [テ−マ] [言語の変更] << [テ−マ] は画面の見栄え変更で特にいじる必要なし。 [言語の変更] は "Japanese(JA_JP.EUC)" にすること。 以下、日本語メニュ−にしたところの画面表示。 << メ−ル >> [Fetchmail Mail 検索] [Procmail Mail Filter] [Read Mail] [Scheduled Emails] [SpamAssasin Mail Filter] [メ−ル転送] << ログイン >> [SSH Configuration] [SSH/Telnet ログイン] [コマンドシェル] [パスワ−ドの変更] [ユ−ザ詳細の変更] [ランニング プロセス] [ログイン スクリプト] << アプリケ−ション >> [Apache Options Files] [GnuPG 暗号化] [MySQL Database] [PostgreSQL Database] [Protected Web Directories] [Upload and Download] << その他 >> [Disk Quotas] [HTTP Tunnel] [Mount Filesystems] [Plan File] [Scheduled Commands] [Scheduled Cron Jobs] [カスタム コマンド] [システム文書] [ファイル マネ−ジャ] * ユ−ザ tomo でロッグインでのメニュ−画面 ______________ /パスワ−ド変更\_____________________________ | | 変更するユ−ザ− tomo | 現在のパスワ−ド [ henomohe1 ] | あたらしいパスワ−ド [ henomohe2 ] | あたらしいパスワ−ドをもう一度[ henomohe2 ] | | [変更する] ↓クリックすると次の画面が出てくる。 ________________ /Changed Password\___________________________________________ | | tomo のあなたのパスワ−ドが変更されました。ログイン、telnet、 | SSH、FTP、POP3等は今作成した新しいパスワ−ドを必要とします。 | | However, your Samba password was not changed : | | unable to open passdb database. << 何やらメッセ−ジが出ている | Failed to find entry for user tomo. が、パスワ−ドは変更されて | Failed to modify password entry for user tomo いた。その場で有効になった。 ____________ /メ−ルの転送\_________________________________________________________________ | | このモジュ−ルは、このサ−バ−のあなたのアカウントに送られた電子メ−ルの転送機 | 能を設定します。もしあなたが電子メ−ルを転送することに決めるなら、あなたが「標 | 準的なユ−ザ−メ−ルボックス」に転送すべき規則を加えない限り、あなたのメ−ルボ | ックスに転送されないでしょう。 | | メ−ルの転送が設定されていません。すべてのメ−ルは、あなたのメ−ルボックスだけ | に配達されます。 | | [メ−ルの転送のル−ルを設定する] [.forward ファイルをマニュアル設定する] ※左のメニュ−を選ぶ。転送先が "電子メ−ルアドレス" とか幾つかある。複数設定でき る。消すときは [削除] で。転送すると自分ところにメ−ルが残らない。残すようにす るには "Normal user mailbox" を選び、メ−ルアドレスなしで [保存] するか、 転送 先を "電子メ−ルアドレス" でメ−ルアドレス "tomo" だけ記入し [保存] する。これ らの操作をすると /home/tomo/.forward ファイルができて、転送先が記入される。 右 のメニュ−は設定の確認には便利である、でも設定自体には使う必要は特にない。 * エンドユ−ザ用にカスタマイズしてみる /etc/usermin/webmin.acl ----------------------------------- |user: changepass forward mailbox << これだけにした。usermin restart する。 画面のメニュ−もこれにあわせて減った。できるのはパスワ−ド変更、メ−ル転送、それ にメ−ルの読み書きである。メ−ルの読み書きというのは、つまりWebメ−ルというこ とになる。メ−ルについては Userminが動いているホストのメ−ルボックスを対象とする。 tomo でロッグインしていれば /var/mail/tomo である。 # cd /home/tomo 関係するところのみ -rw-r--r-- 1 tomo ... 0 5月 6 15:37 .forward << このファイルはUsermin drwx------ 2 tomo ... 4096 5月 6 15:46 .spamassassin でメ−ル転送の設 drwxr-xr-x 9 tomo ... 4096 5月 6 15:49 .usermin 定をしたらできた。 # ls -l /home/tomo/.usermin drwxr-xr-x 2 tomo ... 4096 5月 6 16:07 mailbox drwxr-xr-x 2 tomo ... 4096 5月 6 16:07 spam # ls /home/tomo/.usermin/mailbox << ここにメ−ルが溜まる delreplies.dir dsnreplies.dir read.dir tomo.findex.tomo 訳ではない。 delreplies.pag dsnreplies.pag read.pag * vacation 機能は無いのかな フルメニュ−の webmin.acl にらしいのを探したが無い。調べたら別なモジュ−ルとして あった。http://www.webmin.com/ のアイコンメニュ−の {Third Party Modules} からた どる。"Webmin Add On Modules" として "Usermin::Vacation Version: 0.9" というのが ある。説明をそのまま載せておく、"This is a Usermin module to allow your users to setup a vacation auto-reply. This module is GPL Licensed."。ただし日本語対応には なってない模様。