シッコ

満 足 度
77.6%
回答者数19



★★★★
From: ほにゃ(NO MAIL) 10月 23日(火)20時44分17秒
 “映画”という限定された時間・設定の中ではありましたが、アメリカの医療制度の現状を他国と比較しながら上手く浮き彫りにしていると思いました。 以下、多少ネタバレありですが。 実際のアメリカというのは、何でもかんでも弱肉強食が正当化される“規制無き完全自由”な社会ということでしょうか?「平等な医療制度の導入」に対して、旧ソ連の社会主義の映像が流れその危険性を煽るシーンからも、その姿勢は徹底しているなと感じました。その挙句が、医療費が払えなくなったら姥捨て山への放置ですか。 患者を門前払いにすればする程ボーナスが出るアメリカの医師。片や、患者を治療すればするほど報酬が得られるヨーロッパの医師。 単純な比較論かもしれませんが、単純が故にわかりやすい構図でした。 アメリカの半植民地である日本が目指す社会もこのような世の中なのかと思うと、慄然としてしまいました。
★★★★
From: タイヤ(NO MAIL) 10月 10日(水)22時25分36秒
日本も医療費タダがいいな。と、思うけど。その制度にはその制度なりの問題があるけど、それをあまりにも描かなすぎなのはちょっと、って思った。でも、海外ドラマでも医療もの多いけど、アメリカの医療費は本当に異常。本当に悪夢。フランスみたいに、意志ある国民になりたいと思いました。キューバの制度はゲバラがらみのカストロさんだし、911の時活躍した方々だったりで、異様に嬉しかったり。丸呑みせずに、ある視点としてみて損は無いと思います。
★★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 10月 7日(日)22時24分42秒
 アメリカの保険医療制度のあまりの荒廃ぶりに(言い過ぎか?)唖然としてしまいました。 日本のそれもアメリカ型に向かっていると考えると、恐ろしくなった。 この映画で紹介されている他の国の保険医療制度は確かに美化され過ぎているかもしれないけれど、医療費が無料等なのは事実だろうし、あれらの国の保健医療制度の方がアメリカのそれよりも国民に優しいのは間違いが無いだろう。 同じ監督の「ボウリング フォー コロンバイン」に引き続き、アメリカとその隣国カナダの違いに驚かされました。「ボウリング〜」とこの映画を観てしまったので、アメリカとカナダ、どちらに住みたい?と聞かれたら、僕は間違いなくカナダを選ぶだろう・・・。アメリカにも良い点はいっぱいあると思いますが。 また、「国が国民を恐れている」といるというフランスの例から、デモとまではいかないにしても、やっぱり国民が国に対して声を出していかないといけないのかな〜と思いました。 最後に。キューバのところでは、胸が熱くなりました・・・。
★★★★
From: sss(NO MAIL) 10月 7日(日)18時44分14秒
笑いあり泣きどころありのエンターテインメント作品に仕上がってました。アメリカの制度をこき下ろし他国のそれを絶賛しているのはあまりにも単純化しすぎているという批判がある。しかしそれもアメリカ国民に警鐘を鳴らすためあえてやっているんだと思うようにした。アメリカ人に向けて作られた作品だけど華氏911より楽しめた。
★★★★★
From: (NO MAIL) 10月 5日(金)16時40分25秒
これをドキュメンタリーと呼んでいいのかわかりませんが、社会派エンターテイメントとしては、素晴らしいできだと思います。マイケル・ムーアがまたしてもやってくれました。
★★
From: 銀幕三十郎(NO MAIL) 9月 28日(金)20時46分22秒
日本人も当然考えるべき問題をあつかってはいるが、アメリカ人に向けた映像メッセージという性格が強すぎる。また、ブラックユーモアの部分とシリアスな部分とがあまりよく調和しておらず、ユーモアのセンスもよいとはいえない。
★★★★★
From: さくらくん(NO MAIL) 9月 27日(木)01時27分27秒
