ミュンヘン

満 足 度
68.7%
回答者数32



★★★★
From: リオン(NO MAIL) 3月 22日(水)01時46分54秒
「シンドラーのリスト」には明確な善悪の判断基準があったので、シリアスな映画ですが分かりやすく、また作りやすい映画でもあったろうと思います。「プライベート・ライアン」は戦闘シーンの描き方には溜飲を下げましたが、話自体はライアンを探すという「個」と戦争という「公」の問題が結局最後まで上手く処理されないという欠陥を孕んでました。また、敵のドイツ軍の描き方がステロタイプなのも弱かった。一方、本作はスピルバーグなのでイスラエル寄りの作品かと思いきや、善悪を簡単には判断できないくらい複雑になっている中東問題をそのまま飲み込んだ映画になっている。映画での結論は出ていないが、結論を求めるのではなく、過程を描くことがそのまま一つのメッセージとなっており、取りようによっては強硬米国(とイスラエル他同盟国)への痛烈な皮肉にも受け取れる、多分に自省を含んだ映画であることが、観た後の気分は「シンドラー」「ライアン」より重くなるが、むしろその2作より評価したくなる部分である。国家の為に暗殺者となった主人公が、結局国家から逃れてニューヨークで隠れ住まなくてはならない皮肉。パレスチナ人テロリストも、ホテルの隣室で声を掛け合えば普通の良き隣人だという皮肉。同じアジトでパレスチナ人とイスラエル人が互いの主張を話し合えたかと思うと、次の日には殺し合う皮肉。答えは出ないが、主人公の辿った運命を思うと、イデオロギーや民族主義に支配されて報復しあうことの愚かさが伝わってくる。70年代のミュンヘン事件から現在まで、本質的には中東問題が全く進展していないのは哀しいことですね。
★★★
From: 仙ちゃん(NO MAIL) 3月 20日(月)00時51分21秒
上映時間の長い作品だが、最後まで飽きる事なく観ることができました。見応えはあります。テーマからして仕方がないのですが、見終わった後の気分が晴れません。もう1回観たくなる系統の作品ではありません。
★★★★
From: コリン(NO MAIL) 3月 18日(土)21時54分57秒
結構すきでした。行く前は重そうで否定的でしたが、きっちり内容のある映画だったと思います。
★★★★★
From: 沈々(NO MAIL) 3月 16日(木)08時45分55秒
娯楽映画ではないかと思いますが、娯楽映画として3時間飽きることなく楽しめました。ハラハラドキドキが続きっぱなしで、あっという間に時間が過ぎました。「宇宙戦争」の数倍怖かったです。舞台は70年代初頭ですが、画面はまさにその時代なので驚きました。時代は昔でも、雰囲気がバリバリ現代の日本映画恥を知れ!って感じです。ただ妊婦にバックから挿入し性交するシーンなど露骨な性描写がありましたが、本当に必要なのでしょうか、スピルバーグ?って感じです。男ですが不快に感じました。
★★★
From: 辛口(NO MAIL) 3月 11日(土)23時38分07秒
まあ、スピルは、サメやダンプや宇宙ごっこ程度の映画がお得意。内容あるように見せかけてるが、宇宙戦争並。
★★★★
From: のん☆★(NO MAIL) 3月 11日(土)15時03分59秒
予想通り、重い映画でした。ちょっと分からないところもありましたが、2時間44分の上映時間、集中して見れて、長くは感じませんでした。一緒に見に行った友達は、内容がよく分かっていなかったようですが・・。テロにはテロで報復。そしてテロリストを殺して、その次の後継者も殺していく。一生終わらないですよね。それにしても、向こうの人って映画を見ても思ったけど、愛国心は強いですね。今の日本人であんなふうに愛国心を持ってる人っているのかなぁと思います。戦前の日本なら考えられるかもしれませんが・・・。それにしてもエリックバナかっこよかたです。家族を思い、子供に電話口から『パパだよ・・・この声を忘れないで・・・』と言ったところはじーんときました。
★★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 3月 11日(土)08時00分51秒