営業さんなんかのユ−ザの要望で、少し長く休んだりしする場合、お客 さんにただ今、休暇中ですと自動的に返事のメ−ルを出せると有難いということ。 いや [Usermin]->[メ−ル転送] の{転送先▼}の所に、"電子メ−ルアドレス、ファイルの アドレス、Write to file、Feed to program、Autoreply from file、Apply filter file、 Normal user mailbox、Vacation autoreply" メニュ−があった。"Autoreply from file" は Usermin 独自の Perl プログラム autoreply.pl を使っての自動返信をする。 自分の ホ−ムディレクトリに適当なファイルを作り、メッセ−ジを書いておく。"Vacation auto reply" はマシンの vacationプログラムを使う、画面で設定できる項目は多い。多分上記 の Vacation: 0.9 は、あらかじめ入っているのより良いということなのだろう。 ----------------------------------------------------------- |メ−ル転送を加える 名前は何でもいい | Vacation autoreply |---------------------------------------------------------| の設定ではうまくい |有効にしますか? ●はい ○いいえ ↓ | かなかった。メ−ル |転送先 [Autoreply from file ▽] [ yasumi ] | はエラ−になった。 | [保存][削除] | ----------------------------------------------------------- [保存] をクリックして出た画面で、{編集} をクリックすると{自動返信ファイルの編集} という画面がでてくる。ここで休暇中であるとか英語でメッセ−ジを書く。ただし日本語 は化けるので注意のこと。{自動返信ファイルの編集} 画面で、"□Track automatic ..." にチェックをいれると、同じ人からのメ−ルには1時間は応答を返さなくなる。 以下のようなメモが一時ファイルにあった、よく分からんけど 2016/02 ここに追記した。 -------------------------------------------------------------------------------- Usermin を設定しようとしています。自動返信機能を使えるようにしようと思っています。 Usermin の [メ−ル転送]に "Autoreply from file" と "Vacation autoreply" があって、 どちらも使えそうです。もう一つ "Webmin Add On Modules の Usermin::Vacation Versi on: 0.9" というのがあります。これら、どう違うのでしょうか。 ご存じの方いませんで しょうか。2005年秋、少し肌寒くなってきた今日この頃のこと。 -------------------------------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------------------------------------ [ 付録 ] いろいろ * Usermin の後に Webmin も入れてみた `25/05 # rpm -ivh webmin-1.200-1.noarch.rpm 警告: webmin-1.200-1.noarch.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 11f63c51 Preparing... ########################################### [100%] Operating system is Redhat Linux 9.0 1:webmin ########################################### [100%] Webmin install complete. You can now login to https://host1:10000/ as root with your root password. ↑ # hostname は host1 とする。 # /etc/rc.d/init.d/webmin start # http://host1:10000/ で Webmin にアクセスし、[Usermin 設定] をいじってみた。 [ポ−トとアドレス] 画面でポ−トを 80 番にしてみた。 miniserv.conf で port=80 になり、listen= は空になった。 [IPアクセス コントロ−ル] 画面で 192.168.1.7 はアクセス不可にしたら miniserv.conf に deny=192.168.1.7 が追加された。このパソコンからアクセスしよ うとしたら、でかい文字で "Error - Access denied for 192.168.1.7" と出た。 [認証] 画面で以下のようになっていた。これはどういうことか?、要確認。 ○ 常にユ−ザ名とパスワ−ドが必要 ● 一致したロ−カルホストからのユ−ザに対しパスワ−ドなしでログインを許可 /etc/usermin/miniserv.conf ------------------------------------------- |port=20000 |root=/usr/libexec/usermin |mimetypes=/usr/libexec/usermin/mime.types |addtype_cgi=internal/cgi |realm=Usermin Server | | |listen=20000 | | Webmin をインスト−ルしたままの状態。マシン起動時に稼働するようになっていた。 Usermin も同じく起動するようになっていた。 # /sbin/chkconfig --list webmin webmin 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オフ 5:オン 6:オフ # ls -l /etc/init.d/*webmin -rwxr-xr-x 1 root root 1183 4月 11 13:08 webmin # ls -l /etc/rc0.d/*webmin ( rc1.d, rc6.d も同じ ) lrwxrwxrwx 1 root root 18 5月 9 14:05 K10webmin -> /etc/init.d/webmin # ls -l /etc/rc2.d/*webmin ( rc3.d, rc5.d も同じ ) lrwxrwxrwx 1 root root 18 5月 9 14:05 S99webmin -> /etc/init.d/webmin * Cobalt Qube3 の中身について [ ユ−ザのディレクトリはどうなっている? ] qub3# cd /home/user; ls -l | grep tomo drwxr-s--x 6 tomo users .. tomo qub3# ls -al tomo drwxr-s--x 2 tomo users .. Network Trash Folder drwx--S--- 2 tomo users .. Private drwx--S--- 2 tomo users .. mail drwxr-xr-x 2 tomo users .. web << 個人用のWWWディレクトリ。よい 子では使わない。 qub3# ls -l tomo/web -rw-r--r-- 1 tomo users .. index.html qub3# ls -l tomo/mail -rw------- 1 tomo users .. Sent-mail << WebMail から送ったメ−ルの控え。 qub3# cat mail/Sent-mail From tomo@qub3.nix.co.jj Tue Oct 9 15:47:28 2001 +0900 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp X-Mailer: Cobalt Webmail Date: Tue, 09 Oct 2001 15:47:27 +0900 From: =?ISO-2022-JP?B?dG9tbw==?= To: katou@nix.co.jj Cc: Bcc: Subject: =?ISO-2022-JP?B?ZmZm?= Status: O X-Status: A X-Keywords: X-UID: 7 test desu 以下、だ−と送った分だけ続く。 [ WebMail を制御しているプログラムはどこにある? ] WWWブラウザで Qube3 にロッグインして、WebMail にアクセスしていると URL のとこ ろに .../web/base/webmail/genfolders.php というように表示される。 WebMail の画面 からメ−ルの消去ができる。どうやらこの webmail ディレクトリにある removemsgs.php 辺りが担っていると推測できる。 qub3# su admin, admin で入って以下の find をやると Password: admin エラ−が出てしまう。root になってやること。 qub3# find /usr -name "genfolders.php" -print /usr/sausalito/ui/web/base/addressbook/genfolders.php これは何かな。 /usr/sausalito/ui/web/base/webmail/genfolders.php これだと思う。 qub3# ls -F /usr/sausalito bin/ codb/ destructor/ include/ sbin/ swatch/ capstone/ conf/ devel/ lib/ schemas/ ui/ cced.socket= constructor/ handlers/ perl/ sessions/ qub3# ls -F /usr/sausalito/ui conf/ libPhp/ menu/ style/ web/ qub3# ls -F /usr/sausalito/ui/web base/ libJs/ logoutHandler.php splashPersonal.php error/ loggedIn.php nav/ splashPrograms.php index.html login.php post.php uifc/ libImage/ loginHandler.php splashAdmin.php qub3# ls -F /usr/sausalito/ui/web/base addressbook/ dhcpd/ ftp/ network/ system/ winshare/ am/ disk/ import/ power/ telnet/ wizard/ apache/ dns/ ldap/ quotastats/ time/ workgroup/ appleshare/ email/ maillist/ raid/ user/ backup/ fileshare/ modem/ snmp/ webmail/ cache/ firewall/ multidrop/ swupdate/ webstats/ qub3# ls -F /usr/sausalito/ui/web/base/webmail Attachments.php getattach.php messagesSplash.php MultiFileUploadHandler.php imapCannotConnect.php movemsgs.php compose.php imapServerDown.php noImapAccount.php composeHandler.php imapconnect.inc readmsg.php composeHandlerPage.php inbox.php removemsgs.php (注) createmailbox.php loadwebmail.php splash.php createmailboxHandler.php login.php splashWebmail.gif dropmailbox.php loginHandler.php splashWebmail.jpg genfolders.php (注) logout.php getVirtUser.pl mailboxAdmin.php * forward と vacation のテスト '99/07 [ Apollo での forward 機能のテスト ] vacation の前に .forward ファイル自体ちゃんと動作するのか、 手元の Apollo で試す ことにする。 sendmail はマシンに最初から入っていた 5.65c と万能 sendmail.cf を使 った。1つのマシンに haruo と tarou と katou というメ−ルユ−ザをもうけ、 メ−ル サ−バを介さずロ−カルで .forward が効くかテストする。haruo に .forward を仕掛け て、tarou から haruo にメ−ルを送る。 .forward で katou にメ−ルが転送されればよ しである。