アメリカに対してうらやましい事などあまり無いのだけれど、マイケル・ムーアのようなクリエイターがいる事だけはとてもうらやましい。小難しい保険制度なんてネタをこれだけ分かりやすく、しかもエンターテインメント作品としてきれいにまとめてくれるのだから、すばらしい! 音楽の使い方とか、編集のスピード感、展開のドライブ感、どれをとってもエンターテインメントなんだよね。「他の国に出来て何故アメリカに出来ない?」って疑問が彼の作品の一貫したテーマだけど、それを受けて「ムーアに出来て何故日本人に出来ない?」と思ってしまった。真似っこでもいいから、日本でもこういう気の利いたドキュメンタリー作家が出てくれないものかと願うよ。ところで、キューバといえばカストロ vs オリバー・ストーンの『コマンダンテ』も良質のドキュメンタリーだったけど、「キューバ再評価運動」でも展開されてるのか?(どっちも観たらキューバって良い国じゃんって思うよ)
★★★
From: DR.ZERO(NO MAIL) 9月 24日(月)23時02分22秒
誰にでも身近な問題を扱ったドキュメンタリーなのでアメリカを含めた他国の事情を特別視する必要もなく真剣に観る事ができる。この問題にあっては、監督の個人的な感情は平凡な一市民のものにすぎず、むしろ行動を起こしていること自体は尊敬に値すると個人的には思う。私も、保険会社社員、病人、医師、製薬会社社員、救急隊などなど、それぞれ日本人の知り合いがいるが、皆取り立てて善人でもなければ悪人でもないことを思い出した。以下ネタバレテーマとして事情が込み入っていて単純な結論は描きづらい所だが、互助のシステムを求めるならば、それを支える互助の精神、まずはそこに立ち戻るべしという結論は至極真摯かつ論理的と言えるだろう。きれいごとではなく助けられる人がいるならそこに助ける人がいなければならない、という事実を提示しただけだがそれは建設的だ。
★★★★★
From: せいこ(NO MAIL) 9月 16日(日)22時09分32秒
とりあえず、日本には国民皆保険があってよかった。でも、いまそれもあぶなくなってる。保険証を取り上げられたり、これからはじまる後期高齢者医療・・・不安がいっぱい。そういう中でのこの映画。怖いとおもった。フランスに移住したいけど・・・言葉の壁がーーー。各国の消費税の仕組みとか、社会保障とかいろいろ知りたくなった。
★★★★★
From: karatou(NO MAIL) 9月 8日(土)01時50分22秒
見る前は医療問題って、銃問題や9.11テロと比べてどうよ?って思ってたけど、観終わってみると、前の2作より全然良かった。最後のくだりは、ちょっと泣きそうになった。ここで一気にこの映画の個人的評価が高まった。ムーアが米国や米国民への愛が感じられると言っている人がいたけど、ほんとそう思えた。「ヒロシマナガサキ」みたいにアメリカ全土でテレビ放映できて、もっと多くの人に観てもらえるようになればいいのに。
★★★★
From: アイシャ(NO MAIL) 9月 7日(金)22時46分28秒
けれん味が強いですが、これぐらい誇張しないとアメリカ人には通じないってことかな?アメリカって弱者には厳しいけど、お金があれば最先端の医療を受けることも可能(選択の自由がある)。金持ちが寄付した慈善病院(医療費タダ)だってある。ホントにアメリカはやること極端ですよね〜。保険が下りなくて移植ができないと嘆く家族がいましたが、それって全世界見渡したら、やっぱりお金のかかる先端医療なわけで(保険料をはるかに超える医療費を民間保険会社が出し渋る気持ちもわからないでもない)、そんな医療レベルや制度がない国だってたくさんあるんですよね(移植に関しては、日本もそんな国の一つかな?)まあ、いろいろ考えさせられる映画でした。
★★★★★
From: リオン(NO MAIL) 9月 3日(月)02時37分29秒