 なかなかハードな内容でしたね。 2時間44分という決して短くはない上映時間も、監督の見せ方が巧いのか、最初から最後まで集中して観ることが出来ました。 ”暴力からは暴力しか生まない”っていう負の連鎖をひしひしと感じましたよ(監督はそういうことを言いたいんですよね?)。 主演のエリック・バナさんをはじめ、も〜みんな渋くて良かった。 個人的に特に印象に残ったのは”ルイ”なんですが。パンフレットでもちゃんと紹介して欲しかった! ”中東和平”においては本来、直接の当事者ではない日本が、中立の立場で和平の仲介役になれるはずだと思うんだけどなあ・・・でも今の某国べったりでは・・(以下割愛)
★★★
From: 銀幕三十郎(NO MAIL) 3月 7日(火)22時24分18秒
静かな緊迫感があるので決して駄作ではない。殺人は連鎖することおよびそれにかかわるストレスが強烈であることは表現されているが、それ以上のふくらみがほしいところである。アスリートが殺害されていく様子には迫力があるが、(現場にいなかった)主人公の回想のように分割されて提示されることには違和感があった。長時間の作品にするのであれば、主人公の仲間の個性をもっと描きこんでもよかったのではないか。
★★★
From: ジュンベーダー(NO MAIL) 3月 5日(日)12時50分51秒
正直言ってこの映画どうかな〜?と思ってしまいました。内容の重さから言って到底、娯楽作品ではありません。自分の体調もありましたが途中で眠くなってしまいました。充分、いいコンディションで見に行くことをお勧めします。ずっと殺しの連続で、またその残酷、残忍性がビンビンと伝わってくる。この映画を見ていると報復って虚しいことだなと思う。自分が「目には目を・・・」的な宗教に影響されてなくて良かったと思う。最後に、今は無い貿易センタービルが映し出されたのはアメリカのイラクに対する報復がこの映画の主人公達の行っている報復と同様、とても虚しく無意味で平和や喜びなど得られないということを訴えたかったのじゃないだどろうか?本来アメリカは大らかで弱きを助け強きをくじくお国柄。スピルバーグ自信、ユダヤ人の目からみたユダヤ人を描き、遠まわしに今の間違っているアメリカのものの考え方を正して欲しいと訴えかけているんだろうな。きっとスピルバーグはアメリカをとても愛しているんだと思う。万人にはお勧めできない映画ですが、もう一度見に行ってみようかなと思えてきた。
★★★
From: のり(NO MAIL) 3月 4日(土)02時05分30秒
報復の連鎖に終わりはないってのはよくわかりましたが、あまりにも読後感が悪いというか、殺しのシーン連続なので、疲れた日に見る映画ではなかったなと。映画から離れるかもしれませんが、感じたのはやはり今の中東問題は、イギリスとアメリカが先導的に作ってきたことだと理解しているので、彼らの罪はとても深いですね。イスラエルにもパレスチナにも。
★★★★
From: さくちん(NO MAIL) 2月 24日(金)13時55分36秒
独身女(30)です。作品によりますが、スピルバーグはずっと好きです。生まれて初めて観た映画館での実写映画って『E.T.』だったと思う。『宇宙戦争』が大変良かったので、期待して観に行ってまいりました。大まかな筋は、観る前から見当付いてしまっていたし、政治的なメッセージは『現実は小説より奇なり』というように、現実の報道以上に目新しいものはありません。サスペンス小説のように読み終わって現実に戻る・・・真っ当なエンターテイメント映画。「シンドラーから10年以上経ったし、またユダヤ人系撮ろっかな〜。だって絶対面白いし☆」という意欲が隅々まで感じられ、3時間も長くは感じませんでした。スピルバーグって、キューブリックとジャック・タチを混ぜ合わせたような味がする。ちなみに、今週のニューズウィークで、他のアカデミー作品賞候補の監督と5人でテーブル・トークしてます。ミュンヘンの社会的反応も含めて、黒澤明との思い出話などを語っています。他の監督(ミラーやアン・リー)が、『演出』魔術師スピルバーグに対して質問攻めにしたい雰囲気が感じられます。ネタバレスピルバーグって、残酷シーンが凄く上手いとは思いますが、おかげでまたトラウマが増えました。小さい頃観たレイダースの『ナチがドロドロ溶けるシーン』やAIの『ほうれん草食べて壊れるシーン』と並んで『女暗殺者を撃った弾痕が筋肉で動くシーン』・・・・。気を失いそうになりました。残酷シーンが苦手で、未だ、プライベート・ライアンは恐くて観れてません・・。
