ジャーヘッド

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★★★★★
From: KKK、崋、taiti、鉄人、mukamu、fase(NO MAIL) 4月 7日(金)20時37分38秒
今年見た中では一番面白かったです。
退屈が兵士たちの平常心をいつしか奪っていく。主人公のジェイク・ギレンホールや冷静に見えたピーター・サースガード(好演)も、静かに退屈に蝕まれていく。そして彼らは一人ひとり、あるとき突然爆発していく。前触れもなく、突然に。こういう内面描写は面白いと思うのと腑に落ちないのと半分半分。やや映像の魅力の影に隠れてしまっているか。戦争批判が少々海兵隊批判に摩り替わって見えなくもないのはそのせいかもしれない。
「フルメタル・ジャケット」へのオマージュから始まり、「トレイン・スポッティング」のような鬱屈した青春群像劇を経て、「プラトーン」的な戦場リアリズムで終わる。しかし「プラトーン」とは違い、イラク軍との戦闘シーンがほぼ皆無なのが面白い。訓練で殺人マシーンへと変貌する主人公。しかし戦場に来ても戦闘はなく、毎日訓練に明け暮れ、フラストレーションを発散するためにバカ騒ぎして、国の女には振られ、下ネタにオナニーと、体育会系のバカぶりと現代の若者たちのダメぶりが最高に笑える。戦争とは関係ないところで凶行に走るのがまた可笑しい。そしてやっと戦闘が始まり、狙撃兵の主人公に命令が下ったと思いきや、思いがけない結末が・・・。ストーリーは盛り上がるところであえて外しており、乾いたユーモアがさらに虚脱感を煽る。油田が燃え盛り、黒い雨が降るシーンは圧巻である。「僕たちはまだ砂漠にいる」のセリフが印象的だ。戦争自体が虚しいのか、時代が悪いのか、よくわからなくなってくる。当時のヒット曲満載で、特にパブリック・エナミーの「Fight the power」がいい。グダグダな戦争とグダグダな青春を描いた、ダルなリアリズム戦争映画。
戦場現地の奥地で王国を築いたり、悲痛な戦場の惨劇の中で“生死”に対する感覚が麻痺しまっていくというような、仰々しいことだけが“戦争の狂気”ではないということを、この映画は雄弁に語る。言うならば、「戦争」そのものが「狂気」であり、そこにそれ以外のものは無いのではないか?だからこそ、誰も死ななくても、誰も殺さなくても、“狂気”は生まれ、そこにいる者たちを急速に蝕んでいく。ライトなテンポで敢えて感情的にならずに、主人公たちの心情の起伏を描き出すあたりに、サム・メンデスの流石の演出力が冴える。テーマ性としては、映画によって散々描かれてきているもののようにも見えるが、「戦争」という「狂気」の“普遍性”とでも言うべき“何気なさ”を描いたこの映画は、非常に独特だと思う
笑える戦争映画って、最高ですねwww
メンデスだから、大きくハズシはしない。士気が上がる兵士たちの最大の敵が「退屈」であるところなど、可笑しくて虚しい。どれだけ過酷な訓練を積んでも実戦で活かせないもどかしさ。油田を守ったり、インタヴューを受けたり、寝床を作るために砂漠に穴を掘ったり…。火のあるところだけが戦争が起こっている場所なのではないのだ。 こうした退屈が兵士たちの平常心をいつしか奪っていく。主人公のジェイク・ギレンホールや冷静に見えたピーター・サースガード(好演)も、静かに退屈に蝕まれていく。そして彼らは一人ひとり、あるとき突然爆発していく。前触れもなく、突然に。こういう内面描写は面白いと思うのと腑に落ちないのと半分半分。やや映像の魅力の影に隠れてしまっているか。戦争批判が少々海兵隊批判に摩り替わって見えなくもないのはそのせいかもしれない
★★★★
From: kou(NO MAIL) 3月 27日(月)11時11分13秒
戦争という題材をとりながらも、あくまでも人間ドラマに焦点を縛って描いている処は、さすがサム・メンデスという感じです!