「ボーリング・フォー・コロンバイン」で銃社会を、 「華氏911」でブッシュ政権を糾弾したマイケル・ムーア。 それに対して新作「シッコ」のテーマはアメリカの医療問題。 完全な国内問題なので、観る前は前2作ほどの興味は湧かなかったんですが… これはイイ! 前2作よりもずっとイイ! マイケル・ムーアの最高傑作ではないでしょうか(3作しか観てないけど)。 何がいいって、アメリカの医療問題にとどまらず、 「自分たちの国の政府・社会に、何を求めるか」 といった選択の映画になっているからです。 これは最近の日本でも、ほんと他人事ではありません。 映画は「先進国で唯一、国民健康保険のない」アメリカの保険制度の不備を描きます。 ムーアは、国民皆保険制度があり、タダで医療を受けられるカナダ・イギリス・フランスの制度を例に取り、「アメリカがいいか、これらがいいか?」と観客に問いかけます。 そして、問いかけは医療にとどまりません。 後者の国々では、大学の授業料がタダだったり、国の制度の下で有給休暇が貰えたり、託児保育料が激安だったり、妊婦や母親のところにハウスキーパーが来てくれたり… 「国民皆保険」というのは、それら「暮らしやすい生活」の一例でしかありません。 なぜ、国が国民の生活にここまで気を配るのか? ここで、フランス人の興味深い発言があります。 「フランスは政府が国民を怖れている。アメリカは国民が政府を怖れている」 これは、ムーア監督が「ボーリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」でも展開している、「アメリカ政府は、国民をコントロールするために恐怖を創造している」という持論と重なります。 これが、非常にムーア的だなぁと感じた点です。 アメリカ政府や保険会社は、国民を納得させるために「国民皆保険は社会主義的だ。そんな制度でいいのか?」と主張します。 バカげた主張ですが、これが「国民をコントロールするために恐怖を創造する」ということなのでしょう。 その意味では過去2作と同じなのですが、過去2作よりも「シッコ」を気に入ったのは、全体にユーモアと優しさが感じられるからかもしれません。 「銃社会」「ブッシュ」という明確な悪があり、それに対する怒りをぶつけるだけだった過去2作に対して、今回は保険を受けられない患者が多数いるからか、彼らへの優しい視線が感じられます。 ラストの、仮想敵国キューバで治療を受ける9.11の消防士の姿は、こちらも観てて涙が溢れてきました。 高額な医療費や薬代のせいで破産した女性が、キューバで同じ薬が僅か数セントで買えるのを知って流した涙…きっと悔し涙でしょうね。辛いなぁこういうのは。
★★★★
From: ちゃお(NO MAIL) 9月 2日(日)22時58分32秒
違う世界の出来事を知ることが出来て面白かったですアメリカには一生行かなくていいやと思わせてくれる映画でした まさに恐怖映画企業が利益のために、命が助かる可能性がある人を無残に見捨ててきたという事実すさまじいですね日本は3割診療だけど、まあこの辺が妥協点かなでも正直フランスうらやましいな何でろくに働かないのに、バカンス長期間取れて、少子化対策ばっちしでなのかな結局日本では、公務員と大企業と資本家が富を独占してるのかなと、考えさせられてしまったそしたらやっぱり恥ずかしくてもデモをして経営者を吊るし上げ、資本家に尻尾振ってる政治家や公務員改革をしない官僚に土下座してる政治家を落選させたりしなくちゃいけないのかなと考えさせられてしまった
From: ポター(NO MAIL) 9月 2日(日)18時01分46秒
アメリカの医療保険制度が先進国唯一個人で加入するもので有るとは知りませんでした。色々弊害は有るんですね。日本でも保険の未払いは先日話題になっていましたね。あってはならない事だけれど、利益を追求する企業としては当然のように出てくる問題だと思います。この映画では他の国の人達がアメリカの保険制度に驚いている様子がクローズアップされていましたが、それぞれの国で、また別の大きな問題が存在している筈その辺りには何も触れていないで、幸せそうな場面ばかり映しているので、なんだかな〜?と思いました。日本でもアメリカと違い国民皆保険制度ですが、問題山積みですもんね。医療費は高騰しっぱなしだし。。そのお金は何所から出てくるの?って感じです。実際大した病気でなくても医者にかかり、しかも全て無料と言う例はゴマンと有りますし。。。内容的にはかなり偏り過ぎていてついて行けませんでした。