★★★★
From: rush★(NO MAIL) 2月 21日(火)23時15分57秒
内容が内容なだけに、「面白かった」とはまた違う意味で★4つ。あまりにも上映時間が長すぎて、途中お尻痛いわ集中力がきれるわでエンドロール流れ始めた時点で、そそくさと退場していく観客の皆様の多いこと。。。しかも重〜い何かを引きずったまま家路につかなければいけないので、それなりの覚悟をして見に行ったほうがよいと思われます。テロ・平和・テロ・平和・・・・世界はこの二つの間で揺らぎ続けなければいけないのでしょうか・・・。
★★★
From: ネコバ(NO MAIL) 2月 18日(土)13時48分01秒
ネタバレあります。テロの連鎖とその挟間で苦しむ人間を描く。確かにこの作品、後半の主人公が精神的に追い詰められていくシークェンスなど、人間ドラマとして重厚な作品ではある。しかし自分は、正直この映画に感銘を受けることはほとんどなかった。テロに対してはテロで報復する。終ることのない報復の連鎖だ。ストーリーの途中で主人公はこのことに気づく。そしてそう言った中で、自らを含めた家族の危険に悩むこととなるが、観ている側からしたらそんなものはどちらも至極当り前のこと。「何を今更」と言う感じだ。狂信的なゲリラが何かをきっかけにその行動に疑問を持ち始めるというのならまだわかる。しかし本来心優しい者が、連鎖する報復合戦の中で自らの行動に対し心の整理が出来なくなるというのでは、あまりにも順当なストーリー展開でしかないのではないか。また基本的にこの作品は、イスラエル側の立場で描かれる。そして主人公は、本来こう言ったことに馴染まない家族を愛する人間。当然観客は主人公に、つまりイスラエルの側に強く感情移入させられることとなるわけだ。確かにこの作品では、イスラエルを正当化するようなことはしていない。当然スピルバーグもそうならないよう、心を砕いたことだろう。しかしアメリカにより、イスラエル側に軸足をおいた作品が作られると言う事実。当り前と言えば当り前のことではあるが、それゆえ一歩間違えば一種のプロパガンダになりかねない今作には、自分としてはいまいち乗れなかった。本来映画はいろんなしがらみから離れ、あくまでもひとつの作品として評価すべきであることはわかっている。そういう意味では、映画の評価に政治的視点を持ち込む自分もどうかとは思うが、こういった作品の場合は、やはりそういう部分はどうしても避けられないとも思う。前述の当り前過ぎる内容、またとってつけたようなラストの社会的なメッセージも含め、やはりこの映画には高い評価はつけられないな。
★★★★
From: ぺんぎん(NO MAIL) 2月 16日(木)23時47分31秒
重いテーマのなかに、 爆弾製作担当が全然 まともな爆弾をつくれなかったりオランダのおっぱいねーちゃんが出てきたりうまく ひっぱるなあ と おもいました。この映画 当時の政治情勢の予備知識がある程度ないとなにがなんだか わからないとも思います
★★
From: daim(NO MAIL) 2月 14日(火)18時20分02秒
観たことは後悔しないが、もう一度観たいとは思わない。「カラーパープル」や「シンドラーのリスト」にはまだ希望や救いがあったが、この映画は何とも言えない閉塞感と絶望感だけしか残らなかった。映画の作り方はさすがにうまいし、最後まで飽きさせない。パレスチナとイスラエル、けっして解答が出る問題ではないが、スピルバーグなりの何らかの答が見たかった。
From: ムギ(NO MAIL) 2月 14日(火)17時25分47秒
ハッタリ映画作家のスピルバーグがハッタリやめたらただの凡庸な監督になってしまったという映画やないのこれ唯一の見ものは彼が多分初めてまともにセックスシーンを撮ったことじゃないのか(でも多分あそこでバナは勃起してない)「カラーパープル」のホラータッチのセックスシーンに比べたらスピルも成長したんだろうが大人になってみたらただの人だったという感じ
★★★★★
From: まりりん(NO MAIL) 2月 14日(火)15時53分40秒
