10-6. Apollo はまだまだ現役 `02/05 (1) Apollo にディスクを増設する * チャレンジ ずっと永いこと、Apollo には自前でディスクは付けられないと思っていた。 特殊なディ スクでないかと思っていたからだ。Apollo の生産が打ち切られて、 HP社からディスク などを購入できなくなった。5年ぐらい前までならサ−ドパ−ティで唯一、1社だけ外付 けディスクやメモリを売っているところがあった。容量は1GBで、 425t 用にだいぶ買 ったことがある。しかしそれだけでは足らなくなってきてしまった。何とかできないもの かと、一度他EWSのディスクを付けられないか検討してみることにした。 SCSI のディ スクドライブなら基本的にはどこにもってきても動くのでないか。それに先のサ−ドパ− ティの会社に昔電話した時、2GBでもいけるのでないかと、ちらっと聞いたことがあり、 それも確かめてみようと思った。 以前、このよい子にメ−ルをくれた "アポロコンピュ−タ化石館" のアポロユ−ザに聞い てみた。この人はIBMや Maxtor のディスク、 それに DAT や CD-ROM まで Apollo に 付けている。DSP4500 のマシンには QUANTUM の FIREBALL ST4.3S (SCSI-2)も付けたりし ているのだ。DSP はディスプレイのない Apollo のサ−バ機である。すぐに返事をくれて 4GBなら SR10.4.1 でも行ける、それ以上のディスクを付けたいならパッチがフリ−ソ フトで出ているとのこと。これだけ教えてもらって、ともかくできそうだという感触を得 ることができた。後はチャレンジしてみるだけだ。ディスクがうまくいったら、カ−トリ ッジ・テ−プや DAT ドライブも試してみるか。INDY の外付けの CD-ROM ドライブを Sun で使うとかやるよな。 とりあえず INDY の2GBの SCSI ディスクが余っていたので、これをトライすることに した。COMPUTER DYNAMICS 社製の外付け用ハ−ドディスクで、 中身は Seagate ST32430N、 2.14 GB である。すでにディスクが1個付いた Apollo にディスクを増設するには、二通 りのやり方がある。増設した分をマウントして使うのと、増設したのも含めて1個のディ スクとして使うやり方である。後者はつまり一つの論理ボリュ−ムとして扱う方法で、デ ィスクのフォ−マット時に、ストライピング指定する。ここでは前者のマウントするやり 方にし、増設分は専らデ−タを入れることにする。まとめると、1GBの外付けディスク が付いた 425t に、2GBの外付けディスクを追加することで進める。 先ずは手始めに Apollo やINDY の筐体の中をじっくり見てみる。 どのようにディスクが 接続されているか。外付けディスクも箱の中を開け、分解してみる。タ−ミネ−タがどう 接続されているか。ハ−ドディスクのジャンパ−スイッチが内臓と外付けの場合で、どう 違っているかもチェックする。これで大方、どうやって接続すればいいか分かってくるは ずである。そんなんでいろいろやってみたが、壊れるようなことはないみたいである。そ れと SCSI 自体の勉強も少しする必要がある。UNIX系の雑誌には、ほとんどディスク などハ−ドウェアの話は昔からあまりなかった。パソコン雑誌には結構、記事が載ってい る。小生も時たま DOS/V の雑誌を買っていたので、それも出して見ることにした。 * 先ずは情報収集 [ Apollo の関連URL ] http://www.hunkler.com/aegis/aegis_scsi.html > Adding higher capacity SCSI drives to Apollo workstations. ここにはOSのバ− ジョンと付いたディスクの製品名が一杯記載されている。 http://www.citi.umich.edu/apollo-archive/ > University of MIchigan Apollo Archive。kbs_patch-1.2.tar.gz、Apollo のディスク 容量をアップさせるパッチ。4GB(4*1024**3) 以上の SCSI ドライブ用。数百行足らず。 http://www.twoowls.net/apollo/apollo-faq.html > Apollo ユ−ザ必見。[5.0] SYSTEM RELATED HARDWARE に、どのようにディスクや 8 mm テ−プドライブが付くか細かく書かれている。1999/12/14 更新。 http://apollo.maxnt.co.jp/apollo/ > アポロコンピュ−タ化石館。 99年までは http://apollo.pictinc.co.jp/apollo/ だ った。Apollo のハ−ドウェアの情報が載っている。`28/03 初め見たらまだあった。 [ 91年当時の Apollo のカタログから ] HP Apollo 9000 シリ−ズ 400、モデル 400t/425t > SCSI-1(ANSI x3.131 -1986) シングル・エンド。5.0 Mbyte/sec(同期)、1.5 Mbyte/sec (非同期)。最大デバイス数7台/インタ−フェ−ス。シ−ルド高密度50ピン。内臓型 マスストレ−ジ、最大2台。3.5 inch ディスク 420 Mbyte または 209 Mbyte。平均シ −ク時間 14 ミリ秒、平均回転待ち時間 8.3 ミリ秒、ランダムI/O/秒 42。読み取 り/書き込みスル−プット 800 Kbyte/sec。425t の CPU MC68040, 25 MHz, 22.1 MIPS。 Domain/OS SR 10.3 PSKQ3_91 でサポ−ト。 HP Apollo 9000 シリ−ス 400、モデル 400s/425s/433s > SCSI のスペックは 400t/425t に同じである。 400s, MC68030, 50 MHz, 12 MIPS 425s, MC68040, 25 MHz, 22 MIPS Disk types: 1340Mb SCSI Disk 433s, MC68040, 33 MHz, 29 MIPS 内臓 1.35 Mbyte、Domain/OS SR 10.3 PSKQ3_91 でサポ−ト。 5.25 inch, 最大3台、平均シ−ク時間 14.5 ミリ秒、平均回転待ち時間 7.5 ミリ秒。 DN3500/4500/5500 > 1988年頃発売。MC68030、DN3500 -- 25 MHz。DN4500 -- 33 MHz。MAX 32 Mbyte メ モリ、155〜697 Mbyte ディスク。DNシリ−ズの最後が DN5500である、1990年前 半ぐらいまで販売していたのかな。最初 DN3000 シリ−ズを購入して、アップグレ−ド しながら DN5500 までできた。400 シリ−ズはDNシリ−ズが終わってからである。 * ディスク設置の手順 先ずは掃除。そして水銀電池を新しいのに替えておこう。同じ型のものはパソコンショッ プでは売ってない。別に 2.5 V のものなら何でもいいみたい。`27/04 間違い訂正、水銀 電池でなくリチウム電池でした、425t に入っていたのは Panasonic の BR2325 3V、ネッ トにはありました315円。電池が足らないとカレンダ−が狂って invol はできても、OS が立ち上がって来ないとかいう現象が起きてしまう。Apollo の SCSI ID の番号の取り決 め。6:内臓1番目、5:内臓2番目、4:外付1番目、3:外付2番目となっている。IDの高い 順にディスクは起動するようになっている。ちなみに0番はカ−トリッジテ−プドライブ、 1番は外付け光磁気ディスク?、7番は SCSIアダプタ本体である。SCSI アダプタはマザ −ボ−ドと一体になっている。それと、どこやらに Apollo は7個まで SCSI ディスクは 付けることができるが、一度に使えるマウントは5個までと書いてあった。 ---------------- ------ SCSI タ−ミネ−タ | | |デき| ↓_________ | | |ィょ| *-| | サ−ドパ−ティ製のディスクドライブに | | |スう| --| w3:0 | Seagate の2GBディスクを入れてみた。 | | |クた| | --------- こっちが新たに作るディスク。 | | |ない| | _________ ---------------- |し | --| | サ−ドパ−ティ製の1GBディスクドラ / node_abcd \---| |-----| w4:0 | イブ。当時20万円ぐらいした。これに ----------------- ------ --------- Apollo のOSが入っている。 1. ハ−ドディスクの SCSI ID を3にする。 << 直接ディスクのピンで設定、そして取付。 2. $ /systest/ssr_util/scsi_info << 一応 SCSI デバイスの接続状態をみる。 3. $ /com/invol << 増設するディスクをフォ−マットする。 4. $ /com/calendar << 増設ディスクのクロックを設定する。 5. $ mtvol w3:0 /www << 手動でマウントしてみる。一応 /www に。 6 $ ld /www << ちゃんとマウントされているか確認する。 [ 使う SCSI ディスク ] 何とサ−ドパ−ティの外付けディスクドライブに入っていたディスクは、メ−カ名が書い てなくて、ジャンパ−スイッチもろくになかった。 これでは SCSI ID の番号すら分から ない。Seagate のはWWWに詳細な情報がのっていた。SCSI ID はもとより、ジャンパ− ピンの配置や意味も記載があった。 ST32430N の他にも ST31230N や ST34573N なども手 元にあって、ピンの差し込みを見てみた。だいたい2〜3箇所しかピンを差し込んでいな い。TP だったり TP' だったり、どうもこの2つはあまり関係ない。 PE のパリティチェ ックはどれも差し込んであった。内臓用ディスクで ME に差し込んであるのがあった。外 付けの場合、ME は外した方がいい。外付けディスクとして認識できないようだった。 そ れに TP と TP' のこと、外付けは TP' に、内臓は TP にピンを差した方がいいみたい。 www.seagate.com/support/disc/scsi/st32430n.html S L R st32430n.html を参照。フォ−マット容量 2.14 GB、 予約 A A A S E E Speed 5400 rpm、Seek time 10.4ms と書かれている。 ____ 2 1 0 P D S | | |||||| TE : Enable Terminators ---------------------- DS : Delay Motor Start | Seagate ST32430N | ME : Enable Motor Start | | WP : Write Protect |‥ TE | PE : Parity Option |‥ DS | TP : Term. Power from Drive |‥ ME | TP': Term. Power to SCSI BUS |‥ WP | |‥ PE ◎ | SCSI ID |‥ SS |― A0 1 ← ここと |‥ TP 裏面 |― A1 2 ← ここにピンを差し込む。 |‥ TP' |― A2 4 | | | ---- ------------- | ドライブ装置に付いていたディスクのジャンパ− | | | | | | スイッチは、PE と TP' にピンが差し込んであっ ---------------------- ただけである。そのままで問題なかった。 ディスク容量の計算、cylinder : 3983, head : 9, sec/track : 117 という値がどこか で出てきた。これによれば 3983*117*9*512 = 2147378688 byte。Apollo の画面だったか どこだったか。cylinder の数はこれでいいのか、できるならもう一度確認したい。 * ノ−ドスペックの確認(システムテスト用コマンド) $ /systest/ssr_util/scsi_info 0から6番まで出て来る。何もデバイスが付いて Target 0: なければ、Target does not exist と表示される。 Target does not exist | Target 4: Target 3: にもディスク情報が出て来るはず。 Device Type: Disk Vendor: HP Product: C3324A Rev Level: 5188 ANSI version compliance: SCSI-2 Features supported: Relative Addressing; Synchronous Data Xfer; Linked Commands; Cacheing; Command Queueing; これで作業用のディスク、SCSI ID=3 のディスクが表示されても、invol で w3:0 と指定 してもディスクを認識できない場合がある。作業用のディスクも電源を入れておいて、マ シンを起動すること。起動時のモニタの表示に、作業用ディスクの型番などもちゃんと出 てくることを確認しておきたい。ディスクの ST32430N でも ST34573N でもピンが TP の とこに刺さっていると、起動時に error 表示がでてくる。ピンを TP' の位置にすること。 * ディスクのフォ−マット(イニシャライズ) $ /com/invol invol (initialize_volume), revision 10.4, December 30, 1991 11:38:02 am Options are: 0 - EXIT. 1 [-fnb5um] - initialize virgin physical volume. 2 [-fnb5u] - add a logical volume. 3 [-fnb5] - re-initialize an existing logical volume. The following flags apply to options 1 thru 3, as indicated: f: don't re-format disk u: don't prompt user - use defaults n: make non-bootable volume b: apply bsd unix acls 5: apply sys5 unix acls m: build a multi-disk (e.g., striped) group 4 - delete a logical volume. 5 - list logical volumes. 6 [-e] - list badspots on disk or volume ... -e: list in decimal. 7 [-f] - initialize physical badspot list. 8 - create or modify an os paging file. 9 - add to existing badspot list. 10 - OBSOLETE 11 - remove from existing badspot list 12 - configure disk quota table Option: 1 << ちょっと時間かかる。30分ぐらいか。 Select disk: [w=Winch|f=Floppy|q=Quit][ctrl#:][unit#] w3:0 Physical volume name: w3 << 名前は何でも構わない。 Milestones are not available during format of a logically addressed disk. Formatting. Verification options are: 1 - no verification 2 - write all blocks on the volume 3 - write and re-read all blocks on the volume Enter verification option: 1 Expected average file size, in kB (CR for default, 5 kB): [Return キ−] For each logical volume to be formatted, enter the logical volume size (in kB), followed by the name, in the form "size, name". Up to 10 volumes may be specified. Terminate input with a blank line. Specifying a size of "all" will use all remaining blocks. There are 2086060 kB available. volume 1: all << パ−ティションを切るかという話。Apollo ではそ Use pre-recorded badspot info? y んなことしない。1つのパ−ティションとする。 The pre-recorded badspot list is empty. Writing logical volume 1. Initialization complete. Anything more to do? n $ $ mtvol w3:0 /www << 手動でマウントする。 マウントポイントはとりあ $ ld /www えず /www という名前にした。何でも構わないが。 $ lvolfs # free # total % free node id entry directory 831352 1029688 81 ABCD / 2080180 2086016 100 ABCD /www ------------------------------- 2911532 3115704 93.45% 2 volumes. /sys/node_data/etc/rc.user << マシン起動時にマウントするようにした。 --------------------------- | | |/com/mtvol w3:0 /www | |(echo "." >/dev/console) |exit 0 (2) SCSI ディスクについてお勉強 * SCSI( Small Computer System Interface )の仕組み SCSI はネットワ−クと同じである。 1本の SCSI バスの上に直列に SCSI デバイスを接 続する。接続できるデバイスは8個で、SCSI ID の0から7番で区別する。 SCSI バスの 出所はコンピュ−タ本体内のマザ−ボ−ドまたは別になった SCSI カ−ドである。正式に は SCSI ホストアダプタと呼び、通常 SCSI ID は7番になっている。SCSI バスの両端は イ−サネット同様、終端抵抗(タ−ミネ−タ)が必要である。EWSの後ろに飛び出して 付いているコネクタがそうである。これは外付けのタ−ミネ−タということになる。SCSI のハ−ドディスクは、ディスクのジャンパ−スイッチで、タ−ミネ−ションの設定ができ ようにもなっている。これを設定すれば、外付けのタ−ミネ−タは不要ということになる が、普通はそのような使い方はしないようである。 SCSI のインタ−フェ−スは、SCSI-1 から 3 までいろいろある。 現在一番流通している のは SCSI-2 のシングルエンデッドというタイプである。シングルエンデッドでの種類を 下に記したが、下位の互換性はある。 SCSI ホストアダプタが Ultra SCSI をサポ−トし ていれば、Fast SCSI も SCSI-1 のデバイスも混ぜて接続できるということになっている。 SCSI の接続口は 50 ピンと 68 ピンがある。68 ピンのは Wide SCSI タイプのSCSI-3 規 格のハ−フピッチ D-Sub 68 ピンという。50 ピンのコネクタより薄くて細長い。 それに 同じ 50 ピンでも、いろいろな形をしている。SCSI 接続ケ−ブルは1本だが、Wide SCSI でもう1本拡張ケ−ブルを使うのもあった。こちらは広まらなかったが。 SCSI は何台も SCSI デバイスをディ−ジ・チェ−ンできるが、 接続していくデバイスが Narrow の SCSI バス対応だったり、Wide だったりする場合がある。こうした混在は信頼 性がダウンしかねないのであまりやらない方がいいようである。もし混在させたい場合は Wide-Narrow コンバ−タというのをかます。コネクタが2個ひっついたようなもので、値 段は1万円ぐらいらしい。デバイスを接続する際は、 Narrow は Narrow で連続してつな げること。その次に Wide をつなげていくというようにまとめた方がいい。どこかの雑誌 にはデ−タ転送幅の小から大はダメ、 つまり 8 bit の SCSI デバイスの次に 16 bit の SCSI デバイスを接続してはダメという記事もあったような。 ・Single ended transmission : 特に書いてなければたいがいこのタイプ。 ・Differentail transmission ( Hight Voltage Differentail/HVD )ともいう。 ・Low Voltage Differentail transmission( LVD )、Ultra2 という。 ・Ultra2 SCSI の次世代規格の Ultra160/m。 ・シリアル SCSI と言うのも出てきている。 << インタ−フェ−スの種類 >> シングルエンデッド・タイプの SCSI インタ−フェ−ス ------------------------------------------------------------- SCSI-1 SCSI 8bit 5MB/s 50pin 6m 7台 SCSI-2 Fast SCSI 8bit 10MB/s 50pin 3m 7台 SCSI-2 Wide SCSI 16bit 20MB/s 50pin 3m 15台 SCSI-3 Ultara SCSI 8bit 20MB/s 50pin 1.5m 7台 SCSI-3 Ultara Wide SCSI 16bit 40MB/s 68pin 1.5m 7台 ※ デ−タ転送幅が 8 bit のを Narrow SCSI という。16 bit は Wide SCSI という。 Wide SCSI が出て、呼び方がなかった 8 bit のを Narrow というようになった。 ※ SCSI の規格:SCSI-1 '86 ANSI X3.131-1986 5 MHz SCSI-2 '94 ANSI X.3131-1994 10 MHz SCSI-3 まだちゃんと標準化されてない?。 << タ−ミネ−ションの種類 >> 1. Active : 普通はこれが使われる。タ−ミネ−タで使う電圧の関係らしい。 2. Passive : SCSI-1 の時代のもの。今はほとんど使われないもよう。 外付けのタ−ミネ−タに ACTIVE と書いてあるのもあった。たいがい何も書いてない。ブ ラックボックスのカタログには、 Forced-perfect と Differential という種類もあった。 Forced-perfect はこの4つの中で一番高価、Differential はノイズに強くEWSなんか に使われるとのことだ。 << デ−タ転送方式 >> 1. PIO > マザ−ボ−ドの CPU を使う。つまり SCSI デバイスを使っていると他が遅くなる。 2. DMA( Direct Memory Access ) > マザ−ボ−ドの CPU は使わない。マザ−ボ−ドの DMA 機能を使う。 3. バスマスタ方式の DMA > マザ−ボ−ドの CPU は使わない。SCSI ホストアダプタの DMA 機能を使う。 * 参考サイト http://www.synnex.co.jp/htdocs/support/data/scsi_cnt.html > SCSI 機器TIPS。SCSI の互換性がわかる。よくまとまっていて参考になる。 http://www.quantum.co.jp/tec/scsi.html > SCSI ディスクのジャンパ定義が解説されている。 http://www.seagate.com/support/disc/scsi/st32430n.html > 絵もあって、ジャンパ−スイッチや SCSI ID の説明がある。 「DOS/V magazine」 1996/11/01 Vol.5 No.20 > P.278〜295 "SCSI カ−ドを研究する"。一番参考になった。 * SCSI ディスクの設定の仕方 パリティチェック、WIDE( 16 bit )転送、同期転送か非同期転送にするか。これらはディ スクと SCSI ホストアダプタとのネゴシエ−ションで、可能なら設定されるので、ディス クのジャンパ−スイッチ(ピン)を有効にしておくといい。 SCSI ホストアダプタと SCSI デバイス間のデ−タ転送で、 パリティチェックはデ−タ転 送をちゃんと行なっているかチェックするし、WIDE 転送なら速くなるし、 同期転送にで きればまた速くなるという寸法である。 SCSI はケ−ブルの長さや品質が問題になる場合が結構多い。 調子が悪い時はケ−ブルを 代えてみる。タ−ミネ−タも問題になる時がある。 SCSI ID をセットするピンが2ヵ所ある。どちらか1ヵ所で設定すればいい。外付けのド ライブの場合、箱の外から SCSI ID を設定できるように、 1ヵ所のピンと設定スイッチ がつながっている。ただケ−ブルがつながっているだけである。 安物のディスクには、ジャンパ−スイッチがない。メ−カ名も書いてないこともある。こ れでは各スイッチの意味を調べようがない。 SCSI ホストアダプタも安物は BIOS ROM が ない。BIOS ROM があればコンピュ−タからパリティチェックなど各種設定ができる。 LED のピンに LED をつけるとディスクアクセスした時に点滅する。別に LED の光を付け たくなければ接続する必要はない。別に問題はない。 SCSI ディスクは現在 SCSI-2 の Fast SCSI タイプが多い。 SCSI-1 とも互換性があるの で、だいたいケ−ブルが合えばディスクの互換性はあるとみていい。 SCSIのタ−ミネ−ションをどうするか。ディスクのジャンパ−スイッチで設定するのでな く、筐体の外に付けるタ−ミネ−タで終端抵抗にするようにすれば間違いないだろう。外 付けタ−ミネ−タはただのコネクタみたいなもの。 * 著名メ−カ Seagate : 名が通っている。INDY のディスクはこれだった。 Maxtor : Apollo の DN5500 にも付いていた。5 inch の ESDI というタイプ?。 IBM : 音が静かということで評価されているもよう。 Adptec : SCSI カ−ドで有名なメ−カ。http://www.adaptec.co.jp/。 * その他メモ マウントの意味は?。マウントしたら一体どれだけの容量まで可能なのか。ハ−ドディス クのマウントは SCSI 接続の台数で制限が来るが、NFS だってマウントには違いないぞ。 2GBや4GBのディスクはもうあまり売ってない。99年ぐらいから8GBが最低で製 品の主流になっている。パソコンでも20GBぐらい付けるのが当り前になっている。 タ−ミネ−タやフラットケ−ブルは結構高い。通信販売のブラックボックスなんか、なん でも揃っているけど高い。いろいろ規格なんかを調べるにはいいが。一度カタログ請求す ると、年に1〜2回分厚いのを送ってくる。http://www.blackbox.co.jp/。 DISK I/O の計測をするのに、DOS/V 機にはベンチマ−クのソフトがある。米 Ziff-Davis のソフト WinBench に Disk WinMarks というのが有名とのこと。他にも幾つかある。 ディスク容量の単位は K=1000 byte、 OSのファイル容量を言う場合は K=1024 byte で ある。ディスク容量はシリンダ x セクタ x トラック x 512 byte で計算できる。これは 基本だが最近のディスクはいろいろあって、単純にそうでない場合もあるとのこと。 マザ−ボ−ドの CPU と SCSI ホストアダプタ間の転送は、 PCI と ISA 方式がある。PCI の方が断然速くEWS、DOS/V 機も PCI 接続になっている場合がほとんどである。 ディスクのフォ−マットに関する用語として、ボリュ−ムラベル、パ−ティション、バッ ドスポットといったのがある。バッドスポットはディスクの悪い部分のこと。ディスクの フォ−マット時にリストを作って、スキップさせてディスクを使用したりする。 DOS/V 機用の安い外付け RAID、アドテック http://www.adtx.co.jp/ とか。IDE RAID の エヌエスピ−研究所 http://www.nspi.co.jp/ というのもある。 Windows NT はソフトウ ェア RAID ができる。他、SCSI ID を自動で割り振る SCAM という機能。 EWSでも SCSI デバイスのディ−ジチェ−ンはあんましというのもある。 すでに SCSI ボ−ドにテ−プドライブか何か付けている場合に、それにディ−ジチェ−ンするのでなく、 もう1枚 SCSI ボ−ドを付けてディスクを付けてくれという話。 2台のマシンによる SCSI ディスクの共有。マシン7□―■(5 Disk)―□6、 SCSI ホスト アダプタの ID は普通7番だが、変更できればこのような接続ができる。双方のマシンか ら同時にはディスクをマウントはできないようだが。 おまけ Fibre Channel はどういうもの。SCSI や IDE と並ぶインタ−フェ−ス。 論理的 には 126 台までデバイスを接続できるらしい。 前は高級なEWSにしか装備されなかっ たが、最近では DOS/V 機でもちらほら Fibre Channel 目にするようになった。`02/08 * E-IDE ディスクについて少し IDE、そして IDE を強化した Enhanced-IDE ディスクについても少し述べておいた方がい いだう。DOS/V 機では SCSI ディスクより、E-IDE ディスクの方がよく使われる。以前は IDE の速度が遅かったが、E-IDE が出て SCSI と同等またはそれ以上の転送スピ−ドが出 るようになった。現在、一般的には IDE ディスクというと E-IDE ディスクを指している。 SCSI と IDE の違いは接続できるディスクの数ぐらいの違いでしかない。IDE はマックス で4台である。DOS/V のマザ−ボ−ドには IDE コネクタ−が通常2個ある。 これでプラ イマリとセカンダリとなり、コネクタ−1個につき2台のディスクがつき、マスタ−とス レ−ブのディスクとして使える。IDE にはタ−ミネ−タとかはない。 信頼性についてはどうか。今でも SCSI の方が信頼性は高いといわれている。EWSはず っと昔から SCSI ディスクだった。IDE ディスクは1日8時間の運転を想定していて Sun Ultra 10 のディスクはよく壊れた。 Work Station メ−カである Sun のラインナップで、 Ultra 5 と Ultra 10 の中身は DOS/V 機で、ディスクは IDE だった。IDE のメリットは SCSI ディスクに比べて安いということ。今だとメ−カ物の IDE 20GBディスクで2万円前 後で買える。SCSI ディスクだと 9.1 GB でも3万円前後からになる。 それにしてもハ− ドディスクの進歩は著しい。98年ぐらいはまだ2GBのディスクだったぞ。当時買った Sun にディスクを増設しようと思ったら、もう純正品もサ−ドパ−ティ製もなかった。 (3) Apollo を1台仕立てる * 手順 どこかほかっていた Apollo のディスクレスのマシンをよみがえらせてみたい。Apolloの Domain/OS を入れたハ−ドディスクを作って、それをディスクレスだったマシンにセット すればりっぱな1台のマシンになるというような。先ず Apollo ディスク付きのマシンが あって、それにもう1個ディスクを付けて、他の Apollo 用マシンとしてそのディスクを セットアップする。Apollo 425t に外付けディスクが1個ついていて、もう1台外付けデ ィスクを付ける場合は SCSI ID が3の w3:0 という名前になる。 これを他の 425t マシ ンの内臓ディスクの1番目、w6:0 にする。 これで貴方も今日からアポロ・ユ−ザの仲間 入り。エディタとしてだけ使うのでも価値あるよ。 1) invol でディスクをフォ−マットし、OSのブ−トイメ−ジも入れる。 2) calendar を設定する。電池もあるかチェックする。 3) ディスクが余裕がれば、オ−ソライズエリアをそのままコピ−する。 4) OSと NFS などインスト−ルする。 5) chuvol してタ−ゲットマシンのノ−ドIDにする。 6) タ−ゲットマシンでの作業。 * 作業 1) invol でディスクをフォ−マットし、OSのブ−トイメ−ジも入れる。 $ /com/invol Option: 7 << badspot を調べて登録する。 Select disk: [w=Winch|f=Floppy|q=Quit][ctrl#:][unit#] w3:0 Terminate badspot entry with a blank line. : << リタ−ン。 Is the badspot information you entered correct? y これが数十分ぐらい時間がかかる、 Anything more to do? y Option: 1 -f << さらきにフォ−マット。すぐに終わる。 Select disk: [w=Winch|f=Floppy|q=Quit][ctrl#:][unit#] w3:0 Physical volume name: w3 << 物理ボリュ−ム名。