★★★★
From: ピンク・カーペット(NO MAIL) 9月 1日(土)03時10分30秒
マイケル・ムーアの映画を語る時、必ず付きまとう作為的とか悠意的とかいう言葉。これって、凄い的外れな批判だと思うんですよね。ムーアは、ムーアの伝えたいことを、ムーアの方法で主張しているのだから、主観(=作為)があって当然。刑事裁判でいえば、検事が被告人を追い込む為に、わざわざ不利な証拠を提示しないでしょう。作為的な編集センスや構成力は褒められこそすれ、批判されるものではないんじゃないかな。もし、アメリカの医療制度を弁護したければ弁護人が、アメリカの医療制度のメリットや、カナダ・欧州の医療制度のウィークポイントを提示すればいいだけの事のだから。つまるところ、この手の作品を評価って、結局陪審員である観客が、ムーアの主張に共感するか否定するかだけではないでしょうか。私的には、基本的にムーアの主張には賛成。ただ、情に訴えるだけで具体的な結論付けがないところに、なんかムーアのあきらめに近い感覚も感じたのでマイナス1点。管理人さん、このサイトのポリシーに反する書込み、他の方もいってるように削除してあげたら?投稿者も場違いな書込みに恥ずかしい思いをしてると思いますよ。
★★★★★
From: 菓子911円(NO MAIL) 8月 29日(水)21時32分17秒
おれとしては、好き嫌いで言えば、どうしてもムーアの事は好きになれないんだけど、今回のテーマはずるいよね。だって、健康や命の大切さを否定する人なんていないじゃん。命に貧富の差があって良いなんて思ってる人はいないし、治療しない医師が褒められる仕組みを羨む人がいるはずがない。自信過剰で厚かましいおっさんだが、彼のネームバリューで両耳の手術が認められた少女の例のように、世の中を少しでも良くするには、こういう大きい影響力を持った厚かましいおっさんは必要なんだなぁとも感じた。悔しいけど、今度ばかりは「ムーアよくやった!」と褒めてやる…と言いたいが。ネタバレになるのかもわからないけど…最後の匿名でお金を送った話を映画で語っちゃいかんだろ!間違いなく相手はこの映画を見るぜ。嫌らしいやつだ(笑)。まぁ、映画の本質とは関係ないエピソードなので★×5を献上。
★★★★★
From: オーリーの妻(NO MAIL) 8月 29日(水)01時00分48秒
皆さんおっしゃっているように、この映画で見聞きするもの全てを鵜呑みにするのは危険なのでしょう。医療保険制度や社会保障制度のからくりにあまり強くない私にも、まるで非の打ち所がないように語られる、カナダ、欧州、キューバの制度にも、何らかのマイナスポイントがある事くらいは想像できます。それでも…(以下ネタバレあります)。治療費が払えないと言うだけで、入院中の病室からゴミのように捨てられたり、事故で切断した2本の指の内、懐と相談しながらどっちの指をつなげるか決断を下さないといけないような国にはしたくないというのは万人共通の思いではないでしょうか。それを教えてくれただけでも、この映画を観た価値がありました。それにしても、少し長めの文章を見ただけで拒絶反応を示すような方がこの先選挙権を持つことを考えると、日本の医療制度もいいようにアメリカ型に変革されてしまいそうで心配です。>管理人様、感想と関係ない一つ下の書込み、削除願えないでしょうか。
★★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 8月 27日(月)03時30分48秒