よかった。しかし感動するほどではなかった。オリンピック中に公開するのがいい。平和の意味がわかったようなきがする。イスラエルとパレスチナの関係が少しでもわかってきたなって思った。エンドロールでなぜか世界貿易センターが写っていた。
★★★★★
From: ジョンタ(NO MAIL) 2月 13日(月)12時15分43秒
傑作よ。もうあのテレビコマーシャルは何だったの! と思うくらいまったく違う内容の映画で素晴らしい。要は徹底的に殺して殺しまくる気弱なサラリーマン暗殺者の話だった。まったく自分が映画化すると言った『SAYURI』を他人に任せて何をやってるのかと思ったら、これなら納得!これは『シンドラー』『ライアン』に続くハッタリ3部作の締めでしょう。政治的ネタを用いて、まんまと人がバッタバッタ死ぬ映画をつくった感じ。とにかく前編暗殺しまくり。まるで世界規模の仁義なき戦い。彼は建前と本音がはっきりしてる。本当はどうでもいい民族の問題を盾に、いま現在ではとうてい企画できない70年代政治サスペンスアクション映画を再現。こんなものをひょいひょい芸術映画が成立しない現代に撮っているスピルバーグはとっくに黒澤を超えていると感じた。もう1度観たい! エリック・バナ、はじめていいと思ったよ。但しあまり客入ってないね〜。入らないのはよ〜くわかる。宣伝しようもないし、ネタがおもろい訳でもないしね。でも傑作であることは間違いない。企画のバランスが取れてないんだよね。しかし『3丁目』とか『有頂天』とか、映画モドキみたいな日本の監督の作品ばかり観ているから目が覚めた。やはり映画は2度3度見たくなるものが好き。
★★★★★
From: 小野寺 達(NO MAIL) 2月 13日(月)11時14分33秒
すごい感動しました。自分は、この映画を見て改めて平和とは何かを考える必要があるのではないかと思いました。主人公のエリックバナかっこよ過ぎです。出てくる場面は、少ないですが、ジェフリーラッシュも存在感がありました。今のところ今年NO.1の映画です。
★★
From: kumago(NO MAIL) 2月 11日(土)22時26分17秒
モチーフが難しすぎてさすがのスピルバーグも料理し切れなかった印象があります。(ネタばれかも)エンターテイメント性としては、ゴッドファーザー2のマイケルの復讐シーンが延々と続くような感じでしょうか。ただ、その場合も主人公と殺される側との関係・接点が政治思想オンリーでは、感情移入は難しい。そう、マイケルの復讐はファミリー(家族)を背景にしているから胸に響くもの(怖さと痛快感)があった。主人公は家族を犠牲にしているからな。(子供の声を聞いた時の顔は良かった)「ドイツは建国まで何年かけた?」という価値観を持ち出されては、一体何が正しいのかなんて判らない。判らなくなるから感情移入が出来ない。そういう意味で、スピルバーグも作りながらたぶん迷いがあったのでは?「憎しみは繰り返されるぞ」的な終わり方をして、見る側に映画の存在意義をポーンと投げ出しているような印象を受けました。つまりは、感情移入がとても難しい映画だった、ということです。
★★★
From: しろくん(NO MAIL) 2月 11日(土)20時57分17秒
スピールバーグの作品としてはマイノリティリポート並みの出来。シンドラーのリストのレベルが期待され、また10年以上前に標的は11人を読んだ時の衝撃が強かったことから点数が辛いかもしれないが・・ただ、ユダヤ人である彼が今までシオニストなどの同民族関係団体から絶賛を受けてきたことから反動的な映画をとったことの背景やハマスが勢力を伸ばし、最近のイスラム教に対する誹謗中傷等の世界の動きをどうしても考えてしまう。物事を重く捉える必要は必ずしもないが、自分なりに昨今の現象を考察するにはいいテキストとなるかもしれない。目には目を歯には歯をというハムラビ法典から人類は抜け出れないのか?というキャッチが頭に浮かんできた
★★★★
From:  (NO MAIL) 2月 10日(金)13時18分03秒
《ネタバレ注意!!》なんといっても最後のほうで主人公が自分が報復をしたばっかりに精神的にひどく追い込まれるシーンなんかは非常にわかる気がした。主人公が自分を狙ってると勘違いした車がただ吸殻を捨てただけだったシーンなんかは特に驚いた。主人公が最後に「こんなことしても平和な未来はこない」といってたのが非常に印象的で、ただの映画ではない何か重いものを得た気がする