名前は何でも構わない。 Enter verification option: 1 Expected average file size, in kB (CR for default, 5 kB): << リタ−ン。 volume 1: all << パ−ティションを切るか?、切らない。 Use pre-recorded badspot info? y Anything more to do? y Option: 8 << OSのブ−トイメ−ジを入れる。 Anything more to do? n 2) calendar を設定する。電池もあるかチェックする。 $ /com/calendar If you do not have a disk, enter none (N): w3:0 Time-zone: 9:00 difference you entered: (This is optional): jst Please enter today's date (year/month/day): 2000/05/31 Please enter the local time in 24 hour format(hour:minute): 12:00 3) オ−ソライズエリアをそのままコピ−する。 ディスクが2ギガとか余裕があれば、オ−ソライズエリアを入れる。次の 4) ぐらい 入れると600MBぐらいである。 $ mtvol w3:0 /disk2 << ディスクをマウントする。 $ /bin/ls -F /disk2 lost+found.list* sys/ sysboot* << invol でOSのブ−トイメ−ジだけ入。 った状態。 $ cpt /install /disk2/install -sacl << まるごとコピ−する。 4) OSと NFS などインスト−ルする。 Domain/OS SR10.4.0 の os 10.4 を先ず入れる。 それから os 10.4.1 などを入れて いく。uedk は Motif などXの開発キット、kdm は日本語環境である。nfs は文字通 り NFS である。注意、ここでの使用ディスクは 2.1 GBだが、インスト−ルはうまく 行っているように見える。しかし os 10.4をインスト−ルしただけで、マシンを起動 すると Crash_Status 00080024 と出てOSの起動プロセスが止まってしまった。 デ ィスク容量 2.1 GB は、os 10.4 は対応してないためと思われる。その後 os 10.4.1 を入れるとちゃんと起動してきた。肝心なことを書き忘れていた、本体の node_abcd は revision 10.4.0.11。つまり本体が SR10.4.1 でなくても、SR10.4.1 のディスク を作ることはできるということ。 $ /install/tools/install++ -s //node_abcd -mvx //node_abcd/disk2 CONFIG> s a 1. cc 6.8.m << os 10.4 がOSの本体。 os 10.4.1 が SR10.4.1 にす 2. kdm 7.0 るパッチ。 kdm はこれらOSを入れた後に入れること。 3. nfs 4.1 4. os 10.4 5. os 10.4.1 6. uedk 2.0 7. x11 5.0 CONFIG> se os 10.4 << select の se で入れるソフトを選択、configure の c CONFIG> c os 10.4 << で入れる中身の調整。 ** Name: install_env ** : [ all(D) aegis bsd4.3 sys5.3 ] ==> << リタ−ン。 ** Name: primary_env ** : [ sys5.3(D) bsd4.3 aegis ] Apollo の種類別のソフト sau はデフォルトでは ==> aegis 全部入る。sau11- 425s,425t、sau12- 400s,400t、 ** Name: ask_systype ** sau14- dn5500 でこれぐらいだけでもいい。 : [ sys5.3(D) bsd4.3 ] ==> bsd4.3 | << いろいろ聞いてくる、全部リタ−ンでとりあえずいい。 CONFIG> exit << これで選択したソフトのインスト−ルが開始される。 $ dmtvol w3:0 /disk2 << ディスクをアンマウントする。 5) chuvol してタ−ゲットマシンのノ−ドIDにする。 外付けディスクを、他の Apollo 用に変更してみる。ファイル全部を1個1個ボリュ −ムID(ノ−ドID)を変更していくので10分ぐらいかかる。これが済んだら外 付けディスクからディスクだけ取り出し、SCSI ID を6にセットして終わり。この作 業、ディスクをフォ−マットしただけのなら、ものの10秒ぐらいで終わるが。 $ /com/chuvol Select disk: [w=Winch|f=Floppy|q=Quit][ctrl#:][unit#] w3:0 new node_id? [ABCD] 1234 << 変更先のノ−ドID 1234。 value to be used as "original" node_id? [ABCD] << リタ−ン。 6) タ−ゲットマシンでの作業。 425t の筐体を開けて手前側のディスク設置場所にセットする。 セットするといって も SCSI のフラット・ケ−ブルがいるし、ディスクをちゃんと止めるゲタもないのだ が。ゲタは代わりに燃えにくい材料をかましておけばいい。ディスクの熱は少しぬく とくなる程度である。サ−ビスモ−ドで先ずカレンダ−を合わせる。ノ−マルモ−ド にして user.none.none パスワ−ドなしでロッグインし、マスタ−レジストリを作成 する。これでマシンをリブ−トすると root でロッグインできるようになる。 $ /etc/server /etc/ncs/llbd & $ /etc/server /etc/ncs/glbd -create -first -family dds & $ /install/tools/rgy_create $ ld /etc/daemons << とりあえずこれだけ空ファイルを作り、 リブ−ト tcpd glbd llbd rgyd する。日本語変換など細かな設定はこれからする。 * こんなんでもできた ディスクを初期化して、すぐにボリュ−ムIDを変えてしまった。上記ではOSもインス ト−ルしてからボリュ−ムIDを変えるのに。それでOSは以下のようにしてインスト− ルしたみた。os 10.4 と os 10.4.1 だけ install した方がいい。kdm は該当マシンにデ ィスクを付けてからインスト−ル作業した方がいい。kdm を下記のようにインスト−ルす ると /disk2 内の install や sysboot が消えてしまった。disk2 は外付けディスクでは なく、node_abcd のただのディレクトリになってしまっていた。 $ /com/invol 外付けディスクをフォ−マット。 $ /com/chuvol 外付けディスクのノ−ドIDを 1234 にした。 $ mtvol w3:0 /disk2 外付けディスクを /disk2 の名前でマウント。 $ cpt /install /disk2/install -sacl オ−ソライズエリアをコピ−。 $ /install/tools/install++ -s //node_abcd/disk2 -mvx //node_abcd/disk2 ↑ここがミソ。 * llbd と glbd と rgyd 作業 6) の注意。llbd については $ /etc/server /etc/ncs/llbd & で /sys/node_data/ rpcdep.dat rpcdllb.dat ファイルができる。次のコマンドが問題である。 マニュアル記 載の $ /etc/server /etc/ncs/glbd -create -first & これをやっても root でロッグイ ンができるようにならない。 user.none.none でしかロッグインできないし、これでロッ グインしても $ /etc/edrgy -l もできない。rgyd デ−モンは一応は稼働しているのだが。 /sys/node_data/glb.d glb.r ファイルができていないことが原因だった。 $ khelp glbd で表示してある最初のレプリカ(最初のインスタンス)を作成する場合のコマンド例の通り やったら glb.d, glb.r ファイルはできた。これで root ロッグインできるようになった。 $ /etc/server /etc/ncs/glbd -create -first -family dds & * 予備のディスクとする場合 425t の外付けディスクは SCSI ID=4 である。これに SCSI ケ−ブルでディスクをつなげ る、SCSI ID=3 である。3のディスクに対して上記の作業をやってきた、これをこの425t の予備ディスクとする。4のハ−ドディスクの電源を切ってマシンを起動する。これで3 のハ−ドディスクで立ち上がってくる。そして kdm や cc などをインス−ルする。-mvxl の l はオ−ソライズエリアがあるマシンではハ−ドリンクの指定ができる。 この指定で ディスク容量を節約することができる。 $ /install/tools/install++ -s //node_abcd -mvxl //node_abcd /sys/dm/startup_login.1280color 日本語環境を設定する。 ----------------------------------------------- |fl kf16 << この2つ追加すると日本語 |(0,500)dr;(799,955)cp /sys/dm/login_sh 入力できるようになる。 |cmdf /usr/apollo/japan/knj2/cmdf/kdm_kdf3.cmd << Shift+F1 と F2 で切り替え。 | cmdf user_data/startup_dm.1280color (4) インタ−ネット用予備サ−バにする `02/06/09 * Apollo はまだまだ使える 何と Apollo Domain/OS SR10.4.1 で、Apache 1.3.9 や sendmail 8.9.1 が動いてしまう。 HP社に1995年頃、買収された時多くの Apollo ユ−ザが、もうだめだとマシンを廃 棄していった。どっこいまだまだ、Apollo のマシンは現役で十分使える。 特にインタ− ネットのサ−バにはもってこいだ。そこで本書で設定しているインタ−ネット用サ−バの 3台の代替機に 425t を仕立ててみたい。残念ながらファイアウォ−ルのホストが壊れた 場合は対応できない。425t Apollo のネットワ−クの口は1つはイ−サネット、もう1つ は ATR( Apollo Token Ring ) のためである。ATR の口はカッチと回してはめるコネクタ なんだよね。パケットはイ−サネットも飛ぶんだけど。 425t はボ−ドの拡張スロットが ないのでどうしようもない。 それではWWWホストを代替する場合を考えよう。代替、暫定マシンといえどもセキュリ ティ対策は必要である。sendmail は 8.9.1 の DNS タイプ、 そして INDY にインスト− ルした CF ツ−ルで Domain/OS 用、SPAM対策した sendmail.cf を作って使うことに する。