アイリス

満 足 度
61.4%
回答者数11



★★★★
From: カオル(NO MAIL) 1月 7日(火)11時58分07秒
もしも愛に終わりがあるなのなら、もしも愛はいつか消えてしまうものならば、それは愛とは言わないのかもしれない。「アイリス」は深い愛に満ちた映画である。永遠がこの世に存在するのならアイリスとジョンの愛はそれにあたる。明晰なアイリスの自由で独立した生き方に感嘆し、純粋な愛を捧げるジョンのアイリスへの理解に涙した。映画を観ている最中より、全てが終わったあと、涙がたくさん溢れてきた。静かに胸がじーんとくる。ジョディ・デンチ、ジム・ブロードベントは素晴らしかったし、若き日のアイリスとジョンが自転車に乗って走っていくシーンがまぶしくてたまらない。良い作品だと思う。
★★★
From: noritama5(NO MAIL) 1月 4日(土)20時32分29秒
重い、映画でした。最愛の人が自分の事も分からなくなって、さらに、それまでのその人でなくなって行く...それでもなお、愛し続ける事ができるのか。若かかりしき日の二人と、現在の二人が画面の中で交錯しながら、愛するとは、愛とは、男女とは....いくつもの複合的な問題を投げかけるこの映画はおそらく、見れば見るほど別の面が出てくる映画なのだと思います。★三つは、やはり重くて入りきれなかったのと、少し退屈をしてしまったため。でも、良い映画にはかわりありません。
★★★★
From: えめきん(NO MAIL) 1月 4日(土)01時24分40秒
私はジュディ・デンチが大好きです。これほど巧い女優は世界レベルでもそうはいないでしょう。でも、いくら好きだといっても、彼女の水着姿は見たくなかった。ちょっとトラウマになりそう。今回もジュディ・デンチは素晴らしい。前半の凛々しさと後半の危うさを演じ分けるあたり、まさに一級品です。しかし今回は、ジム・ブロードベントがその上を行く大熱演。アカデミー賞も納得の演技を披露してくれました。この映画は、二人がいなければ絶対に成り立たなかったでしょう。
From: 傍観者(NO MAIL) 1月 3日(金)08時57分39秒
いまいち、のめりこまなかった。眠かった。
★★★★
From: yoyo(NO MAIL) 1月 3日(金)02時48分06秒
恋愛映画と勘違いされがちなチラシだが、恋愛よりもヒューマンだった。観客に絶えず問いかける「愛すること」「愛されること」を上手く表現したと思う。男の苦悩が痛いほどよくわかるし、そのくらい愛せることができたら・・・とも思った。大絶賛とまではいかないんだけど(個人的には「初恋の来た道」が大絶賛なんですが・・・)、観て絶対に損はしない。<以下ネタバレ>最初の30分の中で、時間軸が混同されていて、わかりにくい感じがした。最初は、色をセピアにするなどの工夫をなんでしないのだろう?と思ったのだけど、同じ時間軸での対比ができたことを考えると、あの時間軸混乱(同時進行)が良かったとも思える。アイリスの言葉「カエルやライオン(だったかな?)に変わったとしても私を放さないで」という言葉には重みを感じた。
★★★★
From: 武士美(NO MAIL) 12月 31日(火)17時21分19秒
アイリスの業績を説明せず、いち個人として描いているのが特徴的だ。アルツハイマーを患う本人の苦悩を長々と引っ張らず、夫の視点で表現するところが泣かせる。親しい人間の人格が失われていくのをまのあたりにする辛さが伝わってきた。若き日々の二人の描写も同様に、男からの視点で描かれている。なぜアイリスがジョンを気に入ったのか、その理由がはっきり示されないところもいい。全編を通じて男性的なセンチメンタリズムを感じた。
★★★★
From: Yuuchan(NO MAIL) 12月 31日(火)01時46分32秒
とにかくジム・ブロードベント、ジュディー・デンチの演技は素晴らしかったと思う。映画全体非常に重い感じがして途中辛かったのは事実。しかし二人の演技を見ていると素直に感情が伝わってきたのも事実。個人的にヒューマン系の作品は好きで、感情が伝わりやすいタイプ。この作品もいろいろ感じた。しかしどうもこの映画の作りが好きになれない・・・現在のアイリスと過去のアイリスが幾度となく出てくるけれど、意味のない編集が多いと感じた。できればもっとうまく編集してほしい!と何度も映画を見ている最中に思った。見終わってからカナリ心に響いたので今回は☆4つで。
★★
From: Van Zant(NO MAIL) 12月 30日(月)15時16分20秒
イギリス映画なのに脚本がイマイチだった。フランス映画みたいに印象主義的な描き方で押すようなテーマじゃないし,若き日のアイリス・マードックがそこらへんにいるちょっとエキセントリックな女性に貶められていた点も気に入らない。ケイト・ウインスレットは素敵な女優さんだけど,この映画には起用しないほうがよかったかも。ジュディ・デンチはさすがだけど,ちょっと力が入りすぎてた感じ。ジム・ブロードベントは台詞回しが上手い役者なのに,どもりの制約のせいか表情の演技に終始していたのが少し気の毒だった。結論的には,脚本が練りこまれておらず,監督も役者を活かしきれておらず,アイリス・マードックの知性とそれが失われる悲しみも十分伝えられていない。ちなみに,プロデューサーのクレジットにアンソニー・ミンゲラとシドニー・ポラックの名前があったけど,全編通してメロドラマ的な印象が残ったのはそのあたりの製作事情と関係あるのかも。
★★★★★
From: taku(NO MAIL) 12月 27日(金)07時40分45秒
言葉や動きが奪われ、性格さえもが変わってしまう強烈な演技のジュディ・デンチと、葛藤しながらも寛大で忍耐強く愛し続ける夫を演じるジ・ブロードベントはすごい!! でも、ケイト・ウィンスレットとヒュー・ボナヴィルの若い二人のはつらつとした演技もすごい。オスカー候補はダテじゃない!やっぱり、ふたつの物語が組合わさり調和し、より美しいハーモニーを奏でるわけで、この、現在と過去のフラッシュバックは、ある意味、必然の演出だと思います。また、上映時間は91分とスゴク簡潔。人生そのものを描いているにもかかわらず、この長さに押さえることが出来たのは、脚本と演出の勝利であり、脚本に演技で血肉を加えた俳優たちの勝利だと思います。
★★★★
From: やまみー(NO MAIL) 12月 19日(木)00時08分39秒
関内アカデミーで見ました。レディースデーだからとはいえ、この小さなぼろい映画館が満席は、私は初めて。ダーク・ブルーがすかすかだったのに。で、よかったです。後半はもう、じーんとしっぱなし。アイリスとジョン、老若2組の4人がみな、よかった。アイリスがどんなに素晴らしい魅力にあふれた女性だったにしろ、ジョンの優しさって・・・。感動!
★★★
From: 777(NO MAIL) 12月 15日(日)00時25分08秒
アカデミー賞絡みの映画なのに、まだ誰も投稿してない…。確かに地味で淡々とした映画ですけど、観て損はないと思います。アイリス・マードックという女流作家は、若い頃はかなりエキセントリックな生き方をしていたみたいです。それが晩年アルツハイマーを患うことにより、やはりエキセントリックになってしまう。こういう女性を愛してしまった男の苦しみと、その愛の深さが(悪い意味でなく)あっさりと描かれています。アカデミー賞のジム・ブロードベントを筆頭に、出演者全員の素晴らしい演技は一見の価値有りです。