過去のない男

満 足 度
80.0%
回答者数10



★★★★
From: 水色(NO MAIL) 5月 23日(金)21時25分09秒
時間の流れ方や音楽、全体の雰囲気がとても良かった。生きていく事は困難な事ばかりだけど、たまにいい事もある。だから生きていく。過去なんていらない。そうゆう気分で。
★★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 5月 14日(水)01時23分27秒
カウリスマキ監督の作品を観るのは初めてなんですが、独特の雰囲気を味わえただけでもよかったです。個人的に好きなのは、救世軍のバンドのエピソード。それと寿司が出てきたのには驚いたなぁ。。
★★★★★
From: MASA(NO MAIL) 5月 2日(金)21時13分19秒
恵比寿に行けば、これとボーリング・フォー・コロンバインを同じ所で見られるのはお得だ。共に☆5つ(私の評価だが)。感動に胸を震わせた訳ではないのだが、ほのぼのと幸せな気持ちになったので最高点(でも、もう一本を見て、すぐにブルーになった)。ひとコマ、ひとコマが絵になっている。なんと美しい。あと、間が絶妙。何か前向きでいいよな、この話。蛇足を言うと、女優さん、大臣をクビになったMさんに似てません?もちろん知性も品もこちらの方が数段上なのでしょうが。
★★★★
From: 高洋(NO MAIL) 4月 24日(木)23時19分56秒
とても不思議な時間感覚と雰囲気を持った作品です。最初は、必要最小限の台詞のやりとりと動きの無さに、うとうとしてしまいそうになりました。しかし、あの一見冷たそうでさみしい女と過去を失ったらしい男が互いに惹かれあっていく辺から、俄然面白くなっていきました。映像も、それ以上に、あの懐メロでもない、歌謡ロックとでもいうのか、古い古い音楽が以外と落ち着くのですね。人生は前へ前へ、記憶を無くすことで必ずしもリセット出来ないのでしょうが、何もかも失ったことで期待が持てるというのがいいのかも。
★★★★
From: arser(NO MAIL) 4月 23日(水)12時40分21秒
なにかが足りない。僕もそう感じました。それはK.さんがおっしゃっている通り「浮き雲」にあったほのぼのとした幸福感なのかもしれません。僕が今まで見たカウリスマキ作品はどれも確約された希望は見せずに終わらせています。でも、そのささやかな希望も向かう方向がしぼられていて、そこに向かわせる力みたいなものは感じました。今回はその希望のありかが漠然としているので(テーマ性の問題なので否定はしません)、いまいちすっきりしなかったのかもしれません。とは言え映画としての完成度は高く、映像はリアリティがあり、まるでフィンランドの光や空気を感じている錯覚をおぼえました。
★★★
From: K.(NO MAIL) 4月 15日(火)00時44分22秒
 正直ちょっと残念。カウリスマキらしい、唐突な台詞回しや構図は期待通りだし、表面だけの役所の対応や法律を皮肉り、ハンニバルはじめ独特のユーモアも良い。「人生は前にしか進まない」という言葉通り、名前がなくても前向きに進む主人公のポジティブさにも感心させられた。音楽や雰囲気、それをとってもすごく良いと思ったのだが、映画を見終わったときに"何かが足りない"と思ってしまった。カウリスマキによる"敗者3部作"に続く新たな3部作の2作目の位置づけられるこの『過去のない男』。新3部作の1作目となる『浮き雲』に存在したほのかな幸福感が『過去のない男』には欠けていた。期待していただけにそれが残念でたまらない。
★★★★
From: iwako(NO MAIL) 4月 14日(月)13時17分01秒
今回のカウリスマキの映画はとても政治的・社会的でしたね。御多分にもれず、フィンランドでも不景気で銀行の閉鎖、その銀行による貸ししぶり、貸しはがし。そのしわ寄せは弱者へというあたりまえの構図。弱者の中にも、さらに弱者がおりまして、いわれのない暴力にさらされる。主人公に記憶喪失を負わせる3人は諸悪の象徴として出ています。救世軍に救いはあるのでしょうか。わかりません。記憶を喪失することによって、いえ、暴力的に奪われることによって、新しい生を生きることは可能なんだろうか。男は幸せをみいだすけれど。
★★★★★
From: さぼてんさん(NO MAIL) 4月 8日(火)09時27分30秒
映像の一つ一つが丁寧で、写真展にいるよう。寓話のような味わいに惹きこまれてしまいました。観ていて頬が緩みっぱなし。幸せな気分をありがとう。p.s 銀行の行く末が気になりました。社会派w
★★★★
From: ちゃお(NO MAIL) 3月 22日(土)09時44分48秒
不思議な映画だったなー。この画面に漂う、独特の空気感。やっぱ、カウリスマキはいいねー。昔の日本映画のいい部分が、ごそっと入ってる感じだ。でも劇中で、なぜにいきなりクレイジーケンバンドの日本語の曲が!しかも、寿司と日本酒ですかい。なんかカウリスマキが日本人と賭けでもして罰ゲームか?
★★★★★
From: Tsuyo(NO MAIL) 3月 17日(月)21時46分26秒
暴漢に襲われることにより自分の過去の記憶がすべて消えてしまった中年男。こういった「記憶喪失」をモチーフにした話は幸から不幸へ話が流れてしまいがちだが、カウリスマキの独特のタッチでハッピーエンドに仕立ててる。人はだれでもどんなときでも幸せに生きていくチャンスがあるのだと作品を観終って強く感じました。カンヌグランプリ(パルムドール?)作品で審査委員長のデビッドリンチがこの作品を選んだ理由も分かりました。フィンランド何気ない街中や港などの風景も独特で興味深かったな・・・。