★★★★★
From: tokuzou(NO MAIL) 2月 9日(木)18時29分31秒
 満点とはいわないが、四捨五入で★5個。  3時間近い長さを全く感じさせない、みごとな演出。 押さえた色調で、70年代前半の感じをうまく出してある映像。 深く考えさせ、監督の言いたいことを凝縮した見事なエンディングショット。 1回見てすべてわかる映画というのは、もしかしたら深みがないのかもしれない。この映画は、何回も見ていくと新しい発見があるのではないか。 <ネタばれあり> 選手村襲撃事件の映像を、冒頭にまとめてしまうのではなく、切れ切れに何回かにわたって見せていく。そうすることによって、暴力の連鎖というこの映画のテーマがわかりやすくなっていると思う。 もし、冒頭にまとめてしまうとPLOが悪者で、モサドはそれに対して、正義の復習をしているのだ、正しいのだ。という内容になってしまうのではないだろうか。 この点でも、非常によく考えられている映画だと思う。 
★★★
From: abc(NO MAIL) 2月 9日(木)12時46分35秒
自分の好みではなかったです。謎が多いのは結構ですが、それを解くヒントが映画の中に無いと好きではないです。(以下ネタばれ)誰が主人公の仲間を殺したのか?なぜ最後にあの上層部の人間は食事の誘いを断ったのか?情報屋とその父の正体とは?などは、なまじの知識がある人が勝手に思いをめぐらせて想像するのでしょうが、映画の中に「これだ」というヒントは無かったと思います。そうかと言えば、ユダヤ人、パレスティナ人の考え方は非常にチープにセリフ化しており(階段のシーン、母親とのシーンなど)、双方意見が出ましたのでどうですかお客様。のような印象もあり、エンターテイメントとしても、メッセージとしても、歴史認識に一石を投じる意味でもすべて微妙な感じでした。 お客をドキドキさせる演出はよかったです。
★★★★
From: うに(NO MAIL) 2月 7日(火)23時02分43秒
長かったけど、眠気におそわれることなく観ました。うーん。。。万人にはすすめられない気もします。予備知識が必要かもしれない。エンターテイメントに徹した映画とは言い切れないから。やりきれなさ。観た後に残ったこと。
★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 2月 7日(火)08時59分03秒
イスラエルのパレスチナへの報復テロを描いてる作品なのだが、主人公たちの暗殺手段があまり克明に描かれず、リアリティがないので面白くない。モサド、PLO、CIAなどの単語は出てくるものの諜報戦もなし(映画の中でもそれらを示唆するシーンはあるが、登場人物に「深く考えるな」と一蹴されてしまう)。どういうコネかわからないが、凄腕の情報屋がいて、彼らにターゲットの所在地を主人公たちが教えてもらって→殺しに行く→以下繰り返し・・・だけのワンパターンドラマが続く。主人公のエリックバナはナショナリズムをあまり語らず、むしろ一個人としての立場で家族第一主義を貫く。そういう相対主義的な立場によって、彼が報復テロに参加する動機が最後まで説明されないのは不満だ。報復テロにより怨嗟の連鎖が、いかに無意味か映画は語るが、同時に国を持てなかったユダヤの苦悩、そしてユダヤにより国を追い出されたパレスチナの言い分も語る。かつてユダヤが迫害がされ、そして今はユダヤがパレスチナを迫害する。エルサレルにどれほどの価値があるのかとの問いに、それが全てだと語るPLO(パレスチナ解放戦線)。妥協点は存在しない。(下でトッチャンボーヤ氏がテーマを安易なセリフで語ってないと言ってはいるが、これらは全て説明セリフで語られている事項。映画としてのレベルは低いといわざる得ない。)この映画はひとつの真実を最後に教えてくれる。どうしてテロも戦争も悪いことだと分かっているのに、なくならないのか。それは誰も真に平和など求めていないからだ。夕食への誘いを断る、モサド。これが、どういう意味かいくら映画に高得点をつけても、理解しなくては映画を楽しんだとはいえんだろ。
★★★★★
From: tony(NO MAIL) 2月 7日(火)02時03分34秒
さすがはスピルバーグ!!!
