楽園をください

満 足 度
65.4%
回答者数13



★★★
From: mackey(NO MAIL) 3月 19日(月)10時50分26秒
確かに良い映画です。でもこの評価は、脚本が弱いせいです。イマイチ入りこめず、途中ウトウトしました。アン・リーの演出もいいし、俳優もいい。トビー・マグワイアとジェフリー・ライトはさすがです。なのに、この出来は勿体無い限りです。残念です。
★★★★
From: Hurdy Gurdy(NO MAIL) 3月 8日(木)18時09分02秒
アイスストームからこっち、李安は起承転結をわざとはっきりさせてないような気がする。「ドラマティック(劇的)」という言葉の通り劇や映画というものは一つのテーマにそってさまざまな手段で盛り上がっていくものなのだが現実はそんなに「ドラマティック」なものではない。わかっていてもそうした「ドラマティック」さを楽しみたい方にはこの作品はお勧めできない。でもどこか非現実的な熱い映画にややひきぎみなわたしなどにはなかなか楽しめる映画であった。細かい起伏の連続はあっても大きな流れはなく、大きなテーマも無い…それこそがこの映画のテーマであろう。愛や若者の苦悩やらと戦争ものを結び付けるのが簡単だが実際にはみんなそう大層なものを抱えている訳でなく、加わらない方が危険だから戦争に参加するだけである。そのなかある程度の苦悩はあっても割り切ってもいる。わたしとしては戦争なんて現実には愛も正義もそして悪も無い…(もっと言っちゃうと戦争を現実生活一般に置き換えることも可能だが)ということに妙に共感してしまった。そしてその漫然とした「ま、いっか」という流れを体言するのにトビーマグアイア以外の人材があったであろうか。奴のいい感じの気の抜け加減が(内容的にハッピーな話でなかったはずなのに)幸せな観後感をもたらしてくれた。星が一個少ないのはもう少し短くても良かったということ、ここまでするなら音楽(というものは話を盛り上げるために使われるのであって話をもりあげまいとする映画の流れからすると)をもっと控えめにしてもよいのではという思いから。
★★★
From: TEN(NO MAIL) 3月 8日(木)00時14分41秒
予告編は暴力的描写とやるせない表情の男達であふれていたのでどんな殺伐とした映画かと思いきや、情感あふれる心をうつ作品でした。(キャストがすごかったから観に行ったけどあの予告編見た時は正直見に行くのやめようかと思いました…)勧善懲悪の「パトリオット」、善悪が混沌としたこの作品、同じ外国人監督がアメリカを描いた映画なのにこの違いはなんでしょうね。マイノリティである二人の若者が心通わせていく過程がとても心に迫りました。映像も美しく、特にラストシーンはもっと大きなスクリーンで観たかったです。ストーリーとしては星4つつけたいくらいなのですが、暴力的描写が余りにも生々しく気分が悪かったので減点しちゃいました。(暴力的行為や怒りを延々見せられるとどんなにそのシーンに意義があろうといやな気分になります。今回は必要以上に暴力的描写が多い気がしました)人を殺しまくってる奴がスタイリッシュに見えてしまったのは相当気分悪かったです。
★★★★
From: ぴかりん(NO MAIL) 2月 27日(火)20時51分31秒
容赦なく敵を撃ち殺したり、家を焼き討ちする容赦ない行為をするかと思えば、好きな女性の前で紳士的に振舞ったり、手紙を読んでしんみりするシーンは、ごく普通の若者なんだなぁと思いました。戦争がなければ、普通の青春を送っていただろうに。自然描写は本当に素晴らしかったですね♪伝えたいことが本当によくわかる映画でした。
★★★
From: えめきん(NO MAIL) 2月 26日(月)23時52分24秒
南北戦争という激動の時代の中でたくましく生きる若者達を、うまくとらえた良品。ただ、前半がちょっと間延びした印象をうけた。南軍だけでなく、北軍からの視点も入れれば、もっと作品の深みが増したと思う。
★★★
From: 将司(NO MAIL) 2月 24日(土)23時10分03秒
娯楽的な映画では決してなかったけど、「いい映画を観たな」と感じました。南北戦争映画で、南部側の視点というのは珍しく、新鮮でした。最後の睨み合いのシーンの緊迫感は凄かったです。あと、ベーコンを分け合うところなんかも良かった。
★★★★★
From: gato(NO MAIL) 2月 18日(日)23時32分11秒
細やかで揺れ動く人間描写に美しい自然描写、アン・リーのドラマ作りのセンスが素晴らしい。主人公が手紙を読むシーンの一つ「戦争がなけりゃ、友達になれそうだ。」という所に戦争の無常感が出ていてよかった(全編に当たって貫かれている)戦争という物を政治というマクロではなく、それに関わる若者というミクロからとらえた演出が良い