DNS の named はどうしようかな。 Apollo に入っている named 4.8.3 でとりあえ ずいいとするか。DNS の制御ファイルは、稼働している Solaris の named 4.9.7 のがそ のまま使える。制御ファイルのシリアル番号も特にアップさせる必要はない、そのままで いい。マシンを入れ替える時は、# mailq でメ−ルがないことを確認し、RouterのWAN 側のモジュラ−・ジャックを抜く。Apollo を接続して Router の電源を入れ直す。 これ でちゃんとなっているか ping やったり、SPAMチェックしたりしてOK。 sendmail 8.9.1-DNS | Apache 1.3.9 ------- WWW -------- 200.100.11.2 メ−ルリレ− |hostA| DNS1次 |Router| ------- MX hostA -------- .3| Solaris 2.6 |.1 ----------------*-----*---------------*------- 202.241.128.0 nix.co.jj .2| le0 ------- ------- Apollo sendmail-hosts FireWall-1 |hostG| |hostB| メ−ルサ−バ Solaris 2.6 ------- ------- SunOS 4.1.4 .2| le1 | .1 ----------------------*---------------*------- 192.168.1.0 [ Apollo の sendmail 参考 ] $ wd /usr/lib file coff 162636 sendmail.org Apollo オリジナル - hosts file unstruct 1858 sendmail.hf.org 〃 file unstruct 0 sendmail.st.org 〃 file coff 395738 sendmail 8.9.1-DNS file unstruct 5174 sendmail.hf 〃 file unstruct 614 sendmail.st 〃 [ NFS クライアントの設定 ] WWWコンテンツの転送なんかで NFS が使えた方が便利である。 クライアントでの設定 を少し述べておく。NFS サ−バ/クライアント共通で /etc/daemons/portmap がいる。ク ライアントのみで /etc/daemons/xpager2 がいる。 マウントするコマンドは /etc/mount で他のUNIXマシンと使い方は一緒である。 * WWWサ−バとしての設定 /etc/hosts ---------------------------------------------- |127.0.0.1 localhost |202.241.128.3 hostA mail.nix.co.jj loghost |192.168.1.1 hostB /etc/rc.local -------------------------------------- これ以外の部分はそのままでいい。lo0 のル |if [ -f /etc/ifconfig ]; then −プバックも必要。イ−サネットのインタ− | /etc/ifconfig lo0 127.0.0.1 フェ−スの確認は $ /etc/ifconfig eth0。 | /etc/ifconfig eth0 202.241.128.3 |fi |/etc/route add net 0.0.0.0 202.241.128.1 1 インタ−ネットへのデフォルト経路。 |/etc/route add net 192.168.1 202.241.128.2 1 内部ネットへの経路。FireWall-1で |if [ -f /etc/hostname ]; then IPアドレスを変換している。 | /etc/hostname hostA |fi /etc/rc Apache 1.3.9 の起動。rc ファイルの最後に -------------------------------------- 記述した。手動で起動する場合は次の通り。 |/usr/local/apache/bin/apachectl start |(echo "." >/dev/console) $ wd /usr/local/apache/bin |exit 0 $ apachectl start /etc/resolv.conf -------------------------- |nameserver 202.241.128.3 WWWホストの Solaris から DNS の制御フ ァイルを持ってきてそのまま使う。 /etc/named.boot, named.ca, named.hosts, named.rev, named.local。 $ ld /etc/daemons glbd llbd named rgyd sendmail tcpd $ /etc/edrgy WWWサ−バ用のアカウントを登録すること。 > do p www ユ−ザ。 アカウント管理の rgyd デ−モンが動いてな > do a www.none.none で登録。 いとWWWサ−バにアクセスできない。 * 社内メ−ルサ−バとしての設定 /etc/hosts ----------------------------------------------- |192.168.1.1 hostB hostB.nix.co.jj loghost 自分自身のホスト。 |202.241.128.3 hostA メ−ルリレ−先のホスト。 |192.168.1.3 hostC SMTP Mail user のホスト。 /etc/rc.local ------------------------------------------ |if [ -f /etc/ifconfig ]; then | /etc/ifconfig lo0 127.0.0.1 | /etc/ifconfig eth0 192.168.1.1 |fi |/etc/route add net 0.0.0.0 192.168.1.2 1 |/etc/route add net .... 社内のネットワ−ク・セグメントへの経路を全て |if [ -f /etc/hostname ]; then 書く。経路設定の確認は $/usr/ucb/netstat -rn。 | /etc/hostname hostB |fi /etc/services ------------------------- |pop 110/tcp postoffice pop 109/tcp はコメントにする。POP2 用である。 /etc/inetd.conf オプションの -s はログを取る。なくてもいい。 -------------------------------------------------------- |pop stream tcp nowait root /usr/etc/qpopper qpopper -s /usr/lib/aliases 現状 SunOS 4.1.4 の/etc/aliases を持ってくる。 POP はサ−バにアクセスする時にパスワ−ドのチェックをする。aliases ファイルは関係 ない。現状 SunOS 4.1.4 の /etc/passwd, /etc/group のデ−タを Apollo の/etc/edrgy コマンドで登録しなければならない。WWWホストでこのマシンを使う際には、不用意に アカウントがあってはならないので、また消す必要がある。Apollo には /etc/passwd フ ァイルを取り込むコマンド /etc/import_passwd があるのでそれを使うかだ。 /usr/lib/sendmail.org Apollo デフォルト分。sendmail に変えて使う。 /usr/lib/sendmail.cf 万能 sendmail.cf ファイルを使う。 $ /etc/mkhosts /etc/hosts newaliases をやる前に一応やっておくこと。 $ /usr/ucb/newaliases $ ld /etc/daemons glbd llbd rgyd sendmail tcpd (5) Apollo 用フリ−ソフトのコンパイル * 準備です http://apollo.maxnt.co.jp/apollo/ アポロコンピュ−タ化石館には Apollo Domain/OS 用のパッチとバイナリがいろいろおいてある。それを利用してもいい。とってきたファイ ルは /usr/local/source にかためて入れることにする。 メ−ルサ−バの POP3 ソフトは popper よりいいとされる Qpopper にする。http://www.eudora.com/qpopper/index.html にオリジナルはあるが、現在のバ−ジョンは Qpopper 3.0.2 である。 アポロ化石館には qpopper2.3_apollo.tar.Z があり、 展開した中に popper.apollo というのがそうである。 設定する際に /usr/etc/qpopper というようにコピ−して使う。 Qpopper は APOP, RPOP という認証機能をオプションで付加することができるが、この popper.apolloはノ−マル な Qpopper である。 ・アポロコンピュ−タ化石館にあるソフト。 Apache 1.3.0, bind 4.9.7, qpopper, samba, sendmail 8.9.0 ・GNU のソフト。以前小生がコンパイルしたもの /usr/local/bin/bison, make, patch ・プログラムと関連ファイルのバックアップ。 xxx.org というように Apollo /usr/lib/sendmail, sendmail.hf, sendmail.st に入っていたのをバックアップ。 * Apache 1.3.9 のコンパイル 1.3.9 のソ−スは前にとってきたのを使う。 xxx.tar.gz だと Apollo で展開できないの で、INDY で gz 部を展開し、xxx.tar ファイルを Apollo にもってきて使う。 パッチを アポロコンピュ−タ化石館から Apache 1.3.0 のパッチをとってくる。 Apache 1.3.0 用 のパッチなので、そのままではパッチがあたらない。手作業で変更部分を修正する。パッ チファイル DIFFs を見ればだいたい分かる。パッチの /src/include/conf.h ファイルは 1.3.9 では実質 ap_config.h このファイルになっているので、 ap_config.h を修正する。 パッチファイルを見て、! マ−クのとこは内容が変わった行、+ は追加された行、 -は削 除された行である。 $ /bin/ls -F /usr/local/source apache.tar* apache_1.3.0.apollo.patch/ apache_1.3.0.apollo.patch.tar* apache_1.3.9/ $ ld apache_1.3.0.apollo.patch DIFFs INSTALLATION README 注. Apollo は DSO 対応してない。 $ wd apache_1.3.9 $ /bin/start_csh Cシェルに入って configure かけること。make する $# ./configure とワ−ニングが結構でてくるが実行には問題ないみた $# /usr/local/bin/make い。ひょとして、# setenv SYSTYPE sys5.3 とすれば $# /usr/local/bin/make install パッチをあてなくてもOKだったかも知れない。 /usr/local/apache/conf/httpd.conf ---------------------------------- |Port 80 |User www デフォルトから修正した部分だけ示す。起動モ−ドは |Group none ServerType standalone がデフォルトになっている。 |ServerName www * WWWホスト用 sendmail のコンパイル $ wd /usr/local/source/sendmail-8.9.1 $ /bin/start_csh bsd4.3 だと uname がない、この m4 はいかんといっ $# setenv SYSTYPE sys5.3 てストップする。# は root で /bin/start_csh とや $# cd src; sh Build nocompile ると # の表示になる。 $# cd obj.DomainOS.10.4.m68k $# make sendmail Makefile で BINGRP= staff、LIBS= -ldbm とする。 $# make install ここまでやったら Ctrl+D で aegis に戻っておく。 < INDY でSPAM対策した sendmail.cf を作る > % cd /usr/local/source/CF-3.7W % cp hostA.def apollo.def 以前 Solaris 用に作ったので、OS_TYPE=domainos と % make apollo.cf 変えるだけ。apollo.cf を Apollo に持っていく。 < Apollo に戻っての作業 > $ cd /etc パ−ミッションをちゃんとする。これやっておかない $ /bin/chmod 666 sendmail.cf と newaliases やる時に怒られる。 /usr/lib/aliases ---------------------- |nobody: /dev/null |Postmaster: katou 次の newaliases でエラ−が出たら /usr/lib にある |MAILER-DAEMON: katou aliases.dir, aliases.pag を消してみること。 $ /usr/ucb/newaliases このように出たら正常。 newaliases は sendmail に /usr/lib/aliases: 3 aliases, .. リンクされている。 $ /usr/lib/sendmail -bt -d0.4 一応動作確認。少し時間がかかるが待つこと。 * Qpopper 3.0.2 をコンパイルしてみる $ /bin/start_csh Apollo のCシェル環境に入って作業する。 $# ./configure すんなりコンパイルとはいかなかった。 | creating ./config.status creating Makefile creating common/Makefile これら3つの Makefile の .c.o: のとこの -oをとる。 creating popper/Makefile ${CC} -c ... ${OS_DEFS} $< $@ creating mmangle/Makefile creating config.h popper/Makefile ここの ${LIBS} をとるか #LIBS = とコメントにする。 ----------------- |popper: ${OBJS} mangler_library common_library | ${CC} ${OBJS} -o popper ${mmangle_dir}/libmangle.a ${common_dir}/libcommon.a config.h configure するとこのファイルはできる。 -------------------------------- |/* #define HAVE_STRINGS_H 1 */ コメントにするか 1 のとこを 0 にする。 $# make Apollo の make、GNU のではない。 cd ./popper && make all /bin/cc -c -I.. -I.. -I. -I../mmangle -I../common \ -g -DHAVE_CONFIG_H -DUNIX pop_dele.c pop_dele.o | $# ls -l popper/popper -rwxrwxrwx+ 1 root 517265 Jun 13 12:44 popper/popper この popper を /usr/etc/qpopper にでもコピ−する。/etc/services, inetd.conf をい じって、$# kill -HUP inetd_ID をやる。動作確認は $ telnet localhost 110 とやって "+OK QPOP (version 3.0.2) at node_abcd starting." このように返答してきたらOKで ある。telnet から抜けるには quit と入れる。 以下は make でワ−ニングが出た所であ る。もし動作がおかしかったら、ここを修正してみること。 popper/pop_init.c 403行目が const * "_HERRORS". がおかしいと出た _HERRORS[h_errno] : "(unknown)" ), h_errno ); mmangle/striphtml.c 321行目が const * がおかしいと出た const char *szSrch = what ? gszEntNames : gszElemNames; Line 321 .. Illegal conversion from const * mmangle/etags.c 150行目が const * がおかしいと出た return &wordlist[key]; ワ−ニングが出るが telnet localhost 110 とやると、ちゃんとOKが出た。しかし実際 メ−ルを送って POP3 の設定したパソコンの Netscape Messenger で見ると、内容はちゃ んと来ているが、X-UIDL: KD(!!"%0"!;-N$"!;j>!! というように化けてしまった。ここは ちゃんと数字とアルファベットの並びが正常のようである。それでもう1つの 2.x系列の Qpopper も試してみることにした。こちらはちゃんと X-UIDL: のとこなっていた。 2.53 の方が軽いし、これでいいのでないか。 [ おまけ:Qpopper 2.53 のコンパイル ] 展開した qpopper2.53 ディレクトリに入って。$# ./configure をかける。そして 3.0.2 と同様、Makefile の LIBS = .. をコメントに、config.h の #define HAVE_STRINGS_H 1 を 0 にする。pop_auth.c と pop_bull.c の最初に #include を追加する。 これで $# make をやればOKである。サイズは 224910 byte で出来ていた。 * 4GB以上のディスクを付けるフリ−ソフト `28/05 Seagate ST34573N を SCSI ID=3 で外付けディスクとして /com/invol フォ−マットする。 ディスク容量は "There are 235932 kB available." となった。Domain/OS 10.4.1 では これが最大か。10.4.1 なら 4G(4*1024**3-1) まで行けると Apollo ユ−ザから情報をも らったが。Apollo の純正パッチがあるのか不明。 $ /systest/ssr_util/scsi_info では Target 3:、Vendor: SEAGATE、Product: ST34573N と出た。別な ST34573N で Apollo を 起動したら -- Failer List -- SCSI Device ID 3 と出た、このディスクは壊れている。 http://www.citi.umich.edu/apollo-archive/ の中にある kbs_patch-1.2.tar.gz パッチ を 10.4.1 にあてれば4GB以上でもOKとなる。 改めて今回見たら kbs_patch-1.4 が 出ていた。 Apollo は 425t で、パッチは 425t 用である /sau11/domain_os に当てるこ とになる。$ cpt /sau11 /sau11.tmp でコピ−して、 /sau11.tmp に試しにパッチを当て てみる。$ cpt /sau11 /sau11.org -sacl とやってオリジナルをとっておいて、/sau11の domain_os ファイルにパッチを当てる。/com/invol にはパッチは当たらない。 $ kbs_patch.bin /sau11.tmp/domain_os kbs_patch, version 1.2, built May 9 2008 at 09:45:19. Pagesize of machine is 4096 bytes. Search pattern is 0x2012 0x4c2a 0x0000 0x0004 0x2200 0xe089 0xe889 0x2d41 Replace pattern is 0x202a 0x0004 0xe088 0x4c12 0x0000 0x2200 Mapping file '/sau11.tmp/domain_os' for 0x122488 bytes. Pattern found, 0x6 Words changed at byte offset 0x2284c. /sau11.tmp ディレクトリの domain_os ファイルしか変更はされない。パッチを2回目当 ててみたら、最後の Pattern のところで "Error - couldn't exactly one occurance of search pattern." とエラ−が出た。しかしただ表示されただけ domain_os は何も変わっ ていなかった。パッチを2回当てたのは /sau11 をコピ−していて、どれが元のだったか 分からなくなりそうなった。元のを調べるため /install/ri.apollo.os.v.10.4.1/sau11/ domain_os と /sau11/domain_os の内容が同じか cmf コマンドを使った。 $ /com/invol Note that the maximum allowable logical volume size is roughly 4194304 kB (minus some for cylinder-alignment). There are 4430236 kB available. volume 1: all Adjusted to 4190156 kB; now 240080 kB available. volume 2: all Writing logical volume 1. Writing logical volume 2. Option: 8 Select disk: [w=Winch|f=Floppy|q=Quit][ctrl#:][unit#] w3:0 Physical volume "apollo". Logical volumes: # size (kB) name 1 4190156(d) 上の volume 2: をリタ−ンで抜けるとこうなる。 