★★★
From: やよい(NO MAIL) 3月 24日(金)00時10分58秒
三崎亜紀の小説「となり町戦争」を思い出しました。実際の戦争の現場ってそんなもんなんでしょうね。そんな状態を淡々と描いてるところに好感がもてました。ただ、私はやや中だるみ。だれました。もうちょっと引っ張ってもらえる何かがほしかった。
★★★★★
From: 夜更かし男(NO MAIL) 3月 6日(月)05時02分52秒
戦場には、大義名分さえ無くなってしまうのだろう。先日、英兵が投石したイラク人をめった打ちにするニュースが出たが、映画を見ながら、あの狂気はこうして生まれるのかと、妙に納得した。しかし、こういう映画を大衆映画として作れるところに、アメリカの良心を感じる。我が国は、いつ「ローレライ」「男たちの大和」などで満足してしまうほどに成り下がったのか。40・50年代は違ったのに。
★★★★
From: ぷう(NO MAIL) 3月 4日(土)01時37分59秒
だんだんと中盤から引き込まれました。現代の現実にぶつかって、それでも生きていく。本当に戦場は誰にでもあって、それぞれ違うとあったとおり思いました。戦争の怖さ、自分の中の残酷性、ドキドキしました。笑えるところもあるし。仕事と自分に悩んでいる私は結構慰めになりました。
★★★★★
From: リチャードゥ(NO MAIL) 3月 3日(金)20時32分14秒
思っていた作品とはダイブ違っていたが、終盤あたりからずっしりと来る映画だった。アメリカ兵がたまらなくかわいそうで仕方がなかった上に、アメリカ政府に強い怒りを覚えた。だけど、久しぶりにいい映画に出会えて(映画館で)嬉しいかぎりでした^^
★★★★
From: 花子さん(NO MAIL) 3月 1日(水)00時04分31秒
映画が始まるまで、タイトルは「シャーベット」だと勘違いしていた。窓口でもシャーベット一枚って。あれだけの厳しい訓練をして、派遣された前線では銃を撃つこともない。一回でもいいから撃ってみたいという願望はわかるかも。アメリカがなぜイラクを攻撃し今も軍隊を送り続けているか、国のため?民のため?映画の中に答えは出ていたと思う。
★★★
From: iiii(NO MAIL) 2月 27日(月)18時56分02秒
トロイ役のピーター サースガードがとても良かったです。この人がいなかったら 深みのない映画になっていたように思います。戦地から帰り、日常に戻った後の違和感のようなものも表現されていて、心に残る映画でした。下ネタの連続で、デートには不向きかもしれません。アメリカン ビューティほど面白いわけでもないけれど、黒焦げの死体を淡々と撮っているシーンとか印象的なシーンもあるので 映画館で見ることをおすすめします。
★★★★
From: オードリー(NO MAIL) 2月 25日(土)15時44分01秒
面白かったです。戦争なのに一度も発砲をしたことがない退屈な毎日が淡々と描かれていて楽しめました。この映画でちゃおさんの言う通りアメリカ人の戦争バカがよくわかりました。そして皆さんが書かれているように音楽も良かったでっす。
★★★★★
From: まりりん(NO MAIL) 2月 23日(木)17時45分54秒
よかった。戦闘映画というより、海兵隊の宣伝映画だろうかな?湾岸戦争はどうだったのかわかった。淡々とストーリーは進んでいるけど、楽しめた。演じている俳優もいい。原作を読んでみたい。ラストのせりふはこの後のイラク戦争をいっているのかな?
★★★★★
From: QQQQ(NO MAIL) 2月 19日(日)20時55分29秒
ベトナム戦争以後に作られた名画が2本、映画の中で上手く使われていました。とりわけ「地獄の黙示録」のワルキューレの槍騎兵を流してのヘリコプターの襲撃シーンでの盛り上がりは、さもありなんの感がしました。もう一方の「デイア・ハンター」は???褒めすぎかもしれませんが、淡々と戦争に馴染んでゆくのが描かれて良かったです。音楽が良かったですね。
★★★★
From: ねぎ(NO MAIL) 2月 19日(日)19時17分24秒
映画だから多少の違いがあるにせよ、戦場の生活を垣間見ることができた。アメリカの国益の元に出兵しているアメリカ兵を擁護も批判もしないが、海兵隊員のSemper fi.(生涯忠実)が非常に印象的であった。きっと海兵隊を名誉除隊した者は一生耳から離れない言葉なのであろう。余談だが我国にも明治6〜9年まで海兵隊があったが短期間で廃止されたたのが悔やまれる。(後の海軍陸戦隊とは全くの別組織)
★★★★
From: どんぶり(NO MAIL) 2月 13日(月)22時32分37秒
まず、音楽が気に入りました。内容は、まさに「今どきの戦争」って感じでした。映像的には、油田が燃え上がり、真っ暗な空から黒い石油の雨が降る、その光景が、ただただ怖ろしかったです。地球が破戒されていくようで・・・。
★★★★
From: 純、(NO MAIL) 2月 13日(月)20時39分46秒
出だしの感じから、フルメタルジャケットを期待してしまったのですが、もっと、淡々とした作り。こんな表現もなんだと思いますが、アメリカンビューティー戦場版といった感じ。じわじわと感じる物はありますが、突き刺さる物はなかったです。難点としては、みんな坊主頭なので、白人たちの区別がつかないこと…。
★★★★
From: フラワー(NO MAIL) 2月 13日(月)18時37分14秒
さすがサム・メンデス!!絵心ありますねぇ。期待以上の仕上がりだった。とかく平板的な出来になりがちなCGによる背景処理(黒煙)が、とても幻想的で印象深い。やっぱりこれ位やってくんないと満足できない。実戦環境の厳しい現実をきっちり描写している。エッジの効いたブラック・ジョークも連発だったし、様々な個性を発揮・結集しながら説得力も併せ持つという充実した内容になってた。なにより、作風が押し付けがましくないところが好感持てた。
★★★★
From: ちゃお(NO MAIL) 2月 12日(日)23時53分36秒
この映画を観て、久しぶりにアメリカ人を尊敬した。よくもあんなバカ騒ぎが出来るものだと。しかも戦場だろうそこは。まさしくバカ。戦争バカ一代だ。アメリカ軍にだけは入りたくないと思わせるところが、見事な反戦映画となっています。こんなに理不尽で過酷なのに、誇りだけを与えられ、年収は日本のフリーターレベル。彼らに日本の自衛隊の給料を教えてやりたい。次々と新兵を襲う理不尽で、やるせない現実が笑えます。戦争に来たのに、戦争なし。敵はいなくて、上官のいびりと離れていく恋人・・・そこで語られるアメリカ論が、まさにサム・メンデス。「アメリカン・ビューティー」も面白かったけど、これも面白かったです。こういう映画が作られるところが、アメリカ映画の懐の深さですね。歴史に残る戦争映画だと思います。