★★★
From: キャル(NO MAIL) 2月 18日(日)02時11分15秒
『グリーン・デスティニー』の後という事で(製作はこちらが先だけど)、複雑な期待を胸に劇場を訪れましたが、結果的には「やっぱり後に公開されるだけあるなぁ」って失望少々。でも、絶対、コレ素晴らしい作品だよ。とは思えます。やっぱりアン・リーってすごいなぁって思うから。でも、何故かあまり物語に入り込んで行けなかったんですね、私は。きっと、シャンテ・シネの上映中の明るさがやっぱり私には辛かったというのと、音楽重視の私にとって、今回のマイケル・ダナは個人的には全然貢献してもらえなかった、というのが理由なのでしょうか。正直、この映画に感動できなくて寂しく口惜しい想いをしました。なんか消化不良の気分。これがあったからこそ『グリーン・デスティニー』がある気がした。
★★★★
From: dankai1(NO MAIL) 2月 17日(土)11時32分17秒
外国人監督による「南北戦争映画」としては史上初ではないでしょうか。アメリカ映画ではなかなか撮り切れない木目細かい自然描写も、第三者からならではの視点を感じますね。(東洋人は繊細なんですよ)特に、林の中を駆け抜けていく場面の躍動感には感銘しました。又、最後の対決の展開が従来のアメリカ映画では考え難いものとなっている点にも特徴が現れていたと思います。史実に基づいた良い脚本ですが、後で思い返すと「ユーゴ内戦」が制作者の意識の背景の有ったのではないだろうかと想像します。南北戦争を取り扱った映画の中では、ゲーリー・クーパー主演「友情有る説得」に比肩する良い映画でしょう。
★★★★★
From: kehe(NO MAIL) 2月 16日(金)05時41分51秒
マグワイアほどマイノリティを演じさせて輝く俳優は少ないんじゃないだろうか、「サイダーハウスルール」しかり「ワンダーボーイズ」しかり。複雑な設定の役(ドイツ系移民でありながら南軍に参加し、周りの熱狂に乗りきれない主人公)を、過剰ではなく演じていて素晴らしい。いくつかある戦争シーンは、観客のエモーショナルを高める為に存在しないので、下記で書かれているようにパトリオットのような戦争映画を期待すると辛いかもしれない。丁寧な人間描写と、アメリカというものをエメリッヒ以上に描ききった、台湾人のアン・リーに驚嘆しました。ジェイクとホルトというマイノリティ同士の静かな友情に心を打たれた映画でした。
From: tweety(NO MAIL) 2月 16日(金)01時14分31秒
話に大筋が無く、とびとびで何を言いたいのかよくわからなかった。同じような、アメリカで戦争ものなら、パトリオットのほうが面白い!
★★★★★
From: ジェイク(NO MAIL) 2月 9日(金)11時30分59秒
アン・リー監督の作品は「いつか晴れた日に」は大当たりだったけど「アイス・ストーム」は個人的にはハズレだったので、期待と不安が半々の状態で見に行きました。ところが、これは予想以上の大ヒットでした。作品の歴史的背景はパンフレットでチェックしてないと多少混乱するかもしれませんが、パンフにはストーリーがラストまで書かれてるので注意した方がいいでしょう。人生で一番輝いているべき青春時代を戦争によって奪われ、しかもその地理的背景から隣人・友人・親戚同士でさえもが殺し合う過酷な運命に翻弄される青年たちの姿に衝撃を受けました。全編に渡り「戦争さえ無ければ・・・」という思いに囚われ、呆然として映画館を後にしました。その夜、パンフレットを読み返し作品の世界を再度噛みしめていたら、突如それまで溜まっていた涙が溢れてきたのです。このようなパターンで泣けた映画は初めてでした。トビー・マグワイアはほぼ全編出ずっぱりだったけど全く飽きさせない存在感でした。英語がそんなに分かる訳ではないので偉そうに言うのもおこがましいのですが、彼の演技は素晴らしかったと思います。ジョナサン・リース・マイヤーズの出番が思ったより少なかったのがちょっと残念でした。でも、この二人はまさに泥沼のハス、掃きだめのツルでした。彼らを見るだけでも価値があると思います。
★★★★
From: ケンケン(NO MAIL) 2月 4日(日)18時00分03秒
南北戦争を、政治的側面から描くのでなく、南部の住民の側からの視点で、特に若者を中心として描かれているのが興味深い。戦争物にありがちな、善玉・悪玉という両極端な分け方をせず、今、目の前にある現実にどう向かうかということ、また、その体験を通してそれぞれがつかんでゆくもの、アン・リーの作品は、ひと味違う。