2 240080(d) これでは2番のボ # size (kB) name リュ−ムはマウン 1 4190156(d) Enter logical volume number: 1 トできない。 240080(d) vacancy #1 Size in KB for the OS paging file (CR for default value = 1000) [ kbs_patch-1.4 の notes に書いてあったこと ] 2000年12月に IBM の DDYS-T36950N、36.7GB を付けた話が出ている。volume 1 か ら volume 8 まで 4194284 kB、volume 9 は残り。$ netstat -config で DN5500 に付け たことが分かる。$ mtvol w2:0 1 /win_2_1 から $ mtvol w2:0 9 /win_2_9 で9個をマ ウント。lvolfs ではト−タル 40893200、12 volumes と出ている。 ------------------------------------------------------------------------------------ [ 付録 ] Apollo のモニタの替わりと有効利用 ● モニタ映りのよさを求めてディスクレス機へ `2a/10 * 久しぶりにアポロをいじった ここ何年かハ−ドディスク搭載の 425s 1台を普段使いにしてきた。モニタは A1097C を 最初つないでいたが、19インチのブラウン管でものすごい目が疲れるので、ソニ−の液 晶モニタにつなぎかえた。とてもきれいに映っていたのだが、この数ヶ月急に映りが悪く なった。どうも白色の発色がまだらになるので文字がみえにくくなるようである。それで ディスクなしの 425t を動かし、こちらにソニ−の液晶モニタをつないで、普段見ること にした。とりあえずこれまでの Apollo の 425t にドメインリングのコネクタをつないで 久しぶりに Apollo のネットワ−クを組んだ。 _____ _____ | ○ |---------------| ○ | 専用コ |__|_|---------------|_|__| ネクタ 社内ネットワ−クに | | インタ−ネットへ |425t |425s | ------------ ------------ | | | |DISK | ------- |node_1234 | |node_abcd | |ハブ | ------------ ------------ ------- ‖ ‖192.168.1.5 ‖ 〓〓 〓〓----------------〓〓 ネットワ−ク・ケ−ブルを node_1234 につなぎかえる。 * 先ず 425t を 425s のディスクレスにする /sys/net/diskless_list この登録をして Apollo のケ−ブルをつないで、425tを起動す ---------------------- る。>EX DOMAIN_OS でもよし、親機を認識するのに数分かかる。 |1234 $ /com/calendar 425t の時刻を合わせる。425t をサ−ビスモ−ドにしなくても これでできた。ディスクなしで (N)、Time-zone: 9:00、JST。 時計が狂っていると、他のパソコンなどから、この 425t マシンに telnet できなかった りできてもすぐにセッションが切れたりする。 425s のリチウム電池はちょっと前に交換 した。425t の方の電池はとりあえず換えてはいない。 `2b/01 のこと、ディスクレスの425t から Sun V210 のメ−ルサ−バに telnet して、1 分ぐらいでセッションが切れてしまうことになった。サ−ビスモ−ドにせず、rootでログ インして $ /com/calendar で時刻を合わせ、シャットダウンして起動した。これでOK。 * 425t で 425s のディスクレスになっていて $ wd /etc/daemons $ wd //node_abcd/sys/node_data.1234/etc/daemons README と Xpollo だけあり。 $ crf tcpd $ dlf Xpollo X-Window は使わないので消す。 /sys/node_data.1234/etc/rc.local ----------------------------------------- |/etc/ifconfig eth0 192.168.1.5 |/etc/route add net 0.0.0.0 192.168.1.2 1 $ /etc/inetd & 他のパソコンなどからこの Apollo に ftp や telnetアクセス したい時にこれをやる。普段は安全のため inetdは止めておく。 * 425s のTCPデ−モンを止めIPアドレス解除 $ sigp tcpd しばらく数十秒したら止まっていた。 $ /etc/ifconfig eth0 これでマシンのIPアドレスをなしにする。 eth0: macaddr 8:2:1k:6:s:a MACアドレスは適当な番号で参考。 $ sigp -uid DCA37014.D0040FS0G inetd のデ−モンを止めたということ。 ● Apollo にパソコン用のモニタが使えないか * ずっとだめと思っていた Apollo に DOS/V 用のモニタを使うことができないか。結論からいえばシンクオングリ− ン対応のモニタなら映る。そしてコネクタは Apollo 425t なら、Apollo 側が BNCコネク タ3線式、モニタ側が3列 Dsub 15ピンのケ−ブルで接続する。3線式がなければ、手に 入り易い5線式のでもいい。多分大丈夫いける。そう確信してシンクオングリ−ン対応の パソコン用モニタをつなげてみた。 このモニタは、INDY ですでに使っていて実績もある。 2004/09 に購入したソニ−の SDM-X73。一発、きれいに映りました。感動もんです。垂直 方向に少し画面がずれた以外は何も問題なさそうである。ずれはモニタ右のボタンで調整 できる。その後、2005/08 に SDM-X75F を買って付けた。映りは文字が少し汚いかな、ぼ けもところどころあるみたいだし。でも多分こんなもんだと思う。 400s, 425s は本体側が、高密度3列 Dsub 15 ピン。モニタ側が3BNCコネクタ。425t は 本体側モニタ側ともに3BNCコネクタである。 もっと古い DN5500 なんかはモニタ側は3 BNCコネクタだが、本体側は特殊なコネクタ形状である。 ちょっと DN5500 ではパソコン のモニタを付けるのはできない。ああ−、ともかくこれで Apollo ちゃんと一生、付き合 っていけるメドがついた。あのでかく重いディスプレイだけは持ち運びしにくいし、実の ところ10台ぐらいあるモニタ全て、映りが今ひとつだったのである。今は DN5500 のモ ニタが1台唯一クリア画面で日々見ている。しかしそれとても、時おり画面がぶれて仕事 にならないこともある。本当どうしようかと思っていたのだ。`25/07 * こんな接続でも問題なく映りました 試しに BNCコネクタ5線式/3列 Dsub 15 ピンのケ−ブルを2本、これを 10Base-2用の BNC T字バルブで接続してみた。別に問題なく映った。R,G,B のつなぎを間違えると、モ ニタ画面にケ−ブルがつながってませんと出る。 もっとも Apollo 425s のモニタ接続口 はオス Dsub 15 ピンなので、普通の DOS/V 用モニタ・ケ−ブル、つまり SDM-X75F 付属 のモニタ・ケ−ブルをそのままつないでOKである。 ----- Apollo BNC 液晶モニタ | | 425s T字バルブ --------- Sony SDM-X75F | |_ ----〓---- | | | Dsub| | R R | | Dsub | Sync-on-Green | □======|---〓---|======□ | 対応モニタ | | | G G | --------- ------- ----〓---- /___\ B B * (株)アイ・ディ・ケイ にらしい製品があった info@idk.co.jp BNC コネクタ3線式/高密度3列 Dsub 15 ピン 2メ−トル、5千円。先ずはこの変換ケ −ブルで試してみてくれ。駄目なら下記の信号変換器をさらにかませば、たいがいうまく いくという。まあ、ここのケ−ブルは高いので、別にパソコンショップで売っているので も構わないとのこと。また BNCコネクタ3線式でなくて、BNC コネクタが5個ついている のでも構わないとの話も。VEX-50B 同期信号変換装置 4万5千円、Sync-on-Green方式の ワ−クステ−ションにVGA用モニタを接続。最近この手の話が結構あるとのこと。かつ てのEWSユ−ザがこれら昔のマシンを捨てるのに忍びなく、でもディスプレイはだんだ ん映りが劣化していく訳で。何とかパソコンのディスプレイが使えないか、思うことはい っしょである。INDY や Sun では、それ用のディスプイ・コネクタが市販されてはいるが、 13W3 という特殊な形状ということもあって、結構お値段は高いです。 << VEX-50B 仕様、HD15 コネクタ(オス) 高密度3列 Dsub 15 ピン >> 1 RED VIDEO 6 RED GND 11 予約 2 GREEN VIDEO 7 GREEN GND 12 予約 3 BLUE VIDEO 8 BLUE GND 13 H SYNC 4 予約 9 予約 14 V SYNC 5 予約 10 SYNC GND 15 予約 * ちょっとぼけてきました Apollo の 425s でソニ−のモニタをここ数年つかってきた。 どうも文字がかすれている ようなのだ。背景の色が緑や黄色ではまあそこそこなのでだが、背景が白ぽいと文字がだ いぶかすれている。何でこんな映りになるかや。モニタの映りの調整をやってみたが、ほ とんど効果はなかった。425s の筐体を開けれるところまで開けて掃除してみた。 筆やほ こり取りで基盤をはいて、溜まったほこりを掃除器で吸った。だいぶ大きなほこりの固ま りが幾つかでてきた。ついでにリチウム電池も交換した。CR2025をはめた、電池の厚みさ え同じなら落ちることもない。さてそれでモニタの映りは元に戻ったのか。あまり変わら なかった。できるだけ背景を緑ぽいのを出すようにして、当面しのぐとするか。やはりだ めとなれば 425t をディスクレスで動かして、 425t にモニタを付ける。以前はそうして Apollo を使っていたこともある。特にそれで問題はない。`2a/09 ● Apollo のモニタをパソコンに使えないか * もったいないお化け Hewlett Packad の A1097C と A1097A の19インチモニタが余っている。 そのまま捨て てしまうのは忍びない。DOS/V パソコンのモニタとして使えないか。