トーク・トゥ・ハー

満 足 度
71.2%
回答者数20


DVD,VHS,関連書籍,
サウンドトラックを探す
Amazon.co.jp



★★★★
From: うにっくす(NO MAIL) 7月 23日(水)18時21分55秒
引き込まれました。が、ずっと複雑な気分でした。やはり私は女性なので、ベニグノのしたことをどうしてもすんなり受け入れられませんでした。それでも、一人一人の孤独が際立っていて、特にマルコが眠るアリシアに話しかけているシーンやベニグノからの手紙を読むシーンは胸に来るものがありました。全体的にマルコに感情移入して観ていたかもしれません。
★★★★
From: じょーじ(NO MAIL) 7月 23日(水)01時37分55秒
<ネタバレあり>ベニグノの介護は当初非のうちどころの無い完璧なもののように思えた。が、その経緯はどこか恐れていた事が適中した気がして辛かった。彼の愛の形は端から見るとあまりにも不完全で虚しく、ある意味刹那的なものだった。しかしそれは彼自身にしてみれば全てであり完成された愛だった。彼の愛には真の相手、人、というものは必要無かったのかもしれない。愛する者に自分という人間を知って欲しいと言う欲求も見返りも皆無であり、ただただ相手を思う気持ちと行動だけが彼の愛の形。マルコはそんなべニグノの不完全な部分を補うかのごとく彼の前に現れる。また愛する者への気持ちを断ち切り諦める事で自分自身を守ってきたマルコにとって、そんなべニグノの投げかけるだけの偏り過ぎた愛と脆さは、狂気にも似ている真の自己愛に気付くきっかけになったかもしれない。投げかけるだけしか残されていない愛を全身全霊受け入れるべニグノと戸惑うマルコ。そんな対蹠的な2人を結ぶのが生きながらにして死しているにも等しい昏睡状態の女性2人。4人の男女は皆片方しか羽が無い蝶のようだ。だから皆飛び立つ事が出来ない。しかし双方の相手が朽ちマルコとアリシアが残された時、2人は自然の摂理のごとく失った片割れを見つけたように引き合うことになる。この世に完全なものなど無く不完全だからこそ引き合い寄り添う、そんな儚くも美しい運命的な世界を絵画のように、流れる音楽のように、時には印象的に、全編通してアーティスティックな色調で描かれたこの作品は、片寄り過ぎた形を誇張する事によって、より観る者のそのアンバランスな本能を揺さぶり補おうとさせる気がする。
★★★★
From: linda(NO MAIL) 7月 20日(日)21時08分04秒
ベニグノの愛は全然無償の愛ではないですよね。すごくキモいし、たとえ自分が意識がなくてもこんな介護されたくない。孤独ってやっぱ嫌だね。でも誰もが常に孤独と隣り合わせ。それが人を歪ませる。ところが彼の言葉には不思議と説得力があった。その映画を動かす鍵となっていたような気がする。彼の言葉がマルコの心を動かし、さらに目覚めたアリシアの心に深く刻み込まれているかのような印象を与える。それが最後の余韻の残るシーンにつながっていく。アリシアの眠りながらにしてあふれる生とリディアの生きながらにして死を感じさせる表情がとても対照的で印象に残った。それにしてもこのアルモドバル監督ってマザコンなの?彼は女性に対して性の対象というよりも母性としての女性を強く感じてるように思えるのだけど。
★★
From: あるる(NO MAIL) 7月 19日(土)22時18分06秒
この監督、アルモなんとかというのだけれど、下の方も書いていたが、とにかく下品ですよ。この下品さを下品と思わず、新鮮だと勘違いする人がいる。 以前の映画で、男の子が外から帰ってきて、お母さんが、「あんたまた友だちの男と寝てきたね」。男の子「自分の身体だからかってだろ」こんなこと言わせる監督そういないよ。 今回も、評論家好みのこけおどしがお得意なところは変わらず。深刻ぶって愛を語るようなふりをしているだけ。下品なところが、ユニークといえばユニーク。故に☆二つ。
★★★
From: れん(NO MAIL) 7月 16日(水)21時29分59秒
かなり辛口です。(この映画が好きだった方、ご容赦を。)うーん、確かに印象に残った映画ではありましたが、これが「究極の愛」とか、「無償の愛」というのは、ちょっと違うんじゃないかと、私は思いましたね。そんな事を言ったら、ストーカーの「愛」も、これとあまり変わらないんじゃないか、と私は思うんだけどね。それからこの監督は、芸術ぶって映画を作っているけど、相変わらず下品ですねー。いくらお上品ぶっていても、彼の下品な作風の臭さが、プンプン匂ってくるようで、まぁいつもの事とは言え、「よくやるよ。」と思っちゃいました。まぁ前作の「オール・アバウト・マイ・マザー」よりは、幾分ましになりましたがね。彼の映画が大好きな人もいるとは思いますが、私はあまり好きになれませんでした。それよりも、おすぎのコマーシャルでのコメント、あれ何なんでしょう?