★★★★
From: katokichi(NO MAIL) 2月 6日(月)22時41分55秒
正直面白い作品。観て損は無い。しかしただのエンターティメントとしか感じない人がいるのなら、それは大変危険なことです。ある程度の予備知識は必要です。浅くてもいいと思うので、歴史の知識は必須です。監督自身がユダヤ人であることをお忘れなく。
★★★★
From: ウッチィ(NO MAIL) 2月 6日(月)12時54分06秒
面白かったけどちょっと中盤長かった…。終わりの一時間は怖くて自分どうにかなりそうでした。
★★★★
From: QQQQ、Deppon(NO MAIL) 2月 6日(月)08時45分10秒
映画そのものより、アノ時代の自分を思い起こし、面白かったです。あのテロによる殺害の場面が、フラッシュバックと言うんですか、突然に、呼び戻され、思い起こされる。キット事実なんでしょう。殺人ですら常態化すると言うことも、頷けます。   あの時、私は、新宿で、God Fatherの第一作を見ました。塚原の月面宙返りが、初めてオリンピックの舞台に登場した年でした。  ネタバレあり。かなり主題が重い映画なので、当たるかどうかは微妙ですね。みんな、ゴルゴ13の世界を見たがっているので。エンドロール 画面中央にあのツインタワーらしきものが。
上のマリリンさん>エンドロールでなぜか世界貿易センターが写っていた。あざといようなシーンなのですが、あれがテロで破壊されても、『報復の連鎖』では、まだ『始まりの始め』ということを表しているんだと思いませんでしたか?あの情報屋さん組織を見て、”蛇の道は蛇”を思い出します。ああ云う商売って本当にあるんでしょう。武器商人が絡むんでしょうが。
★★★★★
From: ぱてん(NO MAIL) 2月 6日(月)02時16分26秒
文句無し!
★★★★★
From: トッチャンボーヤ(NO MAIL) 2月 5日(日)21時44分46秒
※おそらく、ネタばれもあります。鑑賞後、すぐに席を立つのをためらう映画でした。スピルバーグのシリアス路線の中で、最も「泣く」という要素を排除した作品であり、そこに流れる空気は、比較にならないほど重く感じられました。抑制が効いており、テーマを主人公から安易に台詞で語らせず、作品全体で問題を投げかける作品です。映画は、ミュンヘン五輪の事件でパレスチナ側の責任と、それの報復を政府が支持したということでイスラエル側の責任も描いていると思います。主人公たちはイスラエル側ですが、標的の人物にも、たった数十秒の登場シーンでかなり人間的な肉付けをしています。暗殺場面では、(主人公よりも)疑問に感じながら見ていました。物語が進むにつれ、おいしそうな食事は、だんだん不味く見え、暗殺にに躊躇しなくなり、指令とは関係のない殺人をし、最後は逆に狙われる恐怖で眠れなくなる。何が原因でこの事件が起きたかではなく、暴力は連鎖し、それに加担した人間に平穏は訪れないことを、この映画は伝えている気がします。今回の暴力描写は、いつになくショッキングです。どれをとっても、感情がのせられないからです。暴力は暴力でしかない。他の映画なら、その暴力描写が歓喜に変わったりするんですけどね。この『ミュンヘン』は、ある程度見る人が限られるだろうし、賛否も分かれるでしょう。私は、とても考えさせられたし、見てよかったと思いました。答えなんかない映画ですが、最後に遠くの方で意図的に映る二つの建物が、全てを象徴しているように思われます。必見!