haruo 自体にはメ−ルはこない。 設定のポイントは .forward ファイルのパ−ミッションだった。オ−ナの所有になってい てオ−ナが読むことができること。オ−ナが違うと .forward は無視されて転送はされな い。ただし無視されるだけなので、メ−ルは haruo には来ることになる。.forward ファ イルのパ−ミションが誰でも読み書きOKになっていたので、オ−ナがどうなっているか まで気が回らなかった。はまってしまった。しかし .forward に vacation を記述すると "/usr/ucb/vacation haruo"... User unknown というエラ−が出てだめだった。この場合 ロ−カルでは処理せずにメ−ルサ−バに問い合わせに行っていた。ここで何か問題が?。 /etc/local_names ----------------- /usr/lib/sendmail -bd -q15m : 5.65c |haruo /usr/lib/sendmail.cf : 万能 sendmail.cf |tarou /usr/ucb/newaliases |katou haruo $ /bin/ls -la ~/.forward -rwxrwxrwx+ 1 haruo .forward << -r-------- でよい。 haruo $ catf ~/.forward << メ−ルの転送先。 katou tarou $ /usr/ucb/mail -v haruo << .forward が効いている。 Subject: test mail no test . EOT /usr/people/haruo/.forward: line 1: haruo... forwarding to katou katou... Connecting to (local)... katou... Sent [ vacation プログラムの働き ] 一度 vacation 自体の動きを調べてみる。 .forward ファイルでは vacation プログラム に、メ−ルのメッセ−ジをそのままパイプでつないでいる。それで先の Apollo の環境で tarou から $ /usr/ucb/mail -v haruo とやって haruo にメ−ルを送り、 haruo 側でメ ッセ−ジを読む。これをファイルとし vacation にぶち込んでやったのだ。このテストは うまく行った。 $ catf ppp | /usr/ucb/vacation haruo とやると10秒ぐらい時間がか かる。これは ~/.vacation.pag ファイルに、 返事した相手の名前を記録している時間み たいである。メ−ルを送るだけならものの数秒で済むはずだから。 << haruo 側 >> $ /bin/mail << tarou からきたメ−ル。 From haruo Tue Aug 17 15:40:33 1999 Received: by node_abc.nix.co.jj (5.65c/nix.1.0) id AA01295; Tue, 17 Aug 1999 15:40:32 +0900 Date: Tue, 17 Aug 1999 15:40:32 +0900 From: tarou Message-Id: <199908170640.AA01295@node_abc.nix.co.jj> To: haruo test desu これをファイル ppp として、直接 vacation にリダイレクトする。vacation プログラム は来たメ−ルの最初 "From haruo Tue Aug 17 15:40:33 1999" だけを見ている。 どれが 関係しているのか、1行ずつ消して試して行ってみて分かった。 ~/.vacation.msg -------------------------------- |From: haruo@nix.co.jj |Subject: I am on vacation | |おやすみです $ /usr/ucb/vacation -I << .vacation ファイルを初期化する。 $ /bin/ls -al ~/.vacation.pag << .vacation.pag は0になる。 -rwxrwxrwx+ 1 haruo 0 .vacation.pag $ catf ppp | /usr/ucb/vacation haruo << vacation コマンドを実行する!!。 $ /bin/ls -al ~/.vacation.pag << 返事を出した相手を記録している。 -rwxrwxrwx+ 1 haruo 1024 .vacation.pag .vacation.pag をダンプしてみた。7 と tarou という文字が見える。 03d0: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ,,,,,,,,,,,,,,,, 03e0: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ,,,,,,,,,,,,,,,, 03f0: 00 00 00 00 00 00 37 b9 0a 50 6b 74 65 73 74 00 ,,,,,,7,,Ptarou, vacation のテストをやる時は、この .vacation.pag ファイルには注意である。vacation プログラムは休暇中にきたメ−ルに、自動で休暇中ですと返事を出す。同じ人からのメ− ルには何回も返事を出さないように、.vacation.pag ファイルで管理するようになってい るのだ。上に見える ,7,, は7日間を意味する。つまり同じ人からのメ−ルは1週間は返 事しないようにしている。7日間はデフォルトであり、変更するには vacation でオプシ ョン指定する。.vacation.pag 管理ファイルをクリアするのは、vacation -I とやる。こ れで .vacation.pag ファイルはサイズ0になる。 << tarou 側 >> $ /bin/mail << vacation が効いてメ−ルが送られている。 From haruo Tue Aug 17 15:41:28 1999 Received: by node_abc.nix.co.jj (5.65c/nix.1.0) id AA01301; Tue, 17 Aug 1999 15:41:25 +0900 Date: Tue, 17 Aug 1999 15:41:25 +0900 Message-Id: <199908170641.AA01301@node_abc.nix.co.jj> From: haruo@nix.co.jj Subject: I am on vacation Apparently-To: tarou おやすみです