★★★★★
From: ピンキー(NO MAIL) 7月 16日(水)18時27分22秒
ベニグノの愛したが・・・。それだけで考えさせられる内容でした。音楽も良かったし、これは絶対観にいくべき映画ですね!本と良かった。
★★★★★
From: ランチ−(NO MAIL) 7月 16日(水)18時22分52秒
今年のアカデミー賞脚本賞受賞とあって注目していて、やっと観れました。「トーク トゥ ハー」というタイトルどおり愛するアリシアに話し掛けるベニグノの異常ともいえる接し方が「キモい!」と思わなかった。看護婦が夏だから髪の毛を短くしたほうがいいという意見に「目覚めたときに髪形が変わっていてはいけない」みたいな返事をしたとき彼の一方的な愛が感じ取られそれが美しくもあり究極に切ない物語だった。アリシアは植物状態の演技だけで強烈な存在感があった。また、リディアの闘牛士の姿がものすごくかっこよく服を着るシーンが心臓の鼓動が聞こえてくるぐらい圧倒感があった。動のリディアからそして精のリディアへ。そして、ベニグノと両極端なマルコの存在、友情。心に残ったシーンはサイレント映画の一場面である。これは今までに見たことがないユニークなシーンであるがとてつもなく悲しみに満ちたシーンに感じとられた。まさにベニグノのアリシアに対する想いが現れている・・・。どこからこういう発想が出てきたのかアルモドバルの凄さを二時間ひっきりなしに感じられた。ベニグノが実現できなかった旅行についての物語があったらよかったのにと思う。ラストシーンが凄かった。愛は繰り返し生まれる。孤独な愛の美しさ。これは本当にしっかりした脚本に仕上がっていた。アドモドバルの次回作が楽しみだ。
★★★★
From: ミック(NO MAIL) 7月 14日(月)23時46分52秒
これが“究極の愛”とか“無償の愛”なんだろうか?自分にはしっくりこない物語でした。自分はベニグノに気持ち悪さは感じませんでした。確かにアリシアへの愛は本物なんでしょうけど、何か違うそこには強烈な自己愛を感じてしまうんですよ、僕は。「アリシアを好きな自分が好き」とか。「アリシアを支えられるのは自分だけ」な優越感とか。マルコとの会話にもその優越感が見て取た気がします。これは“無償の愛”とは正反対じゃないのかなぁ。個人的にはマルコの方に感情移入できましたね。別れた彼女の事や、リディアとの事にも全て耐え忍んだマルコの“孤独”の方に惹かれました。その彼がベニグノの死に涙したのにはジンときましたね。あの暗い瞳に★ひとつ追加ですね。
★★★★★
From: ぴかりん(NO MAIL) 7月 14日(月)10時33分16秒
一言でどういったらいいのかわからないけれど、ラストシーンを見てきれいな話だったと思えました。とてもよくできたストーリーだと思います。ベニグノのような愛し方もあるんですね。サイレント映画の内容にちょっとビックリ&ドキドキしました。^^;)
★★★
From: さっしー(NO MAIL) 7月 13日(日)15時41分48秒
面白かったかというとちょっと微妙なのだが、印象には残りますね。どうも自分でも釈然としない気持ちなのですが。もっと激しい恋愛ものかと思いきや、静かな、一方的な愛を描くものでした。ある意味、やさしすぎたのですかね、このベニグノという男は。やさしすぎて、どんどん内向的で一方的な愛にはまっていったのか?こういう話でも突拍子もない展開で、ユニークな劇中映画などを入れてハラハラ見せるのはこの監督、さすがです。発想の仕方がやはり並ではないですね。ただ運命に流されるままの人物の話はきつい。アルモドバル監督ではもっと人物が行動的な「ライブ・フレッシュ」の方が好きですね。
★★★★
From: miumiu(NO MAIL) 7月 13日(日)01時01分45秒
少しネタバレかな・・・。女性の立場から言わせて頂くと、これはやはり完全に男性の視点で描かれている映画だと感じます。前作「オール〜」とはうって変わって、女性は或る愛情の対象であるという以上の描かれ方はされていません。だから「オール〜」の路線を期待して観ると、どっこい全く別物です。個人的な印象としてはラブストーリーというより、箱の中からしか世界を見つめることが出来なかった男の魂の軌跡と、その生と死を看取った男の物語という気がしました。乾いた魂が愛や希望という水を得て光り輝き、やがて滅びるまでの物語。「縮みゆく恋人」の挿入は抜群に効果的でした。愛情の二面性をこの上なく的確に表現していたと思う。時としてそれは純粋でもあり、独善的で狂信的でもある。「オール〜」で見られた強烈な色彩感覚を期待していましたが、今回は悲劇色の強いドラマゆえか、なりを潜めていたように思う。それでもサイケなテレビ画面、病院の黄色の壁、アリシアのオレンジのバスローブ、ピンクの闘牛マント、ラストのグリーンなど随所で楽しませてもらいました。
★★★★
From: フッキィー(NO MAIL) 7月 12日(土)19時51分21秒