くそ重たいし、でか いのでオフィスで使うのはもう昨今いかがなものか。製造現場の事務所などスペ−スもあ って、やや劣悪な環境で最後まっとうしてもらうのはどうだ。これら Apollo のモニタは BNCコネクタと Dsub 15 ミニピンのケ−ブルを単純につなぐだけでいいのか?。パソコン からシンクオングリ−ンの信号を出さないことにはいかんのでないか。パソコンのビデオ カ−ドか何かが対応してないといけない?。あるいはアメリカで売っている 0215-PCS PC Sync Adapter 30ドルを買えばいいみたいだが。 日本で入手できるのか?。アメリカか ら送ってもらうのか。でももう捨てよう。ソニ−の Sync-on-Greeen 対応の液晶モニタを 425t や 425s で使ったら目がすごく楽になった。全然、目が疲れない。 これまでは休憩 時間になったら、ともかく目をつぶらないことにはやってられなかった。`26頃。 * 資料 http://www.hunkler.com/aegis/aegis_video.html > Adapting a 19" color Apollo monitor use on PC。 簡単な電子回路が載っていて実際 それを使ってパソコンのモニタとして画面が映っているのもホ−ムペ−ジにある。 http://www3.samba.gr.jp/ml/article/sugj-free/msg00413.html > How to A1097C monitor connect. 上の htt://www.hunkler.com の記事を見て、回路の 質問をして答えている。それで実際作ってつなげてみたのかまでの記事はない。 http://www.pvv.org/~kim/A1097C.html The A1097C monitor from Hewlett Packard. > 0215-PCS PC Sync Adapter を使って、Linux や Windows パソコンなどで A1097C モニ タをつないだ。噂ではモニタの後ろに解像度を調整するための隠れコネクタがあるとか。 http://www.griffintechnology.com/archive/video/ > 0215-PCS PC Sync Adapter : HD-15 Male to HD-15 Female adapter provide composite sync(pin 13) and sync on green(pin 2). 30ドル。 Apollo のモニタ添付のしおり > Hewlett-Packard A1097C/A1097D Monitor Installation Instructions. B5用紙1枚 ぐらいを3つ折りにしたもの。For more information about monitors, see Servicing Hewlett-Packard Workstation Monitors (5960-1511)、と書いてあった。 ● その他いろいろ * Apollo 1台死亡 Apollo DN5500 が亡くなりになりました。DN5500 のディスクが壊れて以来、425t のディ スクレスにして使ってきた。モニタの映りは一番よかった、カ−トリッジ・テ−プのドラ イブ装置が付いていた。それが Loading init から先に進まない。掃除してもダメ。モニ タも調子が悪い時がままあって、それでも何とか持ちこたえていたのだが。ソニ−のSync on Greeen 対応の液晶も今いちクリアでないし。がんばれ Apollo!。 大丈夫、ソニ−の 液晶モニタ、シャ−プネスを調整したらとても見易くなった。おお−、これで十分使える。 DN5500 用のモニタほかりに行こうと思っていたら、四十肩になってまった。 くそ重たく てとてもやこの状況では持てない `26/01と12。 四十肩は整体なんかに通って、少しずつ 動かすようにしていたら1年もせずに自然に治ってしまった。これはなってみないと分か らない。ひどいと寝ていても肩が痛くて寝ることもできないという。 * ビデオ切替器はどうか Apollo 2台でキ−ボ−ドとマウスはそれぞれ。しかしモニタは1つだけ。 こんな用途に ビデオ切替器を用いることができないか。ATEN の VS-201が使えそうな気がした。定価は 7,900円+税。入力 2xミニD-sub15ピンオス、出力 2xミニD-sub15ピンメス。 信号タイプ は VGA/SVGA/マルチシンク対応。残念、この製品は Sync-on-Greeen 対応のモニタはだめ なそうだ。ATENに電話して聞いたらそう答えていた。多分、信号を拾えずに自動的に切り 替えができないのだろう。切り替えのスイッチがなさそうだし。手動切替でいいから、で きる製品はどこかにないか `27/05。手動切替のこと、ATEN の CS-1734A で、ボタンを押 してモニタの切り替えはできた。 Apollo のキ−ボ−ドやマウスはKVMスイッチには付 けてない。モニタだけをパソコンと共有するのである。できないと言われてああそうです かとすぐに納得せずに、一応トライしてみればできることもある。`27/10 * Sync-on-Green 対応の液晶モニタは 2008年1月早々にソニ−のサイトを見た。サイト情報は 2006/10現在。17インチの SXGA 1280x1024。SDM-X75FS DVI端子あり、スピ−カ内臓。SDM-S75FS DVI端子あり、スピ −カなし。値段はオ−プン価格、生産完了と出ていた。http://www.sony.jp/ で最初の画 面を出す。{全製品一覧} をクリック。 下の方に {その他の製品(生産完了品など)} の {コンピュ−タディスプレイ} をクリックすると出てくる。 販売終了品と生産完了品と書 いてあるが、どういうこと。 sony style のサイトでオンラインで購入、電話でお買い物 を見ていくと、コンピュ−タディスプレイは19型と24型しかなかった。生産完了品と 言うのは文字通り生産は終えていて、どこか倉庫にでも在庫があれば売りますということ。 ソニ−製品を扱っている近くの電器屋で2週間以上探してもらったが、まるでなかった。 SDM-X75F 17inch を購入した際に入っていた説明書によれば、"OUT OF RANGE の表示がで たら コンピュ−タの方を以下に合わせる"。水平周波数 28-80kHz アナログRGB、 垂直周 波数 48-75kHz アナログRGB、解像度 1280x1024 以下。モニタ右端の MENU ボタンを押し てモニタにでてきたのは 77.9kHz/72Hz。購入時の付属品は、HD15-HD15ビデオ信号ケ−ブ ル(アナログRGB)、DVI-Dビデオ信号ケ−ブル(デジタルRGB)、オ−ディオ接続コ−ド(ステ レオミニジャック)、CD-ROM(Windows/Macintosh ユ−ティリティ/取扱説明書)。 * イイヤマとシャ−プの液晶モニタには対応のがある `28/02 こっちで探すか。イイヤマの17インチ。イイヤマ本体のサイトにはシンク・オン・グリ −ン対応はもはや無い。iiyama e-shop に17インチは4つあって、シンク・オン・グリ −ン対応は1台だけあった。旧製品で ProLite E431S-6/E431S-B6 というモデル。価格比 較サイトなどにはもう出ていない。PLE431S-W6S 在庫一掃セ−ル品、 通常価格 29,800円 のところ販売価格 22,700円(税込)。入力信号は同期、セパレ−ト同期: TTL,正極性/負極 性。コンポジット同期: TTL,正極性/負極性。 シンク・オン・グリ−ン: 0.3Vp-p,負極性。 無くなる前に買った、代金引換全国一律525円、送料全国一律 1,050円。総合計 24,275円。 シャ−プにはクリシアというモデルがある。2006年製造の LL-174A-B or W。Bはブラ ックで W はホワイト。2005年製造の LL-173C-B or W。 イイヤマの液晶モニタ買ってみました。火曜日に iiyama e-shopで頼んで、配達を土曜日 の午前指定にした。その週の土曜日には届いた。お金を用意しておいて代引きで。早速つ けてみた。何と信号タイミングが合わないと出て映らなかった `28/03/01。なんていうこ と。次の週 e-shop 見たら、在庫なしになっていた。しまった、何と会社の目の前の奴が 同じのを使っていた。ちょっと使わせてもらって確認すればよかった。灯台もと暗しとは この事か。とりあえず物の感想、作りが結構お粗末。画面も少しぶれているみたい。 * Apollo がとうとう寿命が近づいてきたかも `2g/09/s ディスク付きの 425s にディスクレスの 425t を子機にして、 425t にソニ−のモニタを 付けてずっと作業していた。風の盆を終えて出社し、いつものように作業しようとしたら ファイルを1つ触った瞬間に反応がなくなった。ダウンしたわけではないが、何ともなら ない。もう1台のディスクレスの 425t があって、これには外付けのハ−ドディスクを使 えるように以前設定していた。起動したら時刻が合ってないと出て、サ−ビスモ−ドにし て >EX CALENDAR で今の年月日、タイムゾ−ン、時刻をセットした。ノ−マルモ−ドにし てリセットボタンを押した。問題なく起動して来ました。いつもの自分のアカウントでロ ッグインした。 画面の1つで root でも katou でもロッグインしてみたが問題なかった。 レジストリデ−モンもちゃんとなっているようだ。 ドメインリングで 425s とネットワ−クをとり、cpt で作業していたディレクトリをその ままコピ−した。T字バルブのネットワ−クコネクタを付け替えた。rootロッグインして $ /etc/ifconfig eth0 192.168.1.5 と $ /etc/route add net 0.0.0.0 192.168.1.2 1と やった。文字入力で出半角と全角を切り替えるのに Shift+F2 を押すと毎度、音がするの で Command: beep -off とやった。 425s は止めて 425t でこれからは作業をしていくこ とにしよう。 先ず必要なファイルをパソコンに FTP でコピ−した。これで今少し延命で きた。本当やれやれと一安心したのも束の間、その日の夕方まで3回、ファイルを認識し ない現象が起きた。とりあえずリセットボタンを押して使えるようにはなったが。サ−ビ スモ−ドにして >EX CALENDAR もやっていたところ、ロッグインできなくなってしまった。 9月の半ばのこと。マシンの起動で SALVOL が自動でかかって、レジストリデ−タのファ イルが2つ壊れたみたいな表示がでてきた。サ−ビスモ−ドにして >EX SALVOL、w4:0 で オプション 1 -af でディスク修復を試みた。時計は "The calendar time is 1999/11/30 09:40:50 JST" と出てたのをそのままセットしてみた。こないだは今の日付と時刻をセッ トした。ひょっとして2000年問題とか何か関係し、それで挙動がおかしくなっている のかも知れない。ノ−マルモ−ドにして起動。ロ−カルレジトリの情報で root でロッグ インができた。katou ではロッグインできなかった。やはりレジトリがおかしくなってい る。とりあえずは root で作業し様子を見ることにする。ともかくこれで動きますように。 せめてファイアウォ−ルの FortiGate 置き換えのレポ−トを書き終えるまで。`2g/09/m