よく、何でもアリのデタラメ脚本に難癖をつけると、その切り返しでドキュメンタリーを見ろなどと言うアホを散見するが、下の人もいってる通り、「編集」という人為的な作業が介在する限りは、いかにドキュメンタリーを銘打ってても、それは事実でなく、物語であり、全ては虚構・・つまりはフィクションでしかないのだ。ムーアの映画もこの範疇から漏れることはなく、これは完全な映画である。この映画は簡単に言ってしまうと、保険会社は金は毎月徴収するけど、もし客が病気や怪我をしても、難癖つけて金はびた一文支払わないという話。んで、この詐欺同然の構造で、大儲けするのは製薬会社と天下り先確保の政治家いうお決まりのパターン。まぁ、これはアメリカの話だけど、今の外資系保険会社(アリコ、アメリカンファミリー等)と商売の仕方は同じで、耳障りの良いことで老人達を騙して、金を出させ、いざ病院に通うと決まったら、誰も読まないような小さな条文引っ張ってきて、あなたのケースでは一度に支払える金額がには上限が決まっていて、全額負担は出来ませんと一蹴するのと似てるな。この映画で興味的なのは、いかに自由競争社会とはいえ、現アメリカの保険制度のように、保険金を出し渋り、それを認可した医師にボーナスが入るなどと言う、人の命を切り売りすかのような非人道的な馬鹿げたシステムがまかり通ってしまうのかという点だ。これに対しブッシュや共和党の方々は、国が舵取りをすれば、それすなわち、国家による全体主義→個人の自由の侵害・・・だと言うのだ。なんという三段論法か。まさか、冷戦終結以降の敵を失ったアメリカで、未だに国民を恐怖(思考停止)に陥れるネタとして「共産主義」が有効なことには驚く。個人の健康は、個人が責任を持つといえば聞こえは良いが、いきすぎた個人主義のはてに待つのは利己主義であり、自由の競争の名のもとに人命すら金に変換しうる、今の民主主義にムーアは警鐘を鳴らす。そして民主主義の敵であるハズの、全体主義思想であるキューバ社会主義国家がアメリカよりも優れた医療をどうして持つに至ったかに集約されるのだが・・・。ここでム−アはヒューマニズムを持ち出し、人類、皆兄弟と叫びだすのだ。正直、僕はここで泣いてしまったのだが、それが現状打破に何も繋がらないのも強く感じるので、逃避的な意味合いも強く感じてしまった。医療機関で厚遇を受けるためには増税は必死だし、生活例として出た海外の金持ち家族像もあまりにも一面的すぎて失笑した。もちろん、この映画は勝ち組のお話なので別に問題ないのだが、金の問題をシカトするのはフェアではない。ただ日本でもホリエモンが累進課税制度を撤廃しようとしたり、年金払ってないどころか、税金もろくに払ってない在日が我が政府に保障を要求したりと、金に群がるアリや拝金主義者にモラルや愛をといても無駄ではないか? また帝国主義を続ける以上、企業の儲けは国力に繋がるのだから、移民溢れるアメリカにとって毎年18000人程度の死人はむしろ願ったりなのでは?私なら絶望してさっさと移住するのだが、それでも、なお、アメリカを見捨てずに、洗濯物をもって政府に立ち向かうムーアの愛国心に、私は心から敬服する。※カナダの国籍を取りたいのなら、介護の資格をとり、二年カナダで仕事すれば永住権をとれるので カナダ人と結婚するよか現実的だ。
★★★★★
From: ハゲマルドン(NO MAIL) 8月 26日(日)22時49分31秒
相変わらずのムーア流セミ(?)・ドキュメンタリー。自らの提案に共感させるために、有利な情報は誇張し、不利な情報は見せないというムーア的取捨選択手法は健在。それでもあえて言わせてください。少しでも多くの人にこの作品を見て欲しい。ある時は怒りに唇を震わせ、ある時はシニカルなユーモアに苦笑し、ある時は暖かい涙が頬を伝うだろう。そして何よりも大事な事は、ここで語られてる事に疑いを持ち、自分なりに調べて、それによって得た各々の主張を選挙の投票という形で具体的な行動を起こす事。それがムーアの狙いなのだから。(多少誇張してるにしろ、政府が国民を恐れるフランスという件は、非常に重要なメッセージだ。)銃社会、ブッシュ大統領と、日本には対岸の火事的テーマが続いたムーア作品の中にあって、明日はわが身となり兼ねない本作は、日本でも最も多くの共感を呼ぶんじゃないかな。そしてマイケル・ムーアという人物に対する共感も…。必見です!!