ネタバレあり!!キャラクター造詣が、すごく上手いと思いました。かわいく無垢な女アリシアとかっこよく情熱的な女リディア、盲目的に信じ、語りかける男ベニグノと踏み込めず、ただ、耐える男マルコ。「静と動」のキャラ対比が見事です。だからこそ、ラストの「静と静」のキャラが会うシーンには希望が生まれているんだと思います。また、役者達がそのキャラにハマッています。しゃべらずとも、顔を見ただけで、キャラの性格が伝わってきます。  特にリディアは闘牛の時は、すごく男っぽいのに、ドレスを着るとすごく色っぽい女性に変わって、かっこよかったです・・・。この映画はすごく切ない愛の話だと思います。誰1人として愛が実ってません。こんな切ない愛の話にベニグノの様な際どいキャラを出す所がアルモドバルらしいし、彼が凡庸な監督ではない証拠でしょう。狂気と愛は紙一重で、狂気から生まれる希望もあるんだ、と言う事がよくわかりました。あ〜切なかった・・・。でも確かにベニグノの盲目的な愛はアリシアを救ったけれども、私がアリシアの立場だったら、やっぱり嫌だなぁ・・。という事で★1つ減点です挿入歌がすごく良かったです。いつまでも聞いていたかったです。
★★★★★
From: 武士美(NO MAIL) 7月 9日(水)21時21分25秒
ベニグノ=キモイ、だけじゃないでしょう。そこが非常にうまいところ。強い印象が残るし、描かれていない部分まで想像力が広がり、考えさせられる。そして巡り巡って得た結論は、感じるまま、あるがままに受け止めればいいってこと。色彩感覚や役者の顔つきから、熱い息遣いを感じる。
★★★
From: T.T(NO MAIL) 7月 9日(水)10時23分02秒
ベニグノの愛は純粋。だけど、意識の戻った相手がベニグノがしてきたことを知った時、どう思うか。女の子の気持が知りたかった。女の子がベニグノに少しでも好意を持てたら、ストーカーであってもまあいいかって。想像力があれば良いのだろうけど、もうちょっと想像出来るような最後にして欲しかった。こういう風に、考える為の映画と思えば、良い映画かも。
★★★★★
From: マリオ(NO MAIL) 7月 7日(月)00時51分58秒
オールアバウトの監督さん&前評判の高い映画だったので見にいったのですが、うーんよかったです。心に残る1本になりそう。突拍子もない展開にはなりようがない、と思うのに話の先が読めない 笑 展開にぐいぐい引き込まれました。眠るアリシア、闘牛師の身支度を整えるリディアの美しさにはっとさせられます。
From: 真夏の朦朧(NO MAIL) 7月 6日(日)23時28分32秒
おすぎはいい加減ということがよくわかった(笑)ベニグノきもいです。綺麗だけど陳腐。ピナ・バウシュのカフェミュラーも、全体を捉えたカメラで写した映像のがよっぽど素晴らしいし、一角だけを切り取ってしまうと感動半減で、とても哀しかった・・・。カエターノ・ヴェローゾとジャック・モレレンバウムのクルルクル〜っていう歌のシーンが一番よかったです。物語的には、随所随所で笑えるものの、どこで泣くのかわからなかったです。佐藤江梨子が8回観てしまったってのは素晴らしいですね(笑)そこまで感受性が強くなりたいものです。
★★★★★
From: チバック(NO MAIL) 7月 6日(日)00時31分19秒
じっくりと感動しました。アカデミー賞脚本賞受賞は納得の出来栄え。「男と女の愛」を深めるに際して「語ることの大切さ」そして「語り合うことの大切さ」を学んだ感じ。さらに「真実を語ることの大切さ」もね。
From: うぐり(NO MAIL) 7月 5日(土)17時10分51秒
ベニグノきもいの一言。かなり、好き嫌いが分かれるようです。小泉首相もさすがに感動はしなかった。いや、してたらやばい、レイプ問題でヘンな発言できないし。どこに、なんに泣くのか分からなかった。
★★★★★
From: トラリーノ(NO MAIL) 7月 3日(木)23時30分46秒
私にとっては、最高の作品でした。映画の中に大切な事が一杯に詰まっていて、見所がたくさんありました。好きな映画は?と聞かれたら、とても迷いますが、今は、この作品が一番好きと言ってしまうかもしれません。久しぶりの★5です。下のどらみサンと同じ意見で、受け入れられない人もいるでしょうが、たくさんの人に見てもらいたいです。否定意見も聞きたいです。
★★★★★
From: どらみ(NO MAIL) 7月 3日(木)22時32分07秒
オールアバウトマイマザーが今イチわからなかったので今回も恐る恐る見に行きました。…行ってよかった!全体から溢れるアーティスティックな雰囲気に感銘し、脚本の上手さに脱帽、そして愛とは?人生とは?と考えさせられる余韻の残る作品でした。主人公のベニグノを暖かい目でみれるかどうかで評価は分かれるかもしれない知れないですが、一見の価値のある作